ソシエダが待望のストライカー獲得か?昨季17ゴールのヘタフェFWマジョラル獲得へ…ただヒザの手術で半年プレーしていない状況

2024.07.22 22:55 Mon
ソシエダ加入が迫っているというマジョラル
Getty Images
ソシエダ加入が迫っているというマジョラル
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。今週来日し、ガンバ大阪との試合を戦う。

プレシーズンを過ごしているソシエダだが、今夏3人目の契約選手が到着する可能性があるとのこと。スペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の加入が迫っているという。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。

ストライカーの補強を目指しているソシエダは、予てから獲得を目指していたマジョラル。ヘタフェでプレーするマジョラルの獲得に向け、クラブ間での交渉が進んでいた。
マジョラルは半年前に半月板の手術を受けており、ケガの回復具合も含めて話し合いが行われたとのこと。移籍に向けて前向きな話もできているという。

マジョラルはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、2016年7月にファーストチームに昇格。以降、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマ、ヘタフェと武者修行を続けていた。
2022年8月にヘタフェに完全移籍し、ついにマドリーから離れることに。そのヘタフェでは公式戦87試合で32ゴール4アシストを記録していた。

ラ・リーガで通算165試合43ゴール10アシスト、セリエAでも36試合10ゴールを記録しているマジョラル。ソシエダはスコアラーが欲しい状態が続いており、目をつけたという。

なお、ヘタフェは2000〜2500万ユーロ(約34億1500万〜42億7000万円)を求めていたが、どうやら大幅に減額した見込み。将来の売却時の利益をヘタフェに渡す条項が盛り込まれているとも見られている。

加えて、マジョラルが半年間プレーしていないという事実。昨シーズンは17ゴールを奪ったものの、負傷後はプレーしておらず、どこまで万全の状態かという点も重要なポイントとなりそうだ。

ボルハ・マジョラルの関連記事

「結局、潰し合わないといけないのね」そんな風に私が眉をしかめていたのは月曜日、お昼にあったコパ・デル・レイ準々決勝抽選の結果を知った時のことでした。いやあ、今季はマドリッド勢1部5チーム中、ラージョ以外の4チームが16強対決を勝ち抜き、生き残り8チームの半数を占めるという凄いことになっているんですけどね。それぞれ、外様 2025.01.21 23:30 Tue
「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリー 2024.12.24 23:00 Tue
「どこが首位になってもおかしくない」そんな風に私がリーガの順位表と睨めっこしていたのは木曜日、インターコンチネンタルカップも無事にレアル・マドリーの優勝で終わったことだしと、早めに週末の予定を確認していた時のことでした。いやあ、10月などは不調のドン底で、一時は首位のバルサに勝ち点10差をつけられていたアトレティコだっ 2024.12.20 21:00 Fri
ヘタフェのスペイン人FWボルハ・マジョラルの自宅が火災の被害に遭った。 スペイン『EFE通信』によれば、11日午後2時半ごろにマドリード西部のポスエロ・デ・アラルコンにあるマジョラルの自宅で火災が発生。2階建ての建物の寝室の1つで発生し、当時家の中には誰もおらず、ケガ人はいなかった。 ただ、マジョラルのパー 2024.11.12 22:30 Tue
「もしやクロースよりナチョがいないことを悔やむべきでは?」そんな風に私が考え込んでいたのは各国代表戦週間入りした月曜日、すでにネーションリーグ16強対決の進出が決定しているスペイン代表の11月の合宿スタートが1日遅れに。ラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会本部グラウンドでの公開練習も火曜夕方になったため、ゆっく 2024.11.12 18:30 Tue

ヘタフェの関連記事

「またマドリッド勢にはヒマなミッドウィークがやって来たわね」そんな風に私が独り言ちていたのは月曜日、ミラノに移動するフリック監督のチームの映像をお昼のニュースで見た時のことでした。いやあ、今週もヨーロッパの大会で稼働するのは、火曜にCL準決勝2ndレグがあるバルサ(1stレグ3-3)、木曜にEL準決勝マンチェスター・ユ 2025.05.06 21:00 Tue
レアル・マドリーは23日、ラ・リーガ第33節でヘタフェと対戦し1-0で勝利した。 3日前に行われたアスレティック・ビルバオ戦をバルベルデとの劇的弾で辛勝した2位マドリー(勝ち点69)は、その試合から先発を7人変更。ロドリゴやベリンガム、モドリッチ、リュディガーらに代えてエンドリッキやバルベルデ、アルダ・ギュレル、 2025.04.24 06:45 Thu
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、コパ・クラシコを控えるなかで戦うヘタフェとの自治州ダービーへの思いを語った。 2位のマドリーは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決で1-0の勝利。チャンピオンズリーグ敗退からのバウンスバックを果たした。 そして、今週末に行われるコパ・デル・レイ決勝のバ 2025.04.23 18:15 Wed
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が9日にアウェイで行われ、1-2で逆転負けしたラ・リーガ第27節ヘタフェ戦を振り返った。 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のレアル・マドリー戦狭間の一戦。勝利すればドクターの急死によって今節延期となったバルセロナを交わして首位浮上となる中、主力を起用したアトレ 2025.03.10 12:00 Mon
ラ・リーガ第27節、ヘタフェvsアトレティコ・マドリーが9日にコリセウムで行われ、ホームのヘタフェが2-1で逆転勝利した。 2位のアトレティコは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決にウノセロ勝利。ラ・リーガで重要な勝利を収めた。だが、敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウン 2025.03.10 00:04 Mon

ラ・リーガの関連記事

「あと大変なのは弟分だけね」そんな風に私が呟いていたのは金曜日、慌ただしいミッドウィーク開催36節がバルサのリーガ優勝で終わった翌朝のことでした。いやあ、もちろん、水曜のサンティアゴ・ベルナベウでマジョルカ相手に意地で勝利を挙げた甲斐もなく、翌日にはクラシコ(伝統の一戦)で勝ち点差を7にした宿敵がエスパニョールに0-2 2025.05.17 21:00 Sat
レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの 2025.05.17 20:00 Sat
レアル・マドリーのスペイン代表DFラウール・アセンシオが、女性の性的動画を違法に共有した疑いで刑事訴追を受けている中、ついに口を開いた。 問題の事件は2023年6月15日に発生。いずれもマドリーのアカデミー出身者のアセンシオ、フェラン・ルイス(ジローナ)、フアン・ロドリゲス(タラソナ)、アンドレス・ガルシア(アル 2025.05.16 23:40 Fri
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がハンジ・フリック監督の契約延長に改めて言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦。同じ街のライバルであるエスパニョールとのダービーでは勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それで 2025.05.16 20:20 Fri
バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、リーグ制覇を喜んだ。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半ア 2025.05.16 15:25 Fri

記事をさがす

ボルハ・マジョラルの人気記事ランキング

1

「11」を奪われたベイルの新背番号は「18」に決定、セバージョス&ウーデゴールは番号与えられず

プレシーズンでは背番号「50」を背負い、注目を集めていたレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、新たな背番号が決定したようだ。 2013年夏にトッテナムからマドリーへと加入したベイル。これまでは背番号「11」を背負ってプレーしていた。しかし、2020-21シーズンは古巣のトッテナムに7年ぶりにレンタル移籍で復帰。その間、自身の背番号「11」は奪われ、スペイン代表FWマルコ・アセンシオが着用していた。 トッテナムはベイルの買い取りを行わず、今シーズンはマドリーへと復帰したベイル。しかし、自身がつけていた「11」はアセンシオのものとなっており、付ける番号を失っていた。 プレシーズンマッチにも出場していたベイルだが、その背中には「50」の番号が。しかし、ラ・リーガの規定ではファーストチーム登録の選手は1番から25番の背番号を着用することが義務付けられており、リザーブチームやユースチーム登録にならない限り、それ以上大きな番号を背負うことができない。 そのため、ベイルが一体何番になるのか、それとも番号を与えられない可能性もあるのかと話題となったが、開幕を前にマドリーは選手の新たな背番号を発表した。 渦中のベイルは「18」に決定。昨シーズンはフランクフルトへとレンタル移籍を果たしていたセルビア代表FWルカ・ヨビッチが背負っていた番号だ。 そのヨビッチは、「16」に変更。昨季途中からローマへレンタル移籍中のボルハ・マジョラルが付けていた番号だ。その他、FWロドリゴ・ゴエスが「25」から「21」に変更となっている。 また、アーセナルへのレンタル移籍から復帰しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョス、グラナダへのレンタル移籍から復帰したスペイン代表DFヘスス・バジェホに関しては、背番号が与えられておらず、ラ・リーガの登録メンバーに入っていない状況だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ開幕に向けたレアル最後のトレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIwS1dmSG93VCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.08.14 17:30 Sat
2

ソシエダが待望のストライカー獲得か?昨季17ゴールのヘタフェFWマジョラル獲得へ…ただヒザの手術で半年プレーしていない状況

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。今週来日し、ガンバ大阪との試合を戦う。 プレシーズンを過ごしているソシエダだが、今夏3人目の契約選手が到着する可能性があるとのこと。スペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の加入が迫っているという。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。 ストライカーの補強を目指しているソシエダは、予てから獲得を目指していたマジョラル。ヘタフェでプレーするマジョラルの獲得に向け、クラブ間での交渉が進んでいた。 マジョラルは半年前に半月板の手術を受けており、ケガの回復具合も含めて話し合いが行われたとのこと。移籍に向けて前向きな話もできているという。 マジョラルはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、2016年7月にファーストチームに昇格。以降、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマ、ヘタフェと武者修行を続けていた。 2022年8月にヘタフェに完全移籍し、ついにマドリーから離れることに。そのヘタフェでは公式戦87試合で32ゴール4アシストを記録していた。 ラ・リーガで通算165試合43ゴール10アシスト、セリエAでも36試合10ゴールを記録しているマジョラル。ソシエダはスコアラーが欲しい状態が続いており、目をつけたという。 なお、ヘタフェは2000〜2500万ユーロ(約34億1500万〜42億7000万円)を求めていたが、どうやら大幅に減額した見込み。将来の売却時の利益をヘタフェに渡す条項が盛り込まれているとも見られている。 加えて、マジョラルが半年間プレーしていないという事実。昨シーズンは17ゴールを奪ったものの、負傷後はプレーしておらず、どこまで万全の状態かという点も重要なポイントとなりそうだ。 2024.07.22 22:55 Mon
3

ヘタフェがレアルFWマジョラルの完全移籍獲得で合意、5年契約

ヘタフェは1日、レアル・マドリーのスペイン人FWボルハ・マジョラル(25)の完全移籍加入で合意に達したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの5年間となるとのことだ。4日に正式発表されるという。 マジョラルはマドリーの下部組織出身。2016年7月にファーストチームに昇格すると、そのままヴォルフスブルクへとレンタル移籍。その後もレバンテ、ローマへのレンタル移籍を経験。2022年1月からはヘタフェにレンタル移籍していた。 ヘタフェでは2021-22シーズンのラ・リーガで18試合に出場し6ゴール1アシストを記録していた。 マドリーでは公式戦通算33試合で7ゴール4アシストを記録していた。 2022.08.01 21:12 Mon
4

バルセロナの10代コンビらスペイン代表候補29名が発表! 指揮官はケガなどのリスクを考慮し期限までに熟考へ 【ユーロ2024】

スペインサッカー連盟(RFEF)は27日、ユーロ2024に臨むスペイン代表メンバー候補29名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、本大会の登録メンバー26名よりも多い29名を招集。3名がこのリストからは漏れることとなる。 GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)やDFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ)、MFロドリ(マンチェスター・シティ)、FWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)など、順当に主軸が選ばれた. また、17歳のDFパウ・クバルシ、 21歳のMFフェルミン・ロペス、16歳のFWラミン・ヤマルとバルセロナの若手らも招集。フェルミン・ロペスとFWアジョセ・ペレス(レアル・ベティス)は初招集となった 加えて、招集も期待されたMFイスコ(レアル・ベティス)は負傷。その他にも、MFガビ(バルセロナ)、DFホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)、FWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)らもケガにより招集できず。一方で、FWマルコ・アセンシオ(パリ・サンジェルマン)は選外となった。 デ・ラ・フエンテ監督は29名の招集について説明。「チャンピオンズリーグの決勝戦や練習中に問題を引き起こす可能性のあるあらゆる挫折を防ぐためだ」とコメント。「誰もが同じ選択肢を持っている。リスクを最小限に抑えるつもりだ。我々には非常に多才な選手がいる」と、問題が起きてから突然入れ替えるのではなく、最初に予備メンバーを呼んでおく方針であると明かした。 また「レギュレーションが与えてくれる可能性を活用しなければならない。締め切りは7日だが、残炎ながらケガ人が出てしまうかもしれない」とし、「リスクを最小限に抑えたい。限界まで待つつもりだ」と、期限ギリギリまで選手の状態を見極めるとした。 スペインはグループBに入っており、クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居している。今回発表されたスペイン代表候補メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表候補メンバー29名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ヘスス・ナバス(セビージャ) アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) パウ・クバルシ(バルセロナ) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー) ペドリ(バルセロナ) アレイシ・ガルシア(ジローナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) ホセル(レアル・マドリー) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) フェラン・トーレス(バルセロナ) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) <span class="paragraph-title">【動画】スペイン代表がユーロ予選で決めた全ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><a href="https://twitter.com/hashtag/VamosEspa%C3%B1a?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#VamosEspaña</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/APorLaCuarta?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#APorLaCuarta</a> <a href="https://t.co/qLsqbuGcqg">pic.twitter.com/qLsqbuGcqg</a></p>&mdash; Selección Española Masculina de Fútbol (@SEFutbol) <a href="https://twitter.com/SEFutbol/status/1795025640241926403?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.27 18:55 Mon
5

コパがなくてもCLのある兄貴分たちは辛い…/原ゆみこのマドリッド

「結局、潰し合わないといけないのね」そんな風に私が眉をしかめていたのは月曜日、お昼にあったコパ・デル・レイ準々決勝抽選の結果を知った時のことでした。いやあ、今季はマドリッド勢1部5チーム中、ラージョ以外の4チームが16強対決を勝ち抜き、生き残り8チームの半数を占めるという凄いことになっているんですけどね。それぞれ、外様と組み合わさって、準決勝はオールマドリッド勢という淡い夢も見ていたものの、当然ながら、現実はシビア。真逆の兄弟分ダービー2カードとなったとなれば、下手したら、準決勝で全滅する危険性もある? ちなみにマドリッドで行われる2試合は2月4日(火)のメトロポリターノでのアトレティコvsヘタフェ戦と5日(水)のブタルケでのレガネスvsレアル・マドリー戦で、ええ、レガネスは2017-18シーズンに2試合制の準々決勝、サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグでジダン監督率いるチームに逆転勝ち抜けしたpepinazo(ペピナソ)の前例があるんですが、それ以外の3回の対戦では全て敗退。今季のリーガ前半もホームで0-3と負けているため、あまり多くを望んでもいけないんですが、先週末にはもう1つの兄貴分、アトレティコにも勝っていましたからね。 しかも準々決勝前2週間のミッドウィーク、弟分たちは試合なし。兄貴分たちはCLリーグフェーズのラスト2試合が入っているため、昨今、アトレティコにほとんど勝っていない上、アルバロ・ロドリゲスとディエゴ・リコが出場停止になるヘタフェにしても、決してチャンスがない訳ではないような。その一方で残る組み合わせはレアル・ソシエダvsオサスナの北国対決、バレンシアvsバルサの地中海沿岸対決と、あくまで決勝はスペインの別地方同士の対戦になるように仕組まれているような気がしないでもないんですけどね。アスレティックとマジョルカだった昨季とは違い、今季は4月26日のカルトゥーハでの大一番にマドリッドのチームが絡めるといいですよね。 まあ、そんなことはともかく、先週末のリーガを振り返っていくことにすると、マドリッドでの20節は土曜にレガネスがアトレティコをブタルケに迎えて始まったんですが、うーん、シメオネ監督のチームがクラブ新記録の15連勝中だったこともあって、私もすっかり失念していたんですよね。そう、実は昨年最後の試合でアトレティコが逆転勝ちする直前、レガネスもモンジュイックで当時、まだ首位だったバルサを0-1と撃破。それもあっての首位入れ替えに繋がったんですが、ボルハ・ヒメネス監督のチームは先週ミッドウィークもコパで2部首位のアルメリアを倒して、首位キラーを拝命していたってことを。 前半はフリアン・アルバレス、グリーズマン、そしてオフサイドだったものの、ギャラガーのヘッドも枠に阻まれたアトレティコは0-0で折り返したんですが、何と後半4分、ラバの蹴ったCKを、バリオスのマークを逃れたナスタシッチが先制ゴールに。バルサ戦ではそれこそ、前半4分にセルヒオ・ゴンサレスが奪った1点を最後まで守り切った彼らとなれば、「El gol a ellos les dio esa fuerza para seguir trabajando defensivamente/エル・ゴル・ア・エジョス・レス・ディオ・エサ・フエルサ・パラ・セギール・トラバハンドー(ゴールが彼らに働き続ける力を与えた)」(シメオネ監督)のは当然だった? とはいえ、最近は負けていても焦らず、静観していれば、土壇場に逆転していたアトレティコだったため、ええ、この日も43分には振り返りVAR(ビデオ審判)モニター判定があり、レガネスのゴール前でハイボールをル・ノルマンとセルヒオ・ゴンサレスが争った際、後者の腕にボールが当たっていたことが発覚。PKをもらった彼らだったんですけどね。まさかの悪い癖が出て、グリーズマンが外してしまい、同点には至らず。そのまま1-0で負けてしまったんですが、もしやこれ、コパのエルチェ戦で負傷したセルロートが途中出場でヘルプに出られなかった影響もあった? うーん、15試合ぶりに敗者の弁を担当することになったGKオブラクも「Lo más fácil es hablar que hemos estado fatal, pero en verdad no.../ロ・マス・ファシル・エス・アブラル・ケ・エモス・エスタードー・ファタル、ペロ・エン・ベルダッド・ノー(一番簡単なのは、ウチは最悪だったと言うことだけど、実際のところ、そうじゃなかったから…)」と不思議そうにしていましたしね。要は久々に撃っても撃っても入らない日に当たったってことなんでしょうが、気をつけてほしいのは、シメオネ監督も「Ahí nos faltó la altura de Sorloth para generar vértigo/アイー・ノス・ファルトー・ラ・アルトゥーラ・デ・ソルロートパラ・ヘネラル・ベルティゴ(混乱を起こすためのセルロートの高さがウチには欠けていた)」と認めながら、クロスばかり放り込んでいた後半の不毛な攻撃方法。 何せ、もうすぐそこに迫っている火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのCLレバークーゼン戦にもセルロートは出られませんからね。連勝記録が15で途切れてしまったことや、翌日にはお隣さんにリーガ首位を奪われてしまったことなどはさっさと忘れて、現在、11位。それでも決勝トーナメント16強対決直接進出ができる8位以上とたったの勝ち点1差という状況を何とかすべく、メトロポリターノにシャビ・アロンソ監督のチームを迎える試合では地に足をつけたプレーをして、必勝を目指してもらいたいものですが…相手はCL4位、ブンデスリーガ2位と今季も決して弱くはないんですよね。 そして土曜はブタルケからメトロスール(地下鉄南部線)のフリアン・ベステイロ駅まで20分歩いて、3駅先のロス・エスパルタレス駅で下車。コリセウムでのバルサ戦を梯子した私だったんですが、こちらでも弟分チームの根性を見せつけられることになるとは!ええ、この日はまたボランチのウチェがCFと、ゴールはあまり期待できない布陣でスタートしたヘタフェだったんですが、悪いことに前半10分には頼りのGKダビド・ソリアがミス。クンデのシュートを一旦は止めながら、ボールを掴めないでいるうちに再び同選手に蹴られ、早々に先制点を奪われてしまったいから、さあ大変! その後もずっとボールを相手に握られていたため、ファンも絶望的な想いで眺めていたんですが、大丈夫。そこはお隣さんがバルサに勝っていたのと、兄貴分のアトレティコにまで土を付けたのに触発されたか、34分にはカンテラーノのコバの撃ったシュートをGKイニャキ・ペナが弾いたボールに詰めたアランバリが同点ゴールをゲット。1-1で折り返した後半は、うーん、再開2分にシュートを放ったアランバリが負傷して、彼と交代したジェジュがピッチに入ってすぐ、ガビを「Submormal/スブノルマル(低能)」と呼んで、「Quién eres tú? Eres malísimo/キエン・エレス・トゥ?エレス・マリシモ(お前は誰だ?超下手くそ)」と返される20才同士の言い争いに発展。イエロカードをもらってしまってねえ。 おかげで20分にカルレス・ペレスとアルバロ・ロドリゲスをピッチに入れる際、アレニャと共に、「Es un jugador impetuoso/エス・ウン・フガドール・インペトゥオーソ(彼は衝動的な選手)」だからと、退場を恐れたボルダラス監督に代えられてしまったりもしていたんですが、この日のバルサはジャマルやラフィーニャが冴えていなかったのが幸い。最後は9人になったコパのポンテベドラ(RFEF2部/実質4部)戦より、ちょっとだけマシな22%のポゼッションで、シュートなど26本(うち枠内5本)も撃たれていたヘタフェでしたが、そのまま引分けてしまったとなれば、さすがここ5年間、コリセウムでバルサに勝利を許していないだけはある? いえまあ、リーガではここ8試合で勝ち点6しか稼げていないフリック監督のチームではあるんですけどね。降格圏と勝ち点1差しかないヘタフェにとっては有難いポイントでしたし、何より、せっかく2試合連続得点して、復活したようだったエースのボルハ・マジョラルがこの日はまた、ヒザの違和感でプレーできず。1月もどんどん残り少なくなっていくというのに、FW補強の話も聞こえてきませんし、週末日曜のレアル・ソシエダ戦もまた綱渡りの状態が続くとなれば…ちなみにお隣さんのレガネスも日曜はアスレティック戦で、どちらも木曜にELがあるチームと当たるのはちょっと、ツイているかもしれません。 そして翌日曜はサンティアゴ・ベルナベウにマドリーがラス・パルマスを迎えたんですが、せっかく早々にアトレティコから首位を奪うチャンスが来た彼らだというのに、開始28秒にはサンドロのクロスをファビオ・シウバにゴール前から決められて、リードを奪われているんですから、ビックリしたの何のって。でもねえ、逆にこれが火をつけてしまったか、普段はあまり前半から得点することのない彼らだったんですけどね。もう18分には、出場停止2試合のビニシウスに代わり、左サイドに入っていたロドリゴがエリア内でサンドロに倒されてPKを獲得。 どうやらCLリバプール戦、アスレティック戦での連続PK失敗から完全に立ち直ったようなエムバペがしっかり決めて、同点に追いつくと、33分にも彼はエリア外から強烈なシュートを放ちます。これはGKシレッセンに弾かれてしまったものの、こぼれ球をルーカス・バスケスが拾い、ゴール前反対サイドにいたブライムに送って、さっさとマドリーは逆転することに。その3分後にも今度はロドリゴのラストパスをエムバペが決めて、3点目が入ったとなれば、42分、再度の彼のゴールがVARモニター判定でオフサイドにされたって、別に痛くも痒くもない? そんな感じで前半だけでシュート15本(うち枠内9本)と撃ちまくりだったマドリーなんですが、先日のコパ、セルタ戦での延長戦5-2勝利から続くgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)にすっかり、スペイン・スーパーカップ決勝でバルサにボコボコにされたのを忘れてしまったベルナベウのファンは後半も3本のゴールを楽しむことに。いえ、13分に今度はエムバペ、フラン・ガルシアと繋ぎ、最後はロドリゴが決めた4点目以外は残念ながら、後半頭から出場したベニトがルーカス・バスケスを蹴って、レッド退場になった後の29分、FKから決めたベリンガムも、41分にバルベルデが対角線上に撃ち込んだgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)もオフサイドで認められなかったんですけどね。 スコアが4-1と余裕だったのもあり、31分にはヒザの靭帯断裂から399日目にして、とうとう復活を遂げたアラバがピッチに入り、スタンドから温かい拍手を浴びることもできましたし、終盤にはカンテラーノのチェマとロレンソもトップチームデビュー。それには、この日はモドリッチも累積警告で出場停止、カマビンガはセルタ戦で負傷、チュアメニも試合当日、痛みを訴えて休場と選手の頭数が少なかったせいもあるんですけどね。アンチェロッティ監督も「Es un gran delantero que se encuentra muy bien en el centro, más que en la banda/エス・ウン・グラン・デランテーロ・ケ・セ・エンクエントラ・ムイ・ビエン・エン・エル・セントロ、マス・ケ・エン・ラ・バンダ(サイドより、センターでいい感じの偉大なFWだ)」と褒めていたエムバペがいつもこの調子なら、水曜午後9時からのCLザルツブルク戦もまったく恐れることはないかと。 ただ現在、勝ち点9しかなく、20位にいる彼らは、ええ、16強直接進出8位までの間にいる11チームもあと2節で上積みのチャンスがありますからね。たとえ、最終節のブレスト戦と合わせ、2連勝しても、プレーオフに回る可能性が高いんですが、そうなると、2月もコパ準々決勝と準決勝1stレグに挟まれた2週間が埋まり、年明けからずっと週2試合ペースが続くことに。ザルツブルク戦にはビニシウスとモドリッチが戻って来るとはいえ、どうやら、この先もアンチェロッティ監督はローテーションで大いに頭を悩ますことになりそうです。 そして日曜の続く時間帯でプレーしたのがラージョで、いえ、丁度、私が近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に辿り着いた時には前半19分にカメージョが、昨年のオリンピック決勝で奥義を極めた1対1でGKセルヒオ・エレーラをvaselina(バセリーナ/ループシュート)で破り、0-1とリードしていたんですけどね。残念ながら、後半14分にはラウール・ガルシアのヘッドで同点にされ、そのまま1-1でオサスナと分けてしまうことに。 まあ、イニゴ・ペレス監督のチームは降格圏と勝ち点7差の9位と、比較的落ち着いたところにいるため、アウェイでは勝ち点1ゲットで御の字といったところでしょうが、もうこちらはコパもなく、目指すはリーガでなるたけ高い位置で終わることオンリー。それだけに日曜午後2時のデーゲームでエスタディオ・バジェカスにジローナを迎える試合ではしっかり勝って、ホームのファンを喜ばせてあげられるといいのですが…まさにこのところ、真冬の寒さが到来中のマドリッド。夜じゃない試合があるのって、本当に嬉しいですよね。 2025.01.21 23:30 Tue

ヘタフェの人気記事ランキング

1

チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon
2

スタッド・ランス、ヘタフェから若手MFパトリックを獲得!今冬3人目の加入

スタッド・ランスは15日、ヘタフェからスペイン人MFジョン・パトリック(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』は2029年6月30日までと伝えている。 アイルランドとの二重国籍を持つセントラルMFのパトリックは、9歳でレアル・マドリードのカンテラに入団。その後、カニージャスやアルコベンダスの下部組織を経て、2018年にヘタフェの下部組織に移籍。 レバンテ戦で2020年12月にクラブ史上最年少の17歳42日でトップチームデビューを飾ったが、トップ昇格には至っておらず、今季もヘタフェBに在籍しながら、ラ・リーガ4試合、コパ・デル・レイ2試合に出場していた。 パトリックは、日本代表DF関根大輝(22)、U-21フランス代表MFヴァランタン・アタンガナ(19)に続いて、今冬3人目の補強となる。 2025.01.16 10:40 Thu
3

審判から「人種差別を受けている」と訴えた選手、クラブの会長は公然と選手を批判「理解していないなら話すべきではない」

人種差別であると訴えた選手を公然と非難したクラブの会長がいる。 ラ・リーガでは選手に対する人種差別が後を経たず、特にレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは何度も被害に遭っていることは知られたところだろう。 そんな中、ヘタフェのMFクリサントゥス・ウチェが審判団が自身に対して不利な判定をしていると感じているとコメント。『ESPN』を通じて、主審の判定の基準に疑問を投げかけた。 「最初の2、3試合で審判が本当に酷いことを自分の目で見てきた」 「彼らは私を蹴り、審判はただ立ち上がれというだけだった。いや、それはファウルだし、笛を吹かなければいけない」 「しかし、相手が蹴られた時には審判はただそれを吹く。とても痛いのに、何もできない。審判はなんでもできる権限を持っており、僕は何もできない」 「それを止めなければいけないと思う。僕は倒れるだろうし、彼らは僕を蹴るだろう。審判の前で倒れるけど、何もしないだろう。それは良いことではない」 「人種差別は良くないことだ。やめなければならない。人は皆同じであり、平等だ」 メディアを通じて、審判団の判断基準に違和感を覚え、人種差別をされていると語ったウチェ。しかし、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、スペイン『COPE』の「El Partidazo」でウチェの発言を批判した。 「彼は完全に間違いを犯した。到着したばかりの若者に尋ねるのには適切な質問でないという事実は、審判員や他の誰かを悪くいうことを正当化するものではない」 「私はインタビューの全編を見ていないので、彼と話をするつもりだ。正当化するつもりはないが、スペイン語を話さず、目の前にマイクを置いている記者の方が責任が大きいように私には思える」 「(スペインサッカー連盟の懲戒)委員会が理解してくれることを願う。その場にはいなかったが、それを聞いていた広報の責任者や、1カ月半前に加入したばかりの少年にその質問をした記者たちも同罪だ。だからといって彼が誰かの悪口を言うことを正当化するものではない」 ウチェは今年7月に下部リーグのセウタからヘタフェに加入。ラ・リーガで7試合に出場し1ゴールを記録しており、チームの主軸に早くもなっている。ただ、公に批判することは良くないとし、このインタビューを行ったこと自体を問題視した。 一方で、ウチェはスタジアムでも問題となっているサポーターからの人種差別の被害についても語った。 「一部のファンは『クソ黒人』と呼ぶんだろう。『黒人はああだ、こうだ』という。それは良くないことだ」 ただ、この発言についてもトーレス会長は批判。「理解していないなら、どうしてそういうことを言うのだろうか?話すべきではない。ここに来て、1、2年経ってスペイン語が理解できるようになれば、言いたいことを言えるはずだ」と、ウチェを批判した。 ナイジェリア人であるウチェは、2022年7月からスペインでプレー。およそ2年は過ごしており、全くスペイン語が理解できないということでもないだろう。どの程度の理解があるかは不明だが、選手の差別の訴えを批判した会長の態度はどうなのか。守ってあげても良いとは思うが、「彼は何も話さないべきだ」と発言を控えることが対処法だと語っている。 2024.09.26 23:05 Thu
4

ナポリ、ヘタフェからウルグアイ代表DFマティアス・オリベラをレンタルで獲得

ナポリは26日、ヘタフェのウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(24)をレンタル移籍で獲得した。 マティアス・オリベラは、母国の名門ナシオナルの下部組織出身。しかし、トップチームでの出場は2試合のみで、2017年夏にヘタフェに完全移籍した。 だが、ヘタフェでもなかなか出場機会に恵まれず、翌シーズンはラ・リーガ2部のアルバセテへレンタル。ここでポジションを掴むと、シーズン後半はヘタフェに復帰し、左サイドでレギュラーの座を射止めた。 以降は不動の左サイドバックとして君臨。今季はラ・リーガ33試合に出場し1ゴール3アシストを記録。また、今年1月に行われたカタール・ワールドカップ南米予選のパラグアイ戦で、ウルグアイ代表デビューを果たすと、これまで3キャップを記録している。 なお、ナポリでは左サイドバックのDFファウジ・グラムのラツィオ行きが噂されており、その後釜としてマティアス・オリベラの獲得に動いていた。 2022.05.27 06:30 Fri
5

カディス、前節ヘタフェ戦の乱闘でチーム関係者4名に合計17試合の出場停止

カディスは前節のヘタフェ戦における試合終了直後の乱闘によってチーム関係者4名に合計17試合の出場停止処分が科されることになった。スペイン『アス』が伝えている。 今月10日に行われたラ・リーガ第25節のカディスとヘタフェの残留争いは、試合最終盤にヘタフェFWエネス・ウナルが決めたPKによって2-2のドローに終わった。 ラストプレーで決まった同点ゴール直後に試合終了のホイッスルが吹かれた中、カディスのDFイサ・カルセレンは相手DFフアン・イグレシアスの後頭部を殴打し、その場面を直接見ていたエルナンデス・エルナンデス主審がレッドカードを掲示。 この暴力行為をきっかけに両チームが入り乱れる乱闘に発展すると、両チームの一部選手はドレッシングルームに戻った際にも再び衝突。また、審判団の判定に不満を示したGKヘレミアス・レデスマは、罵声を浴びせると共にチームメイトを突き飛ばす形で審判にダメージを与える暴力行為に及んでいたようだ。 そして、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は審判団からのレポートを元にカディスのチーム関係者4名に対して、合計17試合のサスペンション、クラブに対して1500ユーロ(約21万円)の罰金を科した。 サスペンションの内訳はイサ・カルセレンに3試合、レデスマに4試合、アシスタントコーチのディエゴ・リベラ氏に4試合、GKコーチのロロ・ボカルド氏に6試合となっている。 なお、カディスは審判団のレポートと実際に起こった出来事に相違があることを示す映像証拠があるとして、異議申し立てを行う模様だ。 2023.03.16 05:30 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly