ソシエダが待望のストライカー獲得か?昨季17ゴールのヘタフェFWマジョラル獲得へ…ただヒザの手術で半年プレーしていない状況
2024.07.22 22:55 Mon
ソシエダ加入が迫っているというマジョラル
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。今週来日し、ガンバ大阪との試合を戦う。
プレシーズンを過ごしているソシエダだが、今夏3人目の契約選手が到着する可能性があるとのこと。スペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の加入が迫っているという。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。
ストライカーの補強を目指しているソシエダは、予てから獲得を目指していたマジョラル。ヘタフェでプレーするマジョラルの獲得に向け、クラブ間での交渉が進んでいた。
マジョラルは半年前に半月板の手術を受けており、ケガの回復具合も含めて話し合いが行われたとのこと。移籍に向けて前向きな話もできているという。
マジョラルはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、2016年7月にファーストチームに昇格。以降、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマ、ヘタフェと武者修行を続けていた。
ラ・リーガで通算165試合43ゴール10アシスト、セリエAでも36試合10ゴールを記録しているマジョラル。ソシエダはスコアラーが欲しい状態が続いており、目をつけたという。
なお、ヘタフェは2000〜2500万ユーロ(約34億1500万〜42億7000万円)を求めていたが、どうやら大幅に減額した見込み。将来の売却時の利益をヘタフェに渡す条項が盛り込まれているとも見られている。
加えて、マジョラルが半年間プレーしていないという事実。昨シーズンは17ゴールを奪ったものの、負傷後はプレーしておらず、どこまで万全の状態かという点も重要なポイントとなりそうだ。
プレシーズンを過ごしているソシエダだが、今夏3人目の契約選手が到着する可能性があるとのこと。スペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の加入が迫っているという。スペイン『Noticias de Gipuzkoa』が伝えた。
ストライカーの補強を目指しているソシエダは、予てから獲得を目指していたマジョラル。ヘタフェでプレーするマジョラルの獲得に向け、クラブ間での交渉が進んでいた。
マジョラルはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、2016年7月にファーストチームに昇格。以降、ヴォルフスブルク、レバンテ、ローマ、ヘタフェと武者修行を続けていた。
2022年8月にヘタフェに完全移籍し、ついにマドリーから離れることに。そのヘタフェでは公式戦87試合で32ゴール4アシストを記録していた。
ラ・リーガで通算165試合43ゴール10アシスト、セリエAでも36試合10ゴールを記録しているマジョラル。ソシエダはスコアラーが欲しい状態が続いており、目をつけたという。
なお、ヘタフェは2000〜2500万ユーロ(約34億1500万〜42億7000万円)を求めていたが、どうやら大幅に減額した見込み。将来の売却時の利益をヘタフェに渡す条項が盛り込まれているとも見られている。
加えて、マジョラルが半年間プレーしていないという事実。昨シーズンは17ゴールを奪ったものの、負傷後はプレーしておらず、どこまで万全の状態かという点も重要なポイントとなりそうだ。
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「非常にコントロールができた」CLリバプール戦からバウンスバックのレアル、アンチェロッティ監督は負傷者続出の中での戦いに「我々はそこで戦う」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ヘタフェ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、ラ・リーガ第15節でマドリーはホームにヘタフェを迎えた。 11月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦ではアウェイで2-0と完敗。立ち直りたい中、30分にPKを獲得するとジュード・ベリンガムが決めて先制。さらに38分にはキリアン・ムバッペがリーグ戦2試合連続ゴールを記録し、2-0で勝利を収めた。 バルセロナが敗れたこともあり、1試合未消化ながら勝ち点差「1」に迫ったマドリー。負傷者が続出する中でハードな日程をこなしながらも、しっかりと結果を残せたことをアンチェロッティ監督は称えた。 「チームが集中していて、バランスが取れていて、良い姿勢を保っていることがよくわかる。非常にコントロールができた試合で、見事に勝利を収めた」 「75分以降にスランプに陥ることは普通のことだ。なぜなら我々は何度か直接対決をしているし、水曜日の夜にプレーし、木曜日の朝6時に到着したこともあった」 「多くの困難や多くの負傷者にも関わらず、我々はそこにいて戦っている。自分たちの姿勢、集中力、精神力を取り戻したという自信がついた。少しずつ問題を解決していくが、それまでの間、我々はそこで戦っている」 <span class="paragraph-title">【動画】ベリンガム&ムバッペの共演でレアルがヘタフェに勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5YcUCFcO4-U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.02 09:55 Mon4
G・シメオネのドブレーテなど大量5発でヘタフェを下したアトレティコが2年連続のベスト4進出!【コパ・デル・レイ】
アトレティコ・マドリーは4日、コパ・デル・レイ準々決勝でヘタフェとホームで対戦し、5-0で勝利した。 ラウンド16でセグンダ(スペイン2部)のエルチェに快勝したアトレティコは、直近のマジョルカ戦からスタメンを6人変更。セルロートやバリオス、M・ジョレンテ、GKオブラクらに代えてグリーズマンやデ・パウル、ヒメネス、GKムッソらをスタメンで起用した。 公式戦6試合無敗中のヘタフェに対し、アトレティコは開始早々にスコアを動かす。8分、リーノのパスから左サイド深くまで駆け上がったハビ・ガランのクロスをG・シメオネがヘディングで流し込んだ。 先制したアトレティコは、17分にも自陣でのパスカットからロングカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がったアルバレスのサイドチェンジをボックス右手前で受けたデ・パウルが落とすと、ボックス中央に走り込んだG・シメオネがダイレクトシュートをゴール右下に沈めた。 早い時間にリードを広げて主導権を握ったアトレティコは、その後も攻勢を続ける。すると42分、G・シメオネの右クロスをペナルティアーク内の19が繋ぐと、ボックス左でボールを受けたリーノがシュートフェイントでDFをかわし、ゴール右隅へシュートを流し込んだ。 ハーフタイムに3枚替えを敢行したヘタフェに対し、アトレティコは後半も開始早々にチャンスを作る。49分、アルバレスのパスでボックス左に抜け出したハビ・ガランの折り返しをG・シメオネがワンタッチシュートを沈めたが、これはハビ・ガランの抜け出しがオフサイドの判定でノーゴールの判定に。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アトレティコは78分にボックス右手前でボールを受けたアンヘル・コレアがグラウンダーのミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、試合を決定づける4点目を奪うと86分にもショートカウンターからセルロートがゴールネットを揺らした。 結局、試合はそのまま5-0でタイムアップ。ヘタフェに圧勝したアトレティコは2大会連続のベスト4進出を決めた。 アトレティコ 5-0 ヘタフェ 【アトレティコ】 ジュリアーノ・シメオネ(前8) ジュリアーノ・シメオネ(前17) サムエウ・リーノ(前42) アンヘル・コレア(後33) アレクサンダー・セルロート(後41) 2025.02.05 08:30 Wed5