「生歌じゃん!」「初めて聞いた」ザルツブルク加入の川村拓夢に洗礼!? 無茶振りの歌を要求されて選んだ曲は…「楽しそうでよかった」
2024.07.15 20:25 Mon
今夏サンフレッチェ広島からレッドブル・ザルツブルクに加入した日本代表MF川村拓夢。早速洗礼を浴びているようだ。広島の下部組織育ちの川村は愛媛FCでの武者修行で成長。広島に復帰後はポジションを掴むと、日本代表にも選出されていた。
今夏ザルツブルクへと移籍しヨーロッパに挑戦。ペピン・リンダース監督からも賛辞を受けていたが、トレーニング中に負傷。左ヒザ内側じん帯断裂で全治3カ月と診断を受けてしまった。
ケガでヨーロッパのキャリアをスタートすることとなった川村だが、新たな試練を受けることとなった。
クラブの公式X(旧ツイッター/@RedBullSalzburg)が1本の動画をアップ。トレーニング後のケアを受けているところを突撃された川村は、「何か歌って」と無茶振りを受けることとなった。
ファンは「生歌じゃん!」、「雰囲気いいなぁ〜」、「素晴らしいチームだ」、「初めて聞いた」、「チームに馴染めてそう」、「日本だったら歌ってないだろ!」、「楽しそうでよかった」とコメントが集まっている。
これまでにも日本代表MF久保建英がビジャレアル加入時に『ドラえもんのうた』を歌うなどしており、日本人選手の最初の洗礼とも言えそうだ。
今夏ザルツブルクへと移籍しヨーロッパに挑戦。ペピン・リンダース監督からも賛辞を受けていたが、トレーニング中に負傷。左ヒザ内側じん帯断裂で全治3カ月と診断を受けてしまった。
クラブの公式X(旧ツイッター/@RedBullSalzburg)が1本の動画をアップ。トレーニング後のケアを受けているところを突撃された川村は、「何か歌って」と無茶振りを受けることとなった。
川村は「なんか歌って?」と困惑しながらも歌い出すことに。桑田佳祐さんの『いつか晴れるかな』をチョイス。見事に熱唱してみせた。
ファンは「生歌じゃん!」、「雰囲気いいなぁ〜」、「素晴らしいチームだ」、「初めて聞いた」、「チームに馴染めてそう」、「日本だったら歌ってないだろ!」、「楽しそうでよかった」とコメントが集まっている。
これまでにも日本代表MF久保建英がビジャレアル加入時に『ドラえもんのうた』を歌うなどしており、日本人選手の最初の洗礼とも言えそうだ。
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ミランが中盤を拡充へ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 先日のミラノダービー勝利により、パウロ・フォンセカ監督の首がつながったミラン。指揮官は従来の[4-2-3-1]ではなく、[4-4-2]を採用し、これがひとつ成果をもたらした格好だ。 それ故かはわからぬが、表題の通り、ミランは2025年1月の移籍市場を念頭に、セントラルハーフに照準を定めている模様。 候補は、“お得意様”チェルシーで出番が限られる元U-21イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ(20)、夏から噂に上がるレアル・ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(23)、インテルの関心が伝えられたこともあるザルツブルクのフランス人MFリュカ・グルナ=ドゥアト(21)だという。 チュクエメカについては、選手本人がレンタルも含めた1月の移籍を考えているとのこと。カルドーソは欧州2番目となるクラブへのステップアップを目指し、ドゥアトもクラブがクラブだけに移籍の野心を隠す必要はない。 ミラン既存の中盤に目を向ければ、依然として売却候補のアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)が、右ふくらはぎの手術で4カ月アウト。今後スカッドの中心に戻ってくるイメージが湧くミラニスタはほとんどいないだろう。 2024.09.26 14:40 Thu4
「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」
レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue5