移籍濃厚とみられたモラタ、一転してアトレティコ残留を希望か?

2024.07.02 21:25 Tue
ユーロ参戦中のモラタ
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ユーロ参戦中のモラタ
今夏の移籍が既定路線とみられていたスペイン代表のFWアルバロ・モラタ(31)だが、ここにきてアトレティコ・マドリー残留を希望しているようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。
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昨シーズンはシーズン前半から中盤まで相棒アントワーヌ・グリーズマンと共に鉄板2トップとして順調にゴールを重ねたモラタ。しかし、今年に入って徐々に序列が低下すると、終盤戦はゴールからも遠ざかり、尻すぼみの形でシーズン終了を迎えた。これにより、今夏の退団の可能性が高まり、アル・カーディシーヤFCらサウジアラビアからの高額オファーに加え、自身と家族が帰還を望むとされるセリエAのローマやユベントス、ミラン行きも取り沙汰された。
また、モラタは先日のスペイン『El Larguero』で、「アトレティコの誰とも話していないけど、クラブが8人ものストライカーを獲得したがっていることは僕も把握している。明らかに僕は今後のアトレティコにおいて優先されていない」、「僕はいま31歳で、10月には32歳だ。プレーできないならアトレティコを去る。僕に関する報道もよく知っているし、クラブの考えもわかっている。だから僕もハッキリものを言う」と、クラブをけん制するコメントも残しており、残留の可能性は低いと思われた。

しかし、ロマーノ氏の最新の報道によると、モラタはアトレティコに来シーズンも同クラブに残る意向を伝えたという。さらに、クラブとディエゴ・シメオネ監督も同選手の残留希望を認識していると伝えている。
イタリアのクラブから好条件のオファーが届くか、コルチョネロスの前線補強の進捗次第で状況が大きく変わる可能性はあるものの、モラタの去就はより複雑なものとなっている。

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【ラ・リーガ第10節プレビュー】マドリー&バルサはクラシコ前の重要な一戦! 波乱必至の代表戦明け

インターナショナルマッチウィークの中断前に行われた第9節はバルセロナ、レアル・マドリーが順当に勝利を挙げた一方、アトレティコ・マドリーはレアル・ソシエダとの強豪対決をドローで終えて一歩後退となった。 “FIFAウイルス”懸念の代表戦明け初戦となる今節ではチャンピオンズリーグ(CL)でのドイツ強豪との対戦を挟んで、次節に今シーズン初のエル・クラシコを控えるレアル・マドリー、バルセロナの2強の戦いに注目が集まる。 2位のマドリーは前節、ビジャレアルとのホームゲームをMFバルベルデ、FWヴィニシウス・ジュニオールの2つのミドルシュートによるゴールで2-0の快勝を収めた。これでCLリール戦で喫した今季初黒星を払しょくしたが、同試合ではDFカルバハルが今季絶望の重傷を負い、ヴィニシウスとDFミリトンの負傷も発覚。会心の勝利に水をさすアクシデントに見舞われた。 今週のトレーニングでは守護神クルトワに加え、ミリトンとヴィニシウスが元気にトレーニングする姿が確認された一方、コンディション調整のためにフランス代表からの招集を辞退したFWムバッペに関してはスウェーデンでの性的暴行疑惑というスキャンダルも報じられ、ピッチ外での問題も発覚。選手自身は身の潔白を訴えているが、メンタル面の影響が懸念されるところだ。 週明けにドルトムントとの昨季CLファイナルのリターンマッチも控える中、今節は9位のセルタとのアウェイゲームに臨む。対戦相手では1-0で勝利したラージョ戦でMFイライクス、FWアスパスの2選手が退場しており、今節は不在となる。それでも、FWボルハ・イグレシアスやDFミンゲサといった実力者を筆頭に侮れない相手となり、気を引き締めて戦いたい。 一方、首位のバルセロナは前節、敵地でアラベスに3-0の完勝。FWレヴァンドフスキの圧巻のトリプレーテの活躍によってオサスナ戦での初黒星を払しょくした。週明けに指揮官の古巣バイエルンとのビッグマッチを控える中、今節はホームでセビージャを迎え撃つ。 代表戦期間にFWラミン・ヤマルが過負荷で離脱を強いられており、今節は欠場の可能性があるが、先発復帰も期待されるMFフレンキー・デ・ヨングに加え、MFフェルミン・ロペス、MFガビ、MFダニ・オルモの3選手がチームトレーニングに復帰している点は朗報だ。オサスナ戦では大幅なターンオーバーで痛い目をみたフリック監督のメンバー選考に注目しつつ、しっかりと結果を残したい。 対戦相手のセビージャはここにきて2勝1分けと復調。前節はDFヘスス・ナバスのラストデルビとなったレアル・ベティスとのエル・グラン・デルビを1-0で勝利しており、良い状態で敵地へ乗り込んでくるはずだ。 MF久保建英を擁する15位のレアル・ソシエダは11位のジローナとの強豪対決に臨む。前節は開始直後に失点こそ喫したが、以降はアトレティコを押し込み続けMFスチッチのゴラッソで1-1のドローに持ち込む、まずまずの試合を見せた。とはいえ、順位は下位に低迷しており、ジローナ相手のアウェイゲームでは勝ち点3がほしいところだ。日本代表で2試合合計80分程度のプレーとなった久保に関しては長距離移動を考慮されてベンチスタートの可能性も高いが、アトレティコ戦で掴んだ良いリズムを活かして決定的な仕事を期待したいところだ。 アトレティコはレガネスとのホームゲームで公式戦4試合ぶりの勝利を目指す。前述のソシエダ戦は開始直後にFWアルバレスのゴールで先制に成功したが、以降は後ろ重心の戦いで逃げ切りを図ったが、最終的に追いつかれた。週明けにCLリール戦を控える中、降格圏一歩手前の相手に勝ち切りたい。 なお、マドリード・ダービーでの一部サポーターの愚行によってRFEF規律委員会から処分を科されたが、最終的に異議申し立てが認められて罰金の減額と共に南スタンドの閉鎖も1試合のみに軽減され、今回の一戦のみが部分閉鎖の対象となる。 FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは、前節エスパニョール戦の敗戦で連勝が「3」でストップ。今回のラージョ戦ではバウンスバックの白星を狙う。なお、代表ウィーク明けの復帰が期待された浅野だが、新たなケガによって1カ月程度の離脱が決定している。 そのほかでは5位のオサスナと10位のベティスの対戦や、開幕初勝利が遠い最下位のラス・パルマスと、18位のバレンシアによる下位対決にも注目だ。 《ラ・リーガ第10節》 ▽10/18(金) 《28:00》 アラベス vs バジャドリー ▽10/19(土) 《21:00》 アスレティック・ビルバオ vs エスパニョール 《23:15》 オサスナ vs ベティス 《25:30》 ジローナ vs レアル・ソシエダ 《28:00》 セルタ vs レアル・マドリー ▽10/20(日) 《21:00》 マジョルカ vs ラージョ 《23:15》 アトレティコ・マドリー vs レガネス 《25:30》 ビジャレアル vs ヘタフェ 《28:00》 バルセロナ vs セビージャ ▽10/21(月) 《28:00》 バレンシア vs ラス・パルマス 2024.10.18 19:00 Fri
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レガネス戦で負傷交代のラングレは1カ月程度の戦線離脱に…

アトレティコ・マドリーのフランス代表DFクレマン・ラングレが1カ月程度の戦線離脱となる見込みだ。 ラングレは20日に行われたラ・リーガ第10節のレガネス戦にセンターバックの一角として先発出場したが、63分に相手選手と競り合い転倒したヴィツェルに巻き込まれる形で交錯すると、この接触で左足を負傷。64分にヒメネスとの交代を余儀なくされていた。 アトレティコは試合翌日に同選手に関するメディカルレポートを報告。左足首と左ヒザのねん挫という診断結果を明らかにした。 現時点で離脱期間は明かされていないが、スペイン『アス』はラングレの離脱期間が1カ月程度になると報じている。 そして、ひとまずは11月のインターナショナルウィーク明けでの復帰を目指すことになるという。 2024.10.22 00:30 Tue

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