プリシック躍動のホスト国アメリカが白星発進! ザーゴ率いるボリビアは初戦黒星【コパ・アメリカ2024】
2024.06.24 08:56 Mon
コパ・アメリカ2024グループC第1節、アメリカ代表vsボリビア代表が23日に行われ、アメリカが2-0で勝利した。
ホスト国のアドバンテージを活かして勢いをもって試合に入ったアメリカが電光石火の先制点を奪う。3分、左CKのショートコーナーからボックス左角でウェアからのパスを足元に受けたプリシックが腰の捻りを利かせた右足シュートをファーポストの完璧なコースに突き刺した。
最高の形でスタートを切ったチームは、8分にもボックス右にドリブルで持ち込んだウェアがGKに好守を強いるなど、畳みかける攻めで一気にリードを広げようと前がかっていく。
プリシックの1ゴール1アシストの活躍よって2点リードで試合を折り返したアメリカは、アダムスを下げてムサをハーフタイム明けに投入。これに対してボリビアは3枚替えを敢行し、[4-2-3-1]へ並びを変えた。
立ち上がりはリスクを冒して前に出たボリビアが幾つか良い仕掛けも見せたが、時間の経過と共にアメリカが主導権を掌握する。60分には絶好調のプリシックがボックス付近から右足を振るが、このシュートはGKの好守に阻まれる。
66分にはバログン、レイナを下げてペピ、カルドーソを投入すると、そのペピにいきなりの見せ場。左サイドを突破したアントニー・ロビンソンからの正確なクロスをゴール前で合わせるが、フリック気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。
その後も幾度か決定機を作り出したものの、3点目を奪うことはできなかったアメリカだったが、ボリビアの反撃を危なげなく凌ぎ切った。
白星発進のホスト国は28日にパナマ代表と、黒星スタートのボリビアはウルグアイとの第2戦に臨む。
アメリカ代表 2-0 ボリビア代表
【アメリカ】
クリスチャン・プリシック(前3)
フォラリン・バログン(前44)
PR
2026年北中米ワールドカップを2年後に控えるアメリカは、チーム強化に向けた重要なテストの場となる今大会で躍進を目指す。この初戦では[4-3-3]の布陣を採用し、マッケニーやアダムス、プリシック、バログンといった主力がスタメンに名を連ねた。一方、1963年大会で優勝経験があるボリビアは、直近3大会連続のグループリーグ敗退からのバウンスバックを図る今大会で白星スタートを狙った。元鹿島アントラーズ指揮官のザーゴ監督は[5-3-2]の守備的な布陣で難敵撃破を狙った。最高の形でスタートを切ったチームは、8分にもボックス右にドリブルで持ち込んだウェアがGKに好守を強いるなど、畳みかける攻めで一気にリードを広げようと前がかっていく。
以降もアメリカペースが続くが、ボリビアの激しい守備を前に決定機まで持ち込めず。それでも、前半終了間際の44分にはレイナからの縦パスをライン間で受けたプリシックが複数のDFを引き付けてボックス手前のバログンに繋ぐと、そのままボックス左に持ち込んで放った左足シュートが相手DFの股間を抜けてゴール右隅に決まった。
プリシックの1ゴール1アシストの活躍よって2点リードで試合を折り返したアメリカは、アダムスを下げてムサをハーフタイム明けに投入。これに対してボリビアは3枚替えを敢行し、[4-2-3-1]へ並びを変えた。
立ち上がりはリスクを冒して前に出たボリビアが幾つか良い仕掛けも見せたが、時間の経過と共にアメリカが主導権を掌握する。60分には絶好調のプリシックがボックス付近から右足を振るが、このシュートはGKの好守に阻まれる。
66分にはバログン、レイナを下げてペピ、カルドーソを投入すると、そのペピにいきなりの見せ場。左サイドを突破したアントニー・ロビンソンからの正確なクロスをゴール前で合わせるが、フリック気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。
その後も幾度か決定機を作り出したものの、3点目を奪うことはできなかったアメリカだったが、ボリビアの反撃を危なげなく凌ぎ切った。
白星発進のホスト国は28日にパナマ代表と、黒星スタートのボリビアはウルグアイとの第2戦に臨む。
アメリカ代表 2-0 ボリビア代表
【アメリカ】
クリスチャン・プリシック(前3)
フォラリン・バログン(前44)
PR
アントニー・ロビンソンの関連記事
アメリカ代表の関連記事
コパ・アメリカの関連記事
記事をさがす
|
アントニー・ロビンソンの人気記事ランキング
1
ポチェッティーノ監督率いるアメリカ代表が発表! プリシックやマッケニーら主軸が順当選出【CONCACAFネーションズリーグ】
アメリカサッカー連盟(USSF)は10日、CONCACAFネーションズリーグ2024-25準々決勝のジャマイカ代表戦に臨むアメリカ代表メンバー25名を発表した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したアメリカ代表。2026年の北中米ワールドカップの開催地でもあり、予選がない中でチームの強化を行っている。 北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する大会。アメリカは3連覇中であり、4連覇を目指しての戦いとなる。 ここまで順調に勝ち上がってきた中、11月はジャマイカとの準々決勝2試合が行われることに。ポチェッティーノ監督は主軸を中心に選出した。 今回のメンバーには、FWクリスチャン・プリシック(ミラン)やMFウェストン・マッケニー(ユベントス)、FWティモシー・ウェア(ユベントス)などが招集されている。 今回発表されたアメリカ代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆アメリカ代表メンバー25名</h3> GK マット・ターナー(クリスタル・パレス//イングランド) ディエゴ・コッヘン(バルセロナ/スペイン) ザック・ステッフェン(コロラド・ラピッズ) パトリック・シュルト(コロンバス・クルー) DF ティム・リーム(シャーロットFC) マイルズ・ロビンソン(FCシンシナティ) オーストン・トラスティ(セルティック/スコットランド) マーク・マッケンジー(トゥールーズ/フランス) ジョー・スカリー(ボルシアMG/ドイツ) クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/イングランド) アントニー・ロビンソン(フルアム/イングランド) MF マリク・ティルマン(PSV/オランダ) タナー・テスマン(リヨン/フランス) ジョニー・カルドーソ(レアル・ベティス/スペイン) エイダン・モリス(ミドルズブラ/イングランド) ブレンデン・アーロンソン(リーズ・ユナイテッド/イングランド) ジャンルカ・ブシオ(ヴェネツィア/イタリア) ユヌス・ムサ(ミラン/イタリア) ウェストン・マッケニー(ユベントス/イタリア) FW クリスチャン・プリシック(ミラン/イタリア) ティモシー・ウェア(ユベントス/イタリア) リカルド・ペピ(PSV/オランダ) ブランドン・バスケス(モンテレイ/メキシコ) アレハンドロ・センデハス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ケイド・カウエル(CDグアダラハラ/メキシコ) 2024.11.11 13:40 Mon2
フルアムの不動の左SBロビンソンが長期契約にサイン!
フルアムは7日、アメリカ代表DFアントニー・ロビンソン(25)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 2024年までとなっていた現行契約をさらに4年延長したイングランド生まれのアメリカ代表DFは、ここまで自身やチームを支えてきたファンへの感謝の言葉を口にしている。 「このクラブに来て以来、ずっと僕に寄り添い、サポートしてくれているファンのみんな、ここまでは本当に大変な旅だったよ」 「とりわけ、昨シーズン後半は浮き沈みもあったけど、みんなから大きなサポートに感謝したい」 「自分自身を改善し、チームとして成長し続けるためのハードワークでそのサポートに報いるつもりだ」 エバートンのアカデミー出身のロビンソンは、ボルトン、ウィガンでのプレーを経て2020年にフルアムへ完全移籍で加入。加入1年目でプレミアリーグデビューを含め公式戦32試合に出場したが、クラブは無念のチャンピオンシップ(イングランド2部)降格に。 その後、絶対的な左サイドバックの主力として2021-22シーズンのチャンピオンシップ優勝に貢献すると、1年での復帰となった2022-23シーズンのプレミアリーグでは35試合に出場。攻守に安定したパフォーマンスを披露し、チームの10位フィニッシュの立役者の一人に。この活躍によって、今夏の移籍市場ではニューカッスルやマンチェスター・シティからの関心を集めていた。 また、アメリカ代表としてはここまで36試合に出場。昨年のカタール・ワールドカップでは4試合すべてでフル出場していた。 2023.07.08 16:15 Sat3
新生アメリカが白星発進! 初陣勝利のポチェッティーノ監督「プロフェッショナルなパフォーマンスだった」
マウリシオ・ポチェッティーノ監督がアメリカ代表監督としての初陣を見事に勝利で飾った。 アメリカは自国開催となったコパ・アメリカ2024でグループステージ敗退。カナダ、メキシコとの共同開催で2年後に迫る北中米ワールドカップ(W杯)を睨んでの大会だったが、失意の結果に終わり、2018年から指揮のグレッグ・バーホルター監督を解任。 その後任としてトッテナムやパリ・サンジェルマン、チェルシーの指揮官を歴任してきたアルゼンチン人指揮官を招へいした。 そして、現地時間12日にはパナマ代表との国際親善試合に臨み、新生アメリカは2-0の快勝で指揮官の初陣を飾った。 [3-4-2-1]の布陣を採用したアメリカは、左右のウイングバックにユヌス・ムサとアントニー・ロビンソン、前線はジョシュ・サージェントを最前線に置き、クリスチャン・プリシックとブレンデン・アーロンソンの2シャドーという形でスタートした。 ミラーゲームの形で一進一退の攻防が続くも、より効率よくチャンスを作っていくアメリカ。だが、最後の局面で体を張るパナマの守備に苦戦。前半終盤は押し返されてしまい、ゴールレスで前半を終えた。 それでも、後半立ち上がりの49分、ボックス左に抜け出したプリシックの折り返しをゴール前に飛び込んだムサが右足ワンタッチで合わせて先制に成功した。 以降はチャンスを作った一方、相手の反撃に晒されてGKターナーの好守で凌ぐ場面も。後半終盤にかけても緊迫感のある状況が続いたが、後半アディショナルタイムの94分にはボックス左に抜け出したハジ・ライトの折り返しを、途中出場のリカルド・ペピが冷静に流し込んでトドメの2点目とした。 同試合後、ポチェッティーノ監督は「とてもプロフェッショナルなパフォーマンス」と結果・内容共に初陣での手応えを口にした。『ESPN』が伝えている。 「とてもプロフェッショナルなパフォーマンスだったと思うし、試合前に言ったゴールをすべて決められたので満足しているし、重要な勝利だと思う」 「そして、その期間を勝利で始めることは常にとても助けになる」 「とても嬉しいよ。スタッフとプレーヤーが素晴らしい試合を繰り広げたのを見て、そしてもちろんここオースティンのファンの助けもあって、とても嬉しいよ」 新体制初陣を白星で飾ったアメリカだが、15日には敵地でライバルのメキシコ代表との重要な一戦に臨む。 その大一番に向けて指揮官は「これは成長し、より良くなる第一歩の基礎だと思う。これから数日かけて回復し、プレーヤー全員の分析と評価を行い、チームと火曜日の厳しい試合に出場するプレーヤーにとって最善の決断を下すことになる」と初戦で出た課題をフィードバックしながら、良い準備をして臨みたいと意気込んだ。 2024.10.14 00:25 Monアメリカ代表の人気記事ランキング
1
ポチェッティーノ監督率いるアメリカ代表が発表! プリシックやマッケニーら主軸が順当選出【CONCACAFネーションズリーグ】
アメリカサッカー連盟(USSF)は10日、CONCACAFネーションズリーグ2024-25準々決勝のジャマイカ代表戦に臨むアメリカ代表メンバー25名を発表した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したアメリカ代表。2026年の北中米ワールドカップの開催地でもあり、予選がない中でチームの強化を行っている。 北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する大会。アメリカは3連覇中であり、4連覇を目指しての戦いとなる。 ここまで順調に勝ち上がってきた中、11月はジャマイカとの準々決勝2試合が行われることに。ポチェッティーノ監督は主軸を中心に選出した。 今回のメンバーには、FWクリスチャン・プリシック(ミラン)やMFウェストン・マッケニー(ユベントス)、FWティモシー・ウェア(ユベントス)などが招集されている。 今回発表されたアメリカ代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆アメリカ代表メンバー25名</h3> GK マット・ターナー(クリスタル・パレス//イングランド) ディエゴ・コッヘン(バルセロナ/スペイン) ザック・ステッフェン(コロラド・ラピッズ) パトリック・シュルト(コロンバス・クルー) DF ティム・リーム(シャーロットFC) マイルズ・ロビンソン(FCシンシナティ) オーストン・トラスティ(セルティック/スコットランド) マーク・マッケンジー(トゥールーズ/フランス) ジョー・スカリー(ボルシアMG/ドイツ) クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/イングランド) アントニー・ロビンソン(フルアム/イングランド) MF マリク・ティルマン(PSV/オランダ) タナー・テスマン(リヨン/フランス) ジョニー・カルドーソ(レアル・ベティス/スペイン) エイダン・モリス(ミドルズブラ/イングランド) ブレンデン・アーロンソン(リーズ・ユナイテッド/イングランド) ジャンルカ・ブシオ(ヴェネツィア/イタリア) ユヌス・ムサ(ミラン/イタリア) ウェストン・マッケニー(ユベントス/イタリア) FW クリスチャン・プリシック(ミラン/イタリア) ティモシー・ウェア(ユベントス/イタリア) リカルド・ペピ(PSV/オランダ) ブランドン・バスケス(モンテレイ/メキシコ) アレハンドロ・センデハス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ケイド・カウエル(CDグアダラハラ/メキシコ) 2024.11.11 13:40 Mon2
就任2戦目で黒星、アメリカ率いるポチェッティーノ監督はファンへ要求「我々は時間が欲しい」「学べるのは我々だけ」
就任後2選目で敗戦を喫したアメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、メキシコ代表戦を振り返った。『ESPN』が伝えた。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)の開催地の1つでもあるアメリカ。W杯に向けた予選がなく、強化試合を続けていく中、不在だった指揮官は10月からポチェッティーノ監督が率いることとなった。 クラブでの指導キャリアを持つポチェッティーノ監督。代表チームを指揮するのは初めての中、初陣となったパナマ代表戦では2-0で勝利。しかし、15日に行われたメキシコ戦は、0-2で敗れて黒星を喫した。 チームを立ち上げたばかりということもあり、簡単に結果を出すのは難しいなか、ポチェッティーノ監督はメキシコ戦について言及。改善していきたいとした。 「全体的に見て、メキシコは我々より少し優れていたと思うし、勝利に十分値するチームだった」 「しかし我々にとってこれは10日前に始めたプロセスであり、今日は我々の選手にとってプレーするのが非常に難しい場所を訪れる素晴らしい機会だった。この経験から改善し、学べるのは我々だけだと思う」 また、マーロン・フォッシー、ザック・ステッフェン、ウェストン・マッケニー、リカルド・ペピが負傷のためキャンプを離れ、クリスチャン・プリシックが疲労を考慮しチームを離脱していた。チームとしては戦力が十分に整っていたわけではない中、選手たちに感謝し、勝利したかったと語った。 「チームをスタートさせた時に、望んでいた選手が全員揃っていなかったと思うので、全員ががっかりしている」 「さまざまな理由で何人かの選手を失い、少し力不足でここまでたどり着いた」 「選手たちには感謝したい。彼らは素晴らしく、プロフェッショナルで、振る舞いも素晴らしかった。それだけだ。もちろん、メキシコでは負けた試合があるだけだ」 「我々は勝ちたかった。こういう試合に対して前向きになる必要があると思う。我々が持っている知識を向上させるために、このような試合をもっとプレーする必要がある」 ついに始動した新生・アメリカ代表。ポチェッティーノ監督は時間が必要だとし、しっかりと選手を知った上で、強化していきたいと語った。 「我々は時間が欲しい。選手全員を評価し、彼らを獲得し、彼らを知る時間が欲しい。そうすれば、私が見ているものよりはるかに根本的なことについて、より良い意見を伝えることができるだろう」 2024.10.16 19:25 Wed3
ティム・ハワード氏が米国代表のポチェッティーノ新監督にクギ…ペップを引き合いに「現実的なサッカーをせよ」
元アメリカ代表GKのティム・ハワード氏が、同代表のマウリシオ・ポチェッティーノ新監督にクギを刺す。 現役時代にイングランド・プレミアリーグで通算399試合出場、米国代表通算121キャップを積み上げたハワード氏。現在はMLSのヒューストン・ダイナモでオーナーを務めている。 氏はこの度、アメリカ発信のポッドキャスト番組『It’s Called Soccer』に出演し、自国開催の2026年W杯を控える米国代表に言及。 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督を引き合いに、米国代表のポチェッティーノ新監督に対し「無理に自分のサッカーを押し付けるな」とクギを刺す形となった。 「私が現役だった頃の米国代表は、最強だったとは言わないが、タフに戦って格上に勝つ試合もあった。タフな選手たちが揃っていた」 「これが最も重要であり、ポゼッションゲームをやれば勝てるというわけではない」 「ペップ・グアルディオラがあらゆる観点からサッカーを台無しにした。誰もが見惚れるサッカーを展開し、多くの者に無理な夢を見させたが、あのサッカーができるのはせいぜい世界に3チームだ。ポチェッティーノが現実を捉えていることを願う」 2024.09.26 20:40 Thu4
アメリカ代表新監督候補にホッフェンハイム指揮官が浮上…母国での指揮に前向きか
ホッフェンハイムのペッレグリノ・マタラッツォ監督(46)が、母国アメリカ代表の新指揮官候補に浮上している。ドイツ『ビルト』が報じている。 2年後にカナダ、メキシコと共同で開催する北中米ワールドカップを控えるアメリカだが、先日のコパ・アメリカ2024では自国開催ながらグループステージ敗退。アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)はこの結果を受け、2018年から指揮を執るグレッグ・バーホルター監督(50)を解任した。 その後、USSFはリバプールを退任したユルゲン・クロップ氏、カナダ代表のジェシー・マーシュ監督ら数人の候補への接触を図ったが、いずれも色よい返事は受け取れず。後任人事は難航している。 そんななか、新たな有力候補に挙がっているのが、ブンデスリーガで経験を積むアメリカ人指揮官のマタラッツォ監督だ。 2010年から2017年にかけてホッフェンハイムの下部組織で監督を務めた同監督は、2018年以降ユリアン・ナーゲルスマン監督やアルフレッド・シュロイダー監督のアシスタントコーチを務め、2019年12月に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に属していたシュツットガルトの監督に就任。 就任当時3位に位置していたチームを2位で1部リーグに押し上げ、翌シーズンはブンデスで9位フィニッシュ。その後、成績不振を理由に2022年10月い解任の憂き目を味わったが、2023年2月から古巣ホッフェンハイムの指揮官を務めている。 報道によると、USSFからすでにオファーを受け取っているマタラッツォ監督は就任に前向きな姿勢を示しているという。 また、ここ最近クラブ内でごたごたが続くホッフェンハイムでは指揮官引き抜きに備え、リーベル・プレートを解任されたマルティン・デミチェリス氏、カールスルーエのクリスティアン・アイヒナー監督らを後任としてリストアップしているようだ。 2024.08.04 19:40 Sun5