セルティックが3年連続54度目のリーグ制覇! 前田大然が1ゴール1アシストで大勝に貢献【スコティッシュ・プレミアシップ】

2024.05.16 05:29 Thu
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セルティックは15日、敵地で行われたスコティッシュ・プレミアシップ第37節でキルマーノック対戦し、5-0で勝利した。この結果、3年連続通算54度目のリーグ制覇が決定した
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前節、宿敵レンジャーズとのオールドファームを2-1で制して4連勝を達成した首位のセルティックは、3年連続通算54度目のリーグ制覇に王手をかけた。そして、今節は4位のキルマーノック相手に優勝を懸けた一戦に臨んだ。この試合ではMF旗手怜央、FW前田大然がスタメン入り。FW古橋亨梧とDF岩田智輝はベンチスタートとなり、DF小林友希はベンチ外となった。
試合は開始早々にセルティックがスコアを動かす。開始5分、右サイドで押し込んで流れからボックス右で短く縦に運んだオライリーが右足のグラウンダークロスをGKとディフェンスラインの間に送り込むと、うまくDFの背後から前に飛び出したイダーがワンタッチで押し込んだ。

古橋に代わってスタメン抜擢のストライカーの活躍で最高のスタートを切ったアウェイチームは、畳みかける攻めで2点目まで奪い切る。12分、ボックス手前右でボールを持った旗手がポケットを狙うジョンストンに正確なスルーパスを通すと、ファーからニアへの絞りでグラウンダークロスに反応した前田がGKが触ってわずかにコースが変わったところを押し込んだ。
前田の今季公式戦10点目によって貴重な追加点まで奪ったセルティックは、以降も相手を押し込みながら3点目のチャンスを窺いつつゲームをコントロールしていく。

幾つかの決定機を経た前半半ば過ぎには好調の前田のお膳立てから3点目が生まれる。35分、右から中央のイダーを経由したボールがボックス左に走り込む前田に繋がると、すかさず左足でゴール前に入れた絶妙なグラウンダークロスをゴール前に走り込んだフォレストがワンタッチで流し込んだ。

前田の1ゴール1アシストの活躍によって3点リードで試合を折り返したセルティック。後半も集中した入りを見せると、立ち上がりの51分にはセットプレーの二次攻撃からボックス手前右のオライリーが強烈な左足ミドルシュートを突き刺し、トドメの4点目を奪って見せた。

これで優勝を確信したロジャーズ監督は62分に3枚替えを敢行。殊勲の前田、イダーらを下げて古橋やパルマを投入する。このお祭りムードに参加したい古橋や旗手が積極的にゴールを目指す中、71分にはオライリーがダメのダメを押す5点目を奪うと、直後の74分には岩田も投入される。

その後、危なげなく時計を進めたセルティックは古橋らが6点目のチャンスをモノにできなかったが、きっちりクリーンシートで試合を締めくくった。この結果、最終節を残してのリーグ3連覇が決定した。

キルマーノック 0-5 セルティック
【セルティック】
イダー(前5)
前田大然(前12)
フォレスト(前35)
オライリー(後6、後26)

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前田大然&旗手怜央が先発のセルティックは守勢の末アタランタとゴールレスドロー【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節のアタランタvsセルティックが23日に行われ、0-0の引き分けに終わった。 前節のシャフタール・ドネツク戦で今大会初勝利を挙げたアタランタは、直近のヴェネツィア戦のスタメンからデ・ケテラエルをコラシナツに変更した以外は同じスタメンを採用。ルックマンとレテギを2トップに据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 一方、前節のドルトムント戦で大敗を喫したセルティックは、直近に行われたアバディーンとの首位攻防戦からスタメンを1人変更。古橋亨梧に代えてイダーを起用。前田大然は3トップの左、旗手怜央はインサイドハーフでスタメン出場している。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、先にチャンスを迎えたのはアタランタ。18分、ザッパコスタの左クロスをボックス中央に走り込んだパシャリッチがクロスバー直撃のヘディングシュートで合わせると、跳ね返りを再びパシャリッチが頭で押し込むが、これは枠の上に外れた。 さらにアタランタは24分、ドリブルで持ち上がったルックマンのパスをボックス左で受けたザッパコスタのダイレクトクロスをパシャリッチが合わせたが、シュートはGKシュマイケルに阻まれた。 前半半ば以降はアタランタが攻勢を強めると、前半終了間際の45分には左CKからレテギはヘディングシュートで合わせたが、これもGKシュマイケルの好セーブ防がれた。 ゴールレスで迎えた後半もアタランタが立ち上がりから主導権を握るが、引いて守る展開のセルティックはGKシュマイケルの好セーブが光り得点を許さない。 押し込まれる時間が続くセルティックは68分、イダーと旗手を下げて古橋とベルナルドを投入。さらに74分には、前田とエンゲルスを下げてパルマとマッコーワンをピッチに送り出した。 その後も両サイドを経由して何度もアタッキングサードまでボールを運ぶアタランタだが、きっちり中を固める相手に対してなかなか効果的な崩しを見せられず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。 結局、最後までスコアは動かず。試合は0-0のまま終了した。 アタランタ 0-0 セルティック 2024.10.24 03:51 Thu
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選手売却で12.2億円の利益、セルティックが3年連続黒字を発表…約25億円の利益

日本人選手が3人所属するセルティック。昨シーズンの利益が発表され、収益は増加していたという。 日本代表FW前田大然、MF旗手怜央、そしてエースであるFW古橋亨梧が所属するセルティック。昨シーズンまでは、DF小林友希、MF岩田智輝も所属しており、日本人5名の大所帯だった。 アンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム監督)によって、日本人選手が多く加入したセルティックは、2023-24シーズンからブレンダン・ロジャーズ監督が引き継ぎ、スコティッシュ・プレミアシップ3連覇を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)の舞台にも戻ってきた。 2023-24シーズンの収益は1億2460万ポンド(約231億200万円)と増加。一方で、利益は減少したものの1340万ポンド(約24億9000万円)と3年連続で黒字となったという。 特に選手の売却で大きな利益を得ており、その額は660万ポンド(約12億2000万円)。ブライトン&ホーヴ・アルビオンにデンマーク代表MFマット・オライリーがスコットランド記録となる2500万ポンド(約45億4000万円)で移籍。そのほか、バーミンガム・シティへ移籍した岩田やウェストブロムウィッチ・アルビオンへ移籍したFWマイキー・ジョンストン、シャルロッテへ移籍したFWリエル・アバダらが売却された。 クラブのピーター・ローウェル会長は、今回の決算について言及。予想通りであるとした。 「税引前利益の大幅な減少は、予想通りだった」 「今年度の売却益は前年よりも780万ポンド減少した。また、男子チームへの給与の投資額も前年より増加した」 「さらに、昨年は高インフレ環境下で事業を展開してきたため、諸経費が増加。また、前年にあった特有の1350万ポンド(約25億円)の非経常的な収入もなかった」 2024.09.17 11:55 Tue

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