ユナイテッド改革中の新共同オーナー、ファンにしばしの辛抱要求「電気のスイッチではない」

2024.04.22 21:06 Mon
変化には時間がかかると述べたラトクリフ氏(中央)
Getty Images
変化には時間がかかると述べたラトクリフ氏(中央)
マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナー、サー・ジム・ラトクリフ氏がファンに辛抱を求めている。『The Athletic』が伝えた。

21日、FAカップ準決勝でコヴェントリー・シティと対戦したユナイテッド。3点を先行しながらも後半アディショナルタイムまでに追いつかれ、延長後半にはあわや逆転負けの幻のゴールを決められる始末。VARのおかげでPK戦へ持ち込み、ぎりぎりのところで決勝進出を決めた。

ケガ人多数の中で結果的に負けなかったとは言え、チャンピオンシップ(イングランド2部)のチーム相手に3点差を巻き返されるのは、クラブの歴史も踏まれば大きな失態。プレミアリーグでも現在7位と来シーズンの欧州大会出場が危うい状況にあり、なんらかのテコ入れが必須だ。
そこに着手しているのが、2月にユナイテッドの株式を25%取得し、晴れて共同オーナーとなったラトクリフ氏。長年にわたりマンチェスター・シティを支えたオマル・ベラダ氏を新たな最高経営責任者(CEO)に据えた他、サウサンプトンでフットボール・ディレクターとして活躍していたジェイソン・ウィルコックス氏をテクニカル・ディレクター(TD)として招へいしている。

しかし、新たなスポーツ・ディレクター(SD)として引き入れようとしているダン・アシュワース氏に関しては、ニューカッスルとの交渉が長期化。また、新CEOのベラダ氏は、シティから給与を受け取りながら契約満了を待つガーデニング休暇に入っているとのことだ。
このような状況を受け、ラトクリフ氏はサッカー界における問題点を指摘。仕組み上、チームに変化が生まれるまで、ファンにはもう少し待ってもらわなければならないと述べた。

「フットボールというのは本当に長い旅だ。フットボールにおける問題の1つは、彼らのような有能な新しい人材をチームに迎え入れたとしても、全員ガーデニング休暇中ということだ。したがって、チームに加わるまでに6カ月や1 年、18 カ月かかる場合もある。サッカー界の切実な問題だ」

「ファンは焦っている。それはわかっていた。しかし、これは旅だ。好む好まないは関係なく、少し我慢する必要がある。電気のスイッチではないんだ。そんな簡単に変えることはできない。少し時間がかかる。でも我々は成し遂げるつもりだ」

オマル・ベラダの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドは17日、来季のシーズンチケットが5%値上がりすることを発表した。値上げは3年連続となる。ただ、16歳未満のサポーターのチケットは据え置きとなっている。 ユナイテッドではここ3年、3億ポンド以上(約582億円)の損失を計上し、先月には新たに200人の人員を削減。1年前にジム・ラトクリフ 2025.03.18 14:00 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、シーズン終了後の選手放出について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 2月26日に行われたプレミアリーグ第27節のイプスウィッチ・タウン戦では、退場者を出しながら辛くも3-2の勝利を収めたユナイテッド。4試合ぷりのリーグ戦白星で14位に浮上し、降格圏から遠ざかっ 2025.03.02 22:20 Sun
マンチェスター・ユナイテッドが、新たに150~200人の従業員解雇を検討していることを明かした。 共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏。かつての名門クラブであるユナイテッドは過去3年間で3億ポンド(約574億円)近い損失を出しており、5年間では3億7000万ポンド(約708億円)の損失があり、「持続不可能」と 2025.02.25 06:15 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)を務めるダン・アシュワース氏(53)が、就任からわずか5カ月で電撃退任した。 ユナイテッドは8日、「双方合意の上、ダン・アシュワースがマンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクターを退任することが決まった」、「クラブの変革期において尽力し、サポートして 2024.12.09 08:00 Mon
マンチェスター・ユナイテッドの人件費削減が確認された。イギリス『ミラー』が伝える。 ジム・ラトクリフ氏率いる『INEOS』がフットボール部門を担い始めてからのユナイテッドは、一部高給選手との契約を延長せず、内部の人員整理にも着手したことが知られている。 26日、最新の四半期財務諸表が公表され、従業員給与が「 2024.11.27 17:25 Wed

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、チェルシーが1-0で勝利した。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシー(勝ち点63)は、プレミアリーグ初先発となる19歳ジョージが最前線で起用 2025.05.17 06:16 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが来シーズンについて言及した。 今シーズンは大苦戦を強いられているユナイテッド。プレミアリーグでは16位に低迷しており、残り2試合となっている。 ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進んでおり、トッテナムとの戦いで勝利すれば、来シーズンのチャ 2025.05.16 22:55 Fri
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri

プレミアリーグの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat

記事をさがす

オマル・ベラダの人気記事ランキング

1

ユナイテッドがラトクリフ卿の到着で“運気”もアップ? マグワイア心酔「感銘を受けなかった選手はいない」

マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏。選手からの反応は良好だ。イギリス『ミラー』が伝えている。 昨年末に発表されていたユナイテッドの株式25%取得が、この度プレミアリーグから正式承認されたラトクリフ氏。手続きが全て完了したわけではないが、いずれにせよ、今後は自身が束ねる『INEOS』でユナイテッドの男女チームおよびアカデミーを含めたフットボール事業全般を担っていく。 また、ここ最近は宿敵マンチェスター・シティ(シティ・フットボール・グループ)から敏腕ダイレクターのオマル・ベラダ氏を最高経営責任者(CEO)として引き抜くことに大成功。目に見えた成果が出るのはこの先だが、国内随一の実業家が引っ張るユナイテッドには期待も膨らむ。 どうやらラトクリフ氏の到着で“運気”も上がっているようで、ユナイテッドは株式取得が発表されてからの公式戦8試合で6勝1分け1敗。イングランド代表DFハリー・マグワイアはラトクリフ氏との初対面を振り返る。 「最初に選手・コーチ全員とのミーティングを開いてくれたんだ。彼(ラトクリフ氏)のプレゼン力に感銘を受けなかった選手はいないと思う。僕らがユナイテッドのために旅を続ける大きなモチベーションがその場で生まれた」 「新鮮なエネルギーがユナイテッドにもたらされた。間違いなくね。おかげで今はとてもエキサイティングな時期になっているし、彼がクラブを正しい方向へ導いてくれる確信が僕にはある」 マンチェスターで生まれ育ち、半世紀以上にわたるユナイテッドファンというラトクリフ氏。71歳と高齢だが、グレイザー・ファミリーと異なり、「愛するクラブのため」に精を出している。 2024.02.15 14:15 Thu

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応

マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon
2

中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か

マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon
3

元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任

元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu
4

“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon
5

伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」

▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly