低迷のユナイテッドが立て直しにF1の手を借りる可能性!? ラトクリフ氏が共同オーナー務めるメルセデスのスタッフを採用か
2025.04.14 19:00 Mon
F1でのデータ分析の力を利用する可能性が浮上している
不調を極めているマンチェスター・ユナイテッドだが、オーナーのジム・ラトクリフ氏は革命を起こす可能性があるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
今シーズンはここまで不調に喘ぎ、プレミアリーグで14位に位置しているユナイテッド。プレミアリーグになってからはクラブワーストの成績になることが決定している苦しいシーズンとなっている。
大きな財政的問題を抱えていたユナイテッドに、大幅なコストカットで改革を行っているラトクリフ氏。一方で、チームが遅れをとっている分野にもテコ入れをしていく考えを明かした。
クラブのファン向けの雑誌『United We Stand』のインタビューに応じたラトクリフ氏は「いまだにデータ分析の時代遅れ」、「データ分析はここには存在しない」とクラブの状況を批判した。
多額の資金を投じているが、全く機能していないと判断したラトクリフ氏は、データ分析の分野で意外な人材を抜擢する考えがあるとのこと。その人物が、メルセデスのパフォーマンス・シミュレーション・エンジニアであるマイケル・サンソーニ氏だという。
ラトクリフ氏の「INEOS」はメルセデスのF1チームの共同オーナーであり、サンソーニ氏は今年一杯でメルセデスを退団予定とのこと。そこで、チームに引き入れようという考えがあるという。
ユナイテッドは2019年から2024年までの5年間で9億ポンド()の支出を超えている中、選手の補強には2億6000万ポンド()を費やしている状況。ただ、そのほとんどの選手が期待に見合わない結果しか残しておらず、チェルシー、マンチェスター・シティ、アーセナルとユナイテッド以上の総支出があるチームとの差は広がる一方となっている。
その要因の1つがデータ分析が遅れをとっていると考えているラトクリフ氏。自身の財力をどこで発揮すべきかを考えるためにも、データ分析を進めたいと考えているという。
今シーズンはここまで不調に喘ぎ、プレミアリーグで14位に位置しているユナイテッド。プレミアリーグになってからはクラブワーストの成績になることが決定している苦しいシーズンとなっている。
大きな財政的問題を抱えていたユナイテッドに、大幅なコストカットで改革を行っているラトクリフ氏。一方で、チームが遅れをとっている分野にもテコ入れをしていく考えを明かした。
多額の資金を投じているが、全く機能していないと判断したラトクリフ氏は、データ分析の分野で意外な人材を抜擢する考えがあるとのこと。その人物が、メルセデスのパフォーマンス・シミュレーション・エンジニアであるマイケル・サンソーニ氏だという。
サンソーニ氏は、F1のメルセデスでエンジニアを務めており、2015年にサウサンプトン大学で航空宇宙工学の学士号を取得。マシンが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、その責任を負っている。
ラトクリフ氏の「INEOS」はメルセデスのF1チームの共同オーナーであり、サンソーニ氏は今年一杯でメルセデスを退団予定とのこと。そこで、チームに引き入れようという考えがあるという。
ユナイテッドは2019年から2024年までの5年間で9億ポンド()の支出を超えている中、選手の補強には2億6000万ポンド()を費やしている状況。ただ、そのほとんどの選手が期待に見合わない結果しか残しておらず、チェルシー、マンチェスター・シティ、アーセナルとユナイテッド以上の総支出があるチームとの差は広がる一方となっている。
その要因の1つがデータ分析が遅れをとっていると考えているラトクリフ氏。自身の財力をどこで発揮すべきかを考えるためにも、データ分析を進めたいと考えているという。
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