「移籍しなければならないことも」財政面も緊迫のユナイテッド、アモリム監督は退団勧告をも厭わず「彼らも理解している」
2025.03.02 22:20 Sun
ユナイテッド率いるアモリム監督
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、シーズン終了後の選手放出について語った。クラブ公式サイトが伝えた。
2月26日に行われたプレミアリーグ第27節のイプスウィッチ・タウン戦では、退場者を出しながら辛くも3-2の勝利を収めたユナイテッド。4試合ぷりのリーグ戦白星で14位に浮上し、降格圏から遠ざかっている。
苦戦が続く一方、クラブの財政面でも過去5年間で3億7000万ポンド(約701億円)の損失を出しており、コストカットに動いている状況。すでに250人の人員削減を行ったが、CEO(最高経営責任者)のオマル・ベラダ氏はさらに150〜200人の人員削減を検討していると明かしていた。
2日に行われるFAカップ5回戦のフルアム戦を前にした会見では、アモリム監督がシーズン終了後に言及。選手放出による資金調達やサラリーカットも予想されるなか、退団を勧告する選手がいることをほのめかした。
「(退団について話すのは)難しいことだから、それについてはシーズンの終わりに話せばいい。まだプレーすべき試合、話題にするべき試合がたくさんある。だが、そのことについては明白だ」
「説明の仕方がわかれば私にとっては簡単なことだ。そうなれば実行できるし、はっきりさせておきたいからそうすることを好む」
「選手時代も同様だった。すべての経験を活かしたいからだ。誰かに正直に接すると最初は難しいが、理解してくれる。だからこそ選手たちには正直に接しているし、彼らもシーズンの終わりに移籍しなければならないこともあると理解している」
また、就任時にオーナーから財政面の説明があったか問われると、「状況はわかっていたが、同じ状況でも人によって感じ方が異なるため、彼らが正直だったかどうか言うのは難しい」と回答。改善のために手を尽くしていると述べた。
「彼らは正直だと感じたが、自分自身で物事を見て判断する必要がある。そのため、その点については常に異なる意見が出る」
「状況はわかっていたし、リスクがあることもわかっていた。だが、我々は生き延びているし、あらゆることをやっている」
「今の状況は本当に厳しいが、これが将来の助けになることを願っている。どうなるか見てみよう」
2月26日に行われたプレミアリーグ第27節のイプスウィッチ・タウン戦では、退場者を出しながら辛くも3-2の勝利を収めたユナイテッド。4試合ぷりのリーグ戦白星で14位に浮上し、降格圏から遠ざかっている。
苦戦が続く一方、クラブの財政面でも過去5年間で3億7000万ポンド(約701億円)の損失を出しており、コストカットに動いている状況。すでに250人の人員削減を行ったが、CEO(最高経営責任者)のオマル・ベラダ氏はさらに150〜200人の人員削減を検討していると明かしていた。
「(退団について話すのは)難しいことだから、それについてはシーズンの終わりに話せばいい。まだプレーすべき試合、話題にするべき試合がたくさんある。だが、そのことについては明白だ」
「それに私は難しいことだとは思わない。サッカー界では時に留まり、時に移籍しなければならないことがある。誰もが理解している」
「説明の仕方がわかれば私にとっては簡単なことだ。そうなれば実行できるし、はっきりさせておきたいからそうすることを好む」
「選手時代も同様だった。すべての経験を活かしたいからだ。誰かに正直に接すると最初は難しいが、理解してくれる。だからこそ選手たちには正直に接しているし、彼らもシーズンの終わりに移籍しなければならないこともあると理解している」
また、就任時にオーナーから財政面の説明があったか問われると、「状況はわかっていたが、同じ状況でも人によって感じ方が異なるため、彼らが正直だったかどうか言うのは難しい」と回答。改善のために手を尽くしていると述べた。
「彼らは正直だと感じたが、自分自身で物事を見て判断する必要がある。そのため、その点については常に異なる意見が出る」
「状況はわかっていたし、リスクがあることもわかっていた。だが、我々は生き延びているし、あらゆることをやっている」
「今の状況は本当に厳しいが、これが将来の助けになることを願っている。どうなるか見てみよう」
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