低迷する14位ヴォルフスブルクがニコ・コバチ監督を解任…直近10戦未勝利&3連敗で決断
2024.03.17 22:50 Sun
ヴォルフスブルクは17日、ニコ・コバチ監督(52)の解任を発表した。
フロリアン・コーフェルト前監督の後任として、2022年の夏にヴォルフスブルクの監督に就任したニコ・コバチ監督。就任初年度の昨季を8位でフィニッシュ。
2年目を迎えた昨夏にFWオマル・マーモウシュやMFフェリックス・エンメチャ、DFミッキー・ファン・デ・フェンといった有望株が移籍。その影響もあり、今シーズンはここまで6勝7分け13敗の14位に低迷。
とりわけ、昨年12月16日のダルムシュタット戦以降、10試合勝利から遠ざかり、上位陣との連戦となった直近ではシュツットガルト、レバークーゼン、アウグスブルクに敗れるなど3連敗中だった。
解任の決まったニコ・コバチ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。
「もちろん、監督としては期待が持てるシーズン序盤だったにもかかわらず、うまく結果が出せなかったことを特に残念に思っている。チーム、クラブ全体、そしてファンの皆さんが、残りのシーズンと将来に向けてベストを尽くされることを祈っている」
フロリアン・コーフェルト前監督の後任として、2022年の夏にヴォルフスブルクの監督に就任したニコ・コバチ監督。就任初年度の昨季を8位でフィニッシュ。
2年目を迎えた昨夏にFWオマル・マーモウシュやMFフェリックス・エンメチャ、DFミッキー・ファン・デ・フェンといった有望株が移籍。その影響もあり、今シーズンはここまで6勝7分け13敗の14位に低迷。
解任の決まったニコ・コバチ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。
「私たちは、この1年半、チームとVfLの従業員、特にマルセル・シェーファー、イェルク・シュマットケ、セバスチャン・シンジロルツ、そして経営陣との信頼関係、プロフェッショナルで心地よい協力関係によって支えられてきました。本当に感謝している」
「もちろん、監督としては期待が持てるシーズン序盤だったにもかかわらず、うまく結果が出せなかったことを特に残念に思っている。チーム、クラブ全体、そしてファンの皆さんが、残りのシーズンと将来に向けてベストを尽くされることを祈っている」
ニコ・コバチの関連記事
ヴォルフスブルクの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
ニコ・コバチの人気記事ランキング
1
ドルトムントがミスリンタートTDを解任…ケールSDらとの確執原因か
ドルトムントは6日、テクニカルディレクターを務めるスヴェン・ミスリンタート氏(52)の解任を発表した。 ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントで若手発掘の手腕を高く評価され、以降はアーセナルやシュツットガルト、アヤックスといったクラブでもリクルート部門の責任者を歴任してきたミスリンタート氏。 昨年5月には古巣に復帰を果たしたが、1年も経たずに解任という憂き目を味わうことになった。 今回のクラブリリースでは解任理由について言及はないが、ドイツ『スカイ』など複数メディアによれば、スポーツディレクターのセバスティアン・ケール氏ら一部首脳陣との確執が背景にあるという。 昨年の就任時から単独で移籍のアプローチを図るなど、責任範囲を逸脱した行動がケール氏やマネージングディレクターのラース・リッケン氏らの反感を買っていたと言われるミスリンタート氏。 両者は移籍やクラブが進むべき方向について頻繁に意見が食い違い、前監督のエディン・テルジッチ氏と顧問のマティアス・ザマー氏がミスリンタート氏を支持し、ヌリ・シャヒン前監督がケールの盟友だったことも状況を悪化させていた。 そんななか、ニコ・コバチ新体制での初陣を今週末に控えるタイミングで、クラブはミスリンタート氏の解任に踏み切ったようだ。 2025.02.07 10:05 Fri2
今季限りで引退決断のフンメルス、急転直下のドルトムント復帰のプランが!? クラブW杯のために復帰か
今シーズン限りでの現役引退を発表したローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)だが、古巣で最後の仕事をする可能性が浮上している。 バイエルンの下部組織育ちのフンメルスは2007年1月にファーストチームに昇格、2008年1月にドルトムントへとレンタル移籍すると、そこでの活躍が認められ2009年7月に完全移籍。チームの中心選手としてブンデスリーガ連覇などに貢献した。 その後、2016年7月にバイエルンへと復帰。ライバル間での移籍となり大きな話題となった中、2019年7月に再びドルトムントへと移籍。2024年7月に退団するも、今シーズンはローマでプレーしていた。 そのフンメルスは、今シーズン限りでの引退を宣言。スパイクを脱ぐ覚悟を示したが、ドイツ『ビルト』によれば、ドルトムントに復帰する可能性があるようだ。 ドルトムントは、今夏アメリカで行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場。しかし、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの左ヒザの半月板損傷で重傷となり、守備陣が不安定に。そこで考えられたのが、クラブW杯に向けてフンメルスを獲得するというプランだ。 具体的な話には発展していないものの、短期間の問題解決には魅力あるプランに。フンメルスはドルトムントのサッカーを理解しており、現時点でのパフォーマンスを見て問題はない。 ニコ・コバチ監督はフンメルスについて「多くのことが書かれ、語られてきた。マッツは並外れたサッカー選手で、人生で多くのことを成し遂げてきた。ドルトムントでも素晴らしい地位を築いている。もちろん、私も個人的にその話を聞いた」と、噂は耳に入っているとコメントしていた。 自身が愛し、結果も残してきたドルトムント。世界との戦いで困っている古巣を助ける準備は、本人にはありそうだ。 2025.04.11 23:55 Fri3
チェルシーMFチュクエメカがドルトムントへ買取OP付きレンタル
ドルトムントは3日、チェルシーのイングランド人MFカーニー・チュクエメカ(21)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。今季終了後に買い取る際の移籍金は4000万ポンド(約77億円)を超えるとのこと。 U-20イングランド代表歴があるセントラルMFのチュクエメカは、2022年夏にアストン・ビラから2000万ポンドでチェルシーに移籍。これまで公式戦32試合出場2ゴール1アシストを記録も、エンツォ・マレスカ監督が新たに就任した今季はヨーロッパ・カンファレンスリーグで4試合、EFLカップ(カラバオカップ)1試合の出場に留まっていた。 ニコ・コバチ監督が就任したドルトムントは移籍期限最終日、チュクエメカの他にアヤックスからGKディアント・ラマイを完全移籍で、ノアシェランからDFダニエル・スベンソンをレンタルで獲得していた。 2025.02.04 14:00 Tue4
ヴォルフスブルクがハーゼンヒュットル監督を解任…リーグ戦8試合未勝利で決断
ヴォルフスブルクは4日、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督(57)を即時解任したことを発表した。 なお、U-19チーム監督のダニエル・バウアー氏(42)が暫定監督をと務め、U-19チームでアシスタントコーチを務めるユリアン・クラムト氏とU-16チーム監督のトビアス・ホルム氏がコーチを務めるとのことだ。 オーストリア指揮官のハーゼンヒュットル監督は、2024年3月にニコ・コバチ前監督(現ドルトムント監督)の後任としてヴォルフスブルクの指揮官に就任。途中就任となった昨季はブンデスリーガ8試合で4勝を挙げ、チームを1部残留に導いた。 しかし、今シーズンはブンデスリーガ開幕5戦でわずか1勝とスタートダッシュに失敗。シーズン前半戦の終盤には4連勝を飾るなど盛り返したが、シーズン後半戦はここまで17試合でわずか4勝と低迷。 リーグ戦は3月1日のブレーメン戦を最後に8試合勝利がなく、3日に行われた第32節のドルトムントにも0-4と惨敗。この結果を受け、即時解任が決定した。 ダニエル・バウアー氏は、現役最後のクラブとなったハノーファーのセカンドクラブであるハノーファーⅡで指導者キャリアをスタート。2016年からヴォルフスブルクの下部組織のアシスタントコーチを務めると、2020年夏にU-17チームの監督に就任し、2022年1月からU-19チームの監督を務めていた。 2025.05.05 11:00 Monヴォルフスブルクの人気記事ランキング
1
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.38“鬼軍曹マガト”日本人選手の活躍も/ヴォルフスブルク[2008-09]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.38</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2008-2009シーズン/ヴォルフスブルク 〜鬼軍曹の下で初戴冠〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2008-09wolfsblug.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フェリックス・マガト(56) 獲得タイトル:ブンデスリーガ 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係7:★★★★★★★☆☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鬼軍曹マガト</div> 世界的な自動車メーカーであるフォルクスワーゲンを親会社に持ちながら、ドイツの中で中堅クラブという地位に過ぎなかったヴォルフスブルク。しかし、バイエルンで2連覇を達成したマガト監督を2007年に招へいしたチームは、初年度こそ11位に終わったものの、続く2008-09シーズンにクラブ史上初となるリーグ制覇を成し遂げる。 シーズン序盤は不安定な戦いが続き、前半戦を9位で終えた。しかし、ウィンターブレイクを挟んで後半戦に入ると一変。19節から連勝街道を走り(結果的に10連勝)、第26節でバイエルンを5-1で下してついに首位に躍り出た。 その後、ヴォルフスブルクは首位の座を明け渡すことなく、本拠地フォルクスワーゲン・アレーナでの最終節を迎える。そして、ブレーメンに5-1で勝利を収めて優勝決定。悲願となるクラブ史上初のマイスターシャーレを掲げた。 この当時のヴォルフスブルクは、長谷部と大久保の日本人2選手が在籍していた。2007-08シーズンの冬に移籍した長谷部は、厳しい練習を課すマガト監督の信頼を勝ち取り、ポジションを奪取。シーズン終盤こそケガで戦列を離れたが、チームの優勝に大きく貢献した。一方の大久保は2008-09シーズンの冬に移籍したが、ジェコとグラフィッチの強力2トップの存在もあり、あまり出場機会を得ることができず。大きなインパクトを残せなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">2トップの威力</div> 鬼軍曹・マガト監督の下、厳しいトレーニングを乗り越えたチームの特徴は、破壊力のある2トップ。得点王のタイトルを獲得したグラフィッチが28得点、得点ランク2位のジェコが26得点と2人でゴールを荒稼ぎした(チームの総得点は80得点)。 この強力2トップに良質なボールを供給したのがトップ下のミシモビッチ。正確なパスで攻撃を司り、7ゴール20アシストという素晴らしい成績を残した。脇を固めた長谷部、ゲントナー、リーターらは豊富な運動量で攻守に奔走。中盤の底に位置したジョズエが守備に徹してチームを支えた。 最終ラインは、このシーズンにイタリアからやってきたバルザーリを中心に安定した守備を披露。最後尾に位置した守護神のベナーリオは抜群のショットストップを見せた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWエディン・ジェコ(23)&FWグラフィッチ(30)</span> 合わせて54得点を叩き出した強力2トップ。大型ストライカー2人は、足元のうまさも兼備し、抜群の破壊力を見せた。特に、このシーズンで評価を大きく高めたジェコは、ビッグクラブから狙われる移籍市場の大目玉となり、2011年にはマンチェスター・シティへ移籍を果たした。その後はローマでプレーしている。 2019.04.22 12:00 Mon2
今季限りでヴォルフスブルクを退団するFWマーモウシュの新天地がフランクフルトに決定!
フランクフルトは15日、今季限りでヴォルフスブルクを退団するエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年7月1日~2027年6月30日までとなる。 エジプト代表として17キャップを誇るマーモウシュは、2017年夏に母国クラブのワーディー・デグラからヴォルフスブルクに加入。その後、シュツットガルトやザンクト・パウリへのレンタル移籍があった中、ヴォルフスブルクでは公式戦46試合に出場して6ゴールをマーク。 今季は主にセンターフォワードで起用され、ブンデスリーガ31試合の出場で5ゴールと、準主力としてまずまず存在感を示していたが、4月12日に契約満了となる今季限りでヴォルフスブルクを退団することが発表されていた。 スポーツディレクターを務めるマルクス・クレシェ氏は、来季から加入するマーモウシュについて公式サイトで以下のように語っている。 「マーモウシュはは、我々の攻撃にさらなる柔軟性をもたらしてくれるだろう。オマールはブンデスリーガですでにその資質を証明しているが、同時にさらに成長する大きな可能性を秘めている。このようなエキサイティングで才能ある選手をフリートランスファーでクラブに連れてくることができたことをうれしく思っているよ」 2023.05.15 23:35 Mon3
パレスがヴォルフスブルクDFラクロワを獲得、移籍金は34.5億円
クリスタル・パレスは30日、ヴォルフスブルクのフランス人DFマクサンス・ラクロワ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、移籍金は1800万ポンド(約34億5000万円)とのこと。 ソショーでプロデビューを飾ったセンターバックのラクロワは、2020年8月にヴォルフスブルクに加入。在籍4シーズンで公式戦130試合出場7ゴールを記録した。 パレスでは主軸DFヨアキム・アンデルセンがフルアムに移籍しており、ラクロワはデンマーク代表DFの穴を埋める活躍が期待される。 2024.08.31 07:45 Sat4
ヴォルフスブルクがハーゼンヒュットル監督を解任…リーグ戦8試合未勝利で決断
ヴォルフスブルクは4日、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督(57)を即時解任したことを発表した。 なお、U-19チーム監督のダニエル・バウアー氏(42)が暫定監督をと務め、U-19チームでアシスタントコーチを務めるユリアン・クラムト氏とU-16チーム監督のトビアス・ホルム氏がコーチを務めるとのことだ。 オーストリア指揮官のハーゼンヒュットル監督は、2024年3月にニコ・コバチ前監督(現ドルトムント監督)の後任としてヴォルフスブルクの指揮官に就任。途中就任となった昨季はブンデスリーガ8試合で4勝を挙げ、チームを1部残留に導いた。 しかし、今シーズンはブンデスリーガ開幕5戦でわずか1勝とスタートダッシュに失敗。シーズン前半戦の終盤には4連勝を飾るなど盛り返したが、シーズン後半戦はここまで17試合でわずか4勝と低迷。 リーグ戦は3月1日のブレーメン戦を最後に8試合勝利がなく、3日に行われた第32節のドルトムントにも0-4と惨敗。この結果を受け、即時解任が決定した。 ダニエル・バウアー氏は、現役最後のクラブとなったハノーファーのセカンドクラブであるハノーファーⅡで指導者キャリアをスタート。2016年からヴォルフスブルクの下部組織のアシスタントコーチを務めると、2020年夏にU-17チームの監督に就任し、2022年1月からU-19チームの監督を務めていた。 2025.05.05 11:00 Mon5