「危機感しかない」3度の五輪を経験している山本昌邦氏、招集制限のある中で3.5枠の切符を懸けて戦う現実に「なるべく監督が招集したい選手を呼べるように」

2024.03.15 22:05 Fri
3度の五輪経験を持つ山本昌邦ナショナルチームダイレクター
©超ワールドサッカー
3度の五輪経験を持つ山本昌邦ナショナルチームダイレクター
15日、パリ・オリンピック出場を目指すU-23日本代表の国際親善試合に向けたメンバーが発表された。

4月にAFC U23アジアカップでパリ五輪の切符を懸けて戦う中、マリ代表、ウクライナ代表との最後の2試合を国内で戦う。すでにパリ五輪の切符を掴んでいる両国との対戦。4月の最終予選はインターナショナル・マッチウィークではないため、海外組の招集に強制力はなく、選手招集が難しくなる。

ナショナルチームダイレクターを務める山本昌邦氏は、この2試合のマッチメイクについて言及。良い機会を作れたと感謝した。
「パリ・オリンピックに出場する2チーム。今回、マリとウクライナという出場する2チームとトレーニングマッチが組めるということで、対応してくれた両チームの関係者の皆様、マッチメイクに関してJFAスタッフも奔走してくれて良いカードが組めたことを嬉しく思います」

「我々は出場権を得ていない中で、出場が決まっている2チームとレベルの高い強化試合を行えることは嬉しいことだと思います。我々としては4月の最終予選に向けて、本当に重要な2試合になると考えています」
山本氏は1996年のアトランタ・オリンピック、2000年のシドニー・オリンピックはコーチとして参加。2002年にU-23日本代表監督となると、アテネ・オリンピックの予選を経験し本大会も指揮を執った経験がある。

アジアの戦いも知る山本氏。今回の最終予選については、かなり厳しいと感じているとのこと。そこでしっかりと勝利するためにも、この3月の2試合から盛り上げていきたいとした。

「これまで1996年のアトランタ・オリンピック以来、今回の予選は過酷で難しいものになると想像しています。厳しい予選になると思います。この3月から皆さんのエモーションの高まりというか、簡単ではないアジアの予選をここから盛り上げて、4月、そして5月3日のファイナルに臨めるように、予選を戦う準備をしっかりしていきたいと思います」

「京都、北九州の運営の皆さん、サポートしてくださる皆さんに感謝したいと思います。併せて、ご支援引き続きよろしくお願いいたします」

また、選手の招集についても言及。FC東京からはA代表の長友佑都も含めて4名が招集されており、協力体制を築けていることに感謝。一方で、海外組を十分に招集できない中、チームとしてやれることをやりたいとした。

「メンバーはこのIWの活動で、特にFC東京は4人の招集をご協力いただき、SAMURAI BLUEで長友選手も招集させていただき、多大なる負担になっているかもしれません。ご協力いただいたことに関して感謝申したいと思います」

「非常に厳しい制限のある招集の課題があります。そんな中、大岩剛監督はじめスタッフが厳しい招集条件の中で、落ち着いて、冷静に仕事をしてくれています。このことは、頼もしく見ていますし、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、サポーティングスタッフ含めて感謝しています」

「この4月の予選は危機感しかありません。本当に厳しい条件の中で、この予選をどう勝ち抜いていけるのか。スタッフ、監督には大きな負担となっていますが、できるだけのサポートをして、まずはパリ行きの切符を掴めるような、ここからの盛り上げを繋げていきたいと思います」

当初は今年1月に開催予定だったが、中国がアジアカップの開催を返上したことで、アジアカップが1月に開催。そのため、4月にずれ込むという事態となった。

その結果、ヨーロッパのシーズン最終盤に開催が決定。パリ五輪世代の多くの選手がヨーロッパのクラブでプレーしている中、レギュラー格の選手はやはり招集が難しくなったという。

「選手たちが成長することで、海外のクラブで五輪世代、U-20の選手たちもプレーできる選手が増えてきました。それがA代表の強化につながっていきます。1つ転換点を迎えているなと感じています」

「招集に関して、Jリーグは協力に関して昨年9月にルールを決め、大学の関係者にも了解を得て国内でのベースは作れます。一方で、(ヨーロッパは)リーグの終盤で重要な場面で、チームは拒否することができる。本当に難しいことですが、一方で選手が主力としてプレーできるようになったということは悪くないです」

選手の成長の証としながらも、大事なところで招集できないもどかしさもある状況。そんな中、山本氏は「オリンピックという舞台でメダルを目指すことは、日本代表にとっても重要になる」と語り、「交渉に関しては昨年の夏前から継続して行ってきました。海外オフィスから常にクラブとコミュニケーションをとってもらっています」と、時間をかけて各クラブと話をしているという。

今回の最終予選に関しても「正直呼べない選手もいます」と語る山本氏。「その中で、日本の底力が試されていると思っていますし、日本にももっと選手がいるということにもなります」と、底上げすることが大事だとした。

また「才能がどんなにあっても良い経験をしなければ、なかなか成長は難しい。五輪予選と本番での6試合を抜けられた選手が成長します」と、良い戦いを経験することが成長につながるとし、「優先順位があるので、継続してクラブとコンタクトを取って、なるべく監督が招集したい選手を呼べるようにしたいです」と、なるべくベストなメンバーが揃えられるように調整していくとした。

改めて、今回の最終予選で危機感を覚えている点について山本氏は言及。選手の招集とアジアのレベルアップがポイントだとした。

「招集のところが非常にハードルが上がっていて、監督が求める全員を呼べるわけではないということ。日程が4月にずれ込んだことでヨーロッパとの関係など、様々な面で厳しいことになっています。カタールでの戦いは暑熱の問題もある。過去に例のないことになっています」

「また、各国ともに本当に力をあげています。W杯の出場枠がアジアで増えました。トップ4の次のグループが本当に様々な面で強化を続けていて、そこに育成の強化が入って、アンダー世代から出てくるチームが育っています」

「W杯の枠とオリンピックの3.5という枠は本当にハードルが高いものだと思っているので、底上げを含めて、本当に厳し戦いになると覚悟しています」


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【U-23日本代表プレビュー】3.5枠のパリ行き切符を懸けた戦いがスタート、初戦でまずは結果を/vsU-23中国代表【AFC U23アジアカップ】

今年7月にフランス・パリで行われるオリンピック。紆余曲折あり、未だに出場国が決まっていない唯一の地域がアジアだ。 AFC U23アジアカップで出場枠「3.5」を16カ国が争う中、当初は1月に開催予定も、A代表のアジアカップがずれ込んだことで4月という異例のタイミングでの開催となった。 8大会連続8度目のオリンピック出場を目指す日本。大岩剛監督が率いるチームは、2022年に同じ世代のU-21日本代表で臨んだ前回大会で3位という成績を残しており、同じ結果を残せばパリ・オリンピック出場が決定する。 <span class="paragraph-subtitle">◆最低でもベスト4入りに向けた大事な初戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 大会開催時期がズレ込んだ影響もあり、国際Aマッチデーでもなく、ヨーロッパのシーズンも佳境に入っているため、多くの海外組の招集が叶わなかった日本。それでも、Jリーグで活躍する選手を中心に、招集できる限りのベストメンバーを呼べたといえる。 派遣義務のないクラブの協力もあり、しっかりと戦力を保てた日本。アジアの戦いは簡単ではないことも重々承知であり、ここまでしっかりとした準備をおこなってきた。 大岩監督は前日の会見で「非常に良い準備ができている」とコメント。「メンタル、個人戦術、チーム戦術全てを発揮して第1戦に向かっていきたいと思う」と、しっかりと初戦で戦う準備が整っていると強調した。 今大会は中2日で試合が行われる過酷なスケジュールであり、全員の力が必要になる総力戦。まずは結果を出し、良いスタートを切りたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2度目の五輪へ、若きチームで臨む</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対する中国は、自国開催となった2008年の北京大会以来、2度目のオリンピック出場を目指す戦いとなる。 チョン・ヤオドン監督が率いるチームは、21歳という平均年齢。決して若すぎるというチームではないものの、FW登録のワン・ユドン、ドゥ・ユエチョンは17歳と18歳。2028年のロサンゼルス・オリンピック世代の選手でもある。 また、GKリー・ハオはアトレティコ・マドリーに所属し、今季は3部のコルネジャへレンタル移籍中。ただ、その才能は高く、唯一の海外組として招集されている。 2023年9月の予選では、UAE、インドと同居して2位通過。チョン・ヤオドン監督は「我々のチームは本当に強いと思っている」と前日会見で語っており、日本撃破に士気は高い。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240416_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©︎超ワールドサッカー<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:関根大輝、西尾隆矢、木村誠二、内野貴史 MF:松木玖生、藤田譲瑠チマ、田中聡 FW:山田楓喜、藤尾翔太、平河悠 監督:大岩剛 中2日でやってくる連戦。とにかくまずはグループステージの突破が必要であり、上位2カ国に入る必要がある。そのためにも、初戦で勝利することが非常に重要となる。 守護神はこの世代の軸であるGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)が不在。3月の活動では共にゴールを守った2人が候補だが、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が先発すると予想する。安定したシュートストップと、高さを使ってくる可能性が高いため、ハイボールの処理、そしてビルドアップの力を発揮してもらいたい。 最終ラインだが、こちらも高さ対策を考えると右サイドバックには関根大輝(柏レイソル)が入ると予想。ウクライナ戦では良いパフォーマンスを見せており、頼もしい存在だ。センターバックはチョイスが難しいところだが、世代の軸である西尾隆矢(セレッソ大阪)と、ケガから復帰した木村誠二(サガン鳥栖)と予想する。最も高さのある高井幸大(川崎フロンターレ)や鈴木海音(ジュビロ磐田)という可能性もあるが、フィード能力にも定評ある木村と予想する。 左サイドバックは本職ではないものの内野貴史(デュッセルドルフ)と予想。高さを使われた時のことを考えると、大畑歩夢(浦和レッズ)より適任といえる。豊富な運動量を見せてもらいたい。 中盤は逆三角形となり、アンカーは藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)と予想。チームをプレーでもメンタル面でも支える藤田の存在は大会を勝ち抜く上で鍵となる。インサイドハーフには松木玖生(FC東京)と田中聡(湘南ベルマーレ)と予想。川﨑颯太(京都サンガF.C.)というチョイスも考えられるが、よりボール奪取から前進できる田中を起用すると考える。 3トップに関しては、右に山田楓喜(東京ヴェルディ)が入ると予想。左足から繰り出されるキックは大きな武器であり、流れ関係なくゴールを奪う力は必要。右は平河悠(FC町田ゼルビア)と予想し、得意の仕掛けでサイドを切り裂いてもらいたいところだ。 そしてトップの人選は迷った中、クラブで結果の出ている藤尾翔太(FC町田ゼルビア)と予想する。様々なプレーが可能な藤尾。クラブで見せている得点感覚を初戦でしっかりと発揮してもらいたい。 フィジカルの強さで言えばエースである細谷真大(柏レイソル)の方が適任であり、中国の守備に耐えられる可能性もあるが、今季はここまでのJリーグで無得点と不発。今大会での復調は期待されるが、町田コンビということもあり藤尾を推したい。 日本の初戦となるU-23中国代表戦は16日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで中継される。 2024.04.16 16:00 Tue
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鳥栖のルーキーDF森下龍矢がU-23日本代表候補に追加招集

サガン鳥栖は21日、DF森下龍矢がU-23日本代表候補トレーニングキャンプに追加招集されたことを発表した。 トレーニングキャンプは22日(火)~26日(土)にかけて開催。東京オリンピック世代の選手が集まっての合宿となる。 森下はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンまだサッカーがてきることがとても嬉しいです。思いっきりプレーして、成長して帰ってきます!!」 2020.12.21 13:12 Mon
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日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート

3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu

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