「オリンピックも頑張れと声を頂いた」約3000人の大観衆が後押し、池田太監督は北朝鮮を「個の強さと組織力」と称える
2024.02.29 09:15 Thu
大観衆の北朝鮮サポーター
なでしこジャパンの池田太監督が、パリ・オリンピック行きを懸けて戦った北朝鮮女子代表について語った。
28日、国立競技場でパリ・オリンピック アジア最終予選第2戦が行われ、2-1でなでしこジャパンが勝利。2大会連続6度目の五輪出場を果たした。
試合は立ち上がりから日本が押し込むと高橋はなのゴールで先制。さらに後半には藤野あおばが追加点を奪う。
北朝鮮も1点を返すが、日本はしっかりと守り切り勝利を収めていた。
この試合のアウェイスタンドには、北朝鮮を応援するサポーターが3000名集結した。チケット完売、統率の取れた応援は脅威となった中、池田監督は2試合戦った北朝鮮について語った。
「2試合とも選手の強さ、組織力というのは出ていたのかなと感じています」
相手の戦い方を称えた池田監督。試合後の挨拶時にはエールも送られたという中、多くの人が集まった北朝鮮サポーターについてもコメントした。
「サポーターの応援は人数も多く、アウェイの中でサポートしているなと感じていました」
「試合が終わって挨拶に行った時に、オリンピックも頑張れと声を頂いたので、サッカーを愛する仲間として、スタジアムに来てくださったことは嬉しかったです」
最後の1枠を争った両者。試合が終われば、ノーサイドといったところだろう。
28日、国立競技場でパリ・オリンピック アジア最終予選第2戦が行われ、2-1でなでしこジャパンが勝利。2大会連続6度目の五輪出場を果たした。
試合は立ち上がりから日本が押し込むと高橋はなのゴールで先制。さらに後半には藤野あおばが追加点を奪う。
この試合のアウェイスタンドには、北朝鮮を応援するサポーターが3000名集結した。チケット完売、統率の取れた応援は脅威となった中、池田監督は2試合戦った北朝鮮について語った。
「選手1人1人の強さ、技術力、そしてゴールへ向かう推進力という部分では、個人の能力も高いですし、チームの狙いと組織力も備わっていて、難しい試合になるなということもありました」
「2試合とも選手の強さ、組織力というのは出ていたのかなと感じています」
相手の戦い方を称えた池田監督。試合後の挨拶時にはエールも送られたという中、多くの人が集まった北朝鮮サポーターについてもコメントした。
「サポーターの応援は人数も多く、アウェイの中でサポートしているなと感じていました」
「試合が終わって挨拶に行った時に、オリンピックも頑張れと声を頂いたので、サッカーを愛する仲間として、スタジアムに来てくださったことは嬉しかったです」
最後の1枠を争った両者。試合が終われば、ノーサイドといったところだろう。
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アジア競技大会の北朝鮮戦でもゴール、なでしこの新鋭・谷川萌々子は再現なるか「チャンスがあれば狙っていきたい」
なでしこジャパンのMF谷川萌々子(FCローゼンゴード)が、パリ・オリンピックアジア最終予選第2戦の北朝鮮女子代表戦へ向け、公開トレーニング後にメディアの取材に応じた。 なでしこジャパンは北朝鮮との第1戦を24日に中立地のサウジアラビアで行い、ゴールレスドローで終えた。第2戦は28日に国立競技場で行われ、勝った方がパリ行きの切符を手にするという、シンプルな構図で迎える。 今春にJFAアカデミーを卒業する18歳にとって、トップカテゴリーの選手と戦う機会はこれまで多くはなかったが、「(当たりが)強いなっていうのは感じますけど、やっていける気持ちもあるので、積極的に球際も負けずにやっていきたい」と、力強く語る。 ジッダでの第1戦にも69分から途中出場。アジア競技大会決勝でも相まみえている相手に対して「(北朝鮮戦の)雰囲気を一度味わっているので、途中出場の時もビビることなくプレーできたと思います」と頼もしい言葉を残す。 第1戦でのチームとしての課題にはこぼれ球の対応を挙げ、自身としても不完全燃焼気味。先述のアジア競技大会北朝鮮戦では得点も決めており、国立競技場での第2戦でもレンジの長い一撃に期待が高まる。 「(第1戦では)ロングホールからのセカンドボールやサードボールを相手に拾われて、二次攻撃をされていたので、ポジショニングについてはチームでも改善できています」 「(途中出場時は池田太監督から)しっかりハードワークして、チャンスがあればシュートを打ってこいと言われてピッチに入ったんですけど、1本も打てずに終わってしまったので、次にチャンスがあれば狙っていきたいです」 2024.02.27 23:20 Tue4
内田篤人氏のコーチ継続は「監督になる人の意向が働く」、指揮官未定のなでしこに宮本恒靖会長「年内には決めたい」
日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖氏がなでしこジャパンの試合後にコメントした。 26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表を国立競技場に迎えたなでしこ。前半の内に3点を奪って折り返すと、後半にもダメ押しゴールが決まり、4-0の完勝を収めた。 試合について宮本会長は、「ゴールも多く生まれたし、ゴール以外の部分も良いプレーも多かったですし、お客さんから拍手もらうようなプレーも多かったと思ってます」とコメント。「守備のところのカウンタープレスみたいな切り替えも良かったんじゃないかなという風に見てました」と高評価している。 一方、パリ・オリンピック(五輪)限りで池田太監督が退任し、女子委員長の佐々木則夫氏が代行で指揮を執った監督人事については「年内には決めたいと思っています」と回答。選出基準についても語った。 「(外国人かは)この時点ではなかなか申し上げにくいですけど、可能性を広げてやっています。今までよりも上に行くために何が必要なのか。日本代表、なでしこをどうすれば世界一のところまでもう一回高めていけるのかというつっこんだ話もしながらやっているところです」 さらに、パリ五輪が最後となった大岩剛監督のU-23日本代表については「U-23の活動はすぐにはないので、もちろん後任人事というか、誰にしてもらうのかというところに関してはいろいろと考えてはいます。だけど、そんなに急いでいる、急がなければいけないというわけではないと思っています」と見解を述べた。 また、今回なでしこにコーチ入りした元日本代表DF内田篤人氏にも言及。良い評判もしっかり届いているようだ。 「(内田氏の)今後に関しては新しく代表監督になる人の意向がかなり働くと思います。もちろん内田篤人自身の考えも含めてかなと思っています」 「毎日練習をしっかり見ているわけではないので、なかなか評価っていう意味では難しいですけど、いろいろ良かったんじゃないかということは聞いてます」 最後に、国立競技場に集まった観客の数にも触れた宮本会長。自身も動きつつ、チームの好成績が集客に繋がると主張した。 「1万2000人と少しっていうところで、もちろんもっとたくさんの人に来てもらいたいですし、来てもらった人に良かった、良い試合だった、また見に来たいという風に思ってもらえるような試合を、選手たちにはいつも見せてもらいたいと思っています」 「たとえば彼女たちのひたむきさであったり、女性ならではの柔らかい技術とかそういうものは今日は見られたと思います。WEリーグに関して、たとえばJFAとJリーグが一緒になってやっているようなところも含めて、女子サッカー全体を盛り上げていけたらなという風には思います」 「でもやはり、良いものを見せつつも、ワールドカップだったりオリンピックであったり、そこでさらなる高みに行くようなチームになっていけば、もっとたくさんの人に見てもらえると思います。そういった盛り上げていく部分と、強化して結果を出していくというのが大事なのかなと思います」 2024.10.27 06:00 Sun5
2022年開催のU-17、U-20の女子アジアカップが中止に…コロナ禍で開催困難
日本サッカー協会(JFA)は6日、AFC U-17女子アジアカップ、AFC U-20女子アジアカップの中止を発表した。 この決定はアジアサッカー連盟(AFC)が5日に行ったもの。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続いており、すべての利害関係者、特に若手プレーヤーの健康と安全を優先することの重要性を考えての判断とのことだ。 両大会は、2022年にそれぞれインドネシアとウズベキスタンで開催される予定だった。 これを受け、U-19日本女子代表の池田太監督、U-16日本女子代表の狩野倫久監督、今井純子女子委員長がコメントしている。 【今井純子女子委員長】 今回、育成年代ということもあり、アジア各地での新型コロナウイルス感染拡大の様々な状況、1次予選、2次予選を実施して上位ラウンドへと進行していくことが非常に困難ということで、残念ながら育成年代の女子アジアカップ全体が中止と なってしまいました。 育成年代代表の目標は、1つでも多くの良い経験を積み上げて将来に向けて成長することです。その中でも国際経験、プレッシャーの掛かる大会の経験は何物にも代えがたい貴重な経験の場であり、非常に残念です。 ワールドカップへどのような方法でアジアからの出場チームを決定するかはまだ不明ですが、出場できることを想定し、そこに向けて両代表の強化活動を変わらず継続していきます。まだ国際経験が困難な時期が続きますが、状況を見ながらできる限りの良い経験が積めるよう進めていきたいと思います。 【U-19 日本女子代表 池田太監督】 選手達が大きく逞しく成長できる大会が中止となり本当に残念です。しかし健康や安全が大切なことは間違いありません。 アジア各国との戦いは選手達の成長や経験値を上げることと共ににワールドカップ予選という次へのステージがかかっている緊張感や達成できた時の自信などを得られる機会と考えていました。今後の活動で海外のチームとの対戦も調整して継続的に強化していかなければならないと感じています。 アジアの出場枠がどのように決定されるのかはまだ分かりませんが、2022年8月にコスタリカで予定されているワールドカップに向けて引き続き選手達と成長の歩みを止めず、進んでいきます。 【U-16 日本女子代表 狩野倫久監督】 U-16日本女子代表は、今年の4月に新チームとして立ち上げ、AFCU-17女子アジアカップ優勝をひとつの目標にし、そこからFIFAU-17女子ワールドカップインド大会での躍進を大きな目標に掲げていました。前回のFIFAU-17女子ワールドカップに続き、AFCの大会が中止になったことで国際経験を体験できないことは残念ではありますが、今後の目標や選手たちの目指すべきところ「世界のなでしこになる」は変わることはなく歩みを止めてはいけません。 今回の中止を更なるステップアップ、今後の成長を更に加速させるきっかけになるよう、今後の目標に対し、今一度内省し今後への歩むべき道筋を立て、未来に向かい今まで以上に日々全力で迷うことなくチャレンジして欲しいと思います。 我々スタッフ一同、これからも育成年代の強化・育成、レベルアップのために、より一層尽力していきます。まだまだ大変な状況下にありコロナウイルスによる影響は今後も続くかもしれませんが、皆さんと共に、この状況を乗り越えていきたいと思います。 2021.07.06 18:13 Tue北朝鮮代表の人気記事ランキング
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