B・フェルナンデスがFAカップ制覇に意欲「残されたトロフィーチャンス」

2024.01.29 18:15 Mon
主将ブルーノ・フェルナンデス
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主将ブルーノ・フェルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがニューポート・カウンティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
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ユナイテッドは28日、FAカップ4回戦でリーグ2(4部相当)所属のニューポートと対戦し、4-2で勝利。2点を先行したなかで一時追いつかれてしまったが、FWアントニーとFWラスムス・ホイルンドのゴールで勝ち切った。
昨年に続いてナイトクラブ通いを報じられたFWマーカス・ラッシュフォードが「体調不良」名目で欠場したなか、昨年11月1日のニューカッスル戦を最後に離脱していたMFカゼミロはこの一戦で公式戦復帰。1点リードの81分までプレーし、4回戦突破に貢献した。

そんな一戦を振り返ったB・フェルナンデス。フル出場で開始7分に先制点もマークしたキャプテンは、イギリス『BBC』のインタビューで試合運びの難しさを語りつつ、「FAカップのタイトル獲得に全力を尽くす」とした。

「明らかに完璧な試合じゃなかったね。失点したくなかったが、最初の相手のゴールは信じられないようなシュートだった。後半はより集中しなければならないわけだから、できれば前半で試合を終わらせたいところだ」
「3-0にするチャンスがあったわけだけど…このような試合(相手が4部リーグ)では、2-0になった時点で誰もが自分のゴールを決めようとする。最善の判断ができなくなるんだ。ただ、追いつかれたあとのユナイテッドは見事な仕事ぶりだったと思うよ」

「ファイナルまで辿り着くために全力を尽くさねば。一歩一歩、一試合一試合…今シーズンを見栄えよくするためには、このトロフィー(FAカップ優勝)が必要なんだ」

「今シーズン残されたトロフィーチャンスがFAカップだということを理解しないといけない。昨シーズンもファイナルまで行ったが、残念ながらトロフィーまで到達しなかった。FAカップがファン、クラブ、そしてこの国にとってどれほど意味あるものか僕もよく理解している」

FAカップで歴代2位の優勝12回、歴代1位タイの決勝戦進出21回を誇るユナイテッドだが、最後の優勝は2015-16シーズン。2020年1月加入のB・フェルナンデスは自身初となるFAカップ制覇を目指す。

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