J1町田からアジア杯参戦の豪代表FWデューク、ハムストリング負傷でグループ最終節欠場へ
2024.01.22 14:02 Mon
オーストラリア代表FWミッチェル・デュークがハムストリングを痛めたようだ。
ところが、オーストラリア『news.com.au』によると、デュークは第2節・シリア代表戦でハムストリングを痛めたとのことで、23日の第3節・ウズベキスタン代表戦は欠場する見通し。スーパーサブとして今大会に抜擢された36歳、FWブルーノ・フォルナローリが代役起用されるという。
デュークのケガについてグラハム・アーノルド監督は「軽いケガだと思う。今後どうなるかはまだわからない」と説明。少なくともウズベキスタン代表戦は欠場することを認めている。
PR
FC町田ゼルビアのデューク。2023シーズンのJ2リーグで10得点をマーク、J2優勝&J1昇格に貢献した33歳は、30代を過ぎてオーストラリア代表の主力選手となり、現在開催中のアジアカップ2023にも参戦している。ここまでグループステージ2試合とも最前線で先発し、いずれも70分過ぎまでプレー。ゴールこそないが、献身的なプレーで後方をバックアップし、チームは2連勝でノックアウトステージ進出を決めた。デュークのケガについてグラハム・アーノルド監督は「軽いケガだと思う。今後どうなるかはまだわからない」と説明。少なくともウズベキスタン代表戦は欠場することを認めている。
オーストラリア代表はウズベキスタン代表戦引き分け以上でグループステージ首位通過が決まる。
PR
ミッチェル・デュークの関連記事
オーストラリアの関連記事
アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
ミッチェル・デュークの人気記事ランキング
1
ベテランDF2人が久々招集、デゲネクが1年ぶり&グラントが2年8カ月ぶり! 初招集3名のオーストラリア代表が発表【2026年W杯アジア最終予選】
フットボール・オーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は8日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むオーストラリア代表メンバー26名を発表した。 9月の2試合では、1分け1敗と結果がでず、グラハム・アーノルド監督を解任。新たにトニー・ポポヴィッチ監督が就任し新体制で臨んだ10月は、中国代表にホームで3-1と勝利すると、日本代表ともアウェイで対戦し1-1のドロー。日本の連勝をストップし、無失点も止めていた。 ポポヴィッチ監督は10月から8名を変更。DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)やFWネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ)、MFキアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド)らが外れている。 一方で、MFマックス・バラード(NACブレダ)、MFアンソニー・カセレス(シドニーFC)、DFヘイデン・マシューズ(シドニーFC)が初招集。さらに、横浜F・マリノスでもプレーしたDFミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ)が2023年10月以来約1年ぶりに復帰。また、DFライアン・グラント(シドニーFC)は2022年3月以来約2年8カ月ぶりに復帰することとなった。 その他、FC町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークや、MFアルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、GKマシュー・ライアン(ローマ)、FWクレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ)らが招集されている。 オーストラリアは現在勝点5で2位。14日にホームでサウジアラビア代表と、19日にアウェイでバーレーン代表と対戦する。 今回発表されたオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆オーストラリア代表メンバー26名</h3> GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) ミロシュ・デゲネク(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー) ライアン・グラント(シドニーFC) ヘイデン・マシューズ(シドニーFC) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) MF マックス・バラード(NACブレダ/オランダ) アンソニー・カセレス(シドニーFC) アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ/イタリア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) パトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC/アメリカ) FW ブランドン・ボレッロ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ) マーティン・ボイル(ハイバーニーアン/スコットランド)・ ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) クシニ・イェンギ(ポーツマス/イングランド) 2024.11.08 15:30 Fri2
「モヤモヤ」募るオーストラリア代表…最終予選3度目のノーゴール、代表OBもファンもメディアも「モヤモヤ」
オーストラリア代表が最終予選5試合で3度目のノーゴール。国内にモヤモヤが募る。 豪代表は14日、W杯アジア最終予選C組第5節でサウジアラビア代表と0-0ドロー。C組2位をキープした一方、勝てば3位以下を突き放すことができ、首位日本とも近づけただけに、どうしたって「モヤモヤ」が残る勝ち点1となった。 振り返れば、前線での守備、最終ライン背後へのランなどから、いくつか決定機が。しかし、シュートを枠に飛ばせなかったり、打ちきれなかったりで「1点」を奪えず。それ以前に、相手を切り崩す頻度、また選択肢が少ない。 今予選、豪代表は5試合3度目のノーゴール。1-1ドローの日本戦はオウンゴールによる1点であり、実質的に、逆転勝ちした第3節・中国戦(3◯1)しかネットを揺らせていない。 今回、豪州国内のTV中継でレポーターを担った元豪代表FWアーチー・トンプソン氏は「チャンスはあったが、決めきれず。DFハリー・サウターにインタビューしたが、明らかにフラストレーションを溜めていたよ」と回想。 「我々はいつだって代表チームに期待を寄せるわけだが、今日も前線のアイデア・攻撃力が足りなかった。そうだね…相手を大きく凌駕する優位性、というものは存在しなかったね」 サッカーライターのヴィンス・ルガリ氏は、自身のXで強敵サウジと相見えた選手たちを労いつつ、FC町田ゼルビア所属のFWミッチェル・デュークに言及。モヤモヤが文章に現れる。 「デュークにクリスティアーノ・ロナウドと同等の存在感を求めているわけでない。彼は努力家だし、今日も頑張っていた。彼に嫌悪感を抱くのは酷だ。彼は悪くない…彼より優れたセンターフォワードは豪州にいない」 また、豪『Back Page Football』は19日の第6節・バーレーン代表戦(A)を念頭に、「オーストラリア代表のサッカーは、90分間“静かに”見守る必要がある、ということだ」とした。 SNS上の豪州ユーザーも「クレイグ・グッドウィン(ベンチ外)はどこですか…」「むしろ負けたほうが劇薬になったのでは」「こんなに0-0が妥当な試合は初めて」「どうすれば得点が入るのでしょう」などと思い思いにモヤモヤ。 次は、9月に決定機ほぼゼロで敗れたバーレーンとのリターンマッチだが、果たして。 2024.11.15 20:46 Fri3
差別的行動と物議醸した町田FWミッチェル・デューク「反応はすべきではなかった」と謝罪も「僕を突き飛ばし、罵ったり…」と主張
FC町田ゼルビアのオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、物議を醸している自身の行動について言及した。 ことの発端は、4月29日行われた明治安田生命J2リーグ第12節のロアッソ熊本戦の試合後に起こった。 町田のホームである町田GIONスタジアムで行われた一戦は、2-1で町田が勝利。しかし、微妙な判定が続いたこともあり、試合後に問題が発生する。 町田の2点目、決勝ゴールにつながったFWエリキのPKに関して、ボックス外でのファウルだったと藤本主税コーチが試合後に主審へアピール。このことをキッカケに、両チームの選手やスタッフが入り乱れる騒動が起こる。 その中で、抗議する藤本コーチへ町田の選手が詰め寄ると、それを大木武監督が止めに入ることに。その際、デュークに詰め寄ると、デュークは右手で何やらジェスチャーを送っていた。 このシーンが大きな話題となり、SNS上で映像が拡散。デュークのジェスチャーは大木監督の背の低さを揶揄しており、侮辱に当たると話題に。また、周囲にいる町田の選手も笑って茶化しているように見え、民度を疑う声が相次いでいた。 こうした声にデュークは反応していたが、自身の投稿を削除。ただ、改めてツイッターで投稿し、非を認めながらも、相手への反応だったと言及。 「ここにいる人たちは、これが人種差別的なジェスチャーだと思い込んでいるようですが、そんなことはない」 「僕は日本が大好きだ。文化も、人々も!これは、熊本のスタッフが僕を突き飛ばし、罵ったり、無礼な名前で呼ばれたことへの仕返しだった」 「このような反応はすべきではなかったと同意する。でも、誰かに体を触られ、その場で反応しないわけにはいかなかった!」 「僕は彼の振る舞いを笑ったが、ただ立ち去るべきだった。これが人種差別主義者であると実際に感じた人には、申し訳ないと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ミッチェル・デュークが自身のジェスチャーを謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow people on here assuming this being a racist gesture… no such thing! I love japan, the culture and the people! was in reply to that Kumamoto staff pushing me, swearing at me and calling disrespectful names,so I gave him that hand because he acted like a baby having a tantrum</p>— Mitchell Duke (@mitchduke8) <a href="https://twitter.com/mitchduke8/status/1652268689314701313?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 11:27 Mon4
日本代表戦に向けて来日したオーストラリア代表26名が発表! デューク、デンのJリーグ組ら【2026年W杯アジア最終予選】
日本サッカー協会(JFA)は13日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表戦のために来日したオーストラリア代表メンバーを発表した。 9月の2試合では、1分け1敗と結果がでず、グラハム・アーノルド監督を解任。新たにトニー・ポポヴィッチ監督が就任し新体制で臨むオーストラリア。10日に行われた第3節ではホームに中国代表を迎えて3-1で勝利を収めた。 来日メンバーは中国戦と変更はなし。当初招集されていたMFマッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ・タウン)、MFコナー・メトカーフ(ザンクト・パウリ)に代わって招集されていたMFパトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC)、MFルーク・ブラッタン(マッカーサーFC)も継続して招集されている。 JリーグでプレーするFWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア)、DFトーマス・デン(アルビレックス新潟)もメンバー入り。そのほか、MFアルディン・フルスティッチ(サレルニターナ)、FWダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)、GKマシュー・ライアン(ローマ)、DFハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド)、FWネストリ・イランクンダ(バイエルン)などがメンバー入りしている。 オーストラリアは現在勝点4で2位に浮上。サウジアラビア代表に続いて日本の前に立ちはだかることになるが、どういった結末になるだろうか。来日したオーストラリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆オーストラリア代表メンバー26名</h3> GK ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド) ポール・イッツォ(ラナースFC/デンマーク) マシュー・ライアン(ローマ/イタリア) DF アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) ジョーダン・ボス(ウェステルロー/ベルギー) キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド) トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本) ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー) ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド) キー・ロールズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド) ハリー・サウター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK/ノルウェー) MF キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド) クレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ/サウジアラビア) アルディン・フルスティッチ(サレルニターナ/イタリア) ジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ/ドイツ) ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド) エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー) ルーク・ブラッタン(マッカーサーFC) パトリック・ヤズベック(ナッシュビルSC/アメリカ) FW ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー) ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本) ネストリ・イランクンダ(バイエルン/ドイツ) サミュエル・シルヴェラ(ポーツマス/イングランド) アポストロス・スタマテロプーロス(マザーウェル/スコットランド) ニシャン・ヴェルピレイ(メルボルン・ビクトリー) 2024.10.13 22:35 Sun5
山下良美さんが大会史上初の女性主審を務めた一戦はオーストラリアが完勝! 決定力に課題を残すも2ゴールでインドを下す【アジアカップ2023】
13日、アジアカップ2023グループB第1節のオーストラリア代表vsインド代表が行われ、2-0でオーストラリアが勝利した。 この一戦ではアジアカップ史上初めて女性が主審を担当。日本の山下良美さんが試合を裁き、副審は坊薗真琴さんと手代木直美さんが務めた。 Jリーガーを2人擁する2015年大会王者のオーストラリアは、FC町田ゼルビアのミッチェル・デュークが最前線に入った一方、アルビレックス新潟のDFトーマス・デンはベンチスタートに。試合が始まるとやはり序盤から主導権を握り、6分にはミッチェル・デュークが遠目からファーストシュートを放つ。 対するインドも機を見て前がかりに。16分には右からのクロスをスニル・チェトリが頭で叩いたが、ゴール左へと外れた。 早めに先制点が欲しいオーストラリアは21分に猛攻。畳み掛ける中でコナー・メトカーフの強烈なシュートが飛んだが、GKグルプリート・シンハ・サンドゥに防がれた。 その後も度々インドゴールに迫るオーストラリア。しかし、決め手を欠いたまま前半終盤へ。シュート数は14vs3、CK数は12vs0ながらゴールレスのままハーフタイムへ突入した。 両チームともに交代なしで迎えた後半、オーストラリアがようやくゴールをこじ開ける。右からのクロスはGKグルプリート・シンハ・サンドゥに弾かれるも、こぼれ球に反応したジャクソン・アーバインが左足で蹴り込み、50分に先制点が生まれた。 先に交代カードを2枚切ったオーストラリアは、69分にバックパスがあわやオウンゴールというヒヤッとする場面も。ぎりぎり枠を外れていた上、前に出ていたGKマシュー・ライアンがボールに追いつき、事なきを得た。 72分にさらに2人選手を代えたオーストラリアはその直後、途中出場の2人が追加点を生み出す。ライリー・マクグリーが右サイド深くをえぐり、折り返しをジョーダン・ボスが押し込んだ。 終盤にかけても試合を支配したオーストラリアは、追加点こそ奪えなかったもののインドに完勝。決定力に課題は残したが、幸先の良いスタートを切った。 オーストラリア代表 2-0 インド代表 【オーストラリア】 ジャクソン・アーバイン(後5) ジョーダン・ボス(後28) 2024.01.13 22:41 Satオーストラリアの人気記事ランキング
1
豪州に大苦戦のデンマーク…先制弾のエリクセン「難しい試合だった」
21日に行われたロシア・ワールドカップのグループC第2節でデンマークはオーストラリアと1-1で引き分けた。この試合で先制点となる芸術ボレーを決めたクリスティアン・エリクセンが試合を振り返った。<br><br>序盤に攻勢を強めたデンマークは7分、オーストラリアのクリアボールを拾い、ニコライ・ヨルゲンセンが巧みなトラップで収めると、走り込んでいたエリクセンへパス。これをエリクセンが弾道を抑えたボレーをゴールに突き刺し、デンマークが先制点を奪取した。<br><br>しかし、38分にユスフ・ポウルセンがPA内でハンドを犯したとして、VAR判定の末にオーストラリアにPKが与えられた。このPKを決められ同点に。後半はオーストラリアに押し込まれる展開となり、勝ち越しゴールを決められず。1-1のドロー決着となった。<br><br>試合後にエリクセンは、オランダの『NOS』のインタビューで、オーストラリアとのゲームを「難しい試合だった」とし、「僕たちは非常に強いスタートを切った。しかし、ペナルティがあってその後にポイントを失う可能性があったね」と振り返った。<br><br>デンマークはこれで2試合で4ポイントを挙げ、最終節のフランス戦にグループリーグ突破を懸けることとなった。デンマークの10番は「(フランス戦で)より良いサッカーをしてポイントを取るつもりだ」と、優勝候補のフランス相手に奮起を誓った。<br><br>デンマークは26日に最終節のフランス戦に臨む。<br><br> <br>提供:goal.com 2018.06.22 00:45 Fri2
「観客動員が少ない!」オーストラリア・Aリーグが従業員の半数解雇で事業再編へ…今季の平均観客動員数最多はシドニーFCで「1万4097人」
オーストラリアのプロサッカーリーグ(Aリーグ)を統括するオーストラリア・プロフェッショナル・リーグス(APL)が危機に陥っているようだ。 2005-06シーズンに産声を上げたオーストラリア初のプロサッカーリーグ・Aリーグ。08-09シーズンからはAリーグ・メン(男子)、Aリーグ・ウィメン(女子)となり、これらを統括する機構こそAPLだ。 そんなAPLだが、オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、匿名の関係筋の話として、内部に深刻な財務懸念が広がっており、従業員80人余りのうち、半数近くが今週中に解雇されるか、またはすでに解雇を言い渡されている可能性があるとのことだ。 また、オーストラリア『news.com.au』によると、APLは取材に対して各事業部門の統合を目的とした大規模リストラを認めたとのこと。およそ4000万オーストラリアドル(約38億7000万円)の予算が組まれているデジタルコンテンツ部門は廃止されるとみられている。 Aリーグ・コミッショナーのニック・ガルシア氏は非公式声明で「Aリーグの観客動員の少なさは積年の課題」とし、「事業部門の統合によって組織の効率を上げねばならない」と語っている。 2023-24シーズンのAリーグ・メンは、ここまで全12チームが第12節まで消化しているなか、ホームゲームの平均観客動員数が最も多いのはシドニーFCで「1万4097人」。首位を走るウェリントン・フェニックス(※1)は「6624人」、最少はウェスタン・ユナイテッドFCで「3211人」となっている。 (※1)隣国ニュージーランドから越境参加のクラブ 元々、AリーグはAPLとオーストラリアサッカー連盟(FFA)が共同運営してきたものの、現在はAPLが単独で運営。APLに引き続き運営を任せるか、FFA管轄に移行するか、男女全クラブのオーナー間でも意見が分かれているという。 しかし、FFA側は国内トップリーグの運営権を取り戻すことに「興味がない」とされており、今後もオーストラリアの国内サッカーは混乱が続く可能性があるようだ。 ◆Aリーグ・メン全12クラブのホームゲーム平均観客動員数 (23-24シーズン/第12節まで) 1.シドニーFC 1万4097人 2.メルボルン・ビクトリー 1万3860人 3.アデレード・ユナイテッド 1万0492人 4.ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 9956人 5.メルボルン・シティFC 9476人 6.ブリスベン・ロアーFC 7392人 7.セントラルコースト・マリナーズ 7337人 8.ウェリントン・フェニックス 6624人 9.ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツ 5492人 10.パース・グローリー 5305人 11.マッカーサーFC 3297人 12.ウェスタン・ユナイテッドFC 3211人 2024.01.17 13:48 Wed3
財務危機のオーストラリア・Aリーグだが…最速で25-26シーズンから男子2部リーグ制導入の動き変わらず
財務問題が噴出したオーストラリアのAリーグだが、男子2部リーグ創設の動きは変わらないようだ。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。 オーストラリアサッカー界の男女ともにトップディビジョンであるAリーグを巡っては、16日以降、複数の同国メディアが管轄であるオーストラリア・プロフェッショナル・リーグス(APL)の財務問題を報じ、従業員の大規模リストラを軸とした事業再編の動きが確認されている。 また、Aリーグ・コミッショナーも「Aリーグの観客動員数低迷」を主な要因とするAPLのデジタル部門廃止・リストラに向けた動きを認めたなか、Aリーグ創設当初にAPLとともにリーグ運営を行ってきたフットボール・オーストラリア(FFA/サッカー連盟)は、再び運営参加することに消極的であることも判明している。 しかし、FFAはAリーグの商業面、すなわち“運営”にこそ関与していないものの、オーストラリアのサッカー連盟としてリーグを“監督する立場”であることは言わずもがな。選手・役員登録や移籍システムなどはFFAを通して行われる。 かねてより進行してきたAリーグ・メン(男子)の2部リーグ制導入も、APLではなくFFAが主導で取り組んでおり、『news.com.au』によると、APLの財務問題に関わらず、最速で2025-26シーズンから2部リーグを創設する取り組みは続いていくという。 すでに同国で人口が集中する南東部のシドニー、メルボルンを中心に、8クラブの将来的な2部リーグ参入が認められており、さらに最大4クラブの参入が認められる可能性も。そうなると、今季のAリーグ・メンと同じく12チーム編成(※1)ということになる。 (※1)2024-25シーズンより首都キャンベラ、オークランド(ニュージーランド/越境参加)から2クラブが新規参入予定で14チーム編成に なお、現在はAリーグ・メンが唯一のプロリーグで、2部リーグに相当するのは各州(全8州)の最上位リーグであるナショナル・プレミアリーグ(NPL)。こちらはFFA管轄のセミプロリーグとなっており、現状Aリーグ・メンへの昇格制度はない。 ◆2部リーグ参入予定の8クラブ アピア・ライカート(シドニー) マルコーニ・スタリオンズ(シドニー) シドニー・オリンピックFC(シドニー) シドニー・ユナイテッド58(シドニー) サウス・メルボルン(メルボルン) エイボンデールFC(メルボルン) プレストン・ライオンズ(メルボルン) ウーロンゴン・ウルブズ(ウーロンゴン) 2024.01.17 21:05 Wed4
オーストラリアに痛手…守備の柱ケネディが遅発性脳震とうで女子W杯3位決定戦スウェーデン戦も欠場に
オーストラリア女子代表のDFアランナ・ケネディ(マンチェスター・シティ)がオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の3位決定戦を欠場するようだ。オーストラリア『ABC』が伝えた。 マチルダスの愛称で知られる開催国のオーストラリアは、グループステージ開幕節となったアイルランド女子代表戦で1-0の勝利。第2節ではナイジェリア女子代表に2-3と逆転負けを喫するも、最終節では気迫で東京オリンピック金メダリストのカナダ女子代表を4-0と圧倒し、ノックアウトステージ進出を決めた。 ラウンド16ではデンマーク女子代表を2-0で下すと、準々決勝のフランス女子代表戦ではゴールレスからのPK戦で、激闘の末に初のベスト4進出。16日の準決勝イングランド女子代表戦ではサマンサ・カーが今大会初ゴールを挙げるなど会場を沸かせたが、惜しくも1-3で敗れ、スウェーデン女子代表との3位決定戦に回ることとなった。 前述の通り、ここまでの6試合中4試合でクリーンシートを達成しているオーストラリアだが、スウェーデン戦ではイングランド戦に続いて再び守備の要を欠くことになりそうだ。 『ABC』は、センターバックの一角であるケネディが、遅発性脳震とうのために最終戦を欠場すると伝えた。 準々決勝までの5試合すべてにフル出場していたケネディだが、イングランド戦ではベンチからも外れていた。フランス戦で相手エースのウジェニー・ル・ソマーとバッティングする場面があり、これが要因と指摘されている。 リーダーシップに加えて空中戦では抜群の存在感を示す背番号「14」だっただけに、高さに秀でるスウェーデン戦との一戦では難しい局面が訪れそうだ。 2023.08.18 16:55 Fri5