菅原由勢の所属するAZがパスカル・ヤンセン監督を解任…歴代4位の162試合を指揮

2024.01.18 08:30 Thu
Getty Images
AZは17日、イングランド人指揮官のパスカル・ヤンセン監督(50)を解任したことを発表した。なお、今シーズン終了まではアシスタントコーチのマールテン・マーテンス氏が指揮を執るとのことだ。

解任されたヤンセン監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「フットボールの世界に長くいるので、このようなことが起こりうることは分かっている。AZでうまくシーズンを終えられるよう、とても闘志を燃やしていただけに、とても残念だし、失望しているのは明らかだ。この残念な結果にもかかわらず、私はこのクラブで過ごした時間と、ここで与えられたチャンスを誇りに思っている。そして何よりも、選手とスタッフに心から感謝したい。クラブとスタッフ全員の今後の活躍を祈っている」
2018年の夏にAZにアシスタントコーチとして加入したヤンセン監督は、2020年12月に解任されたアルネ・スロット前監督の後任としてAZの指揮官に就任。以降は2シーズン半でクラブ歴代4位となる公式戦162試合を指揮。

在任中はエールディビジで常に上位争いを繰り広げ、昨季はヨーロッパ・カンファレンスリーグでチームをベスト4進出に導いた。

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【ELラウンド16 2ndレグプレビュー】久保&毎熊の8強入りなるか? ベスト8懸けた運命の第2戦

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に開催される。日本人選手所属クラブと強豪クラブを中心に、ベスト8進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆ラウンド16 2ndレグ ▽3/13(木) 《26:45》 オリンピアコス vs(AGG:0-3) ボデ/グリムト フランクフルト vs(AGG:2-1) アヤックス ラツィオ vs(AGG:2-1) ビクトリア・プルゼニ アスレティック・ビルバオ vs(AGG:1-2) ローマ 《29:00》 レンジャーズ vs(AGG:3-1) フェネルバフチェ リヨン vs(AGG:3-1) FCSB トッテナム vs(AGG:0-1) AZ マンチェスター・ユナイテッド vs(AGG:1-1) レアル・ソシエダ ◆久保は勝利、毎熊は逃げ切り。ともに敵地で突破狙う 今回のプレーオフにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢が参戦している。 久保は先週にホームで行われた1stレグで先発出場したなか、マンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分けた。後半にFWザークツィー、FWオヤルサバルと1ゴールずつを奪い合ったが、ともにボール保持した際に攻めあぐねる状況を強いられ、終始堅い展開での痛み分けに終わった。 ホームで先勝を逃したラ・レアルは、先週末にホームでセビージャと対戦し0-1の敗戦。久保ら多くの主力を温存して後半勝負の形となったが、0-0で折り返したその立ち上がりの失点を最後まで撥ね返せずに敗戦。主力のプレータイムはコントロールできたが、攻撃面の停滞感を抱える状況でオールド・トラッフォードに乗り込む。1stレグではやや消化不良の内容となった久保としては躍動感を取り戻し、チームの勝利に貢献したい。また、初戦を体調不良で欠場したMFスビメンディの復帰は大きな追い風だ。 対戦相手のユナイテッドはソシエダ同様にパフォーマンスは振るわずも、最低限のドローで敵地での初戦を終えた。ただ、先週末のリーグ戦では劣勢必至と思われたアーセナルとのホームゲームで1-1のドロー。相手守護神ラヤの再三好守に阻まれて勝利を逃したが、ポジティブな内容だった。対戦相手に比べてコンディション面は厳しくDFヨロが新たに戦列を離れたが、MFウガルテやMFマウントらの復帰は朗報だ。アーセナル戦では相手を引き込む形でうまく試合を進めたが、能動的にゴールを目指す展開での停滞感打破が勝敗のカギを握る。 AZはホームで行われたトッテナムとの1stレグを1-0で先勝。唯一のゴールはオウンゴールとなったが、試合を通して強豪を圧倒。攻撃では相手守護神ヴィカーリオの再三の好守に阻まれたが、コレクティブなショートカウンターやセットプレーでより多くの決定機を創出。さらに、守備では相手に決定機はおろか枠内シュートを1本も打たせない傑出したパフォーマンスを見せた。 そのなかでフル出場の毎熊は守備でFWソン・フンミン、FWオドベールらにほぼ完璧な対応を見せつつ、攻撃ではオーバーラップ、アンダーラップを効果的に使い分けつつ、ビルドアップの出口としても機能。勝利の立役者の一人となった。なお、チームは先週末のリーグ戦がリーグの配慮によって延期となっており、十分な休養と準備期間を得て敵地へ乗り込む。 対するスパーズは試合後に指揮官ポステコグルー、多くの主力選手が低調なパフォーマンスを反省する弁を述べており、ホームで逆転を目指す2ndレグに向けてはしっかりとした姿勢で臨むことになるはずだ。ただ、先週末はホームでボーンマス相手に2-2のドロー。公式戦連敗こそストップしたが、弾みを付ける勝利とはならなかった。DFダンソが負傷、MFベンタンクールが累積警告で出場停止となり、前回対戦から若干のメンバー変更も見込まれるなか、スタメン復帰が見込まれるDFロメロ、DFファン・デ・フェンのセンターバックコンビやMFマディソン、ソン・フンミンといったリーダーグループの奮起が求められるところだ。 ◆アスレティックvsローマに、初戦大敗組のバウンスバックなるか 前述の2カード以外ではローマ、ラツィオのセリエA勢の戦いに注目が集まる。 今ラウンド屈指の好カードとなったローマvsアスレティック・ビルバオの初戦は、ホーム開催のローマが2-1で先勝。後半序盤にFWニコ・ウィリアムズのゴールでアウェイチームが先制も、ホームチームはDFアンヘリーニョのゴールですぐさま追いつくと、後半終盤にDFジェライが2枚目のイエローカードで退場となったアスレティック相手に猛攻を仕掛け、後半ラストプレーでFWショムロドフが劇的なゴールを奪って勝ち切った。 アドバンテージを手にして敵地へ乗り込むジャッロロッシは、大幅なターンオーバーを敢行した先週末のエンポリ戦もFWスーレの電光石火弾を最後まで守り抜いて敵地でウノセロ勝利。DFチェリクの負傷は痛手もFWディバラが予定通りに復帰できる見込みで、良い状態で敵地へ乗り込む。 対するアスレティックはジェライのサスペンションに1stレグで負傷したDFビビアンが欠場と、レギュラーセンターバックコンビ不在での難しい戦いを強いられる。先週末のマジョルカ戦も1-1のドローに終わり、攻撃がやや停滞している点も気がかりだが、ウィリアムズ兄弟やFWサンナディ、FWグルセタの強力攻撃陣が本来の力を発揮できれば、サン・マメスの熱狂的な空気とともに逆転突破は十分に可能だ。 リーグフェーズを首位通過したラツィオはビクトリア・プルゼニとのリターンマッチに臨む。敵地での1stレグでは1-1で迎えた後半にMFロベッラ、DFジゴが相次いで退場となるアクシデントに見舞われたが、後半ラストプレーでFWイサクソンが決めた劇的ゴールによって望外の2-1の先勝。ただ、直近のウディネーゼ戦は1-1のドローに終わり、チャンピオンズリーグ(CL)では同じくリーグフェーズ首位で敵地での初戦を勝利したリバプールが敗退を強いられており、気を引き締めて戦いたい。 ともに大会優勝経験があるフランクフルトvsアヤックスの第2ラウンドも激戦必至だ。アヤックスホームの1stレグはホームチームが先制点に加えて主導権を握ったが、セットプレー流れとカウンターによってしたたかにゴールを重ねたフランクフルトが2-1の逆転勝利を収めていた。先週末のリーグ戦ではアヤックスが勝利、フランクフルトが敗戦と明暗分かれる形となっており、その結果も踏まえて今回も拮抗した戦いとなりそうだ。 その他ではレンジャーズとのホーム開催の初戦で1-3の敗戦を喫したモウリーニョ率いるフェネルバフチェ、ボデ/グリムトとのアウェイゲームで0-3の大敗を喫したメンディリバル率いる昨季カンファレンスリーグ王者のオリンピアコスという、崖っぷちの強豪2チームによるバウンスバックにも注目だ。 2025.03.13 18:00 Thu

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