「先発でもベンチからでも…」オーストラリア代表の中核“98年組”マグクリーがアジア王者へ意欲「試合によって輝く選手は変化」
2024.01.17 15:55 Wed
ライリー・マグクリーがアジアカップ制覇へ意欲
オーストラリア代表MFライリー・マグクリーがアジアカップ制覇への意気込みを語った。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。
マグクリーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラでプレーする左利きウインガー、または攻撃的MF。アデレード・ユナイテッドでプロデビュー後、メルボルン・シティ、バーミンガムなどを経て、現在ミドルズブラで左ウイングの定位置を掴んでいる。
A代表では2021年6月に初キャップ後、カタール・ワールドカップ(W杯)前最後のテストマッチでアピールに成功し、本大会全4試合に先発出場。通算20キャップ目となったアジアカップ2023のグループB第1節・インド代表戦(2◯0)は、途中出場から追加点をアシストした。
このマグクリー、レスター・シティ所属の198cmDFハリー・サウターらと同じ1998年生まれの現在25歳で、東京五輪を経由してA代表の中核に割り込んだ世代。2026年W杯に向け、国内では「後ろがサウターなら前はマグクリー」という声もあるアタッカーだ。
昨年末に2カ月以上の負傷離脱から復帰したばかりとあって、インド戦では途中出場となったわけだが、今大会に照準を合わせて心身ともに充実してきた模様だ。
「まず試合に出られること自体に感謝だ。それも母国のためにプレーする機会を与えられていることが光栄だよ。もちろん準備バッチリ。先発でもベンチからでも構わない。状況に応じて求められたことを形にしたい」
また、今大会のオーストラリアは、長らく攻撃の要を担ってきたMFアルディン・フルスティッチが所属するエラス・ヴェローナで今季出場ゼロにより落選。代表チームの象徴的存在だったMFアーロン・ムーイ、MFトム・ロギッチも昨年で引退し、今大会はもちろん、2026年に向け、今後は否が応にもマグクリーにかかる期待が大きくなる。
攻撃を“創る”側のフルスティッチやロギッチらと異なり、マグクリーはドリブル等で“こじ開ける”タイプだが、役割は違えどオーストラリアのアタッキングを背負っていく覚悟はできているようだ。
「リスクを負って攻めることは現代フットボールに必要不可欠。リスクを負えないなら、作品を完成させる(=ゴール)ことはできないだろう」
「チーム全員がアジアカップ優勝を望んでいるし、試合によって輝く選手は変化するだろうね。今のオーストラリアには異なる特徴の選手が揃っているよ。優勝するために必要な要素だと確信しているよ。僕を含め、誰もが与えられた機会を活かす準備ができている」
2大会ぶり2度目のアジア王者を目指すオーストラリアは、18日にグループB第2節でシリア代表と対戦する。
マグクリーはチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラでプレーする左利きウインガー、または攻撃的MF。アデレード・ユナイテッドでプロデビュー後、メルボルン・シティ、バーミンガムなどを経て、現在ミドルズブラで左ウイングの定位置を掴んでいる。
A代表では2021年6月に初キャップ後、カタール・ワールドカップ(W杯)前最後のテストマッチでアピールに成功し、本大会全4試合に先発出場。通算20キャップ目となったアジアカップ2023のグループB第1節・インド代表戦(2◯0)は、途中出場から追加点をアシストした。
昨年末に2カ月以上の負傷離脱から復帰したばかりとあって、インド戦では途中出場となったわけだが、今大会に照準を合わせて心身ともに充実してきた模様だ。
「(前述の)ケガをするまで自分がアジアカップに出るのは当たり前だと思っていたけど、ケガを経てサッカーそのものに対する捉え方が少し変化した気がする。コンディションに何ら問題がなければ考えないことも、リハビリを経験すると変わるものだね…」
「まず試合に出られること自体に感謝だ。それも母国のためにプレーする機会を与えられていることが光栄だよ。もちろん準備バッチリ。先発でもベンチからでも構わない。状況に応じて求められたことを形にしたい」
また、今大会のオーストラリアは、長らく攻撃の要を担ってきたMFアルディン・フルスティッチが所属するエラス・ヴェローナで今季出場ゼロにより落選。代表チームの象徴的存在だったMFアーロン・ムーイ、MFトム・ロギッチも昨年で引退し、今大会はもちろん、2026年に向け、今後は否が応にもマグクリーにかかる期待が大きくなる。
攻撃を“創る”側のフルスティッチやロギッチらと異なり、マグクリーはドリブル等で“こじ開ける”タイプだが、役割は違えどオーストラリアのアタッキングを背負っていく覚悟はできているようだ。
「リスクを負って攻めることは現代フットボールに必要不可欠。リスクを負えないなら、作品を完成させる(=ゴール)ことはできないだろう」
「チーム全員がアジアカップ優勝を望んでいるし、試合によって輝く選手は変化するだろうね。今のオーストラリアには異なる特徴の選手が揃っているよ。優勝するために必要な要素だと確信しているよ。僕を含め、誰もが与えられた機会を活かす準備ができている」
2大会ぶり2度目のアジア王者を目指すオーストラリアは、18日にグループB第2節でシリア代表と対戦する。
ハリー・サウターの関連記事
オーストラリアの関連記事
アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
ハリー・サウターの人気記事ランキング
1
オーストラリア代表は主軸DF2枚が最終予選中に戻れず…全治1年見込みのサウターに指揮官「寄り添うことしかできない」
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が、重傷を負った同代表DFハリー・サウターについてコメントした。 豪代表の象徴的存在といえばサウター。198cmの巨漢センターバックとして空中戦はほぼ無敵、セットプレー時は相手の脅威となる。 しかし昨年末、所属するシェフィールド・ユナイテッドでの試合中にアキレス腱を断裂。24-25シーズン中の復帰はおろか、2025年をまるまる棒に振る可能性が高いとされる。 W杯アジア最終予選C組で停滞…もうひとりの主軸DFアレッサンドロ・チルカーティ(パルマ)も今季絶望という豪代表にとって、大打撃。 ポポヴィッチ監督はフットボール・オーストラリア(サッカー連盟)の公式インタビューで、替えが利かないコアの離脱に無念さを滲ませる。 「最終予選はどの試合も勝たねばならないという前提があり、私も試合を重ねるごとにそれを痛感した。準備期間がほとんどなく、ましてや次の『3月』が最も重要な局面だということは、今予選が始まる前から決まっている」 「ハリーには連絡をとったよ。イングランド2部首位のシェフィールドで非常に良いプレーを続けていたなかでのアキレス腱…かなり落ち込んでいた。今我々ができるのは、彼に寄り添い、回復を待つということだけなのだよ」 豪代表の最終予選次節は、3月20日の第7節・インドネシア代表戦(H)。勝ち点1差の2位vs3位直接対決であり、勝てば2位キープも、敗れれば3〜4位に転落することもあり得る局面だ。 インドネシア紙『BOLA』は対戦相手のサウター離脱について「我々からみて豪代表のセンターバック層が薄いとは言わないが、サウターの代役が務まるオールマイティな人材はいない」と、“豪代表は戦力ダウン”と位置付けている。 ◆最終予選C組 1位 日本 | 勝ち点16 | +20 2位 豪州 | 勝ち点7 | +1 —本大会出場権— 3位 インドネシア | 勝ち点6 | -3 4位 サウジアラビア | 勝ち点6 | -3 —プレーオフ進出— 5位 バーレーン | 勝ち点6 | -5 6位 中国 | 勝ち点6 | -10 ◆豪代表の残り4試合 3月20日 第7節 vsインドネシア(H) 3月25日 第8節 vs中国(A) 6月5日 第9節 vs日本(H) 6月10日 第10節 vsサウジアラビア(A) 2025.01.19 17:15 Sunオーストラリアの人気記事ランキング
1
C大阪がMF乾貴士、FWアダム・タガートの手術結果を報告…ともに全治2カ月
セレッソ大阪は、MF乾貴士とFWアダム・タガートの手術結果を発表した。 乾は以前から違和感があった左ヒザを15日に手術を実施。右ヒザ軟骨損傷と診断され、全治は、術後2カ月とのことだ。 また、アダム・タガートは、10月27日に行われた天皇杯準々決勝の名古屋グランパス戦で負傷。左ヒザ前十字じん帯損傷と診断されていた。 オーストラリアで8日に手術。左ヒザ半月板損傷と診断され、全治は術後2カ月とのことだ。 乾は今夏エイバルから復帰。明治安田生命J1リーグで8試合1得点、YBCルヴァンカップで4試合に出場していた。 アダム・タガートは今シーズンから加入し、明治安田J1で12試合に出場し1得点を記録していた。 2021.11.24 18:37 Wed2
財務危機のオーストラリア・Aリーグだが…最速で25-26シーズンから男子2部リーグ制導入の動き変わらず
財務問題が噴出したオーストラリアのAリーグだが、男子2部リーグ創設の動きは変わらないようだ。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。 オーストラリアサッカー界の男女ともにトップディビジョンであるAリーグを巡っては、16日以降、複数の同国メディアが管轄であるオーストラリア・プロフェッショナル・リーグス(APL)の財務問題を報じ、従業員の大規模リストラを軸とした事業再編の動きが確認されている。 また、Aリーグ・コミッショナーも「Aリーグの観客動員数低迷」を主な要因とするAPLのデジタル部門廃止・リストラに向けた動きを認めたなか、Aリーグ創設当初にAPLとともにリーグ運営を行ってきたフットボール・オーストラリア(FFA/サッカー連盟)は、再び運営参加することに消極的であることも判明している。 しかし、FFAはAリーグの商業面、すなわち“運営”にこそ関与していないものの、オーストラリアのサッカー連盟としてリーグを“監督する立場”であることは言わずもがな。選手・役員登録や移籍システムなどはFFAを通して行われる。 かねてより進行してきたAリーグ・メン(男子)の2部リーグ制導入も、APLではなくFFAが主導で取り組んでおり、『news.com.au』によると、APLの財務問題に関わらず、最速で2025-26シーズンから2部リーグを創設する取り組みは続いていくという。 すでに同国で人口が集中する南東部のシドニー、メルボルンを中心に、8クラブの将来的な2部リーグ参入が認められており、さらに最大4クラブの参入が認められる可能性も。そうなると、今季のAリーグ・メンと同じく12チーム編成(※1)ということになる。 (※1)2024-25シーズンより首都キャンベラ、オークランド(ニュージーランド/越境参加)から2クラブが新規参入予定で14チーム編成に なお、現在はAリーグ・メンが唯一のプロリーグで、2部リーグに相当するのは各州(全8州)の最上位リーグであるナショナル・プレミアリーグ(NPL)。こちらはFFA管轄のセミプロリーグとなっており、現状Aリーグ・メンへの昇格制度はない。 ◆2部リーグ参入予定の8クラブ アピア・ライカート(シドニー) マルコーニ・スタリオンズ(シドニー) シドニー・オリンピックFC(シドニー) シドニー・ユナイテッド58(シドニー) サウス・メルボルン(メルボルン) エイボンデールFC(メルボルン) プレストン・ライオンズ(メルボルン) ウーロンゴン・ウルブズ(ウーロンゴン) 2024.01.17 21:05 Wed3
レーティング:オーストラリア 0-3 スペイン《ブラジル・ワールドカップ》
▽ブラジル・ワールドカップのグループB最終節が23日に行われ、すでにグループステージでの敗退が決定しているオーストラリア代表とスペイン代表の一戦は、FWビジャ、FWトーレス、MFマタのゴールによりスペインが3-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。<br /><br />▽オーストラリア代表<br />GK<br />1 マシュー・ライアン 5.5<br />3失点もパフォーマンス自体は悪くなかった<br /><br />DF<br />19 マクゴーワン 5.0<br />ビジャの対応に苦しみ、攻め上がった際のパス精度を欠く<br /><br />6 スピラノビッチ 5.5<br />安定したパフォーマンスだったが、右サイドのケアに腐心<br /><br />22 ウィルキンソン 5.5<br />対人、カバーリングともに高い集中力を見せていた<br /><br />3 ダビッドソン 5.0<br />ビルドアップの部分で精彩を欠く<br /><br />MF<br />15 ジェディナク 5.0<br />バイタルエリアをケアしきれなかった<br /><br />17 マッケイ 5.0<br />展開するボールがことごとく引っかかる<br /><br />13 ボザニッチ 5.0<br />ブレッシャーノの代役を務めきれなかった<br /><br />(→23 ブレッシャーノ 5.5)<br />流れを変えることはできなかった<br /><br />FW<br />7 レッキー 5.5<br />時おり技術の高さを感じさせるプレーを見せた<br /><br />9 タガート 5.0<br />あまり良い形でボールを受けることができなかった<br /><br />(→10 ハロラン 5.5)<br />攻めの姿勢はうかがえた<br /><br />11 オアー 5.0<br />守備に追われ、無念の負傷交代<br /><br />(→14 トロイージ 5.5)<br />攻守でアグレッシブな姿勢を見せた<br /><br />監督<br />ポステコグルー 5.0<br />試合の入り方は悪くなかったが、その後のプランに欠けた<br /><br><br />▽スペイン代表<br />GK<br />23 レイナ 6.0<br />キック精度の高さはさすが<br /><br />DF<br />5 フアンフラン 6.5<br />アグレッシブな攻め上がりから1アシスト<br /><br />2 アルビオル 6.0<br />的確なカバーリングとつなぎを見せた<br /><br />15 セルヒオ・ラモス 6.0<br />ゴール前の競り合いではオーストラリア攻撃陣を自由にさせなかった<br /><br />18 ジョルディ・アルバ 6.0<br />再三にわたって左サイドを攻め上がった<br /><br />MF<br />14 シャビ・アロンソ 6.0<br />持ち味のロングキックは見られなかったがシンプルで正確なつなぎに徹した<br /><br />(→21 シルバ -)<br /><br />17 コケ 6.0<br />ミドルシュートやゴール前への飛び出しなど、持ち味を出そうとしていた<br /><br />6 イニエスタ 6.5<br />狙い済ましたスルーパスで2つのゴールを演出<br /><br />FW<br />20 カソルラ 6.0<br />ミスがすくなく、リズム良くボールをさばいた<br /><br />(→10 セスク 6.0)<br />パスの精度が高く、アシストも記録<br /><br />9 トーレス 6.5<br />前線で上手くボールを引き出して、追加点を挙げた<br /><br />7 ビジャ 6.5<br />左サイドで攻撃の起点となり、得点も挙げる<br /><br />(→13 マタ 6.0)<br />積極的にボールを受け、得点も記録<br /><br />監督<br />デル・ボスケ 5.5<br />交代選手が結果を残したが、試合内容には改善が必要か<br /><br><br />★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!<br />FWダビド・ビジャ(スペイン)<br />▽左サイドで積極的な動きを見せて起点となり、チームの重い雰囲気を和らげる貴重な先取点も記録した。<br /><br />オーストラリア 0-3 スペイン<br />【スペイン】<br />ビジャ(36分)<br />トーレス(69分)<br />マタ(82分) 2014.06.24 02:56 Tue4
今日の誕生日は誰だ! 8月20日は、名古屋のJ1初優勝に貢献した元豪州代表長身FW
◆ジョシュア・ブレイク・ケネディ 【Profile】 国籍:オーストラリア 現役時在籍クラブ:名古屋グランパス、ヴォルフスブルク、ケルン、カールスルーエ etc 誕生日:1982年8月20日 ポジション:FW 身長:194㎝ 体重:84㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』 8月20日は、元オーストラリア代表FWジョシュア・ブレイク・ケネディ氏だ。 ▽1999年に母国のカールストンでプロキャリアをスタートさせたケネディ氏は、ヴォルフスブルク、ケルン、ニュルンベルク、カールスルーエといったドイツ複数クラブでプレーした後に、2009年6月に名古屋グランパスに加入。194㎝の長身を生かしたプレーで同シーズンのJ1リーグで15試合6ゴールを記録すると、翌年には31試合17ゴール7アシストという数字を叩きだし、得点王を獲得すると共に、名古屋のJ1初優勝に大きく貢献した。 ▽翌2011シーズンにもリーグ戦19ゴールで2年連続得点を獲得したケネディ氏は、2014年シーズン終了後に母国Aリーグのメルボルン・シティへ移籍。半年間のプレーを終え、2015年6月に現役を退いた。オーストラリア代表としては32試合16ゴールの成績を残し、ワールドカップに3度出場。今年3月には豊田スタジアムに訪れて元気な姿を見せていた。 ※誕生日が同じ主な著名人 アルバロ・ネグレド(サッカー選手/ベシクタシュ) ユーリ・ジルコフ(サッカー選手/ゼニト) 黒津勝(サッカー選手/J.FC MIYAZAKI) 中島浩司(元サッカー選手) 秋元真夏(アイドル/乃木坂46) 白石麻衣(アイドル/乃木坂46) 勝地涼(俳優) 森山未來(俳優) 七尾旅人(シンガーソングライター) 梅宮アンナ(タレント) 2018.08.20 07:00 Mon5