ライセンスなしのセスク暫定監督が退任、セリエBのコモは育成に定評あるロバーツ氏が就任
2023.12.20 22:15 Wed
セスク氏は再びコーチに戻ることに
セリエBのコモで暫定監督を務めていた元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス監督だが、コーチに戻ることが決まった。
BチームとU-19で監督を務めていたセスク監督は、モレノ・ロンゴ監督(47)の解任を受けて11月に暫定指揮官に任命された。
チームはセリエA昇格を争っている中での監督交代となったが、ライセンスを持っていないセスク氏は、暫定監督が決まるまでのさらに暫定措置として指揮を許されていた。
しかし、30日間の免除期間が終了。コモは新たに暫定指揮官としてウェールズ人指揮官のオシアン・ロバーツ氏(58)が指揮を執ることとなった。
ロバーツ氏は、ウェールズの世代別代表の監督を務めたほか、A代表ではクリス・コールマン監督、ライアン・ギグス監督の下でアシスタントコーチとして従事。モロッコ代表のテクニカル・ディレクターを務めたのち、クリスタル・パレスではパトリック・ヴィエラ元監督のアシスタントコーチを務めていた。
また、セスク氏は指導者ライセンスを取得しながら、コーチ陣としてチームに残るとのことだ
BチームとU-19で監督を務めていたセスク監督は、モレノ・ロンゴ監督(47)の解任を受けて11月に暫定指揮官に任命された。
チームはセリエA昇格を争っている中での監督交代となったが、ライセンスを持っていないセスク氏は、暫定監督が決まるまでのさらに暫定措置として指揮を許されていた。
ロバーツ氏は、ウェールズの世代別代表の監督を務めたほか、A代表ではクリス・コールマン監督、ライアン・ギグス監督の下でアシスタントコーチとして従事。モロッコ代表のテクニカル・ディレクターを務めたのち、クリスタル・パレスではパトリック・ヴィエラ元監督のアシスタントコーチを務めていた。
育成力に手腕のあるロバーツ氏は、ファーストチームの指揮だけでなく、育成年代も見ることになるとのこと。今シーズン終了後は、アカデミーの職に就くことも決定した。
また、セスク氏は指導者ライセンスを取得しながら、コーチ陣としてチームに残るとのことだ
セスク・ファブレガスの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
|
セスク・ファブレガスの人気記事ランキング
1
レアル・マドリー新星がコモ移籍! ニコ・パスが4年契約でセスク監督のもとへ
セリエA昇格のコモは25日、レアル・マドリーからU-23アルゼンチン代表MFニコ・パス(19)の獲得を発表した。契約は4年となる。 下部組織時代にテネリフェからレアル・マドリーに移り、その後も順調な成長曲線を描いたニコ・パス。昨年11月にトップチームデビューを果たすと、チャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦で決勝ミドルを叩き込むなどのインパクトも残し、計8試合1ゴールの爪痕を残した。 レアル・マドリーが手塩にかけて育て、今後が楽しみな存在だったが、より出番を欲してこのコモ行きを決断。スペイン『アス』によると、レアル・マドリーは移籍金600万ユーロ(約9億6000万円)と将来の売却額50%を手にする転売条項で手放したようだ。 パスはコモの公式サイトで「僕にとって大きな意味があるし、このファミリーに加われてすごく嬉しいよ。この移籍は僕のキャリアにおける前身だし、このプロジェクトに参加できてすごく嬉しく思う。スタートが本当に楽しみだ」と話した。 また、セスク・ファブレガス監督は「驚くことでもないが、他クラブから多くの関心があった」と競合の末に射止めたとし、共闘を心待ちにした。 「昨季、世界最高の選手たちとプレーしたすべての瞬間で、彼は自分の実力を発揮し、インパクトを残した。エキサイティングな才能の持ち主だし、左利きで、サイドでも、中央でも素晴らしい。一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」 2024.08.26 11:15 Mon2
コモが21年ぶりのセリエA昇格を掴む! セスクがアシスタントコーチ、アンリが投資するチーム…残り1枠は6チームでの昇格POで決定
10日、セリエB最終節が行われ、コモが21年ぶりのセリエA昇格を決めた。 すでにパルマのセリエA昇格が決定していた中、2位の自動昇格圏をコモ(勝ち点72)とヴェネツィア(勝ち点70)が争っていた。 2位のコモはホームにコゼンツァを迎えての最終節。試合は30分に先制を許す展開となったが、74分にPKを獲得。シモーネ・ヴェルディがしっかりと決めて1-1のドローに終わった。 コモが勝ち点を73とした中、3位につけていたヴェネツィアは、得失点差で上回っているために勝利すれば逆転で2位になる結果に。最終節はアウェイでスペツィアと対戦した。 他会場の結果に関わらず、勝利しなければ逆転での昇格はなかったヴェネツィア。試合は17分にジェイ・イツェスのゴールで先制。そのままリードを保ち、ハーフタイムの時点では昇格できる状態だったが、56分、61分と連続失点。そのまま2-1で敗れ、セリエA昇格はプレーオフに持ち越されることとなった。 コモは2002-03シーズン以来のセリエA挑戦に。アシスタントコーチにはアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーした元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏がおり、最高経営責任者(CEO)はチェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏。また、投資家には元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいるという豪華な顔ぶれ。優勝を果たしたパルマとともに来季の昇格を決めた。 なお、3位のヴェネツィアの他、4位のクレモネーゼ、5位のカタンツァーロ、6位のパレルモ、7位のサンプドリア、8位のブレシアが残りの1枠を争い昇格プレーオフを戦う。 プレーオフは17日にパレルモvsサンプドリア、18日にカタンツァーロvsブレシアが行われ、20日にはパレルモ/サンプドリアvsヴェネツィア、21日にはカタンツァーロ/ブレシアvsクレモネーゼが行われ、30日と6月2日にプレーオフ決勝が行われ、3クラブ目の昇格チームが決定する。 なお、18位のアスコリ、19位のフェラルピサロ、20位のレッコがセリエCに降格。16位テルナーナと17位のバーリが残りの1枠を争うこととなる。 2024.05.11 08:42 Sat3
前レバークーゼンの無所属フォス=メンサーがコモで練習参加…セスク監督へのアピール次第で契約ゲットへ
無所属の元オランダ代表DFティモシー・フォス=メンサー(26)が、コモで練習参加しているようだ。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートする。 フォス=メンサーはマンチェスター・ユナイテッドでトップ昇格も定着叶わず、クリスタル・パレスとフルアムへのレンタル放出を経て、20-21シーズン途中にレバークーゼンへ移籍。 その間、オランダ代表に招集され、3試合出場も、現状では6年以上フェードアウト中。レバークーゼンで常時出場が叶わなかったためだ。 昨季までの2年半で、ブンデスリーガ通算出場は「23」試合。無敗優勝の昨季は加入後最多となる11試合出場も、スタメンは1試合…契約満了に伴う退団が決まった。 現在は無所属で、この度セリエA昇格組のコモで練習参加。コンディションは決して悪くないようで、セスク・ファブレガス監督の決断次第で正式契約を勝ち取る可能性があるという。 2024.08.08 21:15 Thu4
レバークーゼンなど引き抜き噂も、セスク監督は来季もコモで続投へ
国内外の強豪クラブから引く手あまたのセスク・ファブレガス監督(38)だが、来シーズンもコモを率いる決断を下したようだ。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしたセスク監督。昨シーズンはコモをセリエA昇格に導く手腕を発揮。さらに、初挑戦となった今季のセリエAでは、昇格組ながらここまで勝ち点48を積み上げて10位に位置。すでに残留も確定させている。 一時は来季のステップアップを示唆し、ローマやミランという国内クラブ、シャビ・アロンソ監督の後釜としてレバークーゼン、好条件のオファーが届いたRBライプツィヒといったクラブへの引き抜きも取り沙汰された。 しかし、イタリア『スカイ・スポルト』など複数イタリアメディアによれば、セスク監督は続投を決断したという。 コモの株主でもある同監督は、クラブ経営陣の間での良好な関係に加えて受け取ったオファーを慎重に検討した結果、クラブと共に築き上げてきたプロジェクトに引き続き参加することを選択したようだ。 2025.05.13 21:30 Tue5
