セスク監督が誕生! セリエA昇格のコモが正式就任を発表、4年契約を締結「とても嬉しく思う」
2024.07.19 22:47 Fri
コモの監督に正式就任したセスク監督
コモは19日、セスク・ファブレガス氏(37)が正式に監督に就任することを発表した。2028年夏までの4年契約を結ぶこととなる。
現役時代はバルセロナのカンテラで育った後、アーセナルへと移籍。黄金時代の最後を知る選手として中盤に君臨すると、その後にバルセロナに復帰。以降、チェルシー、モナコ、コモでプレーし、2023年7月に現役を引退した。
スペイン代表としても活躍し、2010年のワールドカップ優勝メンバーでもあるセスク氏は、引退したコモで指導者の道を歩み、U-19チームの監督に就任。しかし、チームが監督を交代すると、2023年11月からは暫定監督として5試合を指揮。ただ、ライセンスを所持していなかったセスク氏は、正式監督になれず、オシアン・ロバーツ監督の下でアシスタントコーチを務めていた。
チームは見事にセリエAに昇格を果たした中、セスク氏が指揮を執れるかどうかがポイントとなっていた中、無事に監督に就任することとなった。
なお、ロバーツ監督は、指導者や選手の育成に携わり、クラブに残ることになるという。
「今シーズンを監督としてスタートできることをとても嬉しく思う。このポジションに、私が就くことを信頼してくれたオーナーグループに感謝する」
「私はグループの野望を共有しており、これはこのクラブが向かうべき方向のほんの始まりに過ぎないと信じている。厳しく重要なシーズンになるだろうが、私と他のコーチ陣は準備ができており、全員が信じている」
現役時代はバルセロナのカンテラで育った後、アーセナルへと移籍。黄金時代の最後を知る選手として中盤に君臨すると、その後にバルセロナに復帰。以降、チェルシー、モナコ、コモでプレーし、2023年7月に現役を引退した。
スペイン代表としても活躍し、2010年のワールドカップ優勝メンバーでもあるセスク氏は、引退したコモで指導者の道を歩み、U-19チームの監督に就任。しかし、チームが監督を交代すると、2023年11月からは暫定監督として5試合を指揮。ただ、ライセンスを所持していなかったセスク氏は、正式監督になれず、オシアン・ロバーツ監督の下でアシスタントコーチを務めていた。
なお、ロバーツ監督は、指導者や選手の育成に携わり、クラブに残ることになるという。
正式に監督に就任したセスク氏はクラブを通じてコメントしている。
「今シーズンを監督としてスタートできることをとても嬉しく思う。このポジションに、私が就くことを信頼してくれたオーナーグループに感謝する」
「私はグループの野望を共有しており、これはこのクラブが向かうべき方向のほんの始まりに過ぎないと信じている。厳しく重要なシーズンになるだろうが、私と他のコーチ陣は準備ができており、全員が信じている」
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