「途中出場FWとして完璧」マドリーの“良質バックアッパー”33歳ホセルは好調を維持できる?「終盤戦も活躍を…」
2023.12.13 21:30 Wed
頼れるバックアッパー・ホセル
レアル・マドリーのスペイン代表FWホセル(33)は、現在の好調をどこまでキープするだろうか。
今夏エスパニョールから買い取りオプション付きの1年レンタルでマドリーへ加入したホセル。昨季ラ・リーガ16得点男のマドリーでの立場は2トップのバックアッパーだが、リーグ戦16試合で5得点、チャンピオンズリーグ(CL)5試合で3得点と、サブにしては十分すぎる活躍を披露する。
また、1069分間で計8得点のため、およそ133分間に1点をゲットしている計算に。90分に換算すれば2試合1点のペース…やはり高い決定力が光る。
そんなホセルについて、スペイン『カデナ・セル』の記者や同番組のレギュラーコメンテーターらが議論。「マドリーにおけるホセルの重要性」を議論した。
アントニオ・ロメロ氏/『カデナ・セル』記者
「ホセルは言わば無敵の男。マドリーに来て素晴らしいシーズンを送っているし、彼自身も良い仕事をしている」
「もしマドリーの2トップにおいて、ホセルがファーストチョイスだったとしたら…それは悪い作戦と言える。だが、実際の役割は明白。マドリーがホセルにゴールの全責任を負わすことはないだろう? 今の立ち位置でパーフェクトなのだ」
トマス・ロンセロ氏/『アス』マドリー部門編集長
「ホセルはここ数年のマドリーにいなかったタイプのストライカー。私の目にはスペインNo.1のフィニッシャーに映っているよ。マドリーは彼を正当に評価できていないとさえ思える。ゴールは彼の自信をさらに高めていく」
ヘスス・ガジェゴ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「ホセルはここまで8ゴール。途中出場が多いストライカーとしては完璧なパフォーマンスだ。買い取りは150万ユーロ(約2億3000万円)で済むそうだし、いずれマドリーはこれを支払うことになるだろう」
アンヘル・チャザーリ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「マドリーはシーズンが佳境に差し掛かった時に初めて評価されるようになるチーム。その時期にホセルが今と同じ活躍をしているとは思えない。マドリーがCLで優勝したとして、そこにホセルの姿はないだろう」
今夏エスパニョールから買い取りオプション付きの1年レンタルでマドリーへ加入したホセル。昨季ラ・リーガ16得点男のマドリーでの立場は2トップのバックアッパーだが、リーグ戦16試合で5得点、チャンピオンズリーグ(CL)5試合で3得点と、サブにしては十分すぎる活躍を披露する。
また、1069分間で計8得点のため、およそ133分間に1点をゲットしている計算に。90分に換算すれば2試合1点のペース…やはり高い決定力が光る。
アントニオ・ロメロ氏/『カデナ・セル』記者
「ホセルは言わば無敵の男。マドリーに来て素晴らしいシーズンを送っているし、彼自身も良い仕事をしている」
フリオ・プリド氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「もしマドリーの2トップにおいて、ホセルがファーストチョイスだったとしたら…それは悪い作戦と言える。だが、実際の役割は明白。マドリーがホセルにゴールの全責任を負わすことはないだろう? 今の立ち位置でパーフェクトなのだ」
トマス・ロンセロ氏/『アス』マドリー部門編集長
「ホセルはここ数年のマドリーにいなかったタイプのストライカー。私の目にはスペインNo.1のフィニッシャーに映っているよ。マドリーは彼を正当に評価できていないとさえ思える。ゴールは彼の自信をさらに高めていく」
ヘスス・ガジェゴ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「ホセルはここまで8ゴール。途中出場が多いストライカーとしては完璧なパフォーマンスだ。買い取りは150万ユーロ(約2億3000万円)で済むそうだし、いずれマドリーはこれを支払うことになるだろう」
アンヘル・チャザーリ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者
「マドリーはシーズンが佳境に差し掛かった時に初めて評価されるようになるチーム。その時期にホセルが今と同じ活躍をしているとは思えない。マドリーがCLで優勝したとして、そこにホセルの姿はないだろう」
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活躍止まらない17歳ヤマル、筋肉量は1年で8キロ増…技術の礎は「犬との駆け引き」
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「まさに魔法のよう」終盤の劇的ドラマ、2大会ぶり決勝進出にレアル指揮官はファンに感謝「ファンがこの勝利に貢献した」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、劇的なチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 8日、CL準決勝2ndレグでマドリーはホームでバイエルンと対戦した。 アウェイでの1stレグは2-2のドロー。この試合で勝利した方が決勝進出を果たすという一戦だった。 試合は、互いに固い入りを見せてゴールレスのまま後半へ。すると68分に左サイドを上がったアルフォンソ・デイビスがミドルシュートを叩き込み、バイエルンが先手を奪う。 追い込まれたマドリーだったが、88分に同点に。ボックス手前からヴィニシウス・ジュニオールがミドルシュートを放つと、なんてことはないシュートをGKマヌエル・ノイアーが前に弾くと、狙っていた途中出場のホセルが押し込みマドリーが同点に。延長戦かと思われたが、91分にはボックス内の混戦からパスを受けたアントニオ・リュディガーのクロスを再びホセルが合わせてゴール。逆転かと思われたが、これはオフサイドで取り消される。 しかし、VARチェックの結果、オンサイドであることが認められ、マドリーが逆転。そのまま試合は終了し2-1、2戦合計4-3でマドリーが2シーズンぶりの決勝進出を果たした。 試合後、アンチェロッティ監督は劇的な勝利について言及。ファンの後押しもあり、魔法がかかったようだったと振り返った。 「また同じことが起きた。それはよく起こることだ。我々を後押しして売れるファン、素晴らしいスタジアム、信じることをやめない選手たち…まさに魔法のようなものだ」 「難しい試合の中で、劣勢に立たされても冷静さを失わない強さが我々にはあった。我々はやり続けたが、ファンが助けてくれた」 「彼らは誰も、そして私でさえも本当に予想していなかったシーズンを見せられたことを理解していると示した。彼らは我々にとって素晴らしいものだった。それは選手にも伝わっている」 そんな中で殊勲の2ゴールを決めたのはレンタル加入中のホセル。81分に出場し、10分でチームを決勝に導く2ゴールを決めることに。アンチェロッティ監督は、控え選手も含めて良い選手が揃っているとした。 「ホセルは、このチームがどのようなもので、どう考えているかを見事に反映している。今シーズンはそれほど出場時間は多くないが、とても貢献し、必要な時にいつでも多くのことをもたらしてくれる。自信を決して失わず、常にチームのことを考えている」 「長期離脱した選手たちだけでなく、我々には非常に多くの問題や大きなケガがあった。我々はヴィニシウス・ジュニオールやジュード・ベリンガムを失った時期もあったが、誰も話題にしなかった。我々はこのスカッドで素晴らしい能力と個性を持っている」 そして改めて後押ししてくれたファンについても言及。このクラブで仕事ができていることを喜んだ。 「今夜ここに来られなかった世界中の全てのファンのために、ここにいることができたファンがこの勝利に貢献したと言わなければならない。これが我々の習慣だ」 「我々はここで、この雰囲気の中でプレーするのが大好きだ。マドリーは家族だ。歴史と伝統を持つフットボールクラブであり、それは重荷になることもあるかもしれないが、ここで働けることは素晴らしく幸運なことだと思う」 試合についてはバイエルンに先制されたものの、控え選手がしっかりと活躍。1つゴールが決まればと思っていたが、選手たちが成し遂げたことを改めて称えた。 「バイエルンのゴールの後は厳しい場面もあったが、途中出場すればすぐにフレッシュな脚とエネルギーが助けになっていることが分かった。おそらくこれは、2ゴールが必要だったここでのマンチェスター・シティ戦の夜よりは難しくはなかったかもしれない。でも、ここで1本でもあれば延長戦に持ち込めたはずだ」 「1点を決めた瞬間、勝者を追いかけて実際にゴールを奪えると確信した。説明することは難しく、不可能かもしれないが、やってみよう。それは魔法だ。この大会は、ユニフォームを着た選手全員に、特別な感情を抱かせるものだ」 <span class="paragraph-title">【動画】終盤の劇的結末!レアルvsバイエルン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ggyGQldYq6g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.09 07:55 Thu3
「ロンドンに片足を踏み入れていた」痛恨ミスのノイアー、まさかの逆転負けに「言葉では言い表せない」
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自国スペインの選手が去りゆくレアル・マドリー…チームの中枢に残るはカルバハルら一握り
スペイン人選手がほぼいないレアル・マドリーなんて…スペイン『Relevo』が嘆いている。 23-24シーズンの欧州王者レアル・マドリー。 間違いなく欧州のサッカー史上最も成功を収めたクラブであり、半世紀以上前からその力強さとブランドを維持。一時的に欧州で勝てない時代があっても、今まさに“最強”だ。 ただ、現マドリーは自国スペインの選手がチームの中枢にほとんどいない。 長年の主軸ダニエル・カルバハル、マドリー愛故に走るルーカス・バスケス、主将ナチョ・フェルナンデス、24歳フラン・ガルシア、“最強のバックアッパー”ホセルなどが主な自国民。 ただ、ナチョはサウジアラビア行きが水面下で決まり、今夏の完全移籍移行が確実視されてきたホセルもカタール行きを望んでいることが明らかに。フランス代表FWキリアン・ムバッペの加入に伴う出番減を嫌うとされる。 トップチーム全体を見渡せば、今季登録されていたスペイン人選手は7人(※1)。ケパ・アリサバラガがチェルシーに返却され、ナチョにホセルも退団なら来季は4人となり、今夏マドリー復帰のラファ・マリンとヘスス・バジェホは即売却がほぼ確実とされている。 (※1)モロッコ代表入りのブラヒム・ディアス、また下部組織登録の若手選手を除く また、滅多に先発起用がない元スペイン代表MFダニ・セバージョスは移籍を希望も、望み薄で来季へ士気低下が懸念されている状況。 『Relevo』によると、マドリーのスペイン人選手は21世紀初頭から半減。現スペイン代表にマドリー組はほぼおらず、首都マドリードを除いた国内での人気低下に拍車がかかる可能性が高いとしている。 2024.06.25 15:00 Tue5
「長期的なものとして考えなければ」右ヒザ重傷のカルバハル、復帰目標は6月のCWC…ホセルから「右SBは空けてある」と去就に含み
長期離脱しているレアル・マドリーのスペイン代表DFダニエル・カルバハルが、自身のケガやキャリアについて語った。 カルバハルは10月5日、ラ・リーガ第9節のビジャレアル戦で右ヒザを負傷。前十字じん帯、外側側副じん帯、膝窩筋腱をいずれも断裂する大ケガとなり、手術を受けた。 復帰までは1年と見込まれ、マドリーは右サイドバック補強も取り沙汰されている状況。そんななか、カルバハルが11月下旬に自宅で応じた『Esquire』のインタビューが先日公開され、自身のケガについて前向きな考えを述べている。 「これは長期的なものとして考えなければならない。そういう意味では、毎日と毎週の目標を達成できている…。松葉杖なしで歩くことができるようになったし、ジムトレーニングやサイクリングもできるようになった。屈伸もできるようになってきた…。短期的な目標だけど達成している。満足しているよ」 「僕はキャリアの中で複数のケガをしてきた。食事や休息、取り組み方についてもっと早く理解していれば、いくつのケガは避けられたかもしれない。もちろんこのケガはトラウマになった。良いタイミングでやってきてしまった。僕は副キャプテンだし、チーム内で重要な選手だった。だけど、こういったことはいつ起こるかわからない。それに、何年も大きなケガをせずに過ごせたことを神にも感謝している」 「家庭においてもクラブにおいても、僕の人生がより豊かに、充実している時に起こった。その一方で、何カ月も離脱するとわかっているから、3日おきに遠征してプレーしたりする競技上のストレスを感じないのは良いかもしれない。もしかしたら、これでキャリアが数年伸びるかもしれない」 また、負傷後には多くの励ましのメッセージが届いたとのこと。ライバルクラブであるアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督からも温かい言葉を受け取ったようだ。 「実のところ、とても愛されていると感じたよ。多くの人がメッセージをくれたり、電話をかけてくれたり、サポートや愛情を示してくれた。この機会に皆さんに感謝を伝えたいね」 「だけど、チョロ・シメオネから嬉しい驚きのメッセージがあったのも事実だ。サッカーを愛している人で、僕がとても尊敬している人だ。ライバル関係は別としてね。僕らはこのスポーツを多くの感情とともに観るというビジョンを共有していると思うし、あのメッセージは特別な瞬間として覚えている。ここから大きなハグを送るよ」 さらに、復帰目標についても語ったカルバハル。2025年6月に開催される新フォーマットのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の出場を目指しているようだ。 「それ(CWC)が僕の目標だ。 6月上旬は手術してから8カ月になる。すべてがどう進んでいくか様子を見よう。ヒザは時間がかかる。そこを目標に設定しているけど、日が近づくにつれ実現可能かどうかがわかる」 一方で、32歳サイドバックは自身のキャリアにも言及。昨シーズンまでのチームメイトで、義理の兄弟(両者の妻が双子の姉妹)にあたるスペイン代表FWホセルが現在はカタールのアル・ガラファでプレーするが、自身も中東行きを考えているという。 「彼(ホセル)は(カタールでのプレーを)喜んでいるよ。普通とは異なる経験だ。すべてのスタジアムが近くにあるし、生活の質が非常に高い。そして、彼はキャリア終盤に華を添える多大な報酬を手にすることができる。彼自身にとっても、義理の妹にとっても、甥たちにとっても大きな幸せだ」 「(ホセルには)ここで待っている。君のために右サイドバックは空けてあると言われたよ(笑)」 「(自身の中東行きの可能性も)間違いなくある。おかしいことだとは思えない。レアル・マドリーを離れることがあれば、ヨーロッパではプレーしないし、チャンピオンズリーグでもスペインでもマドリーとは対戦しないとすでに言っている。おそらく可能性の高い行き先になるだろう」 「僕は32歳で、もう子供ではない。何が残っているだろうか? サッカーはあと4、5年くらいかな? それほど多くの時間はないし、時が経つのは早い」 2024.12.26 22:10 Thuレアル・マドリーの人気記事ランキング
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名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed2
ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed3
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
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40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri5
