「夢のバルサへ向かう時が来た…」、今冬バルセロナ加入のヴィトール・ロッキがアトレチコ・パラナエンセに別れ

2023.12.04 23:10 Mon
今冬バルセロナ加入の大器ヴィトール・ロッキ
Getty Images
今冬バルセロナ加入の大器ヴィトール・ロッキ
今冬バルセロナへ正式加入するブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(18)が、アトレチコ・パラナエンセに別れを告げた。ブラジル『ESPN』が伝えている。
PR
今年7月にバルセロナへの完全移籍が発表されたロッキは、3日に行われた今季のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第37節のサントス戦を3-0の勝利で終え、アトレチコ・パラナエンセでの最後のホームゲームを終えた。
同試合後、ホームサポーターから惜しみない拍手と声援を受け取った18歳は、愛するクラブへの別れの挨拶とともにバルセロナでの新たな挑戦への決意を語っている。

「ここに初めて来た時からファンの皆さんがとてもよく迎えてくれた」

「フラカンといつも自分を支えてくれたファンと離れるのは悲しいよ。ここでベストを尽くしたけど、もう夢のバルサへ向かう時が来た…」
「謙虚さがあれば、すべてはうまくいくはずだ。僕は謙虚な姿勢で臨み、より向上心を持って仕事に取り組むよう努めている。ここでもそういった姿勢で一年間働いてきたし、そのことにとても満足している」

「準備ができていると思っているし、それを望んでいる。これからバルサのために頑張るよ」

ロッキは、アメリカ・ミネイロ、クルゼイロの下部組織を経て、2021年10月のボタフォゴ戦でファーストチームデビューを飾った逸材ストライカー。

2022年4月にアトレチコ・パラナエンセへ完全移籍で加入すると、ここまで公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストの数字を残していた。

172cmと上背はないものの、18歳とは思えない筋肉量によって屈強な守備者に対しても当たり負けする場面はなく、鋭いターンや駆け引きの巧さで相手を出し抜く生粋のストライカー。左右のウイングでもプレー可能なスピード、突破力も併せ持つが、セレソンのレジェンドであるロナウド、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのような万能型のストライカーとしての大成が期待される。

よりレベルが高いラ・リーガやチャンピオンズリーグの舞台で即戦力として活躍できるかは現時点で不明だが、主砲ロベルト・レヴァンドフスキのバックアップの問題を抱えるブラウグラナでの逸材ストライカーの飛躍を期待したいところだ。

PR
関連ニュース

「バルサを去ることは絶対にない」今季23ゴール記録のレヴァンドフスキが退団の噂を完全否定

ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、バルセロナ退団の可能性を完全否定した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。 レヴァンドフスキは2022年夏にバルセロナへ加入すると、初年度からゴールを量産して公式戦46試合33得点8アシストを記録。流石の活躍を示してチームのラ・リーガ優勝に貢献した。 今シーズンはややペースが落ちながらも、公式戦44試合23ゴール9アシストを記録。29日に行われたラ・リーガ第33節のバレンシア戦でも、ハットトリックを達成してチームを勝利に導いた。 そんなレヴァンドフスキには35歳という年齢やバルセロナが慢性的な財政難に陥っている影響から売却の噂があったものの、本人はこれを完全否定。2026年夏まで契約を残すバルセロナで、今後もプレーし続けると断言している。 「この夏にバルサを去ることは、絶対にあり得ない。これについて議論の余地はないよ。現時点の考えで、僕は少なくともあと2年はこのコンディションを維持できるだろう。もし、身体的により高いレベルでプレーできなくなったら、その時に去就を考えるよ」 2024.04.30 10:55 Tue

乱打戦制したバルセロナ、続投発表後の初白星にチャビ監督は「立ち直ったチームの姿勢に満足」

バルセロナのチャビ・エルナンデスは、点の取り合いを制したチームを称えた。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。 29日、バレンシアとのラ・リーガ第33節に挑んだバルセロナはMFフェルミン・ロペスのゴールで先制するも、前半だけで逆転される苦しい展開に。それでも、ハーフタイム直前に相手GKが一発退場となると、後半は数的優位を活かして押し込み、FWロベルト・レヴァンドフスキがハットトリックを達成。その後は失点を許さず、4-2で試合を終えた。 25日に続投が発表されてから初となる試合で勝利を収めたチャビ監督は満足感を示しつつ、クラブで働き続けることが決まった現在の心境にも触れている。 「我々は勝利したことによって、ポジティブな分析ができる。チームは基本的に良いプレーをしていたが、時折ミスも見られた。そして、よりアグレッシブで困難なバレンシア相手にリードを許してしまったんだ」 「失点はセットプレーからだった。後半は数的有利となったのだから、もっとチャンスを作りたかったが、攻撃はあまり良くなかった。とはいえ、難しい試合から立ち直ったチームの姿勢には満足だ。そして、戦略面で懸命に働いてくれたスタッフにも満足している」 「私はとても元気だ。先日、(続投の理由について)自然な形で説明できたと思う。1月には悪い結果の責任を感じ、身を引くのが最善だと思っていた。だが、その後で会長や(SDの)デコ、クラブ、そして特に選手たちからの信頼を目の当たりにしたんだ」 2024.04.30 10:20 Tue

チャビ監督続投のバルセロナ、レヴァンドフスキのハットなどで10人のバレンシアとの打ち合いを制す!【ラ・リーガ】

バルセロナは29日、ラ・リーガ第33節でバレンシアと対戦し4-2で勝利した。 首位レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”で逆転負けを喫した3位バルセロナ(勝ち点70)は、その試合のスタメンから負傷したF・デ・ヨングをフェルミン・ロペスに変更した以外は同じメンバーを採用。3トップにヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 8位のバレンシア(勝ち点47)に対し、ボールの主導権を握るバルセロナだが、[4-4-2]のコンパクトな守備陣形で守る相手の集中した守りの前になかなか決定機まで持ち込めず時間が経過していく。 それでもバルセロナは最初の決定機でスコアを動かす。22分、ボックス左横に抜け出したカンセロのバックパスを受けたハフィーニャがピンポイントクロスを供給。これを走り込んだフェルミン・ロペスの頭で合わせると、シュートがゴール右隅に吸い込まれた。 先制したバルセロナだったが、27分にミスから失点する。ペテルのロングパスからウーゴ・ドゥロがDFの裏に抜け出すと、飛び出したGKテア・シュテーゲンがクリアミス。このボールを奪ったウーゴ・ドゥロが無人のゴールにシュートを流し込んだ。 試合を振り出しに戻したバレンシアは36分にも決定機。GKママルダシュヴィリのロングフィードがそのままバルセロナDFの裏に流れると、これに反応したペテルがボックス右でアラウホに倒されPKを獲得。このPKをペペルが真ん中に沈め、逆転に成功した。 1点を追いかける展開となったバルセロナは、前半追加タイムに数的優位を得る。ガシオロフスキがGKママルダシュヴィリにボールを下げたところをヤマルが猛追。GKママルダシュヴィリのトラップが大きくなったところを奪い、チップキックでかわそうした浮き球がボックス外へ飛び出したGKの左手に当たると、オンフィールドレビューの末にGKママルダシュヴィリにレッドカードが提示された。 1点ビハンドで前半を終えたバルセロナは、ハーフタイムでクリステンセンとパウ・クバルシを下げてセルジ・ロベルトとイニゴ・マルティネスを投入。すると49分、ギュンドアンの左CKをニアサイドのレヴァンドフスキがヘディングでゴール右隅に流し込み、後半開始早々に同点に追いついた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもバルセロナは82分にエースが再びネットを揺らす。ギュンドアンの左CKをゴール前のアラウホが競り合うと、当たり損なった浮き球をゴール左手前のレヴァンドフスキが頭で押し込んだ。 勝ち越しに成功したバルセロナは、試合終了間際の93分にもレヴァンドフスキが直接FKでゴールネットを揺らし、そのまま4-2でタイムアップ。レヴァンドフスキのハットトリックなどでバルセロナが10人のバレンシアとの打ち合いを制した。 2024.04.30 06:10 Tue

チャビ監督お気に入りのビジャレアルMFバエナ、バルセロナへの想い語る「バルサでのプレーは最大の夢の1つ」

ビジャレアルのスペイン代表MFアレックス・バエナ(22)がバルセロナへの好意を明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 ビジャレアルのカンテラ出身の攻撃的MFで、今シーズンはここまで公式戦41試合に出場し、5ゴール16アシストの結果を残しているバエナ。昨年9月にはスペイン代表デビューも果たし、今夏のユーロ出場を目指している。 そんな22歳に注目しているのが、先日続投が決まったバルセロナでのチャビ・エルナンデス監督。マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバらに並ぶ獲得候補に挙げている。 直近のラ・リーガ第33節ラージョ・バジェカーノ戦でチームの全3得点をアシストする活躍を見せたバエナは、試合後にバルセロナからの関心についてコメント。「プレーするのは夢」と語った一方、ビジャレアル愛を強調することも忘れなかった。 「バルサでプレーしたくない人なんていないだろう? バルサでプレーするのはサッカー選手にとって最大の夢の1つだ。世界最高のチームだからね」 「でも、僕は人生のクラブにいる。僕がサッカーを始めた場所だし、何年もここにいることを望んでいる」 また、2028年6月まで残すビジャレアルとの契約や、6000万ユーロ(約100億2000万円)の契約解除条項についても言及。「僕を欲しがるクラブはお金を払わなければならないと思う」とその存在を認めている。 しかし、「僕のところには何も話は来ていない」と語るバエナ。今シーズンの戦いやユーロだけに焦点を当てていると述べたが、バルセロナへの想いもまんざら嘘ではないようだ。 「今シーズンを終えることに集中している。可能であれば、代表としてユーロにも出場したい。それから確認して話しをしよう。だけど、バルサでプレーしたくない人なんていない」 2024.04.29 19:09 Mon

バルセロナがチェルシーに逆転勝利で連覇に王手! ボンマティが1ゴール&PK獲得で勝利に貢献【UWCL】

27日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準決勝2ndレグが行われた。 1stレグをアウェイで戦ったチェルシーはバルセロナを相手に0-1で勝利。アドバンテージを持ってホームゲームを迎えた。 一方で、ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指すバルセロナ。試合は勝利が必要なバルセロナペースに。22分、CKの流れからチャンスを迎えるが、これはゴールにつながらない。それでも25分、ボックス手前でパスを受けたアイタナ・ボンマティが細かいステップから右足を振ると、ディフレクトしたシュートがネットを揺らし、バルセロナが先制する。 早い時間帯で2戦合計で追いついたバルセロナ。追いつかれたチェルシーはペースを上げて攻め込んでいくが、バルセロナの堅い守備の前ゴールを奪えない。36分にはカタリナ・マカリオがボールコントロールから左足ボレーも、GKのセーブに遭う。 前半をバルセロナのリードで迎えた中、後半はチェルシーが先にチャンス。57分には左サイドをアシュリー・ローレンスが仕掛けると、シェーケ・ニュスケンがボックス内でシュートを打つが、右ポストに嫌われる。 ゴールが遠いチェルシー。対するバルセロナも、なかなか良い形でチャンスを迎えられない。すると59分にチェルシーにアクシデント。カデイシャ・ブキャナンがパトリシア・ギハーロの足を踏んでしいまい2枚目のイエローカードをもらい退場処分に。チェルシーは数的不利での戦いとなる。 バルセロナはこの状況を生かしてボックス付近でのプレーが増え攻め込む状態に。チェルシーはそれでも粘りを見せていたが、72分にスルーパスに抜け出たボンマティが倒され、バルセロナはPKを獲得。これをフリドリーナ・ロルフォがしっかりと決めてバルセロナが勝ち越しに成功。そのまま試合は終了し、0-2でバルセロナが勝利。2戦合計1-2となり、バルセロナが逆転で決勝に進出した。 チェルシーはエマ・ヘイズ監督にとっての最後のシーズンだったが、これでUWCL制覇の夢は潰えてしまった。 チェルシー 0-2(AGG:1-2) バルセロナ 0-1:25分 アイタナ・ボンマティ(バルセロナ) 0-2:75分 フリドリーナ・ロルフォ(バルセロナ) <span class="paragraph-title">【動画】チェルシーとバルセロナの激闘! 王者・バルサが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6vGSpbbgoek";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.28 22:35 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly