アンデルレヒト移籍の後藤啓介、磐田と同じ背番号「42」の理由は「同じ気持ちで戦えるように」…思い描く将来像「いずれはみなさんが知っているようなクラブに」
2023.11.29 16:55 Wed
期限付き移籍でアンデルレヒトへと移籍する後藤啓介
ジュビロ磐田からアンデルレヒトへと期限付き移籍することが発表されたFW後藤啓介(18)が移籍会見を行った。
28日、磐田は後藤の期限付き移籍決定を発表。アンデルレヒトも加入を発表した。
磐田の下部組織で育ち、今シーズンからトップチームに昇格した後藤。明治安田生命J2リーグでは途中出場がメインながら33試合に出場し7特典を記録。チームは最終節で見事に勝利し、J1自動昇格を掴んでいた。
これまでもヨーロッパのクラブからの関心が伝えられていた後藤。記者会見では移籍を決断した理由について「いくつかオファーがあった中で、夏にもあったんですが、夏の期間では行けないと思っていて、アンデルレヒトから話があった」とコメント。半年待っての移籍になったと明かした。
ベルギーでは多くの日本人選手がプレーしており、ここからステップアップを果たした選手も多い。ベルギーについては「日本人も多くいますし、5大リーグでプレーするためのステップアップのリーグですがレベルも非常に高いです」と印象を語り、「自分が成長するためには凄く良いところかなと思います」と、ヨーロッパの玄関口として良い場所だと感じているようだ。
191cmの長身でありながら、スピードを兼ね備えている後藤は高く評価。U-18日本代表としてもプレーしていた。
プロ1年目で早くも海外へ。この先の目標については「環境が変わって、言葉もうまく話せないですが、言葉の壁もあるので、まずは環境に慣れること。1日でも早くピッチに立って、ゴールを決めて、ファン・サポーターの皆さんに良い報告ができればと思います」とコメント。まずは慣れてから結果を出したいとした。
プロ入りと同じ年にヨーロッパへの移籍。冒頭にスポーツダイレクター(SD)を務める藤田俊哉氏も「ついこの間のよう」と語ったように、同じ年に入団会見と移籍会見をした後藤。このスピードには「全然思い描いてはいなかったですが、早く海外に行きたいと思っていたので、すごく良い半年でした」とコメント。「ラッキーな部分も多かったですが、常にこういうふうになるように準備していたので、早くなってよかったです」と、予想以上の早さではあったが、夢が実現したことを喜んだ。
来年はパリ・オリンピックも開催され、アンデルレヒトで結果を残せば出場の可能性もある状況。ただ、後藤の目標はクラブで結果を残すことだという。
「オリンピックは狙っていますが、まずはそこに行くためにアンデルレヒトで結果を残し続けなければいけないと思いますし、より多くの試合に出て活躍しなければいけないと思います。早く環境に慣れて、1日でも早く活躍するのが今の目標です」
それでも思い描いているものは多い。「どっちでプレーするかまだ分かりません」とセカンドチームかファーストチームかは不明だとしながらも、「どっちでプレーすることになっても自分でやることには変わりないので、自分の良さを発揮してセカンドからなら早くトップに上がることですし、トップなら試合に出て得点に絡み続けることです」とコメント。とにかく結果にこだわっていくという。
またこの先のプランについても「まずはアンデルレヒトで活躍しないと、5大リーグや良いクラブに行けないので、まずはアンデルレヒトで活躍すること」と語りながらも、「いずれはみなさんが知っているようなクラブに行きたいですし、そこで活躍したいです」と、ビッグクラブへの移籍を将来は果たしたいという。
その中で今回の移籍は「不安は多い」と語る後藤だが、「それも楽しめたらと思う」とポジティブに捉えている後藤。後押ししたのは、ベルギーのシント=トロイデンでプレー経験がある先輩のDF松原后だったという。
「后くんがベルギーにいたので、オファーが来た時には后くんに聞いて、どういう街で、どれぐらいサポーターが入るのかとかを聞いて、それを含めて決めました」と語った後藤。「后うくんのお陰です」と移籍決断を後押しされたという。
松原はベルギーについて「ステップアップするには良い」と語っていたとのこと。「アンデルレヒトはビッグクラブ。行けるなら行ったほうが良い。すごく良いチーム」と言っていたという。先輩の言葉も大きく影響したようだ。
アカデミー時代を含めて10年間在籍した磐田。トップチームではわずかな時間となったが、後藤はクラブへの感謝の気持ちを語っている。
「スクールからトップまで色々なコーチに教わってきたので、そのコーチの方々、クラブ関係の人にはすごく感謝しています」
「ずっと見てきたクラブ、ずっと応援してきたクラブだったので少し寂しい気持ちもありますが、自分が決めた道なので頑張りたいです」
また、ファン・サポーターについても言及。応援してもらいたいと願った。
「ユースから応援してくれている人もいますし、自分が小学校の時から知っていて応援してくれている人もいて、今シーズンから応援してくれる人もいる中で、ジュビロでプレーする期間はあっという間でしたけど、こんなにたくさんの人に応援してもらえるという幸せを実感できたのはみなさんのおかげですし、そのみなさんに、活躍している姿、頑張っている姿をたくさん届けたいと思います。応援してくれたら嬉しいなと思います」
大型ストライカーとして伸び代十分な後藤。ベルギーで揉まれてどこまで成長するのか、アンデルレヒトでのプレーに注目だ。
28日、磐田は後藤の期限付き移籍決定を発表。アンデルレヒトも加入を発表した。
磐田の下部組織で育ち、今シーズンからトップチームに昇格した後藤。明治安田生命J2リーグでは途中出場がメインながら33試合に出場し7特典を記録。チームは最終節で見事に勝利し、J1自動昇格を掴んでいた。
ベルギーでは多くの日本人選手がプレーしており、ここからステップアップを果たした選手も多い。ベルギーについては「日本人も多くいますし、5大リーグでプレーするためのステップアップのリーグですがレベルも非常に高いです」と印象を語り、「自分が成長するためには凄く良いところかなと思います」と、ヨーロッパの玄関口として良い場所だと感じているようだ。
背番号は磐田時代も背負った「42」に決定した後藤。「ジュビロでつけた番号で色々な思い出に今年なったので、向こうでも同じ気持ちで戦えるように、同じ番号にしました」と、背番号を選んだ理由を語る。
191cmの長身でありながら、スピードを兼ね備えている後藤は高く評価。U-18日本代表としてもプレーしていた。
プロ1年目で早くも海外へ。この先の目標については「環境が変わって、言葉もうまく話せないですが、言葉の壁もあるので、まずは環境に慣れること。1日でも早くピッチに立って、ゴールを決めて、ファン・サポーターの皆さんに良い報告ができればと思います」とコメント。まずは慣れてから結果を出したいとした。
プロ入りと同じ年にヨーロッパへの移籍。冒頭にスポーツダイレクター(SD)を務める藤田俊哉氏も「ついこの間のよう」と語ったように、同じ年に入団会見と移籍会見をした後藤。このスピードには「全然思い描いてはいなかったですが、早く海外に行きたいと思っていたので、すごく良い半年でした」とコメント。「ラッキーな部分も多かったですが、常にこういうふうになるように準備していたので、早くなってよかったです」と、予想以上の早さではあったが、夢が実現したことを喜んだ。
来年はパリ・オリンピックも開催され、アンデルレヒトで結果を残せば出場の可能性もある状況。ただ、後藤の目標はクラブで結果を残すことだという。
「オリンピックは狙っていますが、まずはそこに行くためにアンデルレヒトで結果を残し続けなければいけないと思いますし、より多くの試合に出て活躍しなければいけないと思います。早く環境に慣れて、1日でも早く活躍するのが今の目標です」
それでも思い描いているものは多い。「どっちでプレーするかまだ分かりません」とセカンドチームかファーストチームかは不明だとしながらも、「どっちでプレーすることになっても自分でやることには変わりないので、自分の良さを発揮してセカンドからなら早くトップに上がることですし、トップなら試合に出て得点に絡み続けることです」とコメント。とにかく結果にこだわっていくという。
またこの先のプランについても「まずはアンデルレヒトで活躍しないと、5大リーグや良いクラブに行けないので、まずはアンデルレヒトで活躍すること」と語りながらも、「いずれはみなさんが知っているようなクラブに行きたいですし、そこで活躍したいです」と、ビッグクラブへの移籍を将来は果たしたいという。
その中で今回の移籍は「不安は多い」と語る後藤だが、「それも楽しめたらと思う」とポジティブに捉えている後藤。後押ししたのは、ベルギーのシント=トロイデンでプレー経験がある先輩のDF松原后だったという。
「后くんがベルギーにいたので、オファーが来た時には后くんに聞いて、どういう街で、どれぐらいサポーターが入るのかとかを聞いて、それを含めて決めました」と語った後藤。「后うくんのお陰です」と移籍決断を後押しされたという。
松原はベルギーについて「ステップアップするには良い」と語っていたとのこと。「アンデルレヒトはビッグクラブ。行けるなら行ったほうが良い。すごく良いチーム」と言っていたという。先輩の言葉も大きく影響したようだ。
アカデミー時代を含めて10年間在籍した磐田。トップチームではわずかな時間となったが、後藤はクラブへの感謝の気持ちを語っている。
「スクールからトップまで色々なコーチに教わってきたので、そのコーチの方々、クラブ関係の人にはすごく感謝しています」
「ずっと見てきたクラブ、ずっと応援してきたクラブだったので少し寂しい気持ちもありますが、自分が決めた道なので頑張りたいです」
また、ファン・サポーターについても言及。応援してもらいたいと願った。
「ユースから応援してくれている人もいますし、自分が小学校の時から知っていて応援してくれている人もいて、今シーズンから応援してくれる人もいる中で、ジュビロでプレーする期間はあっという間でしたけど、こんなにたくさんの人に応援してもらえるという幸せを実感できたのはみなさんのおかげですし、そのみなさんに、活躍している姿、頑張っている姿をたくさん届けたいと思います。応援してくれたら嬉しいなと思います」
大型ストライカーとして伸び代十分な後藤。ベルギーで揉まれてどこまで成長するのか、アンデルレヒトでのプレーに注目だ。
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2回戦の対戦カード決定! 磐田vs清水の“静岡ダービー”が実現、2回戦から登場の町田は甲府と連覇目指す名古屋は富山と【YBCルヴァンカップ】
26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユナイテッドFCとの撃ち合いとなり延長戦へ。すると、延長戦に入り守備が崩壊し、6-3で敗退となった。 また、林野火災の影響でFC今治vs徳島ヴォルティスの試合が延期となっており、4月9日に延期試合が開催されることとなっている。 1チームを除いて2回戦に進む27チームが決定。2回戦の対戦カードが決定した。 注目は、ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービー。今シーズンはカテゴリーが異なるため、リーグ戦での実現がなかった静岡ダービーがカップ戦で実現する。 その他、J1同士の対戦はなく、2回戦から登場するFC町田ゼルビアは、ヴァンフォーレ甲府との対戦が決定。連覇を目指す名古屋グランパスはカターレ富山との対戦が決まった。なお、今治vs徳島の勝者は、セレッソ大阪と対戦する。 2回戦は4月9日(水)、16日(水)に開催される。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 2回戦日程</h3> ▽4/9(水) 《19:00》 【28】ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア [JIT リサイクルインク スタジアム] 【31】ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス [ヤマハスタジアム(磐田)] 【32】レノファ山口FC vs 鹿島アントラーズ [維新みらいふスタジアム] 【35】松本山雅FC vs アルビレックス新潟 [サンプロ アルウィン] 【37】V・ファーレン長崎 vs 湘南ベルマーレ [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【39】モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C. [NDソフトスタジアム山形] ▽4/16(水) 《19:00》 【29】ギラヴァンツ北九州 vs 横浜FC [ミクニワールドスタジアム北九州] 【30】水戸ホーリーホック vs ガンバ大阪 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【33】福島ユナイテッドFC vs 柏レイソル [とうほう・みんなのスタジアム] 【34】ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ [ソユースタジアム] 【36】RB大宮アルディージャ vs FC東京 [NACK5スタジアム大宮] 【40】カターレ富山 vs 名古屋グランパス [富山県総合運動公園陸上競技場] 【41】栃木SC vs アビスパ福岡 [栃木県グリーンスタジアム] 《未定》 【38】FC今治/徳島ヴォルティス vs セレッソ大阪 [未定] 2025.03.26 23:30 Wed2
10代若武者がともに初ゴールの清水と磐田が初戦突破で静岡ダービー! 札幌と鳥栖、仙台がJ3勢に屈す【YBCルヴァンカップ】
26日、2025 YBCルヴァンカップ1回戦の13試合が行われた。 2024シーズンからJ1、J2、J3の全60チームが参加する方式に変更となったルヴァンカップ。 26日開催試合で唯一のJ1勢として参戦した清水エスパルスはJ3のSC相模原と対戦。週末の湘南ベルマーレ戦を睨んでターンオーバーを敢行した清水は慣れないメンバー構成の影響もあって攻撃面でやや停滞したが、30分にFKの流れからオウンゴールで先制に成功した。 1点リードで折り返した後半は相手の粘りにあって追加点を奪うのに苦戦したが、後半終盤に途中出場の選手たちが決定的な仕事を果たした。83分に矢島慎也との連携でゴール前に抜け出した北爪健吾が混戦を制してシュートを突き刺すと、直後の85分には北川航也の完璧なお膳立てからトップデビューの17歳MF土居佑至が左足ダイレクトシュートを流し込み、見事にデビュー戦ゴールを達成。その後、ホームの相模原に一矢報いるゴールを奪われたが、敵地で3-1の勝利。順当に2回戦進出を決めた。 また、J2のジュビロ磐田はJ3のFC大阪と対戦。前半立ち上がりに佐藤凌我の公式戦2試合連続ゴールで先制に成功するも、1-1の同点で試合を折り返す。だが、後半立ち上がりには18歳MF川合徳孟が見事な左足ミドルシュートを突き刺し、プロ初ゴールを奪取。このリードを守り切った磐田が2-1で勝利した。 この結果、ともに若武者の初ゴールなどで初戦を制した清水と磐田は2回戦で静岡ダービーを戦うことに。 J2リーグ開幕6連勝で首位を快走するジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山とのJ2勢対決に臨んだ。リーグ前回対戦では2-0の勝利を収めていたが、この試合では富山の躍動感のある攻撃に苦戦。1-1の前半半ばに碓井聖生に勝ち越しゴールを許すと、後半も相手のカウンターに晒されて碓井にハットトリックを献上。2-4の敗戦によって今季の公式戦初黒星となった。 また、この日の試合ではJ2勢の北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖、ベガルタ仙台の3チームがJ3勢の福島ユナイテッドFC、松本山雅FC、栃木SCにいずれも敗れる波乱…。 札幌は2点差を追いつかれたなか、一時勝ち越しに成功したものの3-3で90分を終えると、延長戦で3ゴールを叩き込まれて3-6で大敗。鳥栖は0-0で90分の戦いを終えたなか、延長戦で松本に決勝点を奪われて0-1の敗戦。仙台は0-0で120分の戦いを終えて臨んだPK戦で栃木SCに屈した。 J2でそれぞれ2位と3位に位置するRB大宮アルディージャとV・ファーレン長崎はともに大苦戦を強いられたが、勝負強さを発揮して2回戦進出となった。 J2のいわきFCをホームで迎え撃った大宮は前半に退場者を出して難しい戦いを強いられたなか、2度のビハインドを追いついて延長戦、PK戦まで持ち込むと、GK加藤有輝の2本のPKストップの活躍によって劇的に勝ち上がった。 一方、長崎はJ3のザスパ群馬に苦戦を強いられたが、1-1と同点に追いついて迎えた延長戦で一気に3ゴールを叩き込んで、最後は地力の差を見せつけて4-1での勝ち上がりを決めている。 なお、愛媛県今治市の林野火災の影響で中止となったFC今治(J2)vs徳島ヴォルティス(J2)は4月9日(水)に開催されることが発表されている。 <h3>◆1回戦</h3> ▽3月26日(水) SC相模原(J3) 1-3 清水エスパルス(J1) 水戸ホーリーホック(J2) 1-0 ロアッソ熊本(J2) RB大宮アルディージャ(J2) 3-3(PK:7-6) いわきFC(J2) ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-1 藤枝MYFC(J2) カターレ富山(J2) 4-2 ジェフユナイテッド千葉(J2) 愛媛FC(J2) 0-2 ブラウブリッツ秋田(J2) 大分トリニータ(J2) 2-3 レノファ山口FC(J2) 福島ユナイテッドFC(J3) 6-3 北海道コンサドーレ札幌(J2) 栃木SC(J3) 0-0(PK:4-3) ベガルタ仙台(J2) ザスパ群馬(J3) 1-4 V・ファーレン長崎(J2) 松本山雅FC(J3) 1-0 サガン鳥栖(J2) FC大阪(J3) 1-2 ジュビロ磐田(J2) 鹿児島ユナイテッドFC(J3) 0-2 モンテディオ山形(J2) ▽4月9日(水) FC今治(J2) vs 徳島ヴォルティス(J2) ▽3月20日(木・祝) ヴァンラーレ八戸(J3) 1-1(PK:2-4) アルビレックス新潟(J1) 栃木シティFC(J3) 0-1 鹿島アントラーズ(J1) AC長野パルセイロ(J3) 0-0(PK:4-5) 東京ヴェルディ(J1) ツエーゲン金沢(J3) 0-1 湘南ベルマーレ(J1) アスルクラロ沼津(J3) 0-1 柏レイソル(J1) FC岐阜(J3) 0-2 横浜FC(J1) 奈良クラブ(J3) 0-1 FC東京(J1) ガイナーレ鳥取(J3) 0-2 京都サンガF.C.(J1) カマタマーレ讃岐(J3) 1-5 セレッソ大阪(J1) 高知ユナイテッドSC(J3) 1-2 ガンバ大阪(J1) ギラヴァンツ北九州(J3) 1-0 ファジアーノ岡山(J1) テゲバジャーロ宮崎(J3) 0-3 名古屋グランパス(J1) FC琉球(J3) 0-2 アビスパ福岡(J1) 2025.03.26 22:30 Wed3
首位・千葉が劇的ラストプレー弾で怒涛の開幕6連勝! 連勝ストップのRB大宮は杉本健勇のゴラッソもあり連敗回避、長崎はマテウス・ジェズスのハットトリックなどで無敗継続【明治安田J2第6節】
23日、明治安田J2リーグ第6節の10試合が各地で行われた。 開幕から5連勝とクラブ記録を更新中の首位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点15)。開幕戦以来勝利がないヴァンフォーレ甲府(勝ち点4)とのアウェイゲームに臨んだ。 試合開始直後、いきなり試合を動かしたのはホームの甲府。左サイドへ展開すると、荒木翔のワンタッチクロスが直接ゴールへ。ファーサイドネットに突き刺さった。 1点ビハインドで折り返した千葉だが、椿直起がボックス内で倒されてPKを獲得。石川大地がこれを決め、58分に追いつく。 同点のまま終わるかに思われたが、ラストプレーでドラマ。左CKを得た千葉は、一度跳ね返されながらも安井拓也が執念の逆転ゴール。劇的な形で甲府を下し、開幕6連勝とした。 前節、開幕からの連勝が止まった2位・RB大宮アルディージャ(勝ち点12)は、3試合連続ドローの水戸ホーリーホック(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。RB大宮は44分、ロングスローのルーズボールから藤井一志が決定機を迎えるが、左足シュートは水戸GK松原修平のビッグセーブに阻まれる。 後半も互いに譲らなかったが、80分に均衡を破ったのはRB大宮。最終ラインのガブリエウからのロングボールに途中出場のオリオラ・サンデーが抜け出し、GKとの一対一を冷静に制する。 さらに3分後、左クロスのセカンドボールに杉本健勇が反応。ボックス中央手前で右足を振り抜き、豪快なダイレクトボレーを突き刺す。そのままRB大宮が2-0の勝利を収め、再スタートを切った。 千葉とともに開幕から無敗の3位・V・ファーレン長崎(勝ち点11)は、2連勝から3連敗のブラウブリッツ秋田(勝ち点6)とのホームゲーム。19分、長崎が先制。ピッチ中央で受けたマテウス・ジェズスが反転からドリブル。ボックス手前まで持ち上がると自ら左足で狙い、ゴール左隅にコントロールショットを決める。 1点リードの長崎は山口蛍が何らかのアクシデントで交代しつつ前半終了。それでも52分、カウンターからの右クロスにマテウス・ジェズスが合わせてこの日2点目。62分にはまたも速攻からシュートのこぼれ球をマルコス・ギリェルメが押し込む。 3点ビハインドの秋田も、右CKから村松航太が詰めて64分に反撃。しかし長崎も89分、左CKの混戦からマテウス・ジェズスが頭で叩き込んでハットトリックを達成。後半アディショナルタイムには青木俊輔のプロ初ゴールでダメ押しし、長崎が今シーズン初の連勝。ホームでは4戦全勝としている。 5位ジュビロ磐田(勝ち点9)vs7位・ベガルタ仙台(勝ち点8)は、仙台が終盤に2点差から追いつき、前節の再現へと向かう。しかし、磐田は途中出場の佐藤凌我がすぐさま勝ち越しゴール。一度追いつかれながら再び突き放した磐田が2連勝を飾った。 その他、昇格組の4位・カターレ富山(勝ち点10)は、ようやくエンジンがかかり始めた17位・サガン鳥栖(勝ち点4)に0-1で敗戦。J2初挑戦ながら健闘している6位・FC今治(勝ち点8)は、終盤の梅木怜のゴールで18位いわきFC(勝ち点3)との一戦を制している。降格組の19位・北海道コンサドーレ札幌(勝ち点3)は、未勝利で最下位の愛媛FC(勝ち点1)を破って連勝とした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第6節</h3> ▽3月23日(日) ベガルタ仙台 2-3 ジュビロ磐田 レノファ山口FC 0-1 ロアッソ熊本 サガン鳥栖 1-0 カターレ富山 愛媛FC 1-2 北海道コンサドーレ札幌 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ジェフユナイテッド千葉 大分トリニータ 1-1 藤枝MYFC いわきFC 0-1 FC今治 モンテディオ山形 0-0 徳島ヴォルティス RB大宮アルディージャ 2-0 水戸ホーリーホック V・ファーレン長崎 5-1 ブラウブリッツ秋田 <span class="paragraph-title">【動画】RB大宮の杉本健勇がダイレクトボレーでゴラッソ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%81%A5%E5%8B%87?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#杉本健勇</a> 待望の今シーズン初ゴールは<br>スーペルゴラッソ<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第6節<br> 大宮vs水戸<br> 2-0<br> 83分<br> 杉本 健勇(大宮)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/lkeCtlQf2J">pic.twitter.com/lkeCtlQf2J</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1903703653162393884?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 16:25 Sun4
磐田の大卒ルーキーDF角昂志郎がプロA契約「これからも共に戦ってください!」
ジュビロ磐田は29日、DF角昂志郎(22)とのプロA契約締結を発表した。 角はFC東京U-18から筑波大学へと進学。特別指定選手としてもプレーすると、今シーズンから正式に加入した。 磐田では特別制定選手時代も含めて、J1で1試合、J2で4試合、ルヴァンカップで1試合に出場。FC東京U-18時代には、FC東京U-23としてJ3で7試合に出場した他、U-23日本代表として2023年のアジア競技大会で4試合に出場していた。 15日に行われた明治安田J2リーグ第5節のヴァンフォーレ甲府戦で通算出場時間が812分に到達した。 プロA契約となった角は「A契約になれて、大変嬉しく思います。これからも共に戦ってください!応援よろしくお願いします」とコメントしている。 2025.03.29 13:40 Sat5