ウクライナ代表指揮官、イタリアのユーロ行き願うUEFA会長の発言に憤る
2023.11.21 00:24 Tue
ウクライナ代表を率いるセルゲイ・レブロフ監督が、イタリア代表のユーロ2024出場を願う欧州サッカー連盟(UEFA)会長の発言に怒り心頭だ。『ESPN』が伝えている。
チェフェリン会長はイタリア『LaPresse』の直近のインタビューで、イタリアが本大会行きを逃せば、ユーロにとって「大惨事」になるとの物議を醸す発言を行っていた。
「イタリアはユーロ2024への出場権を獲得しなければならない。そうでなければ大惨事になるだろう」
今回の発言はイタリアメディアでのチェフェリン会長のリップサービスという意味合いが強かったが、やはり当事者であるウクライナ代表にとっては受け入れがたいもの。
運命の直接対決を前にした公式会見の場でこの発言について問われた指揮官は、「我々は彼が何を言っているかには興味がない」としながらも、無礼な発言をモチベーションのひとつに変えたい考えだ。
「そのようなコメントに焦点を当てるのは我々の仕事ではない」
「しかし、彼らが本当にできることは、私のプレーヤーたちに影響を与えて、プレーヤーをもっと怒らせ、出場権獲得へのモチベーションを高めることだけだ」
「我々にはチャンスがあると思う。この試合は(1-2で敗れた)サン・シーロでの試合とは違う」
「満員のスタジアムが我々を応援してくれるだろう。我々は最近ブレーメンでプレーし、多くのウクライナ人を含む大きなサポートを得た。ここでもきっと同じだろう、満員のスタジアムで我々の旗が掲げられるだろうし、それは違うものになるだろう」
「もちろん北マケドニアやマルタに敬意を持っているが、彼らとイングランドやイタリアと対戦する場合は違う。これは自分たちの顔を見せなければならない試合だ。イタリアでは多くのミスを犯したが、この試合での責任と自分たちが何をしなければならないかを理解している」
期せずしてウクライナの闘志に火を付けたUEFA会長の発言によって、より一層の盛り上がりが期待される2位通過を懸けた一戦の結末はいかに…。
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ユーロ2024予選でグループCに属するウクライナ(勝ち点13)は、首位のイングランド代表がすでに首位通過を決定したなか、同勝ち点で並ぶ2位のイタリアと本大会行きを懸けた運命の最終節に挑む。20日に中立地のドイツで開催される直接対決で勝利できれば逆転での2位通過が決まるウクライナだが、同試合を前にUEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長の不用意な発言が注目を集める結果に。「イタリアはユーロ2024への出場権を獲得しなければならない。そうでなければ大惨事になるだろう」
「イタリア代表チームは重要すぎるが、個人的にウクライナには勝てると思う」
今回の発言はイタリアメディアでのチェフェリン会長のリップサービスという意味合いが強かったが、やはり当事者であるウクライナ代表にとっては受け入れがたいもの。
運命の直接対決を前にした公式会見の場でこの発言について問われた指揮官は、「我々は彼が何を言っているかには興味がない」としながらも、無礼な発言をモチベーションのひとつに変えたい考えだ。
「そのようなコメントに焦点を当てるのは我々の仕事ではない」
「しかし、彼らが本当にできることは、私のプレーヤーたちに影響を与えて、プレーヤーをもっと怒らせ、出場権獲得へのモチベーションを高めることだけだ」
「我々にはチャンスがあると思う。この試合は(1-2で敗れた)サン・シーロでの試合とは違う」
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「もちろん北マケドニアやマルタに敬意を持っているが、彼らとイングランドやイタリアと対戦する場合は違う。これは自分たちの顔を見せなければならない試合だ。イタリアでは多くのミスを犯したが、この試合での責任と自分たちが何をしなければならないかを理解している」
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