名門復活を期する東京NBがキャプテン村松智子のヘディング弾などで開幕白星!新規参入のC大阪も歴史刻む1勝【WEリーグ】
2023.11.12 15:56 Sun
開幕戦で豪快ヘッドの東京NB・村松智子
12日、2023-24 WEリーグ開幕節の2試合が各地で行われた。
◆ホーム開幕の東京NBが3ゴール快勝【東京NBvsAC長野】
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味の素フィールド西が丘では日テレ・東京ヴェルディベレーザvsAC長野パルセイロ・レディースが行われた。両チームはWEリーグカップの開幕戦でも対戦しており、2点を先行した東京NBが、AC長野の反撃を1点に抑え、勝利を収めていた。
この日も東京NBが自慢のポゼッションを生かして序盤から主導権を握ると、10分に試合を動かす。一度失ったボールを高い位置で奪い返して右CKを獲得すると、菅野奏音のキックをニアで村松智子が頭で合わせた。
キャプテンの今季初ゴールで先制した東京NBに対し、AC長野は19分、アーリークロスにトップ下起用の菊池まりあが飛び込むが、ホームチームは直後に藤野あおばが強烈なミドルを放ち、流れを渡さない。
東京NBは失った直後の切り替えが早く、球際の勝負やセカンドボール争いでも優位に。以降も山本柚月に多くのチャンスが訪れたが、追加点はお預けのまま前半を終えた。
ただ、AC長野も反撃に転じ、波状攻撃から途中出場の伊藤めぐみが前回対戦に続くゴールを決めて75分に1点を返す。
それでも東京NBは84分、後半途中からボランチにボジションを移した宮川麻都が鮮やかな浮き球パスを裏へ送り、抜け出した木下桃香がネットを揺らして再びリードを広げると、このままタイムアップを迎えて3-1で勝利。開幕戦を白星で飾っている。
◆矢形海優のゴールで新規参入のC大阪が初勝利【C大阪vs千葉L】
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今シーズンからWEリーグに新規参入したセレッソ大阪ヤンマーレディースは、ヨドコウ桜スタジアムにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた。
今季のWEリーグカップ第3節でも顔を合わせた両者。当時は2-0でC大阪が勝利していた。
攻守の切り替えや球際の攻防といった互いの特徴を出し合いながらも、前半は両者無得点で折り返したが、60分にC大阪が試合を動かす。
中に絞った百濃実結香が中盤で奪い切り、自ら持ち上がって右サイドから折り返すと、矢形海優がワントラップから右足の一振りを突き刺した。
今季マイナビ仙台レディースから復帰した11番が、クラブのWEリーグ初ゴールをマークしたC大阪。このまま逃げ切り、記念すべき初勝利を手にした。
◆2023-24WEリーグ第1節
▽11/12(日)
セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
【C大阪】
矢形海優(60分)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 AC長野パルセイロ・レディース
【東京NB】
村松智子(10分)
北村菜々美(69分)
木下桃香(84分)
【AC長野】
伊藤めぐみ(75分)
▽11/11(土)
ちふれASエルフェン埼玉 1-3 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 0-1 大宮アルディージャVENTUS
INAC神戸レオネッサ 1-0 アルビレックス新潟レディース
◆ホーム開幕の東京NBが3ゴール快勝【東京NBvsAC長野】

©️WE LEAGUE
味の素フィールド西が丘では日テレ・東京ヴェルディベレーザvsAC長野パルセイロ・レディースが行われた。両チームはWEリーグカップの開幕戦でも対戦しており、2点を先行した東京NBが、AC長野の反撃を1点に抑え、勝利を収めていた。
この日も東京NBが自慢のポゼッションを生かして序盤から主導権を握ると、10分に試合を動かす。一度失ったボールを高い位置で奪い返して右CKを獲得すると、菅野奏音のキックをニアで村松智子が頭で合わせた。
東京NBは失った直後の切り替えが早く、球際の勝負やセカンドボール争いでも優位に。以降も山本柚月に多くのチャンスが訪れたが、追加点はお預けのまま前半を終えた。
後半はAC長野の勢いを若干受けた東京NBだったが、69分に待望の追加点を奪取。山本が絶妙なスルーパスを通すと、抜け出した北村菜々美が一対一を制した。
ただ、AC長野も反撃に転じ、波状攻撃から途中出場の伊藤めぐみが前回対戦に続くゴールを決めて75分に1点を返す。
それでも東京NBは84分、後半途中からボランチにボジションを移した宮川麻都が鮮やかな浮き球パスを裏へ送り、抜け出した木下桃香がネットを揺らして再びリードを広げると、このままタイムアップを迎えて3-1で勝利。開幕戦を白星で飾っている。
◆矢形海優のゴールで新規参入のC大阪が初勝利【C大阪vs千葉L】

©️WE LEAGUE
今シーズンからWEリーグに新規参入したセレッソ大阪ヤンマーレディースは、ヨドコウ桜スタジアムにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた。
今季のWEリーグカップ第3節でも顔を合わせた両者。当時は2-0でC大阪が勝利していた。
攻守の切り替えや球際の攻防といった互いの特徴を出し合いながらも、前半は両者無得点で折り返したが、60分にC大阪が試合を動かす。
中に絞った百濃実結香が中盤で奪い切り、自ら持ち上がって右サイドから折り返すと、矢形海優がワントラップから右足の一振りを突き刺した。
今季マイナビ仙台レディースから復帰した11番が、クラブのWEリーグ初ゴールをマークしたC大阪。このまま逃げ切り、記念すべき初勝利を手にした。
◆2023-24WEリーグ第1節
▽11/12(日)
セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
【C大阪】
矢形海優(60分)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 AC長野パルセイロ・レディース
【東京NB】
村松智子(10分)
北村菜々美(69分)
木下桃香(84分)
【AC長野】
伊藤めぐみ(75分)
▽11/11(土)
ちふれASエルフェン埼玉 1-3 マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原 0-1 大宮アルディージャVENTUS
INAC神戸レオネッサ 1-0 アルビレックス新潟レディース
菅野奏音
村松智子
藤野あおば
山本柚月
北村菜々美
伊藤めぐみ
宮川麻都
木下桃香
矢形海優
百濃実結香
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
AC長野パルセイロ・レディース
セレッソ大阪ヤンマーレディース
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東京NBの新生右サイドバックが開幕戦で存在感!柏村菜那「切り替えは常に意識」
日テレ・東京ヴェルディベレーザのU-19日本女子代表DF柏村菜那が、勝利した開幕戦を振り返った。 東京NBは12日、2023-24 WEリーグ開幕節でAC長野パルセイロ・レディースを味の素フィールド西が丘に迎えた。 週半ばまでの温暖さと打って変わって寒気の中でキックオフを迎えた一戦は、菅野奏音のCKに村松が合わせて東京NBが10分に先制点を奪う。以降も出足の良い守備と見事なボール回しで、前半はホームチームが攻守で圧倒した。 後半にはAC長野の圧力を受けて我慢の時間もあったが、69分に北村菜々美が追加点を奪取。75分に伊藤めぐみに1点を返されたものの、84分には木下桃香のゴールで再びリードを広げ、3-1と勝利を収めた。 右サイドバックで先発出場した柏村は、この試合でWEリーグ初出場を飾った。とはいえ、すでに今季のWEリーグカップで先発2試合を含む4試合に出場済み。「今回は落ち着いて入ることができた」との言葉通り、リーグ初戦でも物怖じすることなく好パフォーマンスを披露した。 「(ベレーザの一員として)公式戦に初めて出たのはカップ戦だったので、その時は本当に緊張しました。けど、カップ戦での試合を重ねていくうちに経験も少しずつ積めて、リーグ戦までの間も成長することができたので、今回はカップ戦よりは落ち着いて入ることができたと思います」 先制点となったCKは、右サイド高い位置でのボール奪取を起点に土方麻椰のクロスで得たものだったが、その奪い切った選手が柏村だった。 「奪われた瞬間にすぐに取り返すことはずっと言われてきたので、切り替えのところは常に意識していました」と、松田岳夫監督の目指す攻撃のための守備も体現する。 後半には押し込まれる時間帯もあったが、「相手も前半よりロングボールが多く、前からどんどんプレッシャーに来て、それに対してうまく剥がせない時間帯が続いてしまった」と分析。「後半の最初の方は押し込まれましたけど、決めるところで(木下)桃香さんだったり、(北村)菜々美さんが決めてくれたので、後ろとしてはすごく助かりました」と、得点した前線の選手へ感謝の言葉を残した。 柏村は育成組織メニーナの出身で、2022年12月にトップチームへの昇格が発表に。憧れや目標とする選手には同ポジションのなでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)や日本代表DF菅原由勢(AZ)を挙げている。 開幕戦でも果敢にサイドを駆け上がり存在感を示したが、「シュートもキーパーに止められてしまい、ゴールに繋がるアシストのような結果には繋がらなかったので悔しいです」と、満足せず。謙虚さと向上心を併せ持つ19歳DFが、シーズンを通じてどこまで成長するか楽しみだ。 <span class="paragraph-title">【動画】柏村菜那も登場!東京NBチームメイトによる突撃インタビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CzdggXLPO2J/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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連覇の浦和がI神戸を一蹴して13連勝達成! 3位東京NBは2位に勝ち点差1に迫るも、なでしこFW藤野あおばが負傷交代【WEリーグ】
2023-24WEリーグ第21節の3試合が18日に行われた。 前節2位のINAC神戸レオネッサが敗れたことで連覇を決めた三菱重工浦和レッズレディースはアウェイでそのI神戸と直接対決となった。 試合前には連覇を果たした浦和をI神戸の選手たちがガード・オブ・オナーで迎えて始まった一戦。開始3分、浦和は清家貴子がシュートもGK山下杏也加がセーブした。すると22分には伊藤美紀のクロスを清家が落とすと、角田楓佳がシュートもゴールとはならない。 すると29分、後方からのフィードを清家が競り合って落とすと、島田芽依がボックス内右から折り返すと、走り込んだ角田がゴール。WEリーグ初ゴールを記録した。 浦和リードで迎えた後半、立ち上がりに田中美南が持ち込んでシュートも、高橋はなが体を張って頭でブロックする。I神戸は後半攻め込んでいくと、72分には三宅史織のロングシュートがこぼれると、田中がボックス手前から右足シュート。しかし、これはクロスバーを叩いてしまう。 I神戸が攻めあぐねていると74分に浦和が追加点。ボックス内で浮いたボールを竹重杏歌理を背負った清家がバイシクルシュート。これが決まり、今季18ゴール目。浦和がしっかりと勝利、連勝を「13」に伸ばし、優勝に花を添えた。 4連勝中で3位につける日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ホームに前節I神戸を下した8位ジェフユナイテッド千葉レディースを迎える。 立ち上がりから互いに攻め合っていく中、21分に東京NBがビッグチャンス。菅野奏音の縦パスを神谷千菜がヒールで落とすと、最後は藤野あおばがシュート。しかし、GK大熊茜が横っ飛びでセーブする。 すると27分、左サイドを仕掛けた鴨川実歩がボックス内に侵入し、そのまま右足一閃。千葉Lがリードして前半を終える。 千葉Lリードで迎えた後半だったが、開始早々にスコアが動く。菅野が左サイドに大きく展開すると、北村菜々美がダイレクトでクロスを上げ、飛び込んだ山本柚月が蹴り込み同点に。さらに88分には藤野がドリブルを仕掛けると、ボックス内で倒されPKを獲得。木下桃香がしっかりと決めて東京NBが逆転に成功し、2-1で勝利。2位のI神戸に勝ち点差1に迫った。 なお、PKのシーンで藤野は担架で運び出され、そのまま交代に。パリ・オリンピックが控えているだけに、大事に至らないことを願うばかりだ。 また、4位のアルビレックス新潟レディースは5位サンフレッチェ広島レジーナをホームに迎えた。 試合は互いにゴールを奪えないまま時間が経過。それでも68分、相手陣内で立花葉がボールを奪うと、こぼれ球を受けた上野真実が右足一閃。S広島Rが先制する。 さらに85分、早間美空が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドで髙橋美夕紀がヘッドで落とし、逆サイドに走り込んだ李誠雅が体で押し込みS広島Rが追加点。そのまま逃げ切り、0-2でS広島Rが勝利を収めた。 ◆2023-24WEリーグ第21節 ▽5/18(土) アルビレックス新潟レディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 ジェフユナイテッド千葉レディース INAC神戸レオネッサ 0-2 三菱重工浦和レッズレディース ▽5/19(日) セレッソ大阪ヤンマーレディース vs マイナビ仙台レディース ノジマステラ神奈川相模原 vs ちふれASエルフェン埼玉 大宮アルディージャVENTUS vs AC長野パルセイロ・レディース ◆順位表(第21節 5/18 終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点56/+38/21試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+25/21試合) 3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点45/+29/21試合) 4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+6/21試合) 5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点28/0/21試合) 6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点25/-12/20試合) 7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-7/20試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点22/-6/21試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点21/-10/20試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点18/-17/20試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-19/20試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7/-27/20試合) 2024.05.18 22:22 Sat日テレ・東京ヴェルディベレーザの人気記事ランキング
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17日、2024-25SOMPO WEリーグ最終節が一斉開催で行われた。 今シーズンのWEリーグは最終節まで優勝チームが決まらない三つ巴の戦いに。首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ、2位のINAC神戸レオネッサは勝ち点で並び、3連覇目指す3位の三菱重工浦和レッズレディースも絡んでの戦いとなった。 首位で最終節を迎えた日テレ・東京ヴェルディベレーザは悲願の初優勝を目指す戦いに。ホームに9位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えた中、前半から強さを見せた。 立ち上がりから攻め込む中で32分、右サイドから山本柚月がクロスを入れると、そのままボールはゴールへ。GK望月ありさは反応するもそのままネットを揺らし、東京NBが先制に成功する。さらに40分、東京NBは敵陣でパスを繋ぐと、松田紫野が土方麻椰とのワンツーのリターンを受けるとドリブルで2人をかわしてシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。 2-0で迎えた後半も、66分に山本がこの試合2点目を決めて3点目。得失点差でも大きく有利になると、そのまま3-0で勝利を収め、悲願のWEリーグ初優勝を決めた。 2位のINAC神戸レオネッサは、アウェイで10位のノジマステラ神奈川相模原と対戦。逆転優勝にはまずは勝利を収め、さらに大量得点さでの勝利が欲しいところだったが、前半は0-0のゴールレスに。後半に入ると66分に浜田芽来にゴールを許し、先制を許す苦しい展開となる。 それでも75分に途中出場のカルラ・モレラがどう点ゴールを奪うと、77分にもカルラ・モレラが決めてすぐに逆転。85分にも追加点を奪いリードを広げる。そのまま勝利を収めたが、東京NBが勝利したため2位でシーズンを終えることとなった。 3位の三菱重工浦和レッズレディースは自力での優勝はない状況。まずは勝利し、大量得点さをつけての勝利が必要な中、アウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は前半をゴールレスで終えたが、63分に髙橋佑奈のゴールで先制。66分には高橋はなが追加点を奪う。EL埼玉は82分に佐久間未稀のゴールが決まり1点を返す中、90分に浦和は藤﨑智子が追加点。それでもアディショナルタイム1分にEL埼玉は吉田莉胡がゴールを決め1点差に。さらにアディショナルタイム3分には桂亜依もゴールを決め、EL埼玉が土壇場で追いつくことに。浦和は最終戦で勝利することができず、3位でシーズンを終えた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ最終節</h3> マイナビ仙台レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース ちふれASエルフェン埼玉 3-3 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ノジマステラ神奈川相模原 1-3 INAC神戸レオネッサ アルビレックス新潟レディース 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS <h3>◆SOMPO WEリーグ 順位表</h3> 1位:日テレ・東京ベレーザ|勝ち点51/+34 2位:INAC神戸レオネッサ|勝ち点51/+29 3位:三菱重工浦和レッズレディース|勝ち点46/+19 4位:アルビレックス新潟レディース|勝ち点40/+10 5位:サンフレッチェ広島レジーナ|勝ち点37/+12 6位:ちふれASエルフェン埼玉|勝ち点30/0 7位:セレッソ大阪ヤンマーレディース|勝ち点23/-4 8位:AC長野パルセイロ・レディース|勝ち点22/-15 9位:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース|勝ち点20/-15 10位:ノジマステラ神奈川相模原|勝ち点18/-12 11位:大宮アルディージャVENTUS|勝ち点18/-21 12位:マイナビ仙台レディース|勝ち点10/-37 2025.05.17 16:12 Sat2
「局面で負けてはいけない」昨季3戦全敗の古巣に挑む東京Vの城福監督、「“絶対に”勝ってほしい」WEリーグ初優勝懸かるベレーザの吉報を待つ
東京ヴェルディの城福浩監督が、17日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島戦に向けた会見を実施した。 現在14位の東京Vは前節、ホームで行われた湘南ベルマーレ戦で0-2の敗戦。ホーム3連勝とともに今季初の勝ち越しのチャンスを逃した。 その悔しい敗戦からのバウンスバックを図る今節は、リーグ3連勝で5位に浮上した広島とのアウェイゲームに臨む。 湘南戦ではセットプレー、ミス絡みの後半最終盤の失点によって2失点。いずれもチームとして大きく崩されたわけではなく、修正は比較的容易である。一方、失点後の攻撃の反発力やアクシデンタルな部分も影響した交代策の機能不全は大きな反省材料となった。 「勝ち点0は100%私の責任」と試合後の会見で反省の弁を述べた交代策について指揮官は、「あの状況でトータルの情報というのは一元化することは難しい」と前置きしながらも、「今の自分でやれたことはたくさんあった」と主張。ギリギリまで状況を見極めた上で交代の人数や人選を変えるなど、自身の判断に問題があったことを認め、今後の采配に活かしていきたいと振り返った。 その交代策と関連する部分では、限られた選手層でチームとして最大値を出すという部分で多くの選手に複数のポジション・役割を要求し、試合中にもポジション変更を施すケースも少なくない。 負荷のコントロールや連携、戦い方の意思統一も含めてリスクを負う部分も大きいが、選手層の底上げとともに現状のチームがJ1の舞台で戦っていく上では必要な部分でもある。 その点について城福監督は「本来であれば新しい攻撃的な選手を投入して、それが最大のメッセージになるのが一番いい」と正直な思いを口にしながらも、立ち位置の変更でリスクを上回るメリットを出すために重要なポイントについてこう語っている。 「まずひとつは攻めるバージョン、守るバージョンであろうが、その狙いが入った選手だけではなくて、ピッチで戦っている選手を含めてハッキリと選手にわからなければいけない。守るのであれば、もちろん両方必要ですけども、前からプレッシャーをかけてラインを下げないのか。ゴール前を固めるのか、そういうメッセージ的なものが必要」 「攻めるのであれば、とことん繋ぐのか、ゴール前に早めにクロス入れるのか。もちろんバージョンというのは細かくピッチの上や練習場で用意できるわけじゃないですけど、選手起用で大きなメッセージを送れると思っているので、まずはちゃんとしたメッセージを送れるような選手交代が大事」 「もうひとつはある意味でリスクを冒すことにもなる場合が多いので、そのリスクを最小限にするために、そのポジションに移ったならば、そのポジションとしての守備のタスクがあるし求められるものがあるので、その選手ができる範囲のなかでフルパワーでやってもらいたいと」 「例えばボランチに入ったとして、『でも自分は攻撃の選手だからバイタルエリアに戻らなくていい』とか、そういうことはありえないわけで。なぜそういうポジションチェンジをしたかというのは、もちろん狙いがあるんですけれども、とはいえ何かを免除されるわけではないので、チームとしてのタスクを全うしながら、自分の特長を出すというところはもっともっと研ぎ澄ましていかなければいけないと思います」 攻撃面に関しては引き続きクロスの入り方、ボックス付近でゴール、足を振るために重要なオフ・ザ・ボールの量と質の追求を求める。 「オン・ザ・ボールで特徴を持った選手のオフ・ザ・ボールの習慣化というのは、これは刷り込めば、あるいは意識が変われば、やり続ければ身につくものだと信じています。我々は辛抱強く、時にはロジカルに、時にハードワークを要求しながら刷り込み続けるということは諦めない」 「逆に言えば、オン・ザ・ボールで何か新しいものを身につけるというのはなかなか大変だと思うので、オフ・ザ・ボールのところの改善というのは、どの選手も改善の余地があると思ってやっています」 得点力不足の状況で奮起が求められるFW木村勇大ら前線の選手に対しては、「彼らが得意とする形、絶対の形がどんな状況でも出せるような磨き方はしていってほしい」よりストロングに磨きをかけることを求めつつ、殻を破るために必要な明確な課題に言及。 「本当の自分の力に気づけるか」という根源的な部分も含めブレイクスルーを辛抱強く待つ。 「次の段階に行こうとしたらオフ・ザ・ボールの準備のところやハードワークであったり、いい準備をすることがどれだけ有効かというのが、今は身に染みて感じている最中。それがオートマチックに発揮できるようになった時には階段を1つ上った選手になれるんじゃないかなと思います」 「そういう問題を抱えている選手がこのチームには何人かいるので、オフのところというのをどう学んでいけるか。それを現代サッカーが求める前線の守備をやりながら、それをどう身につけていくかというところが、おそらくフォワードとして残っていけるかどうかの勝負になると思います」 引き続き矢印を自分たちに向けつつ、2戦ぶりの白星を目指す今節は昨季のアウェイゲームで1-4の大敗を喫するなど公式戦3戦全敗の因縁の相手との再戦に。 相次ぐ負傷者の影響もあって昨季ほどの盤石な強さはないが、城福監督は「もちろん力のある、優勝争いする選手層があるチーム。去年も惨敗しているので、苦しい時間もあると思いますけれども、我々はそこに対して勝ち点3を取りに行く、手繰り寄せに行く姿勢でいかないといけない」と古巣に敬意を示した上で敵地から勝ち点3を持ち帰ることを誓う。 湘南戦同様にミラーゲームの形でマンツーマンの相手に対して個の局面が勝負のポイントに挙がるなか、単純なフィジカルの差を埋めるためにチームとして工夫が必要ではあるものの、相手の土俵でも互角に戦うことが必要だと語った。 「個の局面というのは避けて通れないので、我々らしいサッカーというか、へそと幅と裏のバランスを取りながらも局面の戦いというのは負けてはいけないし、そこで互角以上に戦えないと、なかなか難しくなる」 「それを避けるというよりは、その局面になった時に、ハードな潰し合いのなかでは、やはり体の当て方の強さもありますけど、予測であるとか、より多くの人間が反応するとか、最後に逆サイドの人間が諦めずに戻るとか、おそらくいろんな要素が要求される」 「そこの個だけではなくてグループとしてチームとして、もし不利に働いた場合にはそこをリカバーしますし、有利に働いた場合にはそのままシュートチャンスまで持っていきたいと。これは広島さんのストロングでもあるんですけども、ここに対して我々は受け身になるのではなくて、自分たちで反応とか人数というところも含めて、そこは負けないようにしたいなと思います」 なお、広島戦が行われる同時刻には女子チームの日テレ・東京ヴェルディベレーザがWEリーグ初優勝を懸けたリーグ最終節のジェフユナイテッド千葉レディース戦を味の素フィールド西が丘で戦う。 同勝ち点で2位のINAC神戸レオネッサとは得失点差4と最終節の勝利で優勝を決められる可能性が高い。 練習場とクラブハウスを同じくし、試合観戦の経験もある兄妹チームの大一番に向けて指揮官は「絶対に勝ってほしい」とエールを送った。 「あの若い選手層と若いメンバー、この環境のなかで、本当にベレーザは特筆すべきパフォーマンスを今年示したんじゃないかなと思います。我々はこの練習環境をよく知っているからこそ、これをバネにして地道によく取り組んできたスタッフ陣、あるいは選手たちがこの最終節で勝てば、ほぼ自分たちの力で優勝できるところまで持ってきたというのは、本当に素晴らしいことだと思います。僕が今言えるのは、絶対に勝ってほしいです。“絶対に”。僕が言えるのはそれしかないです」 同時刻開催の東京からの吉報を待ちつつ、広島の地では昨季屈辱を味わった相手にリベンジの勝利を目指す。 2025.05.16 15:00 Fri3
成宮唯の2得点でI神戸が首位キープ! 東京NB、浦和も勝利で3位まで2pt差は変わらず【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第14節の6試合が、15日と16日に各地で行われた。 2連勝で首位を奪還したINAC神戸レオネッサ(勝ち点30)は、後半戦初勝利を狙う6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とのホームゲーム。I神戸は28分に決定機。最終ラインの裏へ抜け出した桑原藍がロングボールを収めるが、フリーでのシュートはGK望月ありさがセーブする。 ゴールレスで折り返すと、50分にI神戸が先制。成宮唯のインターセプトから水野蕗奈が左クロス。ゴール前に走り込んだ成宮が頭で押し込む。 さらに64分、右サイドを抜け出した桑原の折り返しから再び成宮。右足ワンタッチで2点目を奪う。千葉も79分、右CKの混戦から小林莉々子が押し込むが反撃はここまで。逃げ切ったI神戸が3連勝で首位をキープしている。 前節ドローで首位を譲った日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29)。10位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)とのアウェイゲームに臨むと、32分に先制。眞城美春の右クロスに土方麻椰がニアで合わせる。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した青木夕菜が思い切って右足シュート。対角のゴール左隅に決め、東京NBがリードを広げる。 後半も追加点に迫った東京NBだが、山本柚月のシュートはクロスバー直撃。しかし、マイ仙台の反撃も実らず、0-2で東京NBが完封勝利を収め、首位のI神戸を追いかける。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点28)も前節ドローで連勝がストップ。今節は最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)とアウェイでの埼玉ダービーに臨んだ。 浦和は33分、前線からプレスをかけた高橋はながハーフウェイライン付近でボール奪取。一気に攻め込むと、伊藤美紀のリターンパスから高橋がコントロールショットを沈める。 1点ビハインドで後半を迎えた大宮Vは、チャンスを作りながら同点ゴールを奪えず。すると77分、セットプレーの折り返しから島田芽依が押し込んで浦和に2点目。終盤には藤﨑智子のPKで勝利を決定づけ、浦和も上位2チームに続く。 その他、4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22)は8位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15)と1-1で終え、3試合連続ドロー。後半4ゴールで大勝の5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)がS広島Rと勝ち点「23」で並んだ。11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7)は今シーズン2勝目を挙げ、マイ仙台をかわして10位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第14節</h3> ▽3月15日(土) サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【S広島R】 上野真実(後12) 【C大阪】 田子夏海(後5) 大宮アルディージャVENTUS 0-3 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 高橋はな(前33) 島田芽依(後32) 藤﨑智子(後43) ▽3月16日(日) マイナビ仙台レディース 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 土方麻椰(前32) 青木夕菜(前45+2) ちふれASエルフェン埼玉 0-4 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 OG(後3) 山谷瑠香(後6) 川村優理(後10) 道上彩花(後35) ノジマステラ神奈川相模原 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 大竹麻友(後14) 南野亜里沙(後24、後37) INAC神戸レオネッサ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【I神戸】 成宮唯(後5、後19) 【千葉L】 小林莉々子(後34) <span class="paragraph-title">【動画】成宮唯が2得点の活躍! I神戸vs千葉L ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Z1BFaUBWCJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 18:50 Sun4
東京NB山本柚月はさらなる成長曲線を描けるか、果敢な仕掛けに同点弾奪取「忘れずに意識していきたい」
日テレ・東京ヴェルディベレーザのMF山本柚月が、セレッソ大阪ヤンマーレディース戦を終えての感触を言葉にした。 16日に行われた2023-24 WEリーグ第10節でC大阪と対戦した東京NBは前半、相手の果敢なプレッシングに苦しみ、21分に失点を喫した。ビルドアップに詰まる場面も散見され、「前半、何もできなかったのは自分たちの実力」と振り返った山本だが、その中でも打開の可能性を感じさせた1人だ。 わずかにオフサイドとなったが、24分には切れ込んで藤野あおばへのスルーパスを送り、30分には高い位置で奪ってのカットインからのフィニッシュ。33分にも、あと1つ早いタイミグでパスが来ていればというポジション取りを見せるなど、縦横に広く動いてパスコースに顔を出し、縦への仕掛けと中央へのランニングを効果的に使い分けた。 ワイドの選手が中へも入り、2列目や3列目の選手が裏を狙って前の選手を追い越して欲しいという指揮官の考え方は、システムが変わってもクロスを増やす中でも変わらない。 「中に強い選手が入ってきたので、(クロスの)意識は強くなっている」と同時に、「点を取りに行くというファーストチョイスが強ければ強いほど、他のプレーが生きてくると思う。そこは忘れずに意識していきたい」との言葉通り、チームとしても調子を取り戻した後半は、特に相手に的を絞らせなかった。 61分には途中出場・池上聖七のクロスに合わせて同点弾を奪取。自身にとってリーグ戦7試合ぶりのゴールとなった。 「積極的にキーパーとディフェンスラインの間にボールを流し込もうと考えていて、上手く流し込めたので良かったです」と池上が話せば、「逆サイドの選手が抜け出したときに『クロスに入って行けていない』のが自分の課題の1つにあった。チームでクロスの意識が高まっている中で、自分もそこは行こうという意識があって、それが得点に繋がって良かったです」と、山本も顔を綻ばせる。 複数ポジションで起用され、新システムでも運動量や柔軟な思考が求められる立ち位置だが、「ポジションで意識するというよりは、周りの選手を見て、自分がより効果的なポジションやプレーができるように意識しています」と話す山本。最終局面での精度がもう1段上がれば、相手にとってより怖い選手へ変貌を遂げるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】東京NB山本柚月が中へ絞ってクロスに飛び込み同点弾奪取!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IAjC3lKmbc4";var video_start = 123;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.18 22:10 Mon5