フィオレンティーナ、逸材カヨデと新契約締結! 今季ブレイク中の右SB

2023.10.26 06:30 Thu
売り出し中のカヨデがヴィオラと契約延長
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売り出し中のカヨデがヴィオラと契約延長
フィオレンティーナは25日、U-21イタリア代表DFマイケル・カヨデ(19)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。

ナイジェリア人両親の元、イタリアで生まれ育ったカヨデは、179㎝の右サイドバック。ユベントス、ゴッツァーノの下部組織を経て2021年にフィオレンティーナのユースチームに加入した。

ゴッツァーノ時代にセリエDデビューを飾り、セリエC昇格の原動力となった逸材は、今シーズンのセリエA開幕節のジェノア戦でファーストチームデビュー。以降はブラジル人DFドゥドゥの長期離脱の影響もあり、ここまで公式戦8試合に出場している。
全体的に粗削りな部分は目立つものの、傑出したアスリート能力を活かした推進力に、ウイングでもプレー可能な攻撃センスを兼備する攻撃的なサイドバックとして国内外の強豪クラブの関心を集める逸材だ。

また、ナイジェリア代表でのプレー資格もあるが、ここまでは生まれ故郷のイタリアでのプレーを選択しており、U-18チーム、U-19チーム、直近ではU-21イタリア代表でプレー。現在、A代表では同じナイジェリアにルーツを持つ同世代のDFデスティニー・ウドジェが左サイドバックで台頭しており、将来的にはトッテナムDFと両サイドでコンビを組む可能性もありそうだ。

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「失望と後悔が」2年連続ECL準優勝のフィオレンティーナはベスト4敗退…指揮官は「選手たちにはこれ以上望めない」

フィオレンティーナのラッファエレ・パッラディーノ監督が、レアル・ベティス戦を振り返った。 8日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の準決勝2ndレグでフィオレンティーナはベティスと対戦。1stレグを2-1で敗れていたフィオレンティーナは、アントニーのゴールで失点し苦しい状況に。それでもロビン・ゴセンスの2ゴールで2戦合計3-3に追いつき、延長戦にもつれ込んだ。 しかし、延長戦ではエズ・アブデにゴールを許してしまい、2戦合計3-4で敗戦となった。 3シーズン連続でECLに臨んだフィオレンティーナは、2022-23シーズンは決勝でウェストハムに敗れ優勝を逃すと、2023-24シーズンは決勝でオリンピアコスに敗れ2年連続準優勝。3度目の正直を目指したが、今度は準決勝で敗れる結果となった。 パッラディーノ監督は試合後にイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、後悔もあるとコメント。ただ、やるべきことはやったとし、残りのシーズンへ意欲を見せた。 「この試合に向けてしっかり準備してきたので、失望と後悔はあるが、相手にはチャンピオンになっている選手がたくさんおり、その中の1人があのFKで見せた」 「上手く逆転し、2-1とリードした。3点目を決めるチャンスもあったが、それを活かせなかった。そして延長戦で相手GKのロングキックにもっと良い形で対応できたのに、失点してしまった」 「選手たちにはこれ以上望むものはなかった。彼らは懸命に戦い、粘り強く戦い、残っていたFWを全員投入した。悔いは残るが、選手たちを誇りに思う。彼らは最後まで全力を尽くしてくれた」 「ファンの前での試合だった。決勝進出を目指していたが、残念ながら叶わなかった。これからは気持ちを切り替え、セリエAに集中しなければならない。シーズンを良い形で締めくくらなければ、今の順位は上がらないだろう」 2025.05.09 16:55 Fri

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