復権期すレンジャーズの新指揮官にクレメント氏、モナコでは南野拓実と折り合わずもベルギー屈指の名将
2023.10.15 21:15 Sun
昨季はモナコで南野拓実を指導したクレメント氏
レンジャーズは15日、新監督にフィリップ・クレメント氏(49)を迎えることを発表した。
契約期間は3年半。すでにグラスゴーに到着しており、労働許可証が発行され次第、指揮を執る。
レンジャーズは1日、2022年11月からチームを率いたマイケル・ビール監督(43)を解任。宿敵・セルティックを追走すべく、ベルギー屈指の名将に白羽の矢を立てた。
クレメント氏はヘンクとクラブ・ブルージュで3シーズン連続のジュピラー・プロ・リーグ制覇を達成。2022年1月にはモナコの新指揮官に就任すると、途中就任となった1年目は苦境のチームをリーグ・アン3位フィニッシュに導く手腕を発揮した。
2年目の2022-23シーズンは、リバプールから日本代表FW南野拓実を獲得するなどしたが、リーグ戦では不調に。ヨーロッパ・コンペティションへの出場権を落とし、リーグ戦ではシーズン終盤の失速もあって6位に。任期は残っていたものの、最終節後に解任され、現在はフリーとなっていた。
「レンジャーズ・フットボール・クラブの新監督に任命されたことを光栄に思い、この機会を与えてくれた取締役会に感謝したい」
「今後数日以内に選手たちと会い、来週土曜日のハイバーニアンとのホーム戦でサポーターの皆さんに会えることを楽しみにしている。我々は成功し、勝利するレンジャーズを作り上げるために一緒に努力していくつもりだ」
レンジャーズの監督候補には、現役時代にプレーした横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督も浮上し、就任の噂も上がっていたが、クレメント氏に決定した
契約期間は3年半。すでにグラスゴーに到着しており、労働許可証が発行され次第、指揮を執る。
クレメント氏はヘンクとクラブ・ブルージュで3シーズン連続のジュピラー・プロ・リーグ制覇を達成。2022年1月にはモナコの新指揮官に就任すると、途中就任となった1年目は苦境のチームをリーグ・アン3位フィニッシュに導く手腕を発揮した。
2年目の2022-23シーズンは、リバプールから日本代表FW南野拓実を獲得するなどしたが、リーグ戦では不調に。ヨーロッパ・コンペティションへの出場権を落とし、リーグ戦ではシーズン終盤の失速もあって6位に。任期は残っていたものの、最終節後に解任され、現在はフリーとなっていた。
就任に際し、クレメント氏はクラブを通じて意気込みを語っている。
「レンジャーズ・フットボール・クラブの新監督に任命されたことを光栄に思い、この機会を与えてくれた取締役会に感謝したい」
「今後数日以内に選手たちと会い、来週土曜日のハイバーニアンとのホーム戦でサポーターの皆さんに会えることを楽しみにしている。我々は成功し、勝利するレンジャーズを作り上げるために一緒に努力していくつもりだ」
レンジャーズの監督候補には、現役時代にプレーした横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督も浮上し、就任の噂も上がっていたが、クレメント氏に決定した
フィリップ・クレメントの関連記事
|
フィリップ・クレメントの人気記事ランキング
1
24試合20得点7アシストの37歳ジェコに完敗…フェネルバフチェ退団濃厚バチュアイがスコットランド移籍か
レンジャーズがフェネルバフチェからベルギー代表FWミッチー・バチュアイ(30)の獲得を目指しているようだ。 かつてチェルシーに在籍したストライカー・バチュアイ。2021-22シーズンにチェルシーからの1年レンタルでスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュへ移籍すると、なんと翌季はベシクタシュと“激しすぎる”ライバル関係にあるフェネルバフチェへと完全移籍し、現在に至る。 加入1年目の昨季は公式戦32試合で20得点という高い決定力を発揮。しかし今季、フェネルバフチェはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得し、これに押し出されたバチュアイは先発機会がカップ戦に限定され、リーグ戦は先発わずか1試合、4得点にとどまっている。 唯一先発出場したリーグ戦ではハットトリックするなど、決定力そのものは錆びついていない。だが、今季の公式戦24試合で20得点7アシストという“脅威の37歳”ジェコがいる以上、定位置回復は見込めず、昨年末以降ベルギー復帰も噂され始めていた。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、フェネルバフチェはバチュアイの退団をすんなり容認する見通しで、現在はスコットランドの強豪・レンジャーズが契約交渉中。同胞のフィリップ・クレメント監督自ら面談するなど、獲得に本腰を入れているとのことだ。 なお、バチュアイは今季が2年契約の2年目。ただ、今季終了後のユーロ2024出場を目指しており、今冬中のフェネルバフチェ退団を決意しているとされている。 2024.01.11 15:40 Thuレンジャーズの人気記事ランキング
1
ヨロがさっそくデビューのユナイテッド、アマドらのゴールでプレシーズン初勝利! サンチョも出場【PSM】
マンチェスター・ユナイテッドがプレシーズン2戦目を勝利で飾った。 ノルウェーでのローゼンボリを相手にしたプレシーズン初戦は20歳GKラデク・ヴィテクの奮闘むなしく、0-1で敗北のユナイテッド。次はスコットランドに飛び、20日にレンジャーズを相手にプレシーズン2戦目を戦った。 この試合では指揮官エリク・テン・ハグと和解のジェイドン・サンチョがアンドレ・オナナ、アマド・ディアロとともに先発。さらに、18日に加入が発表されたばかりの18歳CBレニー・ヨロもさっそく先発でデビューした。 ローゼンボリ戦に続いて、カゼミロやメイソン・マウント、ジョニー・エバンス、アーロン・ワン=ビサカも先発したユナイテッドは注目のヨロが10分に相手の裏抜けを好対応でアピールするなか、アマドも攻めで存在感を示す。 サンチョやマウント、カゼミロともうまく絡みながら、攻め手となり続けるアマドは40分に右サイドからボックス右に仕掛けていき、左足を一閃。鋭いボールをゴール左に突き刺して、ユナイテッドに先制点をもたらす。 1点リードで折り返したユナイテッドはその後半、オナナ以外のメンバーを変更。若手がずらりと並ぶ構成になるが、70分にマキシ・オイェデレの縦パスで裏抜けのジョー・ヒューギルが右足フィニッシュで追加点を奪う。 そんなユナイテッドは2-0でプレシーズン初勝利。ローゼンボリ戦後は結果、内容ともに苦言を呈したテン・ハグ監督だが、このレンジャーズ戦後のクラブ公式チャンネル『MUTV』では満足感を示した。 「プレシーズンはフレンドリーマッチだが、どんな試合も勝ちたい。15日は非常にがっかりしたし、特にパフォーマンスでね。プレシーズンではパフォーマンスが何より重要。改善したいし、それが今日の試合で見られた」 「15日の試合では低水準だったが、今日はかなり良くなった。特に、積極性の部分でだ。ずっと前向きだったし、両ハーフでチームだったね。だから、見ていても楽しかった」 2024.07.21 10:00 Sun2
ブライトンの大型WGシマ、来季はレンジャーズにレンタル移籍!
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは29日、セネガル代表FWアブダラー・シマ(22)がレンジャーズへ1年間のレンタル移籍で加わることを発表した。 スラビア・プラハで台頭したシマは右ウイングを主戦場とする188cmの大型アタッカー。2020-21シーズンに39試合20ゴール8アシストの数字を残したことで、2021年の夏にブライトンへ4年契約で加入した。 圧倒的な身体能力を生かした打開力、得点感覚を備えた逸材は、移籍初年度にチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティへ武者修行に出されると、昨季はフランスのアンジェにレンタル移籍。 アンジェでは、センターFWの準主力としてリーグ・アン34試合に出場しチーム得点王となる5ゴールを記録していたが、チームは最下位でリーグ・ドゥ(フランス2部)降格が決定していた。 再びの武者修行が決まったシマは、レンジャーズの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「レンジャーズは歴史のあるビッグクラブだ。2、3年前にスラビア・プラハの一員としてここに来てすごくいいところだと思ったから、僕にとってレンジャーズへ移籍するのはすごく楽しみだよ」 「マイケル・ビール(監督)と話したが、とてもスムーズな流れで、レンジャーズのことや、これからどのようにプレーしていくかを教えてくれたよ。もちろん、僕はレンジャーズがどんなクラブか少しだけ知っていたから、今回の契約はとても嬉しい知らせだったよ」 2023.06.30 01:30 Fri3
24試合20得点7アシストの37歳ジェコに完敗…フェネルバフチェ退団濃厚バチュアイがスコットランド移籍か
レンジャーズがフェネルバフチェからベルギー代表FWミッチー・バチュアイ(30)の獲得を目指しているようだ。 かつてチェルシーに在籍したストライカー・バチュアイ。2021-22シーズンにチェルシーからの1年レンタルでスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュへ移籍すると、なんと翌季はベシクタシュと“激しすぎる”ライバル関係にあるフェネルバフチェへと完全移籍し、現在に至る。 加入1年目の昨季は公式戦32試合で20得点という高い決定力を発揮。しかし今季、フェネルバフチェはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得し、これに押し出されたバチュアイは先発機会がカップ戦に限定され、リーグ戦は先発わずか1試合、4得点にとどまっている。 唯一先発出場したリーグ戦ではハットトリックするなど、決定力そのものは錆びついていない。だが、今季の公式戦24試合で20得点7アシストという“脅威の37歳”ジェコがいる以上、定位置回復は見込めず、昨年末以降ベルギー復帰も噂され始めていた。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、フェネルバフチェはバチュアイの退団をすんなり容認する見通しで、現在はスコットランドの強豪・レンジャーズが契約交渉中。同胞のフィリップ・クレメント監督自ら面談するなど、獲得に本腰を入れているとのことだ。 なお、バチュアイは今季が2年契約の2年目。ただ、今季終了後のユーロ2024出場を目指しており、今冬中のフェネルバフチェ退団を決意しているとされている。 2024.01.11 15:40 Thu4
旗手怜央が呆然…水飲みたかっただけなのに、相手があからさまな拒絶反応で物議「悲しい考え」「理解できない」
セルティックとレンジャーズの“オールドファーム”でのワンシーンが大きな物議を醸している。 4月30日、スコティッシュカップ準決勝で対戦した両者。今シーズンは4度目の対戦となり、ここまでセルティックの2勝1分けという状況だった。 リーグ優勝もセルティックとレンジャーズが争い、セルティックが大きなリードを持っている中、カップ戦も決勝進出を懸けての対戦となった。 試合は前田大然の絶妙なアシストからジョタがネットを揺らし、セルティックが1-0で勝利を収めていたが、前半のとあるシーンが物議を醸している。 33分、レンジャーズのマリク・ティルマンが負傷し、メディカルスタッフがピッチ内に入り治療を行っていた。その際、水分補給をしたかった旗手怜央がバッグに入っている水に手を伸ばす。 相手チームの水を飲むことは割とノーマルな行動だったが、ここはダービー。近くにいたトッド・キャントウェルが旗手にボールを取らせないように、バッグを遠くへと投げたのだ。 流石にこの行為に旗手は呆然と立ち尽くすことに。さらに、その様子を奥で見ていた前田も苦笑いしているように見える。 その後、旗手はバッグの近くにいたアルフレッド・モレロス、ジェームズ・タベルニエに水をもらっていいか許可を得てもらうことに。なんとも珍しい光景となった。 敵に塩を送りたくなかったのか、キャントウェルの行動は理解できないものではないが、セルティックファンがスポーツマンシップがないと糾弾。「拒否する理由が理解できない」、「悲しい考えの持ち主」、「プロとしてどうなのか」とコメントを寄せていた。 一方で、「これは戦いだ」、「ダービーだからな」と擁護するコメントも出ている。 <span class="paragraph-title">【動画】旗手怜央、水飲みたいのに相手に拒否される</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The nastiness of Cantwell Hatate asks for a drink he takes the bag off him only for Morelos to give him a bottle ....nasty peice of shit <a href="https://t.co/DWWugmJ5xX">pic.twitter.com/DWWugmJ5xX</a></p>— The MilkBhoy (@Williebhoy56) <a href="https://twitter.com/Williebhoy56/status/1652701353808916480?ref_src=twsrc%5Etfw">April 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 12:47 Mon5