開幕5戦全勝のインテル指揮官「辛抱強くうまくプレー」 負傷アルナウトビッチは「これからテスト」

2023.09.25 11:15 Mon
Getty Images
インテルのシモーネ・インザーギ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
セリエA開幕から4戦全勝で首位のインテル。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、24日のセリエA第5節ではエンポリのホームに乗り込んだ。
開幕から4戦全敗で最下位に沈み、早くも監督交代に踏み切った相手との一戦を0-0で折り返したが、52分にフェデリコ・ディマルコが均衡を破ると、それが決勝点となった。

唯一の開幕5戦全勝で首位をひた走るS・インザーギ監督も手堅く勝ち切る戦いぶりを評価している。

「辛抱強く、うまくプレーできた。前半は何度もチャンスを作りながら、1つも決められず、ラスト15分間は少しペースを失ってしまったが、後半は正しい形でアプローチし、ディマルコのゴールが後押ししてくれたよ」
また、後半途中からの出場だったが、負傷したマルコ・アルナウトビッチについてはこう話している。

「これからテストをする。出たときは調子が良かったし、今日唯一の懸念材料だね。屈筋に違和感があったみたいだ。様子を見るしかない」


関連ニュース

実力者ナンデスがついにインテル移籍へ? カリアリ側から譲渡の形...代理人も示唆「交渉中だ」

カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(27)。代理人がインテル移籍を示唆した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 カルチョファンにお馴染みのナンデス。かつての“闘犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏のごとく、中盤の低い位置から相手選手を削るファイターは、2019年夏にボカ・ジュニアーズからカリアリへ加入後、幾度となくさらなるステップアップが囁かれてきた実力者だ。 その過程で度々名前が上がってきたのがインテル。移籍成立が間近…という噂が広まった時期もありながら、最後はカリアリに残り、昨シーズンはセリエBでのプレーを余儀なくされることに。ただ、インテルからの関心は残っていたようだ。 ナンデスの代理人を務める同胞のパブロ・ベンタンクール氏がこのほど、「現在のナンデスはケガからの回復に尽力している」と、ハムストリング治癒を目指しているクライアントの現状を報告しつつ、こんなことを語った。 「彼は来たる移籍市場で名前が上がることになるだろう。我々はインテルと交渉中だ」 『カルチョメルカート』によると、カリアリはクラウディオ・ラニエリ監督の指令により、インテルから1年間のレンタル移籍で獲得しているU-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)の完全移籍移行を目指しているという。 インテルとの契約には買い取りオプションが付帯しているようだが、今季終了後に契約が切れるナンデスを交渉に含めることで減額につなげたい考え。「ナンデスはインテルの軌道に乗った」と論じられており、どうやら交渉成立の可能性が高まっているようだ。 2023.11.29 14:05 Wed

インテルがジエリンスキのゼロ円獲得へ準備、王者ナポリの中盤に君臨し29歳…具体的なオファー案も

インテルがナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)をリストアップし続けているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 長らくナポリの中盤に君臨するジエリンスキ。先日イタリアの市民権も獲得したポーランド代表の29歳は、初のスクデットに輝いた昨シーズン終了後、ナポリとの契約延長意志がないことが次第に明らかになり、現行契約が切れる今季終了後の退団も予想されている。 そんな状況を踏まえ、ジエリンスキの来夏ゼロ円獲得を念頭に置いているとされるのが、最高経営責任者(CEO)のジュゼッペ・マロッタ氏が豪腕を振るうインテル。ジエリンスキがナポリ退団の意向を固め次第、契約オファーを出す用意があるようだ。 すでに代理人との顔合わせは済んでいるようだが、考えられる契約オファーは4年契約+総年俸800万ユーロ(約12億9000万円)とのこと。総額3700万ユーロ(約60億1000万円)前後を投じることとなり、これはもちろん「かなりのコスト」と論じられている。 ただ、現有戦力の中で、今季1年契約+延長オプション1年で加入のオランダ代表MFデイヴィ・クラーセン(30)、ほぼ構想外の元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)は、今季限りで退団する可能性も十分に高いという。また、クラーセンとセンシの年俸を合わせると、ジエリンスキに提示するであろう800万ユーロとほぼ同額とみられている。 ジエリンスキがナポリ退団の意思を固めるまではあくまで様子見とのことだが、来年1月には契約交渉が可能となることもあり、“準備”を進めているようだ。 2023.11.28 17:00 Tue

レーティング:ユベントス 1-1 インテル【セリエA】

セリエA第13節、ユベントスvsインテルが19日にアリアンツ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ユベントス採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231127_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 シュチェスニー 5.5 失点はノーチャンス。それ以外の枠内シュートは冷静に阻止。それ以外のプレーもそつなくこなした DF 4 ガッティ 5.5 失点場面ではラウタロの巧みな動き出しに屈す。それ以外の局面での守備は無難にこなしたが、マイボール時の判断、プレー精度はいまひとつ 3 ブレーメル 6.0 失点場面では釣りだされてテュラムに応対もプレーに制限をかけられず。ただ、セットされた状況の守備では危なげなくプレー 24 ルガーニ 5.5 攻守両面で堅実にプレー。テュラムに対応しつつダンフリースへの警戒も怠らず MF 27 カンビアーゾ 5.5 攻撃面で気の利いたプレーや積極的な仕掛けは見せられず。ただ、守備では堅守とまではいかないが、大きな穴は開けず 16 マッケニー 6.0 豊富な運動量と献身性によって中盤で攻守に奮闘。とりわけ、多くのエリアをカバーした守備面の貢献が光った 41 ハンズ・ニコルッシ 5.5 中盤の多くの離脱者の影響によってデルビー・ディ・イタリアでユーベのトップチームで初先発。周囲のサポートを受けて最低限の役割はこなしたが、プレー強度や判断の部分でこのレベルではまだ厳しかった (→ロカテッリ 6.0) 肋骨骨折を抱えながら時間限定の強行出場。万全のコンディションではなかったものの、随所にクオリティの高さを示した 25 ラビオ 6.0 前半はハンズ・ニコルッシへのサポート意識が窺えるプレー。ロカテッリ投入後はよりスムーズにプレー。マッケニーと共に安定した守備が光った 11 コスティッチ 5.5 失点場面での無謀なスライディングは頂けなかったが、それ以外では攻守にまずまずのプレーだった (→アレックス・サンドロ -) FW 9 ヴラホビッチ 6.5 試合全体のパフォーマンスは傑出したものではなかったが、後半の展開を考えると1ゴールの価値はより重いものに。崩しと右足でのフィニッシュは素晴らしかった (→ケアン -) 7 キエーザ 6.0 見事な折り返しで先制点をアシスト。コンディションはまずまずもクローズな試合展開のなかで後半は徐々にトーンダウン (→ミリク -) 監督 アッレグリ 5.5 ホームで勝ち点3がほしかったが、後半は割り切ってクローズな展開を維持。最低限の勝ち点1を手にした ▽インテル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231127_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ゾマー 5.5 唯一の枠内シュートが失点となったが、責任はない。それ以外は集中力を切らさずにハイボールやクロスに冷静に対応 DF 36 ダルミアン 6.0 やや機動力にかけるベテラン3バックでより能動的な仕事を見せた。攻守両面で安定していた 6 デ・フライ 5.5 失点場面では人数が揃っていた状況でヴラホビッチを離す形に。それでも、その他の場面では試合展開もあって危なげなく守った 15 アチェルビ 6.0 中央ではなく3バックの左でのプレーとなったが、慌てず騒がず冷静なプレーを90分間継続 MF 2 ダンフリース 5.5 失点場面では自身のロストが起点となったが、直後の同点ゴールの起点に。コスティッチらと拮抗したマッチアップ (→クアドラード 5.5) プレー自体で目立つ場面は少なかったが、やや退屈な後半の中でユベンティーノの関心惹く役割を担った 23 バレッラ 5.5 ラビオらと見応えのある攻防を繰り広げたが、代表戦の蓄積疲労か後半は本来の躍動感を出せず (→フラッテージ -) 20 チャルハノール 6.0 前半は長短織り交ぜたパスで攻撃をオーガナイズ。惜しいフィニッシュもあったが、後半はなかなかテンポアップできず (→アスラニ -) 22 ムヒタリアン 5.5 前半は流動的な動きで効果的にボールを引き出した。後半は全体に歩調を合わせる形でリスクは冒さず 32 ディマルコ 5.5 前半は幾度か良い形で攻撃参加を見せたが、後半は省エネモードのプレーに (→カルロス・アウグスト 5.5) 投入直後にクロスを上げる場面があったが、以降は中盤で守備をこなす時間が多かった FW 9 テュラム 6.5 見事な仕掛けとクロスで同点ゴールをお膳立て。後半はややペースが落ちたが、ラウタロと共にインテルの攻撃を牽引 (→アルナウトビッチ -) 10 ラウタロ・マルティネス 6.5 ゴールから逆算した見事な動き出しと判断で同点ゴールを記録。やや周囲のサポートが少なかったが、相手守備陣の脅威となった 監督 インザーギ 5.5 相手に歩調を合わせる形で敵地から勝ち点1を持ち帰る采配となった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ラウタロ・マルティネス(インテル) 後半の堅過ぎる試合展開もあって突出した選手が見当たらない試合だったが、見事な同点ゴールを決めたインテルのエースをMOMに選出。 ユベントス 1-1 インテル 【ユベントス】 ヴラホビッチ(前27) 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前33) 2023.11.27 06:55 Mon

首位攻防のイタリア・ダービーは決着付かずドロー、追いついたインテルが首位キープ【セリエA】

セリエA第13節、ユベントスvsインテルのイタリア・ダービーが26日に行われ、1-1で引き分けた。 ユベントスは代表ウィーク前の前節、カリアリに2-1で勝利。連続クリーンシートは6試合で止まったものの、連勝を5に伸ばした。そのユベントスはチームの心臓であるロカテッリが肋骨骨折によりベンチスタート。中盤アンカーの代役には移籍後初先発となるニコルッシが入った。 対するインテルは前節、ディマルコのスーパーロング弾などでフロジノーネに勝利し、連勝を4に伸ばした。そのインテルは3日後にチャンピオンズリーグ(CL)ベンフィカ戦を控えるものの既に決勝トーナメント進出を決めておりユベントス戦に集中できる状況の中、バストーニとパヴァールを除いてベストメンバーで臨んだ。 開始4分、インテルはFKからテュラムがヘディングシュートでゴールに迫ると、対するユベントスは15分、スローインの流れからキエーザが決定的なシュートを放った。 互いに好機を作った序盤、攻守の切り替えが早いインテンシティの高い攻防が繰り広げられた中、インテルが徐々に押し込む時間を増やしていく。 しかし27分、ユベントスが一瞬の隙を突いて先制する。ヴラホビッチが中盤でボールを奪ってショートカウンターに転じると、キエーザからのリターンパスを右足ダイレクトで合わせた。 ヴラホビッチの約2カ月ぶりとなるゴールで先手を取ったユベントスだったが、インテルは33分にすかさず追いつく。右サイドに流れたテュラムがブレーメルを振り切ってクロスを入れると、ラウタロがダイレクトで合わせた。 両主砲のゴールで1-1となって以降もインテルが押し込む流れが続いたが、2点目に迫るような好機は互いに演出できずハーフタイムに入った。 迎えた後半、開始5分にテュラムに好機のあったインテルが引き続き押し込む流れで推移。守勢のユベントスは61分、十分な働きを見せたニコルッシに代えてロカテッリを投入した。 膠着状態が続いていた中、インテルは70分に両翼を変更。カルロス・アウグストと古巣対決となるクアドラードを投入した。 終盤、2トップを変更しミリクとケアンを投入したユベントスだったが、互いに守備面で集中を切らさず隙を見せない。 結局、1-1のまま譲らずドロー。追いついたインテルが敵地で引き分け、首位キープとしている。 2023.11.27 06:39 Mon

【セリエA注目プレビュー】首位攻防のイタリア・ダービー

セリエA第13節、ユベントスvsインテルが日本時間26日28:45にキックオフされる。2位ユベントス(勝ち点29)と首位インテル(勝ち点31)による首位攻防のイタリア・ダービーだ。 ユベントスは今季、不正会計によるペナルティで欧州カップ戦の出場を辞退。セリエA一本に絞っているアドバンテージを受けて好調なシーズンを送っている。とりわけ堅守が光り、前節カリアリに失点するまで6試合連続クリーンシートと、ユベントス伝統のお家芸であるカテナチオを築いている。その守備陣がセリエA最強2トップのFWラウタロ&FWテュラムを抑え込めるかが注目となる。 一方、3季ぶりにスクデット奪還を目指すインテルはFWルカクの代役として獲得したFWテュラムが穴を埋める以上の活躍を見せてここまで最高のシーズンを送っている。チャンピオンズリーグでもあっさりグループステージを突破しており、ユベントス戦に向けて全集中できる状況だ。優勝を争う予感のユベントスをここで叩くことでスクデット争いの主導権を完全に握っておきたい。 <div style="text-align:center;">◆ユベントス◆ 【3-5-2】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301125_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽ユベントス予想スタメン GK:シュチェスニー DF:ガッティ、ブレーメル、ルガーニ MF:カンビアーゾ、マッケニー、ラビオ、ミレッティ、コスティッチ FW:ヴラホビッチ、キエーザ 負傷者:DFダニーロ、デ・シリオ、MFロカテッリ、ウェア 出場停止者:MFポグバ、ファジョーリ 中盤アンカーで代えの利かない働きを見せているロカテッリが肋骨の骨折により欠場見込み。代役は経験面からラビオか。右サイドは適任者がおらず左サイドを主戦場とするカンビアーゾを回す模様だ。2トップの一角はヴラホビッチではなくケアンが起用される可能性がある。 <div style="text-align:center;">◆インテル◆ 【3-5-2】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301125_5_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:ゾマー DF:ダルミアン、デ・フライ、アチェルビ MF:ダンフリース、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ FW:テュラム、ラウタロ・マルティネス 負傷者:DFバストーニ、パヴァール、FWサンチェス 出場停止者:なし 主力DFのバストーニとパヴァールを負傷で欠く。それでもデ・フライ、ダルミアンらが控えており戦力ダウンには至らない。その他はベストメンバーで臨める。 ★注目選手 ◆DFグレイソン・・ブレーメル(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301125_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスの堅守を支えるブレーメルに注目。彼がラウタロを止めることができなければあっさり敗色濃厚の展開に追いやられることが想定できるため、奮闘が求められる。攻め込まれる時間が多くなることが予想される中、インテル相手にも堅守が通用すれば、カウンターから勝機を見いだすことが可能となりそうだ。 ◆FWラウタロ・マルティネス(インテル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301125_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一方、インテルとしてはここまで12ゴールを挙げているエースがユベントスの堅守をこじ開けられかが勝利へのポイントとなる。とはいえ、周囲には得点機を演出してくれる有能な味方が複数おり、ラウタロとしてはゴール前でいかに決定機を仕留められるかに懸かっている。ゴール前以外ではシンプルに味方を使ったポストプレーで攻めの厚みを生み、いかに味方に多く好機を生みだして貰うかがポイントとなりそうだ。 2023.11.26 18:00 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly