2年連続3冠の偉業も石井正忠監督は解任か、ACLではブリーラムを指揮せず…タイ代表TDも退任と現地報道

2023.09.21 14:55 Thu
Getty Images
ブリーラム・ユナイテッド石井正忠監督(56)が解任されたようだ。

鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った石井監督は、2019年1月に大宮の監督を退任。その後、鹿嶋市の学校給食センターで勤務していたことが話題となった。

2019年12月にタイに渡り、サムットプラカーン・シティの監督に就任。2021年12月にブリーラムの監督に就任していた。
すると、就任1年目にいきなり3冠を達成。大きな評価を得ると、2年目も3冠を達成し、その手腕が高く評価。2023年8月にはタイ代表のテクニカル・ディレクター(TD)に就任していた。

タイ国内で圧倒的な強さを見せていたブリーラムは今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。グループHに入り、ヴァンフォーレ甲府とも同居しており、初戦では中国の浙江職業足球倶楽部を相手に3-1で勝利していた。
しかし、この試合を指揮していたのは横浜F・マリノスでコーチを務め、鹿児島ユナイテッドFCで監督も務めたオーストラリア人指揮官のアーサー・パパス監督。どうやらブリーラムの監督は解任されたようだ。

さらに、タイ代表のアレシャンドレ・ペルキング監督の手腕が疑問視された結果、TDの職に就いた石井監督だが、タイ代表は9月の国際親善試合でレバノン代表に勝利し、イラク代表とはPK戦にもつれる接戦を展開。ペルキング監督が信頼を取り戻す形となり、続投が決定したとタイ『Football5star』が伝えている。

報道によれば、石井監督のTD就任は一部派閥のペルキング監督更迭のための策だった可能性があるとのこと。タイ代表選手であるチャナティップ・ソングラシンティーラトン・ブンマタンなどの元Jリーガーもペルキング監督を支持しているという。

加えて、“鋼鉄の女”という異名を持ち、“マダム・パン”の愛称でも知られるタイ代表のマネージャーであるヌアルファン・ラムサム氏も石井氏について言及。ペルキング監督の下でチームは良い状態と語り、石井氏のTD退任を口にした。

「石井氏に関しては、タイ代表チームのテクニカル・ディレクターという立場でマノ(ポーキング監督)を全面的にサポートし、素晴らしい姿勢を見せてくれている」

「彼がとても才能のある監督であり、豊富な経験を持っていることは誰も否定できない」

「ただ、石井氏は常に監督の役割を担ってきたため、テクニカル・ディレクターとしての職務を遂行することには違和感があった」

「この短期間での彼の献身にとても感謝する。私も彼の将来が幸運であることを祈っている」

ブリーラムから監督退任についての発表はなされていないが、パパス監督でチームはすでに動いている状況。また、石井氏のインスタグラムには、ブリーラムのファンからの大きな感謝が多数寄せられており、ストーリーズで共有されており、どうやらチームから離れることが決まっているようだ。

2年連続3冠達成という偉業を成し遂げた監督の終わり方としては異例の状況。ブリーラムの内部で一体何が起こっているのか不明だが、石井氏がACLで甲府と対戦することはどうやらなさそうだ。

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後半ラストプレーの同点弾は幻に…JDTとの激闘制したブリーラムがベスト8進出!【ACLE2024-25】

AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のノックアウトステージ ラウンド16・2ndレグ、ジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT)vsブリーラム・ユナイテッドが11日に行われ、アウェイのブリーラムが0-1で勝利。この結果、2戦合計0-1でブリーラムがベスト8進出を決めた。 ブリーラム(タイ)のホームで行われた1stレグは0-0のスコアに終わり、JDT(マレーシア)のホームで開催された2ndレグの勝者がベスト8に進出するという状況で試合はスタート。 試合は立ち上がりからオープンな展開に。JDTは開始直後にビエラのミドルシュートをGKがファインセーブではじき出したボールをベルクソンが押し込むが、ここはオフサイドで認められず。その数分後にはブリーラムがビッソリの右隅を狙ったミドルシュートでゴールに迫るが、ここは相手GKのビッグセーブに阻まれた。 ここからオープンな展開が続くかに思われたが、以降は中盤でのデュエルが強調される展開に。それでも、前半半ば過ぎの27分にはJDTに再びのビッグチャンス。ボックス左で相手のクリアミスを奪ったファザイルがすかさず足を振るが、このシュートは枠の左に外れた。 前半終盤にかけてはアウェイのブリーラムも盛り返し、イーブンな状況のまま試合は後半へと折り返した。 後半も一進一退の攻防が続いたが、アウェイのブリーラムが一瞬の隙を突いてゴールをこじ開ける。58分、中盤で続けてデュエルを制してチャウシッチがボックス付近まで運んで潰されるも、ボックス右でこぼれに反応したスファナートが抑えの利いた見事な左足コントロールシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺した。 2戦目の後半序盤を過ぎてようやくスコアが動くと、前がかるJDTに対してブリーラムがカウンターから決定機を創出するが、畳みかける2点目とはならず。 以降は互いにメンバー交代で戦局に変化を加えていくなか、ヘベルチやヘセ・ロドリゲスといった経験豊富なアタッカーをピッチに送り込んだホームチームが後半終盤にかけて迫力のある猛攻を仕掛けていく。 7分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーではゴール前のオブレゴンが右クロスを見事なダイレクトボレーで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、劇的同点ゴールかに思われたこのシュートは際どいオフサイド判定で認められず、この直後にタイムアップを迎えた。 そして、敵地でJDTとの激闘を制したブリーラムがベスト8進出を果たした。 JDT 0-1(AGG:0-1) ブリーラム・ユナイテッド 【ブリーラム】 スファナート・ムアンタ(後13) 2025.03.11 23:07 Tue
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甲府が長谷川元希の90分ヘディング弾で歴史的1勝! 国立でブリーラムを下す【ACL2023-24】

ヴァンフォーレ甲府は4日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24グループH第2節でブリーラム・ユナイテッド(タイ)を国立競技場に迎え撃ち、1-0で勝利した。 J2経由でACL参戦だが、本拠地のJITリサイクルインクスタジアムが大会の基準に満たず、国立競技場をホームに戦う甲府。敵地でのメルボルン・ビクトリー戦を引き分けての今節は白星スタートで首位に立つタイの強豪ブリーラムと激突した。 クラブとしてACL初勝利を目指す甲府は直近のJ2リーグから9選手が入れ替わり、ピーター・ウタカらが先発。立ち上がりこそボランチで先発のティーラトンを中心にボールを握られたが、次第にピーター・ウタカがポイントになり、押し返す。 そのなかで、半ばに押し込まれる時間帯もあった甲府だが、神谷が身体を張ってシュートをブロックすれば、その後の連続した相手のCKチャンスも全体で集中を切らさず。ボックスの裏を取られそうだった30分のシーンも三浦の寄せで対応する。 すると、32分に右サイドで攻め手となる関口が持ち上がり、折り返しを巧みにトラップしたボックス中央のピーター・ウタカが右足フィニッシュ。40分にはボックス左に抜け出した武富がゴール前の誰か合えばというクロスで惜しい形が続く。 そんな甲府は52分に敵陣右サイドでのFKから神谷のヘッドで山なりのボールがゴールを強襲。57分には自陣左サイドで許したFKからティーラトンのキックを起点に立て続けのシュートを許すピンチを迎えるが、守備陣一丸となり、凌ぎ切る。 先制しようと58分と64分にそれぞれ2枚の交代カードを切り、ベクトルを前に向ける甲府だが、引き続きもこじ開けるに至らず。75分に中村も送り込み、すべての交代を済ませるが、ブリーラムも前の意識を強め、より拮抗した展開になり出す。 88分の右CKから中村のヘッドが左ポストに嫌われてしまった甲府だが、90分に敵陣右サイドでのスローインから途中出場のクリスティアーノがクロスを送ると、これまた途中出場の長谷川がヘッドで先制弾。土壇場で1歩前に出る。 2試合連続の0-0もちらつくなか、劇的に制した甲府はアジアの舞台で初勝利。25日の次節は浙江FC(中国)のホームに乗り込む。 ヴァンフォーレ甲府 1-0 ブリーラム・ユナイテッド 【甲府】 長谷川元希(後45) <span class="paragraph-title">【動画】歴史を作った長谷川元希の90分ヘディング弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1709538249796907209?ref_src=twsrc%5Etfw">October 4, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.04 21:00 Wed
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ACLEのベスト16対戦カードが決定! 準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催、優勝賞金は18億円【ACLE2024-25】

アジアサッカー連盟(AFC)は20日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)2024-25の決勝開催地を発表した。 新たな大会方式で行われているACLE。西地区、東地区ともにリーグステージが終了し、ラウンド16進出チームが決定した。 日本から参加しているヴィッセル神戸、横浜F・マリノス、川崎フロンターレはいずれもラウンド16進出を果たしていた。 AFCは2024-25シーズン、2025-26シーズンのACLEの決勝会場を決定。サウジアラビアのジェッダにあるキング・アブドラ・スポーツシティとプリンス・アブドラ・アル・ファイサル・スタジアムが選ばれた。 なお、両スタジアムは2027年にサウジアラビアで行われるAFCアジアカップの開催地でもある。 ACLEは準々決勝以降が4月25日〜5月3日まで集中開催され、準々決勝の2試合と準決勝の1試合がそれぞれ両スタジアムで開催。決勝はキング・アブドラ・スポーツシティで行われる。なお、優勝チームには1200万ドル(約18億円)が賞金として贈られ、アジアのクラブサッカー史上最高額となる。 賞金は2023-24シーズンの3倍に。準優勝チームには600万ドル(約9億円)が贈られることとなる。 なお、ラウンド16はホーム&アウェイの2試合となり、すでに対戦カードも決定している。 <h3>◆ACLE 2024-25 ラウンド16組み合わせ</h3> 【東地区】 横浜F・マリノス (日本) vs 上海上港 (中国) 川崎フロンターレ (日本) vs 上海申花 (中国) ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) vs ブリーラム・ユナイテッド (タイ) 光州FC (韓国) vs ヴィッセル神戸 (日本) 【西地区】 アル・ヒラル (サウジアラビア) vs パフタコール (ウズベキスタン) アル・アハリ・サウジ (サウジアラビア) vs アル・ラーヤン (カタール) アル・ナスル (サウジアラビア) vs エステグラル (イラン) アル・サッド (カタール) vs アル・ワスル (UAE) 2025.02.20 16:20 Thu

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