「責任は自分にある」、ポステコグルー監督が今度は言葉でスパーズファンの心掴む
2023.09.13 08:00 Wed
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の直近のインタビューが、ファンの心を大きく掴んだ。
「私は挑戦することが大好きで、キャリア全体を通じて挑戦してきた。 移籍を決意してからの一歩一歩は、成功を糧にして進んできた」
「ここは世界最大のクラブの一つだが、長い間成功を収めておらず、不振のシーズンを乗り越えてきたという事実が、私にとって重要な原動力となった」
「私にとっての課題はどこでも同じで、チームに毎週ファンに興奮を与えるようなフットボールをさせ、クラブに成功をもたらすことだ。それが私がやっていることの背後にある理由だ」
「私にとっての成功とは何かを勝ち取ることだが、それは死に物狂いでというわけではない。そういったやり方は持続可能ではない。私にとっての基本は、勝つことを望みながらも、プレーヤーを興奮させる特定の方法でゲームをプレーすることだ」
「何かを勝ち取るためだけにこの仕事に就いているわけではない。私はこのクラブに毎年何かを勝ち取ってもらいたいと思っているが、そこには違いがある」
「信じてもらえると思うが、私はすべての試合に勝ちたいと思っているが、何かに勝つために何かに勝ちたいわけではない。私は持続可能な成功を望み、ファンがチームのフットボール観戦を楽しんでいることを確認したい」
「過去や他の監督について話すのは私がすべき立場ではない。それは公平ではないと思うからだ」
「勝利のメンタリティとは、毎日練習に来て、できる限り最高の状態になりたいということだ。この地球上に勝ちたくない監督やプレーヤーはいない」
「しかし、私が大事にしているのは、ただ勝つことだけではなく、プレー方法が重要だということだ。ここに来てからずっとそう言ってきたし、プレーヤーたちはそれを受け入れてくれた」
「自分たちが望むようにプレーして、望むところに到達できれば、勝利はおのずと決まるはずだ」
さらに、今回のインタビューで多くのスパーズファンに感銘を与えたのは、ポステコグルー監督の“責任”に対する考え方だ。
ここ数年のトッテナムで指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ監督やアントニオ・コンテ監督は、苦境に陥った際にクラブや選手を公に批判。責任の所在を自身以外に求める態度がファン・サポーターの不興を買っていた。
しかし、元横浜FM指揮官はクラブの責任はすべて自分にあると漢気に溢れる主張を示した。
「私が成功しないとしても、それは内的要因や外的要因によるものではない」
「これからはすべて自分にかかっている。そして、責任は自分にある。このクラブにどんな課題が存在しても、私はそれに取り組むことを受け入れた」
今後、クラブが苦境に陥った際、ポステコグルー監督のリーダーとしての真価が改めて試されることになるが、先日のEFLカップ敗退後の対応を見る限り、前述のコメント通りにチームを導いてくれそうだ。
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セルティックでのシーズン3冠を引っ提げ、今シーズンからトッテナムの新指揮官に就任したポステコグルー監督。プレシーズンの段階からしっかりと自身のスタイルを落とし込むと、就任わずか2カ月ながらも魅力的なスタイルで結果、内容共に上々の滑り出しを見せる。EFLカップではフルアムに敗れて初戦敗退も、リーグ戦では3勝1分けの4戦無敗で8月の最優秀監督候補にもノミネートされるなど見事な手腕を発揮するオーストラリア人指揮官は、イギリス『talkSPORT』のインタビューで新天地でのここまでを振り返っている。「ここは世界最大のクラブの一つだが、長い間成功を収めておらず、不振のシーズンを乗り越えてきたという事実が、私にとって重要な原動力となった」
「そのような挑戦に臨むときは、足跡を残して影響を与えたいと思うものだ。それが私にとって最大の関心ごとであり、ここで何かを生み出す機会だ」
「私にとっての課題はどこでも同じで、チームに毎週ファンに興奮を与えるようなフットボールをさせ、クラブに成功をもたらすことだ。それが私がやっていることの背後にある理由だ」
「私にとっての成功とは何かを勝ち取ることだが、それは死に物狂いでというわけではない。そういったやり方は持続可能ではない。私にとっての基本は、勝つことを望みながらも、プレーヤーを興奮させる特定の方法でゲームをプレーすることだ」
「何かを勝ち取るためだけにこの仕事に就いているわけではない。私はこのクラブに毎年何かを勝ち取ってもらいたいと思っているが、そこには違いがある」
「信じてもらえると思うが、私はすべての試合に勝ちたいと思っているが、何かに勝つために何かに勝ちたいわけではない。私は持続可能な成功を望み、ファンがチームのフットボール観戦を楽しんでいることを確認したい」
「過去や他の監督について話すのは私がすべき立場ではない。それは公平ではないと思うからだ」
「勝利のメンタリティとは、毎日練習に来て、できる限り最高の状態になりたいということだ。この地球上に勝ちたくない監督やプレーヤーはいない」
「しかし、私が大事にしているのは、ただ勝つことだけではなく、プレー方法が重要だということだ。ここに来てからずっとそう言ってきたし、プレーヤーたちはそれを受け入れてくれた」
「自分たちが望むようにプレーして、望むところに到達できれば、勝利はおのずと決まるはずだ」
さらに、今回のインタビューで多くのスパーズファンに感銘を与えたのは、ポステコグルー監督の“責任”に対する考え方だ。
ここ数年のトッテナムで指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ監督やアントニオ・コンテ監督は、苦境に陥った際にクラブや選手を公に批判。責任の所在を自身以外に求める態度がファン・サポーターの不興を買っていた。
しかし、元横浜FM指揮官はクラブの責任はすべて自分にあると漢気に溢れる主張を示した。
「私が成功しないとしても、それは内的要因や外的要因によるものではない」
「これからはすべて自分にかかっている。そして、責任は自分にある。このクラブにどんな課題が存在しても、私はそれに取り組むことを受け入れた」
今後、クラブが苦境に陥った際、ポステコグルー監督のリーダーとしての真価が改めて試されることになるが、先日のEFLカップ敗退後の対応を見る限り、前述のコメント通りにチームを導いてくれそうだ。
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「嵐をかなりうまく乗り切った」シティに大勝のトッテナム、ポステコグルー監督はチーム称賛「本当に際立っていた」
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トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、チームメイトへの差別発言で長期出場停止の処分がくだされた。 イングランドサッカー協会(FA)は18日、ベンタンクールに対し、7試合の出場停止処分を下した。また、10万ポンド(約2000万円)の罰金処分も下されている。 問題が起きたのは今年6月。ベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。チームメイトであるFWソン・フンミンに対して、韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだったが、これが大きな問題に発展した。 悪質な人種差別として捉えられたこの発言。FAは9月にベンタンクールを告発。処分は決定されていなかったが、相当な期間になると予想されており、正式に7試合に決定した。 FAは「ロドリゴ・ベンタンクールはこの容疑を否定したが、独立規制委員会はそれが証拠であると判断し、聴聞会の後に彼に制裁を課した」と発表している。 今回の出場停止により、ベンタンクールはマンチェスター・シティ、フルアム、ボーンマス、チェルシー、サウサンプトン、リバプールとカラバオ・カップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦で出場停止に。ヨーロッパリーグ(EL)の試合は出場が可能となる。 なお、この問題はすでにソン・フンミン本人に謝罪し、受け入れられており2人の間に問題はなし。ただ、FAはこの発言について「国籍、人種、民族的起源に言及したとされ、FA規則E3.2に基づく「悪質な違反」に該当する」としていた。 2024.11.18 21:18 Mon4
シティが要塞エティハドでスパーズに4失点惨敗…ホームではPL36戦、公式戦52戦ぶり黒星で泥沼5連敗【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、マンチェスター・シティvsトッテナムが23日にエティハド・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが0-4で圧勝した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のブライトン戦で1-2の逆転負けを喫し、グアルディオラの監督キャリア初の公式戦4連敗を喫した2位のシティ。来週末には首位のリバプールとの頂上決戦を控えるなか、EFLカップでの公式戦初黒星で連敗のきっかけとなった因縁の相手にバウンスバックの白星を狙った。ブライトン戦からは先発3人を変更。負傷でメンバー外のコバチッチ、シンプソン=ピュゼー、マテウス・ヌネスに代えてアカンジ、ストーンズ、ベルナルド・シウバを起用した。 対する10位のトッテナムは前節イプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。格下相手に今季2度目のリーグ初白星を献上するなどの痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、人種差別発言で7試合の出場停止を科されたベンタンクールを欠く苦しい台所事情のなかで苦手アウェイで勝ち点奪取を狙った。前節からは先発3人を変更し、負傷のロメロとサスペンションのベンタンクール代役にベン・デイビス、ビスマを起用したほか、ブレナン・ジョンソンに代えて28歳のバースデーを迎えたマディソンが起用された。 試合前にロドリのバロンドール授賞を祝う盛大なセレモニーも実施されたなか、立ち上がりからハイインテンシティの攻防が繰り広げられていく。 共に[4-2-3-1]の布陣で臨んだものの、トップ下のベルナルド・シウバやリコ・ルイス、ギュンドアンの2セントラルMFを軸にずれを生み出すホームチームは、サイドバックの背後を使いながら、うまくボックス内でフリーとなったハーランドが続けて際どいシュートを浴びせかけていく。11分にはDFと入れ替わったサヴィオのお膳立てからゴール前のハーランドが左足シュートを枠の左へ飛ばすが、ここもGKヴィカーリオの足を使ったビッグセーブに阻まれる。 一方、防戦一方の序盤をなんとか耐えたトッテナムはファーストチャンスをものの見事に先制点に繋げる。13分、ドラグシンからのフィードを右サイドで収めたクルゼフスキが内側へ運びながら左足インスウィングの絶妙なクロスを供給。長い距離を懸命にスプリントしてゴール前にフリーで飛び込んだマディソンが左足ダイレクトで合わせ、バースデーゴールとした。 この先制点によってスパーズが俄然勢いを出すと、18分にはソン・フンミンがボックス手前左からファーポストを狙ったシュートで2点目に迫る。これはGKエデルソンの好守に阻まれたが、直後の20分にはDFグヴァルディオルの軽率な中央への横パスをペナルティアーク付近で奪ったマディソンがソン・フンミンとのパス交換でゴール左へ抜け出し、窮屈な体勢ながらも左足チップキックでエデルソンとの駆け引きを制した。 よりダメージがあるミス絡みの失点でまさかの2点ビハインドとなったシティは、前半のうちに点差を縮めるべくギアを上げて攻勢を強めていく。序盤同様にフォーデンやハーランドにチャンスが巡ってくるが、連敗中の重圧もあるのか、最後の局面で精度を欠く。 前半半ばから終盤にかけてはシティが完全に押し込む展開を作り出すが、トッテナムも序盤のように守り一辺倒とはならず。要所でボールを奪いに行くアグレッシブな守備から相手を引っくり返すと、しっかりと人数をかけた攻めで際どいシーンを作り出した。 結局、アウェイチームの2点リードで折り返した試合。シティはストーンズを下げてハーフタイム明けにアケを投入した。 後半の立ち上がりは拮抗した状況が続くが、先手を奪ったのはアウェイチーム。53分、自陣中央で見事にプレス回避したクルゼフスキがソン・フンミンとのパス交換で左のスペースへ抜け出す。逆サイドで待つソランケへの折り返しはやや流れたがボックス右で収めてマイナスに落とすと、走り込んだペドロ・ポロが強烈な右足シュートをゴール左隅へ蹴り込んだ。 出ばなをくじかれる3失点目となったシティだが、60分にはビッグチャンス。ボックス右で一瞬フリーとなったハーランドが左足を振るが、これはクロスバーを掠めた。 このピンチを凌いだアウェイチームはソン・フンミンを下げてブレナン・ジョンソンを投入。66分には鮮やかなロングカウンターから4点目に迫るが、ボックス右で仕掛けたクルゼフスキのゴール至近距離からの左足シュートはGKエデルソンのビッグセーブに阻まれた。 守護神のビッグプレーでなんとか勝ち点の可能性を残したシティは残り20分を切ってデ・ブライネ、グリーリッシュの切り札2枚を同時投入。よりリスクを冒して前に出ると、ボックス内で再三の決定機を創出。しかし、ハーランドやフォーデンらのシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれ続けた。 一方、最終盤にスペンス、ベリヴァル、ヴェルナーの投入で逃げ切りを図ったトッテナムは後半アディショナルタイムの93分にはグリーリッシュの軽率な横パスをかっさらったショートカウンターから左サイドを突破したヴェルナーの完璧な折り返しを、ブレナン・ジョンソンが押し込んでトドメの4点目まで奪ってみせた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムに惨敗したシティはホームでのプレミアリーグ36戦ぶり、公式戦では52試合ぶりとなる黒星を喫し、泥沼の公式戦5連敗となった。 マンチェスター・シティ 0-4 トッテナム 【トッテナム】 ジェームズ・マディソン(前13、前20) ペドロ・ポロ(後8) ブレナン・ジョンソン(後48) <span class="paragraph-title">【動画】マディソンが28歳バースデーを祝う2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">28歳の誕生日<br>最高のプレゼントは<br>右サイドからの完璧なクロス<br>マディソンのゴールでトッテナムが先制!<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/aDuAPMvGnk">pic.twitter.com/aDuAPMvGnk</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860381471115973097?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">最高な28歳の始まり<br>またもマディソンが<br>バーズデイゴール<br><br>トッテナムが開始20分で<br>2点をリード<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/LE8iTZpeGH">pic.twitter.com/LE8iTZpeGH</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860384097677475871?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.24 04:35 Sun5