インテルのGK補強に暗雲? バイエルンがラヤ獲得失敗でゾマー売却に躊躇か

2023.07.31 15:16 Mon
Getty Images
新たな守護神の獲得を目指すインテルだが、なかなか一筋縄ではいかないようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

元カメルーン代表GKアンドレ・オナナら3人のGKがクラブを去り、新守護神の補強が急務となっているインテル。ここ最近はプレシーズンツアーで訪れている東京にてバイエルンと交渉を進め、スイス代表GKヤン・ゾマー(34)の獲得で大筋合意に達したと報じられていた。

しかし、バイエルンとしてもドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの離脱が続いており、ゾマー売却なら新たGKが必要に。複数の候補が取り沙汰されてきたなか、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤ(28)の獲得を目指して交渉に臨んでいたようだ。
しかし、どうやらこの交渉は決裂。バイエルンの新GK探しは振り出しに戻り、「インテルのゾマー獲得はもう少し待たなくてはならない」状況になったとのことだ。

それでも、インテルとバイエルンのゾマーを巡る交渉はいずれ決着する可能性が高いとみられており、移籍金は400万~600万ユーロ(約6億2000万~9億4000万円)が着地点になると考えられている。
なお、ラヤにはアーセナルも獲得を目指しているとのことだ。

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S・インザーギ監督は幻の4点目が認められず疑問も敵地でのドローを評価、ヤマルには「8~9年見ていなかったクオリティの選手」とベタ褒め

インテルのシモーネ・インザーギ監督が4月30日にアウェイで行われ、3-3で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバルセロナ戦を振り返った。 3冠から一転無冠の危機が迫る中で迎えたバルセロナとの初戦。開始30秒に負傷明けのFWマルクス・テュラムのゴールで先制したインテルは、21分にCKからDFデンゼル・ダンフリースが豪快なバイシクルシュートで加点。 最高の序盤としたが、FWラミン・ヤマルにゴラッソをすかさず決められると、38分にも失点して2-2で前半を終えた。 それでも迎えた後半、63分にまたもCKからダンフリースがドッピエッタとして勝ち越し。だが、2分後にCKのサインプレーから追いつかれた中、75分には三度勝ち越しかと思われたが、ダンフリースのアーリークロスにMFヘンリク・ムヒタリアンが合わせてネットを揺らしたシュートはわずかにオフサイドでゴールならず。ド派手な打ち合いを3-3で終えた。 S・インザーギ監督はムヒタリアンのゴールがオフサイドとなった判定に疑問を抱きつつ、敵地で素晴らしいパフォーマンスを発揮した選手たちを称えた。 「我々は素晴らしい試合をした。2-0とリードすることができたしね。ただ、なぜあのゴールが取り消されたのかまだ理解できないし、後悔もしている。それでも、現時点で私が考える世界最高のチームを相手に我々が素晴らしいパフォーマンスを発揮したことはわかっている」 一方で対応に苦慮したヤマルについては「8~9年見ていなかったクオリティの選手」とベタ褒めし、脅威となっていたことを明かした。 「ヤマルは少なくとも8~9年見ていなかったクオリティの選手。彼は我々に大きな問題を引き起こした。毎回、マークを2人付かせなければならなかったが、それでも十分ではなかった。3人付かせると他の場所にスペースができ、より深い位置で守らざるを得なくなった。幸い、バルセロナも今季多くの試合をこなしていたことから時間の経過とともに彼の集中力が失われていった。後半はうまく守れたと思う」 そしてハムストリングを痛めた様子で前半で交代となったFWラウタロ・マルティネスに関しては「痛みを感じた様子だった。8試合連続で先発していてケガのリスクは高まっていた。深刻でないことを祈っているが、少し不安もある」と2ndレグの出場が微妙であることを明かした。 決勝進出を懸けた2ndレグは6日に行われる。 2025.05.01 08:45 Thu

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