札幌、MF金子拓郎のディナモ・ザグレブ期限付き移籍を発表…「金子拓郎は北海道が育てたと、皆様が胸を張って言えるような活躍をしてきます」
2023.07.25 16:58 Tue
北海道コンサドーレ札幌は25日、MF金子拓郎(25)がクロアチアのディナモ・ザグレブへ期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は2023年7月24日から2024年7月21日までとなる。金子は日本大学から2020年に札幌へ入団。ここまで公式戦153試合に出場し26ゴールを記録。今シーズンは明治安田生命J1リーグで21試合に出場し8ゴール、YBCルヴァンカップで3試合に出場し1ゴールを記録していた。
先日のファン感謝デーですでに移籍を明言していた金子だが、今回の移籍決定を受け、クラブ公式サイトを通じて改めてコンサドーレのファン・サポーターにメッセージを綴っている。
「この度ディナモ・ザクレブへ期限付き移籍をすることに決めました」
「まず、シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。ただ、このオファーを頂いたときに素直にチャレンジしたいと思いました。自分の年齢を考えたらラストチャンスくらいだと思います。一度きりのサッカー人生、後悔したくないと思いこの決断をしました」
「特別指定の時期を含め4年半もの間、いつどんな時も熱い応援を本当にありがとうございました。遠いアウェイでも、雨の日でも風が強い日でも、どんなに負けが続いていても、常に熱い応援をしてくれたサポーターにもっと勝利を届けたかったというのが本音です。ただ、最高なサポーターと共に戦えたことを僕は忘れません」
また、金子は恩師ミハイロ・ペトロヴィッチがかつて選手として在籍し、三浦知良、田嶋凜太郎(ディナモ・ザグレブII)に続き日本人選手3人目として加入が決定したクロアチア屈指の名門クラブでは強い意気込みを語っている。
「このような立派なヨーロッパのクラブに来ることができてとても幸せで満足しています。僕らはこの移籍に長い間取り組んできましたが、自分にとってもクラブにとっても、最終的に前向きな形ですべてが終わったことを嬉しく思います」
「ディナモは僕にとってヨーロッパサッカーへの第一歩です。ヨーロッパのクラブは長年にわたって非常に競争力があり、事前に勝ち点をあてにできる対戦相手が全くいないことを理解しています」
「また、チーム内での競争自体が非常に強く、挑戦的なものであることは理解していますが、挑戦が好きでなければここには来ていません」
「僕個人にとって次の最初のステップは、自分自身に対して、そしてクラブの首脳陣やファンに対して、自分自身を証明することだと考えています。僕は自分に寄せられた信頼に報い、マクシミールで多くの美しい瞬間を経験できることを確信しています」
先日のファン感謝デーですでに移籍を明言していた金子だが、今回の移籍決定を受け、クラブ公式サイトを通じて改めてコンサドーレのファン・サポーターにメッセージを綴っている。
「まず、シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。ただ、このオファーを頂いたときに素直にチャレンジしたいと思いました。自分の年齢を考えたらラストチャンスくらいだと思います。一度きりのサッカー人生、後悔したくないと思いこの決断をしました」
「特別指定の時期を含め4年半もの間、いつどんな時も熱い応援を本当にありがとうございました。遠いアウェイでも、雨の日でも風が強い日でも、どんなに負けが続いていても、常に熱い応援をしてくれたサポーターにもっと勝利を届けたかったというのが本音です。ただ、最高なサポーターと共に戦えたことを僕は忘れません」
「また、三上さんをはじめとするクラブ関係者の皆さん、ミシャさん、スタッフ、チームメイト、パートナーの方々、サポーターの皆さん、コンサドーレに関わる全ての方々のおかけで僕はここまで成長することができました。ここからが本当の勝負だと思っています。これから皆様に活躍する姿を見せられるように頑張ってきます。そして金子拓郎は北海道が育てたと、皆様が胸を張って言えるような活躍をしてきます!4年半もの間本当にありがとうございました!」
また、金子は恩師ミハイロ・ペトロヴィッチがかつて選手として在籍し、三浦知良、田嶋凜太郎(ディナモ・ザグレブII)に続き日本人選手3人目として加入が決定したクロアチア屈指の名門クラブでは強い意気込みを語っている。
「このような立派なヨーロッパのクラブに来ることができてとても幸せで満足しています。僕らはこの移籍に長い間取り組んできましたが、自分にとってもクラブにとっても、最終的に前向きな形ですべてが終わったことを嬉しく思います」
「ディナモは僕にとってヨーロッパサッカーへの第一歩です。ヨーロッパのクラブは長年にわたって非常に競争力があり、事前に勝ち点をあてにできる対戦相手が全くいないことを理解しています」
「また、チーム内での競争自体が非常に強く、挑戦的なものであることは理解していますが、挑戦が好きでなければここには来ていません」
「僕個人にとって次の最初のステップは、自分自身に対して、そしてクラブの首脳陣やファンに対して、自分自身を証明することだと考えています。僕は自分に寄せられた信頼に報い、マクシミールで多くの美しい瞬間を経験できることを確信しています」
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