10人ミランがカンナバーロ率いるザグレブに競り負けストレートイン圏外に転落、POではユーベかフェイエと対戦へ【CL】
2025.01.30 09:15 Thu
ミランは29日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェイズ最終節でディナモ・ザグレブとのアウェイ戦に臨み、1-2で競り負けた。
先週の前節ジローナ戦をウノゼロ勝利としてラウンド16ストレートイン圏内の6位に浮上したミラン(勝ち点15)は、3-2で劇的逆転勝利とした3日前のパルマ戦のスタメンから累積のカラブリアに代えてトモリのみを変更した。
プレーオフ進出の可能性を残すカンナバーロ監督率いる26位ザグレブ(勝ち点8)に対し、互角の攻防で立ち上がった中、ミランは19分に失点。自陣でのガッビアの軽率なボールロストからバトゥリナにシュートを決められた。
痛いミスで追う展開となったミランがボールを持つ流れとなるも崩せずにいると、39分に退場者。ムサが自陣ボックス手前でストイコビッチを後方から倒し、2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
ラインデルスをボランチに下げて対応したミランは1点ビハインドで迎えた後半、53分に追いつく。トモリの縦パスを受けたプリシックがボックス内からシュートを決めきった。
再び追う展開となったミランは62分、スルーパスに抜け出したレオンがGKに倒されてPK獲得かと思われたが、VARでレオンのファウルを取られてPKは取り消しに。
終盤にかけても10人のミランが攻め込む展開となったが、1-2のまま敗戦。ストレートイン圏外の13位に後退し、ラウンド16進出を懸けたプレーオフでは19位フェイエノールトか20位ユベントスと対戦することになった。
一方、勝利したザグレブだったが、得失点差によりプレーオフ圏内の24位には届かず、25位で敗退となった。
ディナモ・ザグレブ 2-1 ミラン
【ディナモ・ザグレブ】
マルティン・バトゥリナ(前19)
マルコ・ピアツァ(後15)
【ミラン】
クリスチャン・プリシック(後8)
先週の前節ジローナ戦をウノゼロ勝利としてラウンド16ストレートイン圏内の6位に浮上したミラン(勝ち点15)は、3-2で劇的逆転勝利とした3日前のパルマ戦のスタメンから累積のカラブリアに代えてトモリのみを変更した。
プレーオフ進出の可能性を残すカンナバーロ監督率いる26位ザグレブ(勝ち点8)に対し、互角の攻防で立ち上がった中、ミランは19分に失点。自陣でのガッビアの軽率なボールロストからバトゥリナにシュートを決められた。
ラインデルスをボランチに下げて対応したミランは1点ビハインドで迎えた後半、53分に追いつく。トモリの縦パスを受けたプリシックがボックス内からシュートを決めきった。
しかし7分後に勝ち越される。左クロスを受けたピアツァにネットを揺らされた。
再び追う展開となったミランは62分、スルーパスに抜け出したレオンがGKに倒されてPK獲得かと思われたが、VARでレオンのファウルを取られてPKは取り消しに。
終盤にかけても10人のミランが攻め込む展開となったが、1-2のまま敗戦。ストレートイン圏外の13位に後退し、ラウンド16進出を懸けたプレーオフでは19位フェイエノールトか20位ユベントスと対戦することになった。
一方、勝利したザグレブだったが、得失点差によりプレーオフ圏内の24位には届かず、25位で敗退となった。
ディナモ・ザグレブ 2-1 ミラン
【ディナモ・ザグレブ】
マルティン・バトゥリナ(前19)
マルコ・ピアツァ(後15)
【ミラン】
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Zlatan Ibrahimović(@iamzlatanibrahimovic)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.11.17 05:45 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri5
