ローマがレナト・サンチェス獲得の交渉開始、レンタル移籍のみを希望か

2023.07.18 11:06 Tue
Getty Images
ローマパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)の獲得に向けて交渉を開始したようだ。

18歳でバイエルンへ移籍し、高い期待が寄せられていたレナト・サンチェス。そのバイエルンでは真価を発揮できず、失意を味わったが、2019年夏に加入したリールで復活すると、昨夏にPSGへ完全移籍した。

しかし、昨シーズンは度重なる負傷もあり、リーグ・アンでの先発は6試合にとどまるなど不本意な結果に。リール時代からの恩師であるクリストフ・ガルティエ監督の退任が決まり、去就は不透明になっている。
そんな中で、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマがレナト・サンチェスの獲得に向けてPSGに接触。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(32)をPSGに返却し、イタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)の獲得を逃したローマは新たな中盤を求めているという。

一方で、財政難のローマはレンタルでの獲得のみを検討している模様。プレミアリーグ方面からの完全移籍のオファーも期待される中で、PSGがどのような決断を下すかが注目される。

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フロレンツィが“オリンピコの奇跡”の秘話明かす 「逆転突破を唯一信じなかった男が大仕事を果たした」

イタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィが“オリンピコの奇跡”の秘話を明かした。『フットボール・イタリア』が伝えている。 “オリンピコの奇跡”としてロマニスタの間で語り継がれる2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバルセロナ戦は、カンプ・ノウでの1stレグを1-4で大敗したところからスタートする。 この初戦の結果によって多くの選手、ファンが敗退を覚悟したものの、スタディオ・オリンピコで行われた2ndレグでは、最終ラインをハーフウェイライン付近に設定した中盤フラットの[3-5-2]の超攻撃的な布陣を採用したジャッロロッソが攻守に躍動。 試合開始直後にFWエディン・ジェコのゴールで先制に成功すると、その後も猛烈なハイライン・ハイプレスを継続するホームチームは主導権を握り、後半序盤にはMFダニエレ・デ・ロッシのPKで1点差に迫る。 そして、試合終盤の82分には右CKの場面でキッカーのFWジェンギズ・ウンデルが入れたクロスをニアに飛び込んだDFコスタス・マノラスが頭で合わせ、2戦合計4-4もアウェイゴール数で逆転に成功。その後、相手の猛攻を凌ぎ切ったホームチームはCL史に残る逆転劇を完遂して見せた。 そして、現在ローマからバレンシアにレンタル移籍中のフロレンツィは、『インスタグラム』のライブチャットで、ローマ出身の元オートバイレーサー、マックス・ビアッジ氏と対談していた際、“オリンピコの奇跡”について話を向けられた。 その会話の中で、奇跡の立役者となったマノラスに関する意外なエピソードを明かした。 「1-4で初戦を終えることになったけど、自分たちが敗退するというふうには考えていなかったんだ。今思えば、すごく奇妙な感じだけどね」 「(CL登録メンバーの)25人で戦っていたけど、そのうちの24人は2ndレグでの逆転突破が可能だと思っていたよ」 「一方、その中で唯一逆転突破は不可能だと思い込んでいた男こそ、あのマノラスさ。そんな彼が僕たちをベスト4進出に導く決勝ゴールを決めた。唯一信じていなかった男が、その大仕事をやってのけたんだから不思議な話だね」 また、フロレンツィは再度“オリンピコの奇跡”が期待されたリバプールとの準決勝2ndレグについても言及。同試合でローマは4-2の勝利を収めたが、1stレグで喫した2-5の大敗を挽回するまでには至らず。無念の敗退となっていた。 「2ndレグのときにチームバスがオリンピコに到着したとき、自分たちがまるでバグダッドにいるかのように感じたよ。盛大な発煙筒や炎、チャントで迎えられたからね。あの光景を思い出すと、今でも鳥肌が立つよ」 2020.04.29 14:50 Wed

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