ベニテスがセルタ新指揮官就任で合意、7年半ぶりに母国で指揮

2023.06.24 06:00 Sat
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セルタは23日、ラファエル・ベニテス氏(63)を新指揮官に迎えることで合意したと発表した。契約期間は2026年6月までの3年間となる見込み。

セルタでは10日、昨年11月に就任してラ・リーガ13位フィニッシュに導いたカルロス・カルヴァリャル監督を解任していた。

これまでリバプール、インテル、チェルシー、レアル・マドリーなど、多くのビッグクラブで采配を振るってきたベニテス氏。ただ、2022年1月にエバートンを解任されて以降はフリーの状態が続いていた。
母国ラ・リーガでの指揮はレアル・マドリーを解任された2016年1月以来、約7年半ぶり。

ここ数年、好不調の波が大きくシーズン途中の監督交代も少なくないガリシアの名門は、経験豊富な指揮官を迎えて飛躍の新シーズンにすることはできるか。

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元セルタ主将マージョ、マスコットの女性に対する性的虐待で有罪判決…すでに控訴の意向表明

元セルタのキャプテンであるスペイン人DFウーゴ・マージョ(33)が、対戦相手のマスコットの女性に対する性的虐待の罪で有罪判決を受けた。『ESPN』が伝えている。 今回の事件は2019年4月24日に行われたエスパニョールvsセルタのラ・リーガの試合で発生。マージョは試合前の整列後にエスパニョールの選手と握手を行っていた流れで、エスパニョールのマスコットであるセキセイインコを模したぺリコ、ペリカの2匹の内のメスにあたるペリカのコスチュームを着ていた女性の胸を故意に触った疑いが持たれていた。 そして、今回の裁判の結果、マージョに性的虐待の罪で有罪判決が下され、同選手は6000ユーロ(約94万円)の賠償金と非金銭的損失に対する1000ユーロ(約15万円)の支払いを命じられた。さらに、裁判の訴訟費用をすべて支払うことになる。 ただ、現在はギリシャのアリス・サロニカでプレーしている右サイドバックは、自身の不正行為を依然として否定しており、すでに控訴の意向を表明している。 2024.09.12 22:45 Thu
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ウルブスが今夏最優先事項の9番確保! セルタからノルウェー代表ラーセン獲得

ウォルバーハンプトンは2日、セルタからノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセン(24)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定している。 今回の契約には出場試合数など特定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれており、その条項を行使した際には同選手と2029年までの契約を結ぶことになる。 なお、イギリス『BBC』によると、移籍金は300万ユーロの有償レンタル+買い取り金額2700万ユーロの総額3000万ユーロ(約51億7000万円)になるという。 今夏の移籍市場ではボローニャやローマ、ナポリといったイタリア勢からの関心も伝えられたラーセン。A代表ではFWアーリング・ハーランドらの後塵を拝すが、今シーズンのラ・リーガで37試合13得点を記録した193cmの大型ストライカー。 ミランの下部組織にも在籍経験がある24歳FWはセンターフォワードを主戦場に、左右のウイングでもプレー可能なスピードを有するアスリート型で、ポストワークや個での打開力に伸びしろを残すが、右足とヘディングのシュート精度を含めダイナミックにゴールをこじ開ける、プレミアリーグ向きのプレースタイルの持ち主だ。 ウルブスでスポーツディレクターを務めるマット・ホブス氏は、「この夏、9番を獲得することが我々にとって非常に重要だったことは誰もが知っている。ヨルゲンはそのポジションの第一候補だった。だから彼を獲得できたことを本当に嬉しく思っている」と、意中のストライカー獲得に満足感を示している。 <span class="paragraph-title">【動画】ウルブスが新9番獲得を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="no" dir="ltr">Let&#39;s gø! <a href="https://t.co/9y474eCyZl">pic.twitter.com/9y474eCyZl</a></p>&mdash; Wolves (@Wolves) <a href="https://twitter.com/Wolves/status/1808124498538881041?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.02 22:48 Tue
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セルタ、ペップやルイス・エンリケの下バルサでコーチを務めたウンスエ監督の退任を発表

▽セルタは19日、フアン・カルロス・ウンスエ監督(51)が今シーズン限りで退任することを発表した。クラブ公式サイトが伝えた。 ▽現役時代はオサスナの下部組織で育ち、オサスナの他、バルセロナやセビージャ、テネリフェ、レアル・オビエドでプレー。引退後はバルセロナのGKコーチに就任し、監督としては2010年7月にヌマンシアでキャリアをスタートさせた。 ▽ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、バルセロナでGKコーチを務めると、2014年7月から2017年6月まではルイス・エンリケ監督のしたでバルセロナでアシスタントコーチを務め、2017年7月からセルタで指揮を執っていた。 ▽契約期間は2019年6月まで残っているものの、クラブの発表によると、来シーズンは指揮を執らない事が決定。今シーズンは13勝10分け15敗の勝ち点49で12位だった。 2018.05.20 12:18 Sun

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