PSGで構想外の5選手、今季はレンタル先で結果残せず…活躍したのはイカルディのみ

2023.06.17 21:41 Sat
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は今夏、選手の売却益を得ることに苦労しそうだ。
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リーグ・アン2連覇を果たしたPSG。フランス国内における絶対的な地位を築いて久しいが、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇にはなかなか届かず、クラブ内部のいざこざも目立つ。歯車が噛み合っていない印象はどうしても否めない。
一方、フランス『フットメルカート』は移籍市場での立ち回りにも課題があると指摘。「構想外の選手をレンタル移籍でしか放出できない」とし、完全移籍による売却益を得られるのは下部組織育ちの若手有望株しかいないと指摘している。

昨夏PSGは多くの選手が構想外に。元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(30)やオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(32)、アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(28)といった中堅どころが新天地に赴いたが、いずれも完全移籍ではなく、1年間のレンタル移籍となった。

レンタル先で活躍したのは、ガラタサライでリーグ戦26試合に出場し23ゴール8アシストを叩き出したイカルディのみ。買い取りを目指すガラタサライに対し、移籍金1000万ユーロ(約15億5000万円)を要求しているとされている。
一方、ワイナルドゥムはローマ加入早々に長期離脱し、パレデスはユベントスで指揮官と衝突。それぞれベンフィカ、フルアム、RBライプツィヒへレンタルされた元ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(29)、元フランス代表DFレイヴァン・クルザワ(30)、セネガル代表DFアブドゥ・ディアロ(27)もケガでシーズンの多くを欠場し、いずれもレンタルバックが確実だ。

イカルディ以外の5選手はいずれも2024年6月まで契約を残しているなか、市場価値は昨夏よりダウン。PSGはサラリーを再び払わなければいけない状況だけに、契約解除かサラリーカット、または大きな利益を求めずに売却する必要が今夏も訪れることになる。

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