レンジャーズが元イングランド代表GKバトランドを完全移籍で獲得、4年契約締結…シーズン後半はユナイテッドに所属

2023.06.07 07:55 Wed
Getty Images
レンジャーズは6日、クリスタル・パレスから元イングランド代表GKジャック・バトランド(30)を完全移籍で獲得した。

契約期間は4年間で、国際移籍証明書が発行され次第、7月1日からチームに合流する。背番号は「1」に決定した。

バトランドは、バーミンガム・シティやチェルトナム、ストーク・シティ、バーンズリー、リーズ・ユナイテッド、ダービー・カウンティなどでプレー。2020年10月にクリスタル・パレスに完全移籍で加入した。
クリスタル・パレスでは控えのポジションとなり、通算17試合の出場に。今季は出番がなく、1月に控えGKがいないマンチェスター・ユナイテッドへレンタル移籍で加入するも、元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの前に出番がないままシーズンが終了していた。

イングランド代表としても9試合に出場しているバトランド。レンジャーズは、豊富な経験を評価。早くも今夏3人目の補強となった。
バトランドはクラブを通じ、「クラブ自体が物語っている。サッカー界のどこにいても、レンジャーズについては知っているはずだ。これは僕にとって大きなチャンスであり、加われることを嬉しく思う」と喜びを露わにした。

また「この年齢にしては素晴らしく、やる気に満ちており、今後の展開に興奮している」と意気込みをコメント。「勝利と頂点に立つことに対し、同じぐらい情熱を持っているクラブに来られたことはとても大きいことだ」と、野心のあるレンジャーズへの移籍を喜んだ。


ジャック・バトランドの関連記事

クリスタル・パレスのGKディーン・ヘンダーソン(27)。イングランド代表復帰のチャンスが巡ってきたようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 24日、今月の代表ウィークでブラジル代表(23日/0●1)およびベルギー代表(26日)と国際親善試合を戦うイングランド代表は、DFカイル・ウォーカー&DFハリー・マグワイアと 2024.03.26 20:35 Tue
元イングランド代表GKジャック・バトランド(31)が悔しさに打ちひしがれているという。 それなりに知名度も高いであろうGKバトランド。20代の頃はバーミンガムやストーク・シティといったクラブで地道にキャリアを積みながらも、イングランド代表として通算9キャップを記録…控えとはいえ、2018年のロシアW杯に出場した。 2024.03.16 21:10 Sat
リバプールのDFジョー・ゴメス(26)がイングランド代表に復帰する見通しだという。イギリス『90min』が報じている。 18歳からリバプール一筋の万能DFジョー・ゴメス。センターバック、両サイドバック、中盤の底…あらゆるポジションに対応可能な一方、ケガの多さが難点だが、今季の離脱は1回1試合だけ。公式戦39試合で 2024.03.14 13:40 Thu
マンチェスター・ユナイテッドは1日、フェネルバフチェからトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥル(25)の獲得を発表した。 正守護神の座こそアンドレ・オナナですぐに埋まったが、ジャック・バトランドに続いて、マチェイ・コヴァルも移籍し、サブGKが手薄なユナイテッド。さらに、ディーン・ヘンダーソンも新天地行きが決まり、よ 2023.09.01 17:35 Fri
マンチェスター・ユナイテッドにさらなるGK補強の動きがあるようだ。 ユナイテッドは今夏にダビド・デ・ヘアに別れを告げ、アンドレ・オナナを正GKに。そのサブはというと、現在はジャック・バトランドとマチェイ・コヴァルの退団に伴って、ディーン・ヘンダーソンとトム・ヒートンが控える。 ただ、ヘンダーソンの方は移籍話 2023.08.21 21:55 Mon

レンジャーズの関連記事

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(35)にレンジャーズがオファーを掲示しているようだ。 スコットランド屈指の名門は今年2月末にフィリップ・クレメント前監督を解任。以降は元キャプテンのバリー・ファーガソン氏を暫定指揮官に据えて、シーズン残りを戦っている。 この間に新シーズ 2025.05.13 16:04 Tue
セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。FW前田大然とMF旗手怜央はフル出場した。 前節、前田の2アシストの活躍などでダンディー・ユナイテッドに快勝しリーグ4連覇を達成したセルティック。王者として臨んだ初のリーグ戦では宿敵レンジャーズと 2025.05.04 22:06 Sun
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係に 2025.04.24 18:40 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグ、アスレティック・ビルバオvsレンジャーズが17日にサン・マメスで行われ、ホームのアスレティックが2-0で勝利。この結果、2戦合計2-0としたアスレティックの準決勝進出が決まった。 アイブロックス・スタジアムで行われた1stレグは、アウェイのアスレティックが数的優位とP 2025.04.18 06:00 Fri

ジャック・バトランドの人気記事ランキング

1

ユナイテッドが移籍ヘンダーソンの穴埋め! トルコ代表GKバユンドゥルを獲得

マンチェスター・ユナイテッドは1日、フェネルバフチェからトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥル(25)の獲得を発表した。 正守護神の座こそアンドレ・オナナですぐに埋まったが、ジャック・バトランドに続いて、マチェイ・コヴァルも移籍し、サブGKが手薄なユナイテッド。さらに、ディーン・ヘンダーソンも新天地行きが決まり、より補強が必要だった。 そのなかで、ヘンダーソンが移籍する前から候補の名前が挙がり、鈴木彩艶やオディッセアス・ヴラホディモスが取り沙汰されたりもしたが、フェネルバフチェ守護神に白羽の矢。そして、この夏のマーケット最終日に加入が決まった。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金額は600万〜700万ユーロ(約9億4000万〜11億円)。契約は2027年6月までで、1年延長オプションが付く。 バユンドゥルはクラブ公式サイトを通じて、「マンチェスター・ユナイテッドに加われ、大変光栄だ。この素晴らしいクラブで初のトルコ代表選手になれたのもね」と喜び、決意を語っている。 「僕は成功に対する情熱があるし、この特別な選手たちによるグループが野望を達成できるようすべてを捧げるよ」 このデッドラインデイにセルヒオ・レギロンや、ソフィアン・アムラバトの獲得も噂されるユナイテッドだが、その一発目としてヘンダーソンの穴埋めを図った格好だ。 2023.09.01 17:35 Fri

レンジャーズの人気記事ランキング

1

スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り

レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu
2

ガスコイン無双!伝説の名手がレンジャーズで見せたハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元イングランド代表MFポール・ガスコイン氏がレンジャーズで決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆リーグ8連覇を決めるハットトリック<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJxcU9VbkZSTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ニューカッスルでデビューしたガスコイン氏は、トッテナムやラツィオでのプレーを経て1995年夏にスコットランドの強豪レンジャーズに加入。多くのタイトルを勝ち取った。 ピッチ外でのトラブルが多かったものの、抜群のフットボールセンスでイギリスの国民的英雄として人気を博したガスコイン氏だが、レンジャーズ時代の1996年4月28日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第35節のアバディーン戦では、圧巻のハットトリックを記録した。 まずは0-1とレンジャーズビハインドの22分、左コーナーキックからボックスの外でボールを受けたガスコインは、華麗なシザースと鋭いターンでDFを翻弄し、ボックス内に侵入。一気に加速してゴール左へ進むと、コースを切りに前に出てきたGKの頭上を越えるゴールを沈め、個人技で同点弾を決めた。 そのまま膠着状態が続き、迎えた82分、自陣で相手からボールを奪ったガスコインがドリブルを開始する。スピードに乗ったドリブルで相手陣内を縦断すると、相手選手2人に挟まれながらもボックス内に侵入し、勢いに乗ったままシュート。ゴール左にシュートが決まり、勝ち越しゴールとなった。 最後は87分、ボックス内でFWゴードン・デューリーが倒され、PKを獲得するとキッカーはガスコイン。落ち着いてゴール右下にシュートを流し込み、ハットトリックを達成した。 試合はそのまま3-1でレンジャーズが勝利。この勝利でリーグ優勝を決めたレンジャーズは、リーグ8連覇を達成している。 <span data-sg-movie-id="803" data-sg-movie-title="【ガスコイン無双!】伝説の名手が決めたハットトリック"></span> 2021.02.18 16:00 Thu
3

レンジャーズがノリッジの多才なMFキャントウェルを獲得!

レンジャーズは23日、ノリッジ・シティからイングランド人MFトッド・キャントウェル(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「13」に決定。契約期間に関しては“長期”のみと伝えられている。 かつて世代別のイングランド代表にも名を連ね、イングランド期待の攻撃的MFと目されたキャントウェル。2019-20シーズンのプレミアリーグでは6ゴールを決め、たびたびステップアップが取り沙汰されていた。 その後、カナリーズの1年でのプレミアリーグ復帰に貢献した生え抜きMFだったが、昨季は思うようにプレー機会を得られず。後半戦はローンプレーヤーとしてボーンマスで過ごし、個人としては2シーズン連続のプレミア昇格を経験した。 昨夏には移籍の可能性もあった中、チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した古巣に帰還。今季ここまではリーグ5位に位置するチームにおいて、リーグ戦18試合に出場していた。 なお、今季途中からレンジャーズを率いるマイケル・ビール監督は、前所属先のQPRで対戦相手としてキャントウェルをチェックしており、「彼は我々のプレースタイルに完全に一致するプレーヤーであり、今後のシーズンでクラブのキープレーヤーになると信じている」と、多才な攻撃的MFの活躍に期待を寄せている。 2023.01.24 05:30 Tue
4

スコットランド名門がアンチェロッティ息子の新指揮官招へい目指す

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(35)にレンジャーズがオファーを掲示しているようだ。 スコットランド屈指の名門は今年2月末にフィリップ・クレメント前監督を解任。以降は元キャプテンのバリー・ファーガソン氏を暫定指揮官に据えて、シーズン残りを戦っている。 この間に新シーズンに向けた指揮官の招へいに動いており、複数人をリストアップしたなか、カルロ・アンチェロッティ監督の息子であるイタリア人指導者の招へいを目指している。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、レンジャーズはダビデ氏の招へいに向けて2028年までの3年契約をオファーしているという。 父カルロは今季限りでのマドリー退任後にブラジル代表指揮官に就任することが決定。また、マドリーの新指揮官就任が決定的なシャビ・アロンソ氏は自身のスタッフを連れてくることが確実なため、ダビデ氏は新天地を求める可能性が高いとみられている。 パリ・サンジェルマン(PSG)やマドリーでフィットネスコーチを務めた後、2016年7月からはカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているダビデ氏。偉大な父親と共にバイエルンやナポリ、エバートン、マドリーで苦楽をともにしてきた。 戦術面に大きな影響を及ぼしている上、監督と選手の橋渡し役としてもドレッシングルームで重要な役割を担っている35歳のイタリア人指揮官に対しては、これまでもスタッド・ランスやレスター・シティ、エバートンといったクラブが招へいへの動きを見せていた。 2025.05.13 16:04 Tue
5

レンジャーズ、バイエルンなどで活躍したロイ・マカーイをアシスタントコーチに招へい!

レンジャーズは22日、かつてバイエルンやデポルティーボで活躍した元オランダ代表FWロイ・マカーイ氏(46)のアシスタントコーチ就任を発表した。 母国のフィテッセでプロキャリアをスタートさせたマカーイ氏は、テネリフェでのプレーを経て1999年にデポルティーボに加入。主力ストライカーとして1999-2000シーズンのリーグ制覇に貢献すると、2001-02シーズンにはコパ・デル・レイを制覇。2003年には29ゴールを記録しピチーチ賞(得点王)とヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州得点王)に輝いた。 そして、2003年にはドイツの盟主バイエルンへステップアップを果たすと、2004-05シーズン、2005-06シーズンのブンデスリーガ、DFBポカール連覇に貢献。2007年に加入したフェイエノールトでは移籍し3シーズンプレーし、2010年4月に現役引退を発表した。 また、引退後の2015年にはジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督が指揮官を務めていたフェイエノールトのアシスタントコーチに就任し指導者としてのキャリアをスタート。2016年からはフェイエノールトⅡの監督を兼任していたが、2019年6月に退任したファン・ブロンクホルスト監督を追うように同年10月に退任していた。 2021.11.23 07:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly