U20W杯開催権剥奪のインドネシアにFIFAが制裁、資金使用を制限

2023.04.07 11:25 Fri
Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は6日、インドネシアサッカー協会(PSSI)への制裁を発表した。

インドネシアは今年5月20日から6月11日にかけてU-20ワールドカップ(W杯)を開催予定。U-20日本代表もU20アジアカップで出場権を獲得していた。

ヨーロッパでは、予選でU-20イスラエル代表が勝ち上がり出場権を獲得。しかし、インドネシア国民の大半がイスラム教徒であり、イスラエルとの国交もないことから、出場への反対運動が高まり、デモや組み合わせ抽選会の中止などの騒動が発生していた。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と、PSSIのエリック・トヒル会長が会談。3月30日に、この事態を重く見て、開催権を剥奪することが決定していた。

FIFAはU-20W杯の開催権剥奪と共に、競技発展を目的とした資金分配システムの「FIFAフォワードプログラム」に関して、インドネシアへの使用を制限することを決定した。
インファンティーノ会長とトヒル会長は、6日にパリで会談を実施。かつてインテルのオーナーでもあったトヒル会長は、草の根からプロまで、早急な改善が必要とされる様々な分野を網羅したインドネシアサッカーの戦略プランの最初の案を発表したとのこと。また、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、国内のサッカーインフラに投資する計画、コミットメントを示したという。

インドネシアでは、2022年10月にスタジアムで悲劇が。試合後にサポーター数千名がピッチに乱入すると、警察が催涙ガスを使用。逃げ出そうとした人々が出入り口に殺到した結果、圧死などで120名以上が命を落とす悲劇が起きていた。

これもスタジアムの整備がなされていなかったこと、そしてキャパシティを超えるチケットが販売されていたことなどが明るみとなり、警察の対応とともに、インドネシアサッカー界のインフラの整備がなされていないことが問題視されていた。

FIFAはトヒル会長から出されたプランを精査するとのこと。資金の凍結をする一方で、サポートは継続し、変革プロセスを推し進めることに力を貸すとしている。

ジャンニ・インファンティーノの関連記事

欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、総会に大遅刻した国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長を非難した。イギリス『BBC』が伝えた。 15日、パラグアイのアスシオンで第75回FIFA総会が行われた。 しかし、インファンティーノ会長は2時間17分の遅刻。理由 2025.05.16 18:10 Fri
国際サッカー連盟(FIFA)は7日、2027年にブラジルで行われる女子ワールドカップ(W杯)の開催都市を発表した。 初の南米での開催となる女子W杯。8つの都市での開催が決定し、FIFAが公式に発表した。 開催地は、ベロオリゾンテ、ブラジリア、フォルタレーザ、ポルト・アレグレ、レシフェ、リオ・デ・ジャネイロ、 2025.05.08 12:20 Thu
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、ロシアの復帰に期待を寄せた。 ロシアは、2022年2月にウクライナへの軍事侵攻を行い、3年が経過した現在もまだ続いている状況だ。この軍事侵攻を受け、ロシア代表とロシアのクラブはFIFA、そして欧州サッカー連盟(UEFA)の大会から追放されている。 2025.04.04 13:15 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、2030年の男子ワールドカップ(W杯)の64チーム拡大計画を「悪い考え」と批判した。『AFP通信』が報じている。 スペインとポルトガル、モロッコの3カ国で共催される2030年W杯は、100周年を記念して第1回大会が開催されたウルグアイとアルゼンチン 2025.04.04 08:30 Fri

インドネシアの関連記事

インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長が、パリ・オリンピック出場を逃したU-23インドネシア代表を労った。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。AFC U23アジアカップで4位となったインドネシアは、アフリカ予選4位のギ 2024.05.10 14:45 Fri
U-23ギニア代表のカバ・ディアワラ監督が、パリ・オリンピック出場を喜びながらも、課題を口にした。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。アフリカ4位のギニアは、アジア4位のインドネシアと対戦した。 出場する15カ国が決定した中、残りの1枠を争う一発勝負。フランスのクレールフォ 2024.05.10 13:25 Fri
パリ・オリンピック(五輪)予選大陸間プレーオフのU-23インドネシア代表vsU-23ギニア代表が9日にフランスのスタッド・ピエール・ピバロで行われ、0-1でギニアが勝利した。この結果、ギニアがパリ五輪出場を決めた。 6日前に行われたU-23アジアカップ3位決定戦でU-23イラク代表に敗れたインドネシアと、昨年6月 2024.05.10 00:15 Fri
U-23日本代表はAFC U23アジアカップを見事に制し、パリ・オリピックの出場権を獲得した中、最後の1枠がまだ決まっていない。 大会スケジュールの変更もあり、アジアが最後まで出場国が1つも決まっていない状況の中、先日AFC U23アジアカップが終了。優勝した日本、準優勝のウズベキスタン、3位決定戦を制したイラク 2024.05.08 17:10 Wed
パリ・オリンピック出場権を獲得したU-23イラク代表のラディ・シェナイシル監督が、改めて五輪出場を喜んだ。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 3日、AFC U23アジアカップの3位決定戦が行われ、U-23イラク代表とU-23インドネシア代表が最後のパリ・オリンピック出場枠を懸けて戦った。 試合 2024.05.04 00:20 Sat

記事をさがす

ジャンニ・インファンティーノの人気記事ランキング

1

女子クラブW杯の計画は頓挫? 16チーム参加で2026年1月開催予定も何も進捗せず…縮小版からスタートの可能性も

世界的に見てもまだまだ女子サッカーの状況は苦しいのかもしれない。 国際サッカー連盟(FIFA)は、2026年に16チームが参加する女子クラブ・ワールドカップ(W杯)の開催を検討していたが、少なくとも1年間は延期になる見通しだという。 FIFAは2024年5月、タイのバンコクで理事会を開催。その際、2026年1月から2月にかけて、16チームによる新たなトーナメント開催の意向を表明していた。 ジャンニ・インファンティーノ会長は「今の所、女子の世界的なクラブの大会はない。しかし、我々は男子のクラブに世界中で女子のクラブを結成するように求めている」と当時発言。「選手たちに世界の舞台で活躍する機会を与え、世界のすべての大陸で成長する機会を与える必要がある」とし、女子クラブ・ワールドカップの開催を表明していた。 しかし、『The Athletic』によれば、その発表から10カ月が経過した現在でも、放送や商業的な契約に加え、主催者、大会方式、参加基準の発表も全くなされていない状況。予定まで1年を切った中では、クラブや各国連盟、リーグ、選手から、少なくとも12カ月の延期が訴えられているという。 その中で浮上しているのが、小規模な女子クラブ・ワールドカップの創設とのこと。4〜6チームが参加し、4年周期で開催予定の16チームによる大会の間の年に開催されるものだという。 男子はこれまで各大陸王者と、開催国王者が出場するクラブ・ワールドカップを開催してきたが、2025年には大幅に大会方式を変更。32チームが参加する世界大会となる。 その中で、インターコンチネンタルカップと呼ばれるかつてのクラブ・ワールドカップが毎年実施。各大陸王者が参加する従来のもので、6チームが参加している。 いずれにしても、5日に行われるFIFA理事会で正式に決定される予定とのこと。クラブレベルでは代表チーム以上に大きな偏りがある今、女子サッカーの大会が世界的な規模で開催される日は少し先になりそうだ。 2025.03.04 13:45 Tue
2

「出場するのにふさわしい国」欧州予選開幕前、世界最速でのW杯出場にFIFA会長が祝福メッセージ「本当におめでとう」

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、日本代表が2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得したことにお祝いのメッセージを送った。 20日、日本代表は2026年北中米W杯アジア最終予選の第7節でバーレーン代表とホームで対戦。前半こそゴールレスで終わったが、後半に鎌田大地、久保建英のゴールが決まり、2-0で勝利。これにより、史上最速で8大会連続8度目のw杯出場を決めた。 欧州予選はこれからスタートする中で、すでにW杯行きを決め、開催国のアメリカ、カナダ、メキシコを除けば世界で最初に出場権を獲得したこととなる。 インファンティーノ会長は、最初に出場権を獲得した日本へ祝福のメッセージを送っている。 「日本の皆さま、おめでとうございます。みなさんは、開催国のカナダ・メキシコ・アメリカを除き、2026 FIFAワールドカップの出場権を獲得した最初の国です。本当におめでとうございます」 「日本はこのワールドカップに出場するのにふさわしい国です。毎回素晴らしいパフォーマンスを見せています」 「カタールで開催された前回のワールドカップのことは、皆が覚えています。日本はとてもスリリングな予選ステージを経て、グループステージを通過し、世界中を感動の渦に包み込みました。そして、2002年ワールドカップでは韓国と共に素晴らしいホスト国であったことも覚えています」 「改めて、本当におめでとうございます。2026年に、アメリカ、カナダ、そしてメキシコでお会いしましょう」 2025.03.21 01:30 Fri
3

新クラブW杯、優勝チームには最大187.5億円の賞金! 浦和は出場するだけで14億円以上+成績で上積みに

国際サッカー連盟(FIFA)は26日、今年6月にアメリカで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の賞金総額を発表した。 これまでは各大陸王者と開催国王者の7チームの出場だったクラブW杯。しかし、FIFAはフォーマットを刷新。今年から開催されるクラブW杯は4年に1度の開催となり、32チームが出場することとなる。 Jリーグからは浦和レッズが出場する今大会。グループステージの組み合わせなど様々なものが決定した中、賞金総額が発表され、10億ドル(約1500億円)が支払われることとなった。 優勝チームには最大で1億2500万ドル(約187億5000万円)が支払われる可能性が。参加料も支払われ、浦和を含めたアジアのチームには955万ドル(約14億3250万円)が支払われることに。ヨーロッパや南米はさらに多くの金額が支払われる。 また、グループステージの3試合に関しては、勝利すると200万ドル(約3億円)、引き分けで100万ドル(約1億5000万円)が支払われ、ベスト16以降も勝利するとその度に賞金が支払われることとなる。 仮に、グループステージから決勝まで全ての試合で勝利した場合は、グループステージで600万ドル(約9億円)、ラウンド16で750万ドル(約11億2500万円)、準々決勝で1312万5000ドル(約19億5875万円)、準決勝で2100万ドル(約31億5000万円)、優勝で4000万ドル(約60億円)が支払われることとなる。 浦和は出場するだけですでに955万ドルを手にすることとなり、クラブW杯に出場することの大きなメリットを手にすることとなった。 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長はコメントしている。 「FIFAクラブW杯の賞金分配モデルはクラブサッカーの頂点を反映しており、7試合のグループステージとプレーオフ形式で構成されるサッカートーナメントとしては史上最高額の賞金となり、優勝者には1億2500万ドルの賞金が支払われる可能性がある」 「参加チームへの賞金に加え、前例のない連帯投資プログラムがあり、世界中のクラブサッカーにさらに2億5000万ドルを提供することを目標としている。この連帯は、サッカーを真にグローバルなものにするための我々の継続的な取り組みに間違いなく大きな後押しとなるだろう」 「それだけでなく、FIFAはこの大会の資金を一切保持しない。すべての収益はクラブサッカーに分配されるからだ。また、FIFA加盟211協会を通じて世界のサッカーの発展のために確保されているFIFAの準備金にも手を付けない」 2025.03.26 20:45 Wed
4

W杯が2年に1度開催? FIFAが推進するプランにUEFA会長が懸念「とても驚かされる」

欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、国際サッカー連盟(FIFA)が考えているワールドカップ(W杯)の開催プランに懸念を示した。イギリス『ガーディアン』が報じた。 来年11月に開幕するカタールW杯に向けて、各大陸で最終予選が行われている中、そのW杯にFIFAが新たな変化をもたらせようとしている。 以前は出場国の数を大きく増加させるプランがあったが、カタールW杯を含めて32カ国のまま行われる。しかし、今回FIFAが考えているのは、「4年に1度」から「2年に1度」に変更するというプランだ。 2年に1度、つまり1年おきにW杯が開催されるというものだが、このプランにはかつてアーセナルで指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル監督も支持をしているものとなっている。 一方で、現在はW杯の間に、ヨーロッパではユーロ、南米ではコパ・アメリカ、北中米カリブ海ではゴールドカップ、アフリカではアフリカ・ネーションズカップ、そしてアジアではアジアカップが開催されているが、W杯が1年おきに来ていては開催が不可能になる。 このプランを受けたチェフェリン会長は、フットボール・サポーターズ・ヨーロッパ(FSE)に宛てた手紙の中で、この件について「極めて妥当で重要な懸念を抱いている」と綴っていた。 またFSEのエグゼクティブ・ディレクターを務めるローナン・エヴァイン氏に対し「UEFAと各国協会は、FIFAの計画に関する報道について、深刻な懸念と重大な懸念を抱いている」と伝え、「UEFAが綿密に精査し、十分な説明責任を果たす」と役得した。 また「この重要な問題に対し、UEFAはあなた方とファンの皆さんの味方であることを約束します」としており「ゲームの利益を守り、主要なステークホルダーとしてのファンの立場を強化するため、我々は協力しなければなりません」と、FIFAの好きにさせないことを誓った。 この2年に1度のW杯開催は、今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想。FIFAもこれに賛同し、元選手であるマイケル・オーウェンやヤヤ・トゥーレなどを起用して支持を表明し、ジャンニ・インファンティーノ会長は実現可能性を探っている段階だ。 しかし、チェフェリン会長はこの構想がしっかりとした精査や議論がなされずに決定することに大きく困惑している。 「この改革がサッカーの組織全体に大きな影響を与えると考えると、連盟、各国協会、リーグ、クラブ、選手、監督、クラブ、そして全てのサッカー関係者にその提案がなされていないにも関わらず、FIFAがその提案を推し進めるPRキャンペーンを展開しているように見えることには、とても驚かされる」 世界一を決めるW杯は4年に1度の開催に価値があるような気がしてならず、大陸王者を決める大会が縮小する可能性や、代表チーム以外にも多大なる影響が出ることを考えると、この構想はどうなるのか。今後を見守る必要がありそうだ。 2021.09.04 12:10 Sat
5

女子W杯が欧州主要5カ国で放送されず? FIFA会長が“失望”の放映権料オファーに激怒

今年7月にオーストラリアとニュージーランドの共催で開催されるFIFA女子ワールドカップ(W杯)だが、ヨーロッパの主要国でテレビ中継が行われないという異例の事態を招く可能性が出てきた。『ロイター通信』が報じている。 なでしこジャパンも参戦し、2023年7月20日から8月20日まで開催される第9回大会。 近年、ヨーロッパを中心に女子サッカーの人気が再び高まっている中、今大会を楽しみにしているファン・サポーターも多く存在するが、出場国であるイングランド(イギリス)、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスのヨーロッパ主要5カ国でテレビ中継が行われない可能性が浮上しているようだ。 現在、ジュネーブで開催された世界貿易機関(WTO)の会合に出席した国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、前述の5カ国の主要報道機関が掲示した放映権料に関して憤りを示し、このまま改善されたオファーが掲示されない場合、5カ国でテレビ中継が行われることはないとの辛辣なコメントを残している。 「はっきりさせておきますが、FIFA女子ワールドカップを安売りしないことは私たちの道徳的および法的義務です」 「したがって、オファーが引き続き公平でない場合、FIFA女子ワールドカップをヨーロッパの“ビッグ5”の国々で放送しないことを余儀なくされます」 なお、インファンティーノ会長によると、男子W杯の放映権料が1億~2億ドル(約137~274億円)だったのに対して、今回前述の国々から掲示された金額は100万~1000万ドル(約1億3700万~13億7000万円)程度だったという。 この大幅なオファーの金額差に関しては、男女W杯における人気、規模の差に加え、時差によってヨーロッパのゴールデンタイムの視聴時間外という事情も背景にあると語られている。 しかし、同会長は「おそらく、ヨーロッパではゴールデンタイムに放送されることはですが、それでも午前9時か10時に放送されるので、かなり妥当な時間だと考えています」と、その言い訳が通用しないと頑なな姿勢を示している。 なお、FIFA監査によると、2019年にフランスで開催された前回大会では、すべてのプラットフォームでの視聴者が約11億2000万人だったという。 2023.05.02 23:30 Tue

インドネシアの人気記事ランキング

1

「日本が綺麗なのは偶然じゃない」堂安律の何気ない行いに対戦相手インドネシアから称賛の声「誰でもできるわけじゃない」

日本代表MF堂安律(フライブルク)の何気ない行いが、インドネシアで話題を呼んでいる。 24日、アジアカップ2023グループD最終節でインドネシアと対戦した日本。堂安はそのインドネシア戦で今大会初先発を飾ると、上田綺世のPK奪取に繋がるパスを送るなど躍動。ゴールはなかったものの、存在感を発揮した。 その堂安がプレーとは違うところでも注目を集めている。 インドネシア『FANTASISTA』の編集者であるアイヌール・ローマン氏が自身のX(旧ツイッター)に1本の動画を投稿。そこにはインドネシア戦での堂安とインドネシア代表MFアルハンとのやり取りが収められていた。 ペットボトルの水を飲んでいた堂安は、水を求めたアルハンにボトルを手渡ししてシェア。互いに軽く背中にタッチすると、堂安は渡し忘れていたボトルのキャップも手渡した。 当たり前とも思える行動。実際に堂安は何事もなかったかのようにその場から去っているが、このシーンにローマン氏が注目。「ポイ捨てをしない習慣は、アドバイスや呼びかけの結果ではなく、訓練の結果です」と、ポイ捨てが常態化していないことに驚いたようだ。 ローマン氏の投稿や、そのシーンを捉えた映像を最初にアップしたユーザーの投稿には、インドネシアの人々から多くの反応が寄せられているほか、複数のインドネシアメディアでもこの場面のことが伝えられている。 その多くは「日本が綺麗なのは偶然じゃない」、「簡単なことだが、誰でもできるわけじゃない」、「ルールが根付いている」、「ドウアンさんありがとう」といったコメント。水をシェアする2人の関係性とキャップを捨てない堂安の行いに様々なコメントが寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【動画】堂安律の何気ない行いがインドネシアで話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="in" dir="ltr">Kebiasaan nggak buang sampah sembarangan bukan hasil imbauan, seruan, ajakan, tetapi latihan, latihan, latihan.. <br> <a href="https://t.co/ZpsNN5JQf7">pic.twitter.com/ZpsNN5JQf7</a></p>&mdash; A. Ainur Rohman (@ainurohman) <a href="https://twitter.com/ainurohman/status/1750185584109518910?ref_src=twsrc%5Etfw">January 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.26 16:00 Fri
2

アジアカップで日本代表を苦しめたインドネシアのロングスローがW杯予選でもさく裂!元東京Vアルハンの一投でトルシエ率いるベトナム撃破

アジアカップ2023で日本代表を苦しめたインドネシア代表のロングスローが、ワールドカップ(W杯)予選でも火を噴いた。 インドネシアは21日、2026北中米W杯アジア2次予選のグループF第3節で、フィリップ・トルシエ監督率いるベトナム代表をホームに迎え、1-0で勝利を収めた。 唯一のゴールが生まれたのは52分、東京ヴェルディにも在籍していたプラタマ・アルハンの一投からだった。 左サイド、決して深くはない位置からのスローインだったが、アルハンのロングスローはノーバウンドでボックス内まで到達。ゴール前で跳ねたボールを相手DFがクリアし損ねる、こぼれ球をエギ・マウラナ・フィクリが蹴り込むと、5万7696人の観衆が詰めかけたスタジアムは大歓声に包まれた。 日本もアジアカップではアルハンのロングスローから失点。飛び道具が脅威となっていたことは記憶に新しい。なお、2選手はハーフタイムの3枚替えに伴い、後半開始から出場。シン・テヨン監督の采配も功を奏した。 今大会は2027年アジアカップの予選も兼ねており、グループ上位2チームはW杯3次予選へ進むとともに、アジアカップ本大会出場権を獲得できる。東南アジアのライバルを下し、1勝1分け1敗としたインドネシアは、3戦全勝のイラクに次ぐグループF2位に浮上。大きな1勝となった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本戦でも脅威となったアルハンのロングスローからインドネシアが決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jAAWN9UTEqo";var video_start = 675;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】アルハンのロングスローから日本がアジアカップで失点したシーン</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="IeLgFc9Usvk";var video_start = 449;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.22 18:30 Fri
3

圧巻直接FKなど開催国カタールが白星スタート! インドネシアは2人退場で苦しい敗戦に【AFC U23アジアカップ】

15日、AFC U23アジアカップが開幕。カタールで行われた今大会の開幕ゲーム(大会の2試合目)となったグループA第1節のU-23カタール代表vsU-23インドネシア代表が行われ、2-0でカタールが勝利した。 本来は2024年1月に開催される予定だったが、2023年夏に開催予定のアジアカップが1月に延期となったことを受け、4月に開催。パリ・オリンピック直前の開催となった。 3.5枠の出場権がアジアにはあり、ベスト4入りが最低条件。グループの上位2カ国が準々決勝に進むことなり、グループAはU-23日本代表がいるグループBとの対戦が決定している。 日本の直接のライバルとなる可能性もあるカタール。試合はカタールのペースで進んでいく中、インドネシアも粘り強い戦いを見せてゴールを許さない。 インドネシアも細かいパスワークで前進していくことに。近年、実力をつけてきていることを示す戦いぶりを見せていく。 互いに大きなチャンスを作れないまま時間が経過。しかし41分、カタールはビルドアップの中でGKからのロングフィードが送られると、バウンドさせたことでボックス内での競り合いに。マフディ・サレムがリスキ・リドのチャージを受けて倒れるとオン・フィールド・レビュー。その結果、カタールにPKが与えられることとなった。 カタールはこのPKをハリド・アリが豪快に蹴り込み、先制に成功。リードして前半を終えることとなった。 苦しみながらも先制に成功したカタール。互いにハーフタイムでは選手交代を行わずに後半がスタート。すると後半開始30秒でイヴァル・ジェナーが相手のヒザにスパイクを当てる行為を見せて2枚目のイエローカードをもらい退場。いきなり数的不利になってしまう。 それでも前に出ていくインドネシアに対し、リードし、数的有利のカタールは後方でしっかりとボールを繋ぎ、時間を使いながらコントロールしていく展開に。インドネシアも攻め込んではいくものの、アタッキングサードの精度が低く決定機が作れない。 すると53分、ボックス手前のやや離れた位置でモスタファ・タレクが倒されてFKを獲得。これをアーメド・アル・ラウィが直接狙うと、壁の右を抜けたシュートが右ポストを叩いてゴール右隅に決まり、カタールが追加点を奪う。 リードを広げ、数的有利でもあるカタール。その後は危なげない試合運びを見せていき、インドネシアの反撃を許さない。 VARチェックなどを含めて11分というアディショナルタイムが与えられた中、93分には再びアクシデント。カタールのモハメド・アヤシュがクリアボールを蹴り出そうとしたところ、ラマダーン・サナンタが後方から足首を完全に踏みつける行為にイエローカード。これはオンフィールド・レビューの対象となると、レッドカードに変更となり、インドネシアは2人目の退場者となってしまった。 結局そのままスコアは動かずに試合終了。開催国カタールは2-0で初戦を白星で飾った。一方のインドネシアは敗戦も去ることながら、いきなり2人を欠くという苦しいスタートとなってしまった。 U-23カタール代表 2-0 U-23インドネシア代表 1-0:45分+1 ハリド・アリ(カタール)[PK] 2-0:54分 アーメド・アル・ラウィ(カタール) 2024.04.16 11:25 Tue
4

「歴史を塗り替える」パリ五輪最後の切符を掴んだギニア、指揮官は目標達成も課題露呈で満足感はなし「大きな問題が起こるリスクが」

U-23ギニア代表のカバ・ディアワラ監督が、パリ・オリンピック出場を喜びながらも、課題を口にした。 9日、パリ・オリンピックの最後の1枠を懸けた大陸間プレーオフが開催。アフリカ4位のギニアは、アジア4位のインドネシアと対戦した。 出場する15カ国が決定した中、残りの1枠を争う一発勝負。フランスのクレールフォンテーヌで行われた試合は、前半にギニアがPKを獲得。これを元バルセロナのイライクス・モリバがしっかりと決めて1-0。その後もギニアが主導権を握り、1-0で勝利を収めた。 試合後、国際サッカー連盟(FIFA)を通じてディアワラ監督がパリ・オリンピック行きを喜ぶコメントを残した。 「我々は出場資格を持っており、この若い選手たちと一緒に歴史を塗り替えている。彼らは勝ち取ることができた」 「ギニアがオリンピックに出場するのは今回が2度目だ。我々は挑戦するために現地に行く」 ただ、出場権を獲得したものの、ディアワラ監督は満足していない様子。インドネシア『Bola.com』がコメントを伝えた。 「この試合は接戦だった。接戦になることはわかっていた。しかしチャンスもたくさんあったなか、自分たちを楽にすることもできなかった」 「A代表であろうと、世代別のチームであろうと問題は同じだ。やはり効率性だ。我々は試合を終わらせることをしなければいけない。前半の終わりには3-0でリードしているはずだった」 ギニア代表も含めた課題はゴール前の決定力。実際にこの試合でも決定は何度もあったが、PKの1点に終わった。 2つの代表チームを兼任するディアワラ監督は、現役時代はボルドーやスタッド・レンヌ、アーセナル、マルセイユ、パリ・サンジェルマン、ウェストハムなどヨーロッパで長らくプレー。その経験からも、大きな大会で勝つためには決定力を改善しなければいけないとした。 「これは私が繰り返し述べてきたことであり、真の発展を遂げなければいけない」 「我々は大きなチームと共にオリンピックに出場することとなる。だから、克服しなければ大きな問題が起こるリスクがある」 2024.05.10 13:25 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly