トッテナムの元フランス代表GK
ウーゴ・ロリスの戦列復帰が近づいている。
ロリスは、2月5日に行われたプレミアリーグ第22節のマンチェスター・シティ戦でフル出場も、試合最終盤のプレーでヒザのじん帯を損傷する重傷を負った。
以降は公式戦9試合の欠場を余儀なくされたが、今回のインターナショナルマッチウィーク期間中に行われたイプスウィッチ・タウンとのフレンドリーマッチで待望の実戦復帰を果たした。
45分ほどプレーしたロリスは、自身のコンディションに手ごたえを感じている。クラブ公式サイトが守護神のコメントを伝えている。
「ピッチに戻れて良かったよ。今後の参考になるといいね」
「確かに長い道のりだったけど、一歩一歩、復帰に近づいている。これからもハードワークを継続したい。とにかく、復帰に向けてサポートしてくれているスタッフ陣に心から感謝を伝えたい」
また、スパーズの正GKはシティ戦での負傷場面を回想。すぐさま深刻なケガであることを自覚したものの、現在は完全に回復したと感じている。
「あれは
ロドリとの接触で、彼が僕の右足を蹴ったとき、僕は動きを感じた。ヒザがうまく反応していなかったんだ」
「ゲームの最後のキックの準備ができていたけど、奇妙なボールを蹴ってしまった。その瞬間、何か問題が生じたことに気づいた」
「翌日、ヒザが腫れてしまったんだ。だけど、今はすべてが大丈夫だと感じているし、これからも一歩一歩進んでいくつもりだ」
今シーズンのロリスはプレミアリーグで21試合に出場。チャンピオンズリーグでも6試合に出場。現在、暫定4位も
アントニオ・コンテ監督の去就が不透明なチームにとって、頼れる守護神の復帰は数少ないポジティブな知らせとなる。
なお、スパーズはインターナショナルマッチウィーク明けの4月3日にエバートン戦、同8日にブライトン戦を控えており、いずれかの試合で守護神が復帰することになりそうだ。
