10人のハイバーニアンに逆転勝利のセルティックが公式戦14連勝!旗手は前半に負傷交代…《スコティッシュ・プレミアシップ》

2023.03.19 02:10 Sun
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Getty Images
セルティックは18日、スコティッシュ・プレミアシップ第29節でハイバーニアンと対戦し3-1で勝利した。

首位を独走するセルティック(勝ち点79)のFW古橋亨梧は83分までプレー、FW前田大然は60分までプレー、MF旗手怜央は12分に負傷交代、DF小林友希はベンチ入りも出場機会せず、DF岩田智輝はベンチ入りせず。

4位のハイバーニアン(勝ち点40)に対し、立ち上がりから攻勢を強めるセルティックだったが12分にアクシデント。プレー中に足を痛めた旗手がピッチに座り込むと、そのままプレー続行不可能となり、ターンブルが緊急投入された。
アクシデントで交代枠を1枚使ったセルティックだが、直後にセットプレーから相手ゴールを脅かす。16分、オライリーの左CKをボックス中央のスターフェルトがヘディングシュートで合わせたが、これはクロスバーを直撃した。

さらにセルティックは、20分にもジョタの右クロスからゴール前に抜け出した古橋が胸でゴールに迫ったが、これは相手GKが好セーブ。23分にはジョンストンの折り返しからジョタにも決定機が訪れたが、これもGKマーシャルの好セーブに阻まれた。

セルティックがゴールの匂いを強める中、24分にさらなる追い風が吹く。ルーズボールを頭で跳ね返したカーター=ヴィッカーズの顔付近まで足を上げる危険なプレーで2枚目のイエローカードを受けたFWユアンが退場に。

数的優位を得たセルティックだったが、不用意なプレーから先制を許す。37分、右CKのポジション争いでスターフェルトがハンロンのユニフォームを引っ張ってしまうと、VARの末にPKを献上。このPKをキャンベルにゴール右下に決められた。

0-1で迎えた後半、セルティックは早い時間に試合を振り出しに戻す。51分、右CKのポジション争いでカーター=ヴィッカーズがハンロンに倒されてPKを獲得。このPKをジョタがゴール右隅に沈めた。

幸先良く同点としたセルティックは、60分に前田やオライリーらを下げてアバダやオ・ヒョンギュらを投入。すると65分、ロングカウンターからターンブルのスルーパスに反応した古橋が決定機を迎えたが、シュートはゴールカバーに戻った相手DFにクリアされた。

その後も猛攻を続けるセルティックは81分、ターンブルの右CKをボックス中央のオ・ヒョンギュがダイビングヘッドでゴール左に叩き込み、逆転に成功。さらに試合終了間際の95分にもハクシャバノビッチがゴールネットを揺らし、試合を決定づける3点目を奪った。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。10人のハイバーニアンに逆転勝利のセルティックが、公式戦14連勝を飾った。

セルティック 3-1 ハイバーニアン
【セルティック】
ジョタ(後7[PK])
オ・ヒョンギュ(後36)
ハクシャバノビッチ(後50)
【ハイバーニアン】
キャンベル(前39[PK])


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