「シーズン最高の試合をしたわけではないが…」三笘&マーチの両ウイングの活躍で勝利したブライトン、指揮官は満足感「パフォーマンスには満足している」

2023.03.16 12:12 Thu
Getty Images
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、クリスタル・パレス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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15日、延期されていたプレミアリーグ第8節でブライトンはホームにクリスタル・パレスを迎えた。
日本代表MF三笘薫も先発したこの試合。リーグ戦2試合で勝ち点をとっているブライトンは立ち上がりに苦しむも、15分に三笘のスルーパスからソリー・マーチが技ありのゴールを決めて先制。その後も追加点のチャンスを作ったがゴールは奪えず。それでも1-0で勝利した。

消化試合が少ない中でも7位に浮上したブライトン。チャンピオンズリーグ(CL)を含めたヨーロッパの大会への出場権獲得が射程圏内にいる状況となった。

デ・ゼルビ監督は試合を振り返り、苦しみながらもパフォーマンスを評価。ホームに駆けつけるファンの存在の大きさについても言及した。
「パフォーマンスには満足している。最初の15分間はとても難しく、我々はパレスのセットアップとは異なる方法で試合を準備してきたが、20分を過ぎると非常に良いプレーができた」

「ウェストハム、フルアム、パレスと彼らのスタジアムでの試合とは違い、我々のパフォーマンスも素晴らしかった。ミッドウィークに行われる試合は、より難しくなることもあるが、勝つために別の方法を見せ、それに値するものだった」

「我々はゲームを終わらせる可能性を作ったが、そうはならなかった。ただ、そうしなければ最後の部分がとても難しくなる可能性があり、我々のためにはクリーンシートが重要だった」

「今夜はプレーのクオリティという点でシーズン最高の試合をしたわけではないが、勝てばファンにとっては最高の気分となる。私は選手たちに早くスタートし、ファンを早く巻き込むように言った。ホームでは、彼らの重要性はとても大きい」

「ソリーはとても良い状態にいて、彼は我々にとって重要な存在であり、彼のゴールは彼とチームにとって重要となる」

「これからはFAカップに向けて準備をしなければいけない。我々にとって重要な試合だ」




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