「感動で涙が出ました!」“1187日ぶり”の「勝ちロコ」に清水サポ歓喜!選手も「最高でした」と大喜び

2023.03.10 18:10 Fri
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©︎J.LEAGUE
3年半ぶりの「勝ちロコ」に選手もサポーターも歓喜した。8日にYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節が行われ、グループBの清水エスパルスは川崎フロンターレと対戦。開始7分までに2ゴールを奪うと、その後は川崎Fの反撃にもあったが3-2で勝利。明治安田生命J2リーグで開幕から3戦引き分けと勝ちきれなかったチームにとって嬉しい初勝利となった。

アイスタに詰めかけたサポーターたちはもちろん初勝利に歓喜。今シーズンからはJリーグの新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインが改定されている中、全席声出し応援の中で勝利の喜びを分かち合った。
すると、試合後には、試合には出場しなかったGK権田修一を筆頭に選手たちがゴール裏のサポーターの前に肩を組んで一列に並ぶと、サポーターたちの声と動きに合わせて選手たちが左右にステップ。清水の代名詞でもある勝利の踊り「勝ちロコ」が行われた。

2019シーズンの最終節以来実に1187日ぶりとなる「勝ちロコ」には、なんと山室晋也社長まで参加。チーム一体となり大盛り上がりだった。

清水の選手たちも「勝ちロコ」に喜び。ゴールマウスを守ったGK大久保択生が「久々の勝ちロコは最高でした」とすると、MF西澤健太も「最高の景色 このために頑張れる。続けていこう!」とコメント。さらに2021年8月から清水でプレーするMF松岡大起は「初めての勝ちロコ!最高でした!次の試合もその次の試合も勝ちロコしたい!」とそれぞれツイッターで綴っている。

クラブの公式SNSが「勝ちロコ」の様子を公開すると、ファンからは「これだからエスパルスファンをやめられないです」、「感動して涙が出ました!」、「最高!」、「」とたくさんの熱い言葉が届いていた。

今シーズン4戦目で初勝利を掴んだ清水。一度でも多く「勝ちロコ」ができることをサポーターも望んでいるはずだ。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CssMqF0BOAe/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">【公式】清水エスパルスSHIMIZU S-PULSE(@spulse_official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.05.26 12:35 Fri
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「自信を感じられる1勝に」好調維持の清水を下し今季初連勝の千葉、小林慶行監督は交代選手称える「間違いなくチームに力を」

ジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督が、清水エスパルス戦の勝利を喜んだ。 17日、明治安田生命J2リーグ第16節で千葉はホームで清水と対戦した。 今シーズンから小林監督が率いる千葉。しかし、開幕から苦しむとここまで連勝がないまま来ていた。 シーズン初の連勝を目指した千葉だったが、前半から互いに譲らずに決定機もあまりないまま時計の針ばかりが進んでいく。 後半に入ってもなかなかゴールは生まれず。それでも選手交代で徐々にペースを握ると、88分にロングスローのこぼれ球をこの日が誕生日の米倉恒貴が蹴り込み先制。最後は攻め込まれるが、しっかりと守り切り1-0で勝利。8戦無敗の清水を下し、今季初の連勝を収めた。 小林監督は試合後の記者会見で、難しい試合になると予想していたが、自分たちがやってきたことをしっかりと出せたと振り返った。 「相手のクオリティだったり、勢いを考えたとき、もちろん難しいゲームになるだろうと思っていた。選手たちと共有したことは、リスペクトし過ぎず、自分たちが積み重ねてきたものを表現できるようにしっかり戦っていこうというところだった」 「もちろん、ゲームの中では彼らのクオリティの部分で押し込まれるシーンだったたりとか、決定機と言われるような場面も作られたかもしれないが、それに対して粘り強く守れていた」 「あとは、自分たちでもチャンスを作れていたというところ。最後の最後で…というところでのシーンはやっぱりあるので、それをなんとかゴールにねじ込めるようにトレーニングしていきたいという部分は、引き続き自分たちの課題として残っている」 「ただ、こういうゲームを物にする。ホームに関してはどんな相手でも勝たなければいけない場所だと思っている。今日もたくさんの方が来てくれた中で、皆さんの喜ぶ顔が見られたのは凄く大きなものになった。次のゲームが近いので、しっかりリカバーしてということも含めて選手に伝え、解散した」 この試合では清水のサイド攻撃に手を焼木、最後は中で崩されるというシーンもあった。ある程度予想はしていた中で、クリーンシートを達成できたことを喜んだ。 「最初のところでサイドハーフのケアや連動で押し返せるシーンを作れれば良かったが、中央で流動的に動かれて、そこを間、間に入られたら外となると、対応は難しい。最後の最後で後ろで跳ね返すしかないということを考えると、致し方ない部分はある」 「自分たちの理想としては大いう形にはしたくない。そういうシーンを作られる、最後の最後は2CBで跳ね返すというのは共有していたので、そういった中でしっかりゼロで守れたと思う」 しっかりと前半を耐えると、後半は中央でボールを奪う回数が増えていく。その結果、最後のゴールにつながった。 「ハーフタイムではしっかり続けていくということ。サイドハーフのところの牽制はもう少しいけるんじゃないか。牽制に関しては引き続きやろう」と選手たちに伝えたという小林監督。選手交代に対しても、「パワーを持った選手が出た時間帯は、スタメンの選手がいる時間もそうでしたが、あのタイミングは自分たちの時間でプレーできていたので、守備の部分でしっかりプレスをかけて、良い奪い方をしたのが大きかったと思う」とコメントした。 そのボール奪取が増えた理由については「それは個の能力だと思う」と語った小林監督。「小林祐介、(見木)友哉もそうだが、彼らのポジショニングや予測。交代して入ってきた(熊谷)アンドリューも含め、彼らの個の力は大きいと思う」と選手たちの個の能力の高さを称えた。 チームとしては「サイドの牽制があり、外に誘導してボールを奪いたいというのがベースとしてある」としながらも、「その中で、彼ら自身がコミュニケーションをとってやっていたかもしれないし、この判断でいけるというのがあったかもしれない」とコメント。ベースがありながら、ピッチ内で選手たちが判断できたことも結果に繋がったようだ。 好調を維持し、直近の2試合で14得点を決めていた清水を完封した。「もちろん凄く大きな自信になると思う。後は新たにチャレンジしていることの結果が出ないと、パワーを出せないというのはチームは生き物なので、抱えていた部分でもある。自分たちがやっていることをしっかり表現しようということ。守備だけでなく、攻撃でもやっていって、さらに自分たちが大きな成長を遂げるための1勝になれればと思った」とコメント。やってきたことへの自信を感じられる1勝になって欲しいと語った。 そしてチームの勝利に大きく貢献した交代選手についても「交代して入ったメンバーが間違いなくチームにさらなる力を与えてくれた」と称賛。「交代メンバーが出た時に相手に対して圧力をかけたいですし、フレッシュなパワーというところ。もっとチームとしてやらなければいけないが、今日のゲームに関しては間違いなくチームにパワーを与えてくれた。そういうチームでありたいと思う」と、スターティングメンバーだけでなく、ベンチメンバーも勝利に貢献できるチームを目指したいとした。 2023.05.18 00:57 Thu
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「勝負はワンプレーで決まる」9試合ぶり黒星の清水、秋葉忠宏監督は失点シーンに喝「全く他人事」「執念が足りない」

清水エスパルスの秋葉忠宏監督が、ジェフユナイテッド千葉戦の敗戦に喝を入れた。 17日、明治安田生命J2リーグ第16節で清水はアウェイで千葉と対戦した。 開幕から7戦未勝利という中で監督交代に踏み切った清水。秋葉忠宏監督が就任してからは、6勝2分けの8戦無敗で5位にまで浮上していた。 3連勝を目指して中3日で臨んだ千葉戦だったが、集中した千葉のパフォーマンスの前に決定的なチャンスをなかなか作れないでいく。 一方で守備面でもしっかりと千葉の攻撃に対応。シュートも互いにそれほど多くなく後半を迎えたが、こう着状態が続く。 清水は選手交代で流れを掴みにいくが、千葉も交代して入った選手が中盤を制圧してボール奪取が増えると、88分にロングスローの流れからこの日が35歳のバースデーだった米倉恒貴がこぼれ球を蹴り込み千葉が先制。そのまま試合は終わり、清水は9試合ぶりに敗戦。秋葉監督就任後のリーグ戦で初黒星となった。 試合後、秋葉監督は失点シーンのプレーに厳しい言葉を並べた。 「勝ち続けると言ってきた中で、ワンプレーの重み。そこがまだまだ足りないから勝ち点を1つも持って帰れない。まだまだヌルさとか、勝つための執念とか、勝ち点を持って帰るだけの力強さとかタフさとか。何が何でも取るんだという執念が足りない」 「(次戦まで)たった3日しかないですけど、しっかりと歯を食いしばって、ファイティングポーズを取り続けて、3日後はリバウンドメンタリティを見せて、必ず勝ち点3を取って清水に帰りたいと思っている」 「そのためにも点が取れなければ、勝ち点3は転がってこない。まだまだチャンスも少ないし、もっともっとゴールに向かう姿勢、ボックス内の人数。コンディションを整え、映像を見るぐらいしかできないですが、全員でやらなければいけないと思っている」 「ただ水曜日にも関わらず、これだけのサポーター・ファミリーが来てくれたことが嬉しいからこそ、彼らにしっかり報いれるように。3日後は大勢また来てくれると思うので、必ずクラブ、サポーター・ファミリー、一丸となって町田に勝ちたいと思う」 ワンプレーで黒星となってしまった清水。選手たちにはそこを注意していたが、それでも出てしまい、2度と同じ過ちで失点はしないと語った。 「ワンプレーの重みだという話。1点差ゲーム、そんなに甘くないと。これからアウェイで千葉、町田と続く中で、ワンプレー。たった1つのプレーで、勝ち点が取れるのか、逃げるのか。そう言うゲームになると言ったにも関わらずだ」 「それ以外では素晴らしいプレーを見せてくれたが、全部がダメということは全くない。ただ、勝負というのはあのワンプレーで決まるので、あそこで必死になってやったのなら問題ないが、ボックス内でボールが弾むなんて、全く他人事にしか見えなかった。ああいったものは今後2度とないように、今回が最後になるようにまたやって行きたいと思う」 また、攻撃面もフィニッシュワークが上手くいかずに無得点。勝つためにはゴールが必要だとし、突き詰めていきたいと語った。 「千葉さんがだいぶリスペクトしてくれて、非常に高い集中力、ホームらしく最後の最後まで粘り強く体を張って守ってきた。でも、こういうゲームは増える。こういう相手にアウェイでも。ホームであれば間違いなく勝ち点3を取れると思うが、アウェイでも相手を捩じ伏せなければ順位は縮まっていかない」 「その中でどう違いを見せるのか、どう執念みたいなもの。たった一歩、1cm、ワンプレーの重みをしっかり受け止めながらやれるかどうかだと思う。チャンスが全くないわけではなかったが、あれをなぜ決められなかったのか。そこにこだわってやっていきたい」 課題が見えた千葉戦。秋葉監督は、まだまだメンタリティの部分が足りていないとかたり、しっかりと結果を残せるようにしたいとした。 「すぐ原因がわかれば苦労はしないが、去年降格する、なかなか勝てないとか、そういうものがまだ抜けきっていないと思う」 「そこを根こそぎ変えるだけのパワーとか、全員で勝つことへの執着。勝って勝って勝ちまくるんだという、勝者・強者のメンタリティ、常勝軍団になるという気概を見せなければ、何もせずに転がってくることはない。まだまだ足りないということなので、今以上に今の2倍、3倍出せるようにやっていきたい」 2023.05.18 00:05 Thu
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