シャルケを8試合ぶりの勝利へ導いたおしゃれなバックヒール弾に脚光!ヌニェスと比較されるもこちらは白星直結

2023.02.26 19:30 Sun
Getty Images
シャルケのドイツ人FWマリウス・バルターが勝利を手繰り寄せた。ブンデスリーガの最下位に沈みながらも、直近4試合連続無失点と光明が差し始めていたシャルケは、25日に第22節でシュツットガルトをホームに迎えた。
シャルケのDF吉田麻也、シュツットガルトのMF遠藤航、MF原口元気、DF伊藤洋輝と、日本代表選手同士の対戦にも注目が集まった残留争いの直接対決は、10分にドミニク・ドレクスラーのゴールでシャルケが先制。5試合ぶりの得点で幸先の良いスタートを切った。

40分にはバルターがおしゃれな追加点。ロドリゴ・サラサールボルナ・ソサを振り切ってボックス右まで切れ込むと、グラウンダーのクロスにバックヒールで合わせてネットを揺らした。

『ESPN』の閲覧者からは、21日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でレアル・マドリーを相手にリバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが決めたゴールを引き合いに出す声が多く上がっているが、シャルケはシュツットガルトの反撃を1点にとどめ、リーグ戦8試合ぶりの勝利。バルターのゴールは大きな意味を持つこととなった。
勝ち点を「16」に伸ばしたシャルケは最下位のままながらも、残留圏の15位・シュツットガルトと3ポイント差に接近。浅野拓磨の所属するボーフム(17位:勝ち点19)を含め、14位のヘルタ・ベルリン(勝ち点20)まで5ポイント差に5チームがひしめく混戦模様となっている。シーズンはまだ3分の1を残しているとはいえ、残留争いは混沌の様相を呈しそうだ。

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