大不振リバプールは「夏に5、6人の選手が去るだろう」 OBが大規模な刷新を予想

2023.02.23 16:09 Thu
Getty Images
かつてリバプールに所属した元イングランド代表MFのダニー・マーフィー氏が、古巣の大規模な戦力入れ替えを予想した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
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4冠に挑戦した昨シーズンから一転、今季は大不振に陥るリバプール。プレミアリーグでは22試合を消化して8位に沈み、EFLカップ(カラバオカップ)やFAカップからはすでに敗退。チャンピオンズリーグ(CL)も21日に行われたラウンド16・1stレグのレアル・マドリー戦で守備が崩壊し、アンフィールドでありながら2-5の大敗を喫した。早くも無冠が濃厚になったチームについて、イギリス『talkSPORT』に出演したマーフィー氏は、今夏の移籍市場でスカッドを刷新しなければならないと指摘。主力の大半が30歳前後となる現在のチームには、新たなエネルギーが必要だと主張した。
「この夏にはチームから5、6人が去ることになるだろう。クロップも、それはすでに理解しているはずだ。そして、クロップはこの問題を解決する機会を得るだろう。彼は100%、その機会を得るに値する」

「ほとんどのファンは私と同じ考えだと思うね。高給を受け取る選手を退団させるのは簡単か? それについては待つしかない。いずれにしても、この夏に4〜5人は新たな選手がやってくるはずだ」
「今のチームには、明らかに契約やキャリアの終わりが近づく選手がいる。たとえば、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンジェームズ・ミルナーには終わりが近づいており、チームにはその分のスペースができるだろう」

ファビーニョもそこに加わるかもしれない。彼の売却額次第で、よりエネルギーに溢れた若い選手をその役割に就かせられる。彼らが去れば、中盤に3つか4つのスペースが生まれ、新しい選手を招き入れるうえで説得力も増すはずだ」

「センターバックについても、ジョエル・マティプは7、8年にわたってチーム所属している。もちろん、マティプは素晴らしい選手で彼を批判したいわけではない。それでも、チームは先に進まなければならない時期に来ている」

「前線には豊富なタレントが揃っているが、戦術を変えなければ3つのポジションに6人もの選手がいる。コーディ・ガクポ、ルイス・ディアス、ジオゴ・ジョタ、ロベルト・フィルミノモハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェスがね」

「6人もの選手は必要ないだろう。だから、そのうち1人はチームを去るかもしれない。彼は新しい選手、新しいエネルギーを取り入れるため、スペースを空ける必要があるんだ」

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