「シーズン最高のプレー」最高の入りを見せるも5失点大敗のリバプール、クロップ監督は「酷いゴールで勝負が決まった」と3失点目悔やむ

2023.02.22 11:42 Wed
Getty Images
リバプールユルゲン・クロップ監督がレアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。21日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでリバプールはホームにマドリーを迎えた。

昨シーズンのCL決勝を含め、直近の6試合で勝てていないリバプール。苦手意識もある一方で、リベンジを果たしたい一戦だった。
調子の上がらないチームだったが、この試合では早々に2点を奪う。開始4分にはスルーパスに抜け出したダルウィン・ヌニェスがヒールで技ありゴールを決めると、14分にはGKティボー・クルトワがバックパスの処理をミスしたところをモハメド・サラーが押し込みリードを2点とする。

これ以上ないスタートを切った試合だったが、ここから一変。21分にヴィニシウス・ジュニオールに技アリのゴールを決められると、36分にはGKアリソン・ベッカーが繋ごうとしたボールがヴィニシウスに当たってゴールイン。前半をイーブンで折り返すと、47分にはボックス左のFKからエデル・ミリトンにヘディングで合わされ逆転を許すと、その後はテンションが下がり、カリム・ベンゼマに2ゴールを奪われ、2-5と大敗に終わった。
クロップ監督はチームのパフォーマンスについて、前半は非常に良かったとコメント。一方で、後半開始早々の失点が試合の流れを変えるターニングポイントになったと語った。

「今夜は全て明白だった。5点全てを与えてしまい、もっと上手くやれたはずだ。ただ、全てが明らかに違っていた」

「試合のスタート、我々の今の状況ではポジティブなステップを踏むことが重要だった。前半は失点した2失点を除けば、おそらくシーズン全体を通して最高のプレーだったと思う。とても好きだった」

「OK、2点目はドタバタの中で決まった。これ以上の守備はできないが、2ゴール目とほぼ同じだった。最初の失点は、守備を改善する必要がある。十分に選手がいたし、誰も足を踏み入れていないなどある」

「とてもタイトで、ヴィニシウスがワールドクラスであることを見せた瞬間もあったが、もっと上手く守れることは明らかだ」

「正直なところ、ハーフタイムはかなりポジティブだった。『OK、こうなったら、このスペースとこのスペースでプレーしなければならない、それを続ければ相手も問題が生じるだろう…』と思っていたら、3失点目に始まり、酷いゴールで今日の勝負が決まってしまった。その瞬間に勢いを失い、それを取り戻すことはできなかった」

「前半は3点目を奪えたかもしれないが、チャンスはあった。後半はレアル・マドリーがやりたい試合だった。彼らが得点した2つのゴールは1つはディフレクトであり、正直言って彼らはあまり良い守備をしていなかった」

「我々は間違った瞬間にボールを失った。これはレアル・マドリーが持つカウンターの脅威に対して明らかに大きな問題であり、それが結果に至った理由だ。それだけだ」

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