メッシの劇的FK弾で3戦ぶり勝利、PSG指揮官「信じられないようなシナリオ」

2023.02.20 12:48 Mon
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
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パリ・サンジェルマン(PSG)は19日に行われたリーグ・アン第24節でリールと対戦。立ち上がりからペースを握ると、11分にフランス代表FWキリアン・ムバッペが個人技から先制ゴールを決め、17分にはブラジル代表FWネイマールが追加点を奪った。序盤から2点のリードを得るも、24分に1点を返され、試合を折り返して58分にもPKから失点し、スコアは同点に。さらに69分には相手に逆転ゴールを許してしまう。それでも、87分にムバッペのゴールで再び同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが見事な直接FKを決め切り、勝ち越しに成功。壮絶な打ち合いを4-3で制し、3試合ぶりの白星を挙げた。
ガルティエ監督は試合後、劇的な展開となった一戦の中でチームが示したメンタリティを称賛。久々の勝利を喜んだ。

「メンタリティを保たなければならない。試合開始から25分間はそれができていたのだが、そこから長い間は精神力を失っていた。しかし、今日は再びそれを取り戻すことができた。最も重要なことは精神的な強さを発揮することだ。もちろん、信じられないようなシナリオだった。感情的にも高揚している」

「終盤の我々は完全に無防備だったが、まだ信じられないような形で好転する可能性があると感じていた。4失点目を喫していたら、それは敗北を意味していたかもしれない」
「3-3で後半のアディショナルタイムに入ったときは選手たちの前向きな姿勢や、相手を限界まで追い詰めようという気持ちが伝わってきた。そして、試合をひっくり返したのはレオへのファウルと、それによって得た彼のフリーキックだった」

「我々は勝利への良い流れに乗らなければならず、負のスパイラルを止めることが重要だったのは明らかだ。もちろん、安堵感はあるが、試合ではもっと集中力を高めなければならない。リールという手強いチームを相手に、2-0とリードしてあれほど素晴らしいスタートを切ったのに、その後に集中力を欠いてしまっていたのは良くない」

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