「ドログバと同じレベル」 モウリーニョ監督は絶好調オシムヘンを評価も「ダイブはやめるべき」

2023.01.30 16:33 Mon
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンに忠告した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2020年夏にナポリへ加入して以来、負傷や新型コロナウイルス感染に悩まされながらもストライカーとして活躍してきたオシムヘン。3シーズン目を迎えた今季はセリエAの16試合で14ゴール4アシストの成績を収め、得点ランキングトップに立つ活躍を見せている。

29日に行われたセリエA第20節のローマ戦でも、圧巻の個人技から先制弾を決めてチームを勝利に導き、首位クラブのエースとして存在感を示した。
しかし、そんな絶好調のオシムヘンに対して、モウリーニョ監督は忠告があるようだ。直接対決が終わった後の記者会見で、指揮官はオシムヘンをかつての教え子であり、共に数多くの栄冠を手にした元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏となぞらえて評価。一方で、将来的にプレミアリーグでプレーするなら、ダイブ癖を直す必要があると指摘した。

「ビクターはドログバと同じレベルにあると私は思っている。ただし、ディディエはああしたダイブはしなかった」

「これからビクターが変わるのであれば、何も問題はないさ。私が大金のあるクラブで指揮していたなら、彼の獲得に動くだろうね。ただ、もし彼がいつかイングランドに行く気であるなら、変わる必要があるだろう。なぜなら、イタリアの人々は彼のダイブに対して寛容な姿勢を見せているが、プレミアリーグでは容赦なく厳しい非難を浴びるだろう」

「私は彼に対して、『素晴らしいゴールを決めるのだから、ダイビングはやめなければならない』と言ったよ。今日も、彼のゴールは素晴らしかった。今シーズン初めに対峙したときも同じようなプレーを見せられたし、素晴らしい選手なのは間違いない。だが、ダイブはやめるべきだ」

関連ニュース
thumb

EL決勝で唯一古巣対戦のラメラがローマとモウを語る

セビージャの元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラが、古巣ローマとの大一番に向けて率直な思いを語った。 2019-20シーズン以来、最多7度目の優勝を目指すセビージャは31日、ブダペストのプスカシュ・アレーナで行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝でローマと対戦する。 準決勝2ndレグでユベントス相手に決勝点を挙げる活躍をみせ、決勝進出の立役者となったラメラは、決勝戦に臨むスカッドで唯一両クラブに在籍した経験を持つ。さらに、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はトッテナムで指導を受けた間柄で、今回の大一番で最も多くの感情を抱く選手だ。 このエモーショナルな一戦を前にスペイン『アス』のインタビューに応じた元アルゼンチン代表MFは、2年間在籍した古巣やポルトガル人指揮官について語った。 母国屈指の名門リーベル・プレートから2011年に加入し、2013年にトッテナムに移籍するまで在籍したローマに関しては、ヨーロッパで初めてプレーしたクラブということもあり、非常に良い印象を抱いている。 「僕にはローマというクラブ、ローマという街について素晴らしい思い出があるんだ。僕にとってヨーロッパで最初のクラブであり、南米から僕を連れてきて契約し、信頼してくれたクラブだった。本当に素晴らしい2年間を過ごさせてもらったよ」 「ここ数年で僕の頭は変わり、よりプロフェッショナルになり、自分自身をより大切にし、異なる方法で試合に備えるようになった。そういう意味では10年前とはすべてが違っているね」 「今でもローマ時代からの友人とのつながりはあるし、時々街を訪れることもあるし、それは素晴らしいことだよ。素晴らしいレストランを知っているし、僕はイタリア料理が本当に好きなんだ」 また、トッテナムで短期間ながらも指導を受けたモウリーニョ監督に対しては、非常に良い関係を築いていたと語っている。 「モウとの関係は良好さ。イギリスで彼と一緒にしばらく過ごしたけど、とても楽しい時間を過ごせたよ。彼は特別な人間で、とても面白い人なんだ。 彼はプレーヤーに多くのことを伝えられるし、チームをここまで導いたのには明確な理由があるんだ。グループを率いる方法を知っている素晴らしい人だ」 さらに、ほぼ同世代であり、ローマの攻撃のキーマンの一人であるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの競演も楽しみにしている。 「パウロのことはよく知っているよ。試合前に彼と話をしたけど、彼のコンディションについては聞かなかったよ。彼はとても素晴らしいプレーヤーだし、決勝でプレーできることを願っているよ」 2023.06.01 00:08 Thu
twitterfacebook
thumb

「最善の方法」ローマDFマンチーニがEL決勝に自信、セビージャにも「素晴らしい相手」

ローマのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニがヨーロッパリーグ(EL)決勝に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。 31日のEL決勝でセビージャと対戦するローマ。昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝し、2年連続でのヨーロッパタイトルがかかるが、その前にはEL史上最多6度の優勝を誇るセビージャが立ちはだかる。 だが、今シーズンの公式戦49試合に出場し、ローマの守備の要となっているマンチーニは決勝に向けて良い準備ができたと自信をうかがわせた。 「毎日、決勝を戦うかのように準備してきたんだ。正しい考え方、心、決意、スキル、戦術を携えて決勝に臨む必要があるからね。この試合は僕たちがプレーしてきたすべての試合と違った意味合いを持つ。ロレンツォ(・ペッレグリーニ)も言っていた通り、ここまでの道のりは厳しくてとても長いものだった。僕たちには、決勝を戦うにふさわしい資格があるよ」 「決勝で90分か、120分を確実に戦い抜くにはかなり多くの要素を組み合わせてプレーする必要がある。僕たちは素晴らしい相手と対戦することを理解していて、この2日間を決勝に向けて準備してきたが、やってきたことや見てきたものが勝利のために最善の方法だったと思っているよ」 2023.05.31 18:52 Wed
twitterfacebook
thumb

「ELは我々の宗教」…セビージャ会長、ハンガリー決戦に「ファンも1万2000人以上来る」

セビージャのホセ・カストロ会長がヨーロッパリーグ(EL)について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 優勝となれば、同クラブが持つ大会最多7度目となるセビージャは31日の決勝でローマと対戦する。相手は昨季のヨーロッパ・カンファレンスリーグに続いて、欧州カップ戦の頂を狙うローマだが、ELのエキスパートとしてだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを下した勢いで立ち向かっていきたいところだ。 そんなセビージャのカストロ会長はイタリア『スカイ・スポーツ』に「ELは我々にとっての宗教だ」と語り、クラブやファンにとって重要な大会だと力を込めた。 「これほど難しく、複雑な1年を過ごしたが、2カ月で物事を好転させ、チーム、監督、組織の状況を好転させた。そうして、7回目のEL決勝を戦うチャンスがある。他のチームはこの機会を投げ捨てたかもしれないが、我々はそうしなかった。この大会は我々にとって、宗教じみたものだからね。我々は努力し、ユナイテッドやユベントスといった偉大な2チームに勝利して、決勝進出を決めた」 「チームはコーチとファンの熱意によって変化を遂げた。そこに問題や距離なんて関係なく、チケットはもう1万3000枚売れている。少なくとも1万2000人のファンが我々を応援するためにスタジアム(ハンガリー)に集まるだろう」 2023.05.31 16:39 Wed
twitterfacebook
thumb

ローマ主将ペッレグリーニ、EL強者セビージャとの決勝へ「スイッチ入れた」

ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニがヨーロッパリーグ(EL)決勝にコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。 31日、大会最多6度の優勝を誇るセビージャとのタイトル戦に挑むローマ。昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝しているローマはELの強者相手に2年連続でのヨーロッパタイトルを目指す。 今シーズン、ローマでキャプテンを務めるペッレグリーニは今回の決勝に「スイッチを入れている」と語り、ここまでの戦いも振り返った。 「僕たちはスイッチを入れている。このような試合に臨むとき、間違いなくそこに至るまでのプロセスを経験しているからだ。僕たちは決勝に至るまでに、自分たちがどれだけの献身と意欲を示してきたかを理解している。だから、スイッチが入ったと言う言葉を使ったんだ」 「もちろん、僕たちは集中力と決意もある。ここに至るまでに多くの努力が必要だったし、決勝だから緊張するのは自然なことであり当然のことだ。ただ、緊張が何かの助けになることもあるんだよ」 2023.05.31 16:10 Wed
twitterfacebook
thumb

「明日は異なる試合に」 EL決勝進出のセビージャ指揮官が決意新たに

セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督が迫るヨーロッパリーグ(EL)決勝にコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。 大会最多7回目の制覇を目指すセビージャは31日の決勝でローマと対戦。ELで抜群の強さを見せるセビージャだが、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督も欧州カップ戦で5つのタイトルを獲得してきた歴戦の強者とあって、激戦が予想される。 3月にセビージャの監督に就任し、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを下してこのファイナルに辿り着いたメンディリバル監督は「異なる試合になる」と気を引き締め直した。 「ここまでのヒストリーを考えると、私が監督に就任したとき、クラブはすでに準々決勝進出を決めていたので、ここまで辿り着いたのは私だけの力ではないと言える。我々は2つの偉大なチームと対戦したが、するべきことをしたので決勝に進出できた」 「この大会におけるこのクラブの歴史は嘘偽りなく、過去20年間で最高のチームだった。私自身、ブダペスト行きの可能性がまだあったし、(ラ・リーガ)残留だけが目的というわけではなかったんだ。これまで2つの偉大なチームを下したからこそ、ここにいる」 「明日は異なる試合になるだろうが、自分たちが持っているものを生かして勝利を目指すつもりだよ」 また、ローマとのタイトルマッチについては「どっちが勝つことになるが、両チームとも決勝進出に値する。この試合以上に大事な試合などない。私は初めてだが、予想や人々の言葉など重要ではなく、正確性と極力ミスをしないのが大事だ」と話している。 2023.05.31 14:57 Wed
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly