ミランOBコスタクルタ氏がローマに苦言、ザニオーロに50億円要求は「実績と釣り合わない」

2023.01.27 19:55 Fri
Getty Images
黄金期のミランを支えたアレッサンドロ・コスタクルタ氏が、不振にあえぐ現在の古巣に言及した。

コスタクルタ氏は現在56歳。現役引退から15年が経過し、今ではイタリアサッカー連盟の副会長を務める重鎮に。イタリア『スカイ』のインタビューでは、ラツィオに0-4の大敗を喫した古巣ミラン、盟友のパオロ・マルディーニSDに言及した。

「ラツィオが並外れていたのか、それともミランがスペースを空けてしまったのか… 試合を見てないからなんとも言えないな。ただ、ステファノ・ピオリ(監督)のチームが受けた心理的ショックは相当だろう」
「きっとパオロは頭を悩ませている。W杯疲れを引きずる選手がいるだろうし、彼自身はマーケットで苦戦しているように思う。パオロとは最近会ってないんだが、冷静に仕事に取り組もうとしているはずさ」

一方、ミランが獲得を断念したローマイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)に関し、ローマ側に苦言。3500万〜4000万ユーロ(約49億〜57億円)とされる要求額は選手の価値に見合わないと語った。
「どう考えても高すぎる。ザニオーロを悪く言うつもりはない。ただ、ピッチで示した実績とそれ(要求額)が釣り合っているとは到底思えない。彼はまだまだこれからキャリアを重ねていく年齢だ」

ザニオーロはボーンマス移籍が濃厚に。ボーンマスが3500万ユーロ(約49億4000万円)越えのオファーをローマに提示し、大筋合意に至ったとされている。

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