チェルシー破ってアーセナルと5pt差に…ペップ「まだ63ptもある」

2023.01.06 09:45 Fri
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Getty Images
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が試合を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

シティは5日のプレミアリーグ第19節でチェルシーと対戦。3日後のFAカップでも激突する両雄の一戦はゴールレスで折り返されるが、59分から出場のFWリヤド・マフレズがその4分後に均衡を破り、シティが勝利した。

ハーフタイムに交代カードも切りながら修正を施して、勝利を呼び込んだグアルディオラ監督はその後半を勝負のポイントに挙げ、中盤インサイドで途中から出場したDFリコ・ルイスの効いた働きぶりを強調した。
「前半の戦いぶりは良くなくて、だらだらした感じで、あまり作れなかった。プレッシングもずさんで、組織がなっていなかったね。後半からマヌとリコを投入したが、ただプレーするだけじゃなく、他の選手をヘルプするクオリティを発揮してくれた」

「リコはその才能がある。彼は我々にとって重要な選手さ。後半は4選手全員のインパクトがとても大きかったし、彼らがゲームを一変させた。後半からまったく違うマン・シティ、違うリズムだったよ。リコは1分目からダイナミックに変化させてくれた」

チェルシーとの接戦を制したシティはこれで首位アーセナルとの勝ち点差を再び「5」に。スペイン人指揮官は優勝争いにも言及している。

「まだ63ポイントもあるし、もっと良くなり続ける必要がある。我々は11月の段階で優勝できるというマインドに晒されているが、そんなのあり得ない。一方、アーセナルや(マンチェスター・)ユナイテッドにそんなプレッシャーなどないんだ」

「5年間で4回もプレミアリーグを優勝した後なのだから、再び選手たちを駆り立てるのはそんなに簡単じゃない。だから、私は今に満足している。もっと近くにいたい思いもあるけど、今のアーセナルを見ていると、首位にいるにふさわしい」


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