巨額オファーもモドリッチは来季もマドリー残留へ

2023.01.02 07:15 Mon
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Getty Images
レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(37)は、来シーズンもエル・ブランコでプレーすることになるようだ。スペイン『アス』が報じている。

2012年にトッテナムから加入して以降、マドリーの中盤に君臨し続ける世界屈指の司令塔。ここまで450試合以上に出場し、20個以上のタイトル獲得に貢献してきたマエストロだが、32歳以上の選手に対しては短期契約を基本とするクラブの哲学もあって、現行契約は今シーズン終了までとなっている。

そういった中、一部では元同僚FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したアル・ナスルを中心に、2030年のワールドカップ(W杯)招致に向けスーパースターの獲得を目指すサウジアラビアのフットボール界が、モドリッチに対して巨額のオファーを準備しているとの報道が出ている。
さらに、以前からスーパースターがプレーし、2026年W杯の開催地となるアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)も、マドリーOBであるデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミなどを中心に獲得の動きを見せているという。

しかし、『アス』が報じるところによれば、前述の巨額オファーにも関わらず、相思相愛のマドリーでのプレーを希望するモドリッチは、少なくともあと1年はクラブに残留する見込みだという。
現時点でクラブと延長に向けた話し合いは行われていないものの、マドリーはモドリッチが延長を望んだ場合、全面的にその決定を支持する見込みだ。

2024年以降に関しては他クラブに移籍する可能性はゼロではないが、現時点ではマドリーでの引退が有力視される。


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