DF陣に負傷者続出のトリノがバレンシアの若手DFヘスス・バスケス獲得に接近か?

2022.12.22 07:30 Thu
Getty Images
トリノバレンシアのU-19スペイン代表DFヘスス・バスケス(19)の獲得に動いているようだ。

トリノでは、カタール・ワールドカップ(W杯)中断中に右サイドバックを務めるコートジボワール代表DFウィルフリード・ステファン・シンゴとナイジェリア代表DFオラ・アイナが揃って負傷。

イバン・ユリッチ監督が採用する[3-5-2]の布陣にとって右ウィングバックは重要なポジションであり、クラブは1月の移籍市場での補強を模索しているようだ。
移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、そんなトリノが白羽の矢が立ったのがバスケスだという。

バレンシアの下部組織出身でバスケスは、来月に20歳を迎える期待の若手DF。2020年12月にトップチームデビューを飾ると、これまで公式戦22試合に出場。主戦場は左サイドバックだが、右サイドでもプレー可能とのことだ。
なお、同選手の移籍金は400万~500万ユーロ(約5億6000万~約7億円)とのことだ。

また、トリノはストライカーの補強にも動いており、現在はローマのウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(27)の獲得を目指しているとのことだ。

トリノの関連記事

インテルのシモーネ・インザーギ監督が11日にアウェイで行われ、2-0で勝利したセリエA第36節トリノ戦後にコメントした。 首位ナポリを4ポイント差で追う2位インテルは、延長戦の末に4-3で競り勝った5日前のバルセロナ戦を受けてターンオーバーを敢行。先発9人を入れ替えて臨んだ中、14分にMFニコラ・ザレフスキが見事 2025.05.12 13:30 Mon
インテルは11日、セリエA第36節でトリノとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。 バルセロナ戦狭間での前節エラス・ヴェローナ戦をウノゼロで制して首位ナポリを3ポイント差で追う2位インテル(勝ち点74)は、延長戦の末に4-3で競り勝った5日前のバルセロナ戦のスタメンからバストーニとビセック以外の9選手を変更して臨 2025.05.12 04:41 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が27日にホームで行われ、2-0で勝利したセリエA第34節トリノ戦後にコメントした。 同日の試合でインテルがローマに敗れたことで勝利すれば第25節以来となる首位浮上のチャンスとなったトリノ戦。ナポリはMFスコット・マクトミネイのドッピエッタで危なげなく勝利を掴み、首位奪還とした。 2025.04.28 12:00 Mon
ナポリは27日、セリエA第34節でトリノをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節モンツァにウノゼロ勝利とし、久々の連勝として首位インテルを捉えた2位ナポリ(勝ち点71)は、ボンジョルノとザンボ・アンギサが先発に復帰。ベストメンバーで臨んだ。 同日の試合でインテルがローマに敗れたため、勝利すれば首位浮上となる 2025.04.28 05:46 Mon
レガ・セリエAは、21日に実施される予定だった全ての試合を延期することを発表した。 21日、バチカンはローマ教皇フランシスコの死去を発表。5週間に渡り感染症の治療を行っていた中、最近退院したものの、88歳で亡くなった。 アルゼンチンのブエノスアイレス出身で、史上初の南米出身者でもあり、史上初のイエズス会出身 2025.04.21 19:45 Mon

記事をさがす

トリノの人気記事ランキング

1

マンチェスター・シティがイタリア代表の23歳リッチに関心? 重傷ロドリの代役候補か

マンチェスター・シティがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)に関心か。 リッチは育成の名門エンポリが輩出したセントラルハーフで、現在はトリノの中枢。早くからビッグクラブ行きが噂されていた23歳は、イタリア代表の9月2試合にいずれも先発出場した。 イギリス『ガーディアン』いわく、MFロドリの重傷に伴い、代役を探すシティが、リッチを候補の1人に。今夏ミランとナポリがリッチに照準を合わせていたなか、考えられる移籍金は3500万ユーロ(約55.5億円)だという。 リッチとトリノの契約は2026年6月まで。同クラブはリッチをエンポリから獲得する際、将来のリセール時に売却益10%をエンポリへ譲る契約を結んでいるとのことだ。 2024.09.29 14:40 Sun
2

トリノがRBライプツィヒから北マケドニア代表MFエルマスを買取OP付きレンタルで獲得…かつてナポリでプレー

トリノは30日、RBライプツィヒの北マケドニア代表MFエリフ・エルマス(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、買い取りオプションもついている契約とのことだ。 エルマスは北マケドニア出身で、母国のラボトニツキからフェネルバフチェに完全移籍。2019年7月にナポリへと完全移籍を果たした。 2024年1月にライプツィヒへと完全移籍。ブンデスリーガで14試合に出場していたが、今シーズンはブンデスリーガで2試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、DFBポカールで1試合の出場に終わっていた。 セリエAではナポリ時代に143試合に出場しており14ゴール10アシストと経験豊富。背番号は11をつけることとなる。 2025.01.30 21:45 Thu
3

トリノの21歳イタリア代表MFリッチ、セリエA上位陣3クラブがオファーを提示するも…

トリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(21)を巡り、セリエAの上位陣が争奪戦を繰り広げているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えている。 リッチは若手選手の育成に定評があるエンポリの下部組織出身。2020-21シーズンのセリエB最優秀若手選手賞に輝くなどエンポリの主力として活躍したのち、今季からトリノへ完全移籍。迎えた今季はセリエA17試合で1得点1アシストを記録している。 エンポリ時代からセリエA上位陣への移籍は噂されていたものの、トリノに来た現在でもその可能性は残っている模様。イタリア『トゥットスポルト』によると、ナポリ、インテル、ミランがトリノに対してオファー済みだという。 だが、トリノはこれらを却下し、リッチを保持する方針を再確認。エンポリから850万ユーロ(約12億円)で釣り上げた自国イタリアの成長株について、3000万ユーロ(約42億5000万円)のオファーでも拒否する考えとのことだ。 2023.03.17 20:46 Fri
4

40歳の元イタリア代表FWクアリアレッラが引退の意向を表明… 夏のサンプドリア退団以降フリーの状態続く

元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun
5

許されざる愚行、自殺未遂経験のある元ユーベのペソット氏にトリノウルトラスが「自殺しろ」のヤジ

▽アトレティコ・マドリーとデポルティボの間で起きた抗争を発端にウルトラス(熱狂的なサポーターグループ)を巡る問題が頻出しているサッカー界だが、先週末にイタリアのユースカップで再び悲しい事件が起きた。イギリス『101greatgoals』が伝えている。 ▽事件が起きたのは、先週末に行われたイタリア・ユースカップ準々決勝、ユベントスユースとトリノユースによる“トリノ・ダービー”の試合後だった。この試合でローカル・ライバルのトリノを退けベスト4進出を決めたユベントスの選手たちとチームスタッフは、ピッチ上で喜びを露にした。 ▽その後、ロッカールームに戻るため観客席の脇を通るユベントスの選手たちを待ち受けていたのは、ダービー敗戦に憤るトリノウルトラスの醜い罵詈雑言の数々だった。 ▽その中で最も聞くに堪えない暴言を浴びたのが、現在ユースチームで監督を務める元イタリア代表MFジャンルカ・ペッソット氏だった。同氏に向けてウルトラスは「娼婦の息子」といったお決まりのヤジとともに「自殺しろ」というヤジを飛ばした。 ▽ペッソット氏は、現役引退後の2006年6月にうつ病に苦しみトリノにあるユベントス本社の3階からロザリオを握って投身自殺を図った過去があった。トリノウルトラスはそういったペッソット氏の過去を当然知っており、同氏の一番触れられたくない部分を“口撃”したのだ。 ▽今回の件に関してFIGC(イタリアサッカー連盟)から正式な処分は発表されていないものの、近日中に何らかの処分が科される見込みだ。 ▽サッカーの技術だけでなく人間形成の場でもあるユースの試合で、こういった事件が起きることは非常に嘆かわしいことだ。今回の件に関してはFIGCの厳正なる対処を望むとともに、ペッソット氏への温かいサポートを期待したい。 2014.12.24 01:18 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly