J2町田のMF山口一真が全治8カ月、DF三鬼海が6〜12カ月の重傷

2022.10.23 12:15 Sun
©︎J.LEAGUE
FC町田ゼルビアは23日、MF山口一真、DF三鬼海の負傷を発表した。

クラブの発表によると、山口は9月28日の練習中に負傷。右ヒザ前十字じん帯断裂と診断され、21日に東京都内の病院で手術を行ったとのことだ。
なお、全治は8カ月とのこと。長期の離脱となってしまった。

一方、三鬼は12日の練習中に負傷。右大腿二頭筋腱断裂と診断され、19日に埼玉県内の病院で手術を行った。こちらは全治6〜12カ月と、来シーズンもプレーできない可能性があるという。

山口は今シーズンの明治安田生命J2リーグで28試合に出場し1得点、三鬼は2試合の出場に終わっていた。

関連ニュース

え? もうすぐ「アレ」が決まりそうになってるじゃん?! の巻/倉井史也のJリーグ

J1は残り6試合で首位の神戸と2位の横浜FMの勝ち点差が1。ここから神戸と勝ち点差6の浦和がまくったらすごいな〜。そう言えば2007年に鹿島が逆転優勝したとき、第28節を終えて首位浦和と3位鹿島の勝ち点差が10だったからあながちあり得なくもない。 あのとき勝ち点差10を逆転したのなら、3位で勝ち点8差の名古屋、4位で9差の鹿島、5位で10差のC大阪もイケるかも……と思ったけど、あのときって鹿島と浦和の直接対決が残ってたんですよね〜。 ええ? 神戸は直接対決が鹿島も浦和も名古屋も残ってるし、何と言っても今週は横浜FMvs神戸の天王山!! しかも大変なことに、横浜FMはC大阪と、浦和は鹿島との直接対決も残してるし、こりゃ本当に最後まで分からない感じじゃないですか。 いろいろ計算してみようと思ったんだけど、まだちょっと複雑すぎて手の指と足の指を総動員してもダメでした。うーん、こりゃ困った……と思っていたら!! なんとJ2はもう思い切り天王山来てるじゃないですか。現状はこうなってます。 1位:町田/勝ち点71/残り7試合 2位:清水/勝ち点64/残り6試合 --------自動昇格-------- 3位:磐田/勝ち点62/残り6試合 4位:東京V/勝ち点61/残り6試合 5位:千葉/勝ち点57/残り6試合 6位:長崎/勝ち点55/残り6試合 --------プレーオフ--------- 7位:岡山/勝ち点54/残り6試合 8位:大分/勝ち点54/残り6試合 9位:甲府/勝ち点53/残り6試合 10位:群馬/勝ち点52/残り7試合 11位:山形/勝ち点52/残り6試合 ということは、 【第37節・第38節(終了時点で町田は残り5試合、磐田と東京Vは残り4試合)】 町田○○→77 町田○△→75 町田○●→74 磐田●●→62 磐田●△→63 磐田△△→64 磐田○●→65 磐田○△→66 東京V●●→61 東京V●△→62 東京V△△→63 東京V○●→64 東京V○△→65 東京V○○→67 つまり町田が連勝すれば、磐田と東京Vの勝ち点が64以下なら、町田が1勝1分なら磐田と東京Vが勝ち点62以下なら、町田悲願の「アレ」になります。2018年、J1クラブライセンスを取得できず「アレ」できなかったからね、おいそれと口にしちゃいけないかもしれないですけど、まぁそんな状態ですよ。 J1がもつれそうなのをいいことに、ちょっと見に行ってみようかな? あ、もちろん金曜日の大一番も外せないですけどね!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.09.29 18:30 Fri
thumb

首位町田が6発圧勝で4戦ぶり白星! 水戸は11戦ぶり黒星…千葉は6連勝【明治安田J2第36節】

23日、明治安田生命J2リーグ第36節の6試合が各地で行われた。 ◆“うっ鬱吹き飛ばす6発圧勝!” 首位・FC町田ゼルビア 初のJ1昇格へ首位をキープするFC町田ゼルビア。昇格プレーオフ圏内で奮闘する5位のV・ファーレン長崎と対戦した今節は27分、長崎のゲームキャプテン中村慶太が危険なタックルで一発退場に。3試合未勝利&無得点と停滞感が漂うなか、早い段階で数的優位となる。 すると36分、[4-4-1]のブロックを敷く長崎を中央→左サイドの展開で崩し、古巣対戦となった翁長聖のクロスにミッチェル・デュークが頭で合わせて先制に成功。さらに前半アディショナルタイム6分、鈴木準弥がFKを直接叩き込み、前半を2点リードで終える。 さらに72分、バスケス・バイロンが右サイドを切り裂き、ゴール前へラストパス。走り込んだ藤尾翔太が右足で流し込んで3点目をゲットした。その後も松井蓮之のJリーグ初ゴールが生まれるなど3点を追加した町田。3試合未勝利&無得点という、うっ鬱を吹き飛ばすには十分すぎる6-0の圧勝となった。 ◆“前田退場が痛手に…” 12位・水戸ホーリーホック 序盤戦から中盤戦にかけての低迷を脱し、10試合無敗で12位まで浮上してきた水戸ホーリーホック。今節は勝ち点6差の11位・大分トリニータと対戦し、数的不利となった末、惜敗を喫して11試合ぶりの黒星となった。 痛恨だった前田椋介のレッドカード。長崎の中村同様、腕章を巻いて先発した背番号10は38分、大分の渡邉新太に対するタックルで2枚目の警告を受け、水戸は前半で10人に。58分、その渡邉に豪快な左足弾を叩き込まれ、0-1の敗戦となった。 ◆“上昇続く” 6位・ジェフユナイテッド千葉 破竹の5連勝で一気にJ1昇格プレーオフ圏に割って入った6位のジェフユナイテッド千葉は17位のベガルタ仙台をホームに迎え撃っての今節に。その今節も流れよく、41分に佐々木翔悟のゴールで先手を奪う。 1-0の後半も56分に呉屋大翔がネットを揺らし、仙台の突き放しに成功。85分に中島元彦の一発を浴びるが、アディショナルタイムに米倉恒貴がトドメを刺し、5位に浮上した。 ◆第36節 ▽9月23日(土) ブラウブリッツ秋田 1-1モンテディオ山形 水戸ホーリーホック 0-1 大分トリニータ V・ファーレン長崎 0-6 FC町田ゼルビア いわきFC 1-0 ツエーゲン金沢 ジェフユナイテッド千葉 3-1 ベガルタ仙台 レノファ山口FC 1-0 ザスパクサツ群馬 ▽9月24日(日) 《13:00》 ファジアーノ岡山 vs ジュビロ磐田 清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府 《16:00》 東京ヴェルディ vs 藤枝MYFC 徳島ヴォルティス vs 大宮アルディージャ 《19:00》 ロアッソ熊本 vs 栃木SC 2023.09.23 21:30 Sat

快勝清水が今季初の自動昇格圏浮上!足踏み町田へも5ポイント差に迫る【明治安田J2第35節】

17日、明治安田生命J2リーグ第35節の3試合が各地で行われた。 首位のFC町田ゼルビアは16位・藤枝MYFCの敵地へ乗り込み、チャンスを量産しながらも引き分けに終わった。 町田は開始早々の藤尾翔太のヘッドがGK北村海チディのスーパーセーブに阻まれ、59分には左クロスにミッチェル・デュークが合わせるも、ヘディングシュートは枠に嫌われる。 藤枝も矢村健が好機を演出しゴールに迫るが、町田のGK福井光輝も好セーブを披露。町田は9月に入り3戦無得点で2分け1敗と、足踏みが続いている。 対して、12試合負けなし中、着実に勝ち点を積み上げる3位の清水エスパルスは、3連敗で4試合未勝利と対照的に苦しむ21位・ツエーゲン金沢をアウェイで下した。 清水は8分、金沢のビルドアップをはめ込み、岸本武流が鋭いアプローチから相手ボックス右脇で奪い切ると、ラストパスを2試合ぶり先発復帰のカルリーニョス・ジュニオが難なく決めて先手を取る。 16分には梶浦勇輝の右足がクロスバーを叩き、ヒヤリとさせられたが、35分にはセットプレーから追加点を奪取。右CKからサインプレーを駆使して白崎凌兵がクロスを入れると、これが藤村慶太のオウンゴールを誘発した。 69分には原輝綺の持ち運びを起点にゴールに迫り、チアゴ・サンタナが2戦連発となるミドルを沈めて二桁得点に乗せると、守備陣もクリーンシートを達成。連勝で今季初の自動昇格圏に浮上し、町田との勝ち点差も「5」まで縮めている。 また、10位・ザスパクサツ群馬と18位・いわきFCの一戦は、中塩大貴の決勝点で群馬が辛勝。3試合ぶりの白星で、J1昇格プレーオフ圏内まで3ポイント差の8位に浮上している。 ◆明治安田生命J2リーグ第35節 ▽9月17日(日) ツエーゲン金沢 0-3 清水エスパルス 藤枝MYFC 0-0 FC町田ゼルビア ザスパクサツ群馬 1-0 いわきFC ▽9月16日(土) ブラウブリッツ秋田 0-0 V・ファーレン長崎 ベガルタ仙台 0-1 水戸ホーリーホック 大宮アルディージャ 0-3 ロアッソ熊本 モンテディオ山形 2-0 ファジアーノ岡山 栃木SC 0-1 ジェフユナイテッド千葉 ジュビロ磐田 0-0 レノファ山口FC 大分トリニータ 3-3 徳島ヴォルティス ▽9月15日(金) ヴァンフォーレ甲府 1-1 東京ヴェルディ 2023.09.17 21:19 Sun

J2首位の町田、関東学院大FW芦部晃生の来季加入内定を発表 「ゼルビアの名前を背負って必死に戦います」

FC町田ゼルビアは8日、関東学院大学のFW芦部晃生(22)の2024シーズン加入内定を発表した。今シーズンは特別指定選手としてプレー可能となる。 芦部は宮城県出身で、地元の仙台商業高校から関東学院大学へと進学。大学はそのプレースタイルを「強気なプレーで相手DFを切り裂き、得点やアシストを量産するドリブラー」と紹介している。 芦部自身も町田の公式サイトを通じ、加入の喜びを寄せている。 「この度、2024年シーズンから加入することが内定しました、関東学院大学の芦部晃生です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアをFC町田ゼルビアでスタートできることを大変嬉しく思います」 「これまで支えてくださった指導者、仲間、友人、何より1番近くで大好きなサッカーに取り組む私を見守ってくれた家族。私に携わってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」 「初めてFC町田ゼルビアの練習に参加させていただいた際には、とても温かく迎えてくれるチームスタッフ、選手の皆さんがいました。そして、ゼルビアには人生をかけて応援しているファン・サポーターの方々がいるということも理解しています」 「こうした全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、自分の特徴であるスピードを活かしたプレーでのゴール、チャンスメイクで得点に絡み、また、献身的な守備でいち早くチームに貢献できるよう、日々努力していきます」 「最後にファン・サポーターの皆様へ。子供の頃、住んでいた町の町花がサルビアでした。育てていたこともあり、思い入れのある花です。また、サッカー選手として、強くしなやかな欅のような選手になりたいと思っています」 「『ゼルビア』は、25年以上もの間、皆様が話し合い築き上げ、そして大切にしてきたチーム名でありクラブ。今日から私も皆様と一緒に大切にさせてください。ゼルビアの名前を背負って必死に戦いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」 2023.09.08 15:00 Fri

町田の躍進で期待したいこと/六川亨の日本サッカー見聞録

Jリーグも今シーズンは約2ヶ月を残すのみとなった。J1は神戸と横浜FMが激しいつばぜり合いをしているが、J2では昨シーズン15位の町田が2位の磐田に勝点9差で独走態勢に入りつつある。昨シーズンのオフには大型補強により多くの選手が入れ替わった。新監督に元青森山田高校の黒田剛氏を招聘し、さらにヘッドコーチには元鳥栖監督の金明輝氏をヘッドハンティングした。 選手が大幅に入れ替わったことと、指導体制が一新されたことで開幕前は先行きを不安視する声もあったが、手堅いサッカーで結果を出すことにより初のJ1昇格へまい進している。エリキとミッチェル・デュークというJでも実績のある選手に加え、シーズン中には東京ヴェルディから教え子のバスケス・バイロンを引き抜くなど戦力補強に余念がなかった。 さらに8月19日には得点ランク1位(当時)だったエリキが左膝前十字じん帯断裂など全治8ヶ月の重傷で離脱を余儀なくされた。 余談ではあるが、神戸の齋藤未月も全治1年の重傷を負った。確たるデータがあるわけではないが、今シーズンは大けがを負う選手が多いような印象がある。シーズン移行の監督会議では、「夏場のケガと冬場のケガでの特徴や違いはあるのか」といった質問が出たという。酷暑による疲労から注意力が散漫になったことが大けがにつながったのか。大けがにもかかわらず、主審は笛を吹かなかった原因はどこにあったのかなど、今後の検証に期待したい。 町田に話を戻すと、得点源の離脱はかなりの痛手だろう。ところが9月5日、武漢からアデミウソンを完全移籍で獲得した。移籍ウィンドウの閉まる3日前の早業だった。 飲酒運転で日本を離れなければならなかったが、シティ・グループのお眼鏡にかなって横浜FM入りしただけに、その実力は折り紙付き。2016年から20年まではG大阪に所属し、16年と19年にはチーム内最多得点者となっている。そんな実力者を2週間ほどで獲得した町田の資金力とフロントの決断の早さは、神戸や横浜FMと変わらないと言っていいだろう。 町田の残り9試合で厄介なのは5位の長崎と、10位ながらプレーオフ進出に手の届く甲府くらい。残りの7チームの多くは残留争いをしているだけに、油断さえしなければJ1昇格は1試合ごとに近づいてくるはずだ。 むしろ楽しみなのは昇格した際の補強と言える。J1でも当然のことながらリーグ優勝を目標にするだろう。その際にどのようなビッグネームを獲得するのか。そしてそれが、楽天やメルカリ、MIXI、DMM TVがスポンサードする神戸、鹿島、FC東京、福岡といったチームにどのような相乗効果をもたらすのか、こちらも興味深いところである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2023.09.07 20:00 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly