相模原が町田からDF三鬼海を完全移籍で獲得、今季途中に期限付き移籍で加入「日々全力を尽くしていきます」

2024.12.20 09:30 Fri
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SC相模原は20日、FC町田ゼルビアから期限付き移籍で加入していたDF三鬼海(31)が完全移籍で加入することを発表した。

三鬼は2011年に加入した町田でプロデビュー。その後、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、モンテディオ山形でのプレーも経験し、2021年から再び町田でプレーしている。

しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱を断裂。全治6~12カ月の大ケガを負うと、その後は出場機会を確保できず、今年7月に相模原へ期限付き移籍。相模原ではJ3リーグ7試合に出場していた。
完全移籍に切り替わる三鬼は両クラブを通じてコメントしている。

◆SC相模原
「FC町田ゼルビアから完全移籍で加入させていただくことになりました三鬼海です。今シーズンたくさんのご声援ありがとうございました。目標達成できず悔しい思いを来シーズン晴らすべく日々全力を尽くしていきます。変わらぬご声援よろしくお願い致します!必ず昇格しましょう!VOLLGAS!」
◆FC町田ゼルビア
「この度、SC相模原に完全移籍することになりました。FC町田ゼルビアでの約9年間本当にありがとうございました。17歳で入団し、たくさんの経験をさせていただいたこのクラブでの時間は、僕にとってかけがえのないものとなりました」

「若い頃のやんちゃな日々から、大人になり、家族を持つことができ、町田での生活を大切に思いながら日々努力してきました。自分の力不足で思い描いていたイメージとはかけ離れたものとなりましたが、たくさんの方の支えで乗り越えることができました。本当に感謝しています」

「町田を去ることを考えると、寂しさが込み上げますが、これからのFC町田ゼルビアのさらなる飛躍を心より願っています。僕自身もSC相模原での活躍を皆様に届けられるようまだまだ頑張りたいと思います!
FC町田ゼルビアを通じて出会ったすべて方々、そして僕を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」

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【明治安田J3第12節まとめ】首位・栃木Cは八戸とゴールレスドロー、2位FC大阪は首位と勝ち点で並ぶ白星

明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 <h3>【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け</h3> 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。栃木Cは4分に相澤ピーターコアミのロングフィードに抜け出したピーター・ウタカがGK大西勝俉をかわしてシュートを放つが、ポストに嫌われる。 ここまで9試合無敗を続けている栃木Cがペースを握っていく中で、4試合連続ゴール中の田中パウロ淳一に5試合連続ゴールの期待もかかったが、0-0のゴールレスドローに終わった。 <h3>【奈良vs宮崎】宮崎がしっかりと勝ち切り3位浮上</h3> 5位の奈良クラブ(勝ち点19)と4位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点19)の勝ち点で並ぶ戦い。中2日での戦いとなった両者だが、アウェイの宮崎が押し込んでいく展開となる。 3分にはパスに抜け出た吉澤柊がシュートも、ミートせずに枠外に。5分にはボックス内で阿野真拓がシュートも、GKマルク・ヴィトがセーブする。 24分には左サイドのスペースに抜け出た下川陽太が前に出てきたGKの頭上を越えるループシュートを沈めるもこれはオフサイド。ゴールレスで試合を折り返すと、防戦だった奈良は58分にビッグチャンス。ボックス手前で川谷凪がボールを奪うと、ボックス右からグラウンダーのクロス。これを田村 亮介がダイレクトで合わせるがGKイ・チュンウォンがセーブ。こぼれ球を田村 翔太がシュートするとブロックされるも、岡田 優希が再びシュートを狙うが右ポストに嫌われる。 ゴールレスのまま迎えた中、88分に試合が動く。相手の横パスをインターセプトした井上怜がそのまま持ち出してGKとの一対一を決めて宮崎が先制。0-1で勝利した宮崎が3位に浮上した。 <h3>【FC大阪vs松本】エースのゴールでFC大阪が首位に勝ち点で並ぶ</h3> 2位のFC大阪(勝ち点22)と10位の松本山雅FC(勝ち点15)の試合。勝てば首位の栃木Cに勝ち点で並ぶFC大阪は序盤からペースを握っていく展開となる。 しかし、互いになかなかゴールが奪えない展開に。それでも松本は38分にチャンス。小川大貴がボックス手前から左足シュートも枠の右に外れる。すると40分にFC大阪が先制。センターサークル内で佐藤諒が左サイドからのパスをダイレクトで前線へ送ると、抜け出した島田拓海が落ち着いて流し込みゴール。島田は3試合連続ゴールとなった。 FC大阪はさらに42分にもビッグチャンス。左からのクロスをファーサイドで増田隼司がヘッド。これはGK大内一生がセーブすると、こぼれ球を佐藤がシュートも、GK大内が体を張って止める。 後半は互いにゴールを目指すも、やはりゴールが遠い展開に。結局前半のゴールが決め手となり、1-0でFC大阪が勝利し、首位の栃木Cと勝ち点で並ぶこととなった。 その他、FC琉球に勝利した鹿児島ユナイテッドFCが5位、ツエーゲン金沢に勝利したギラヴァンツ北九州が6位に浮上し、昇格プレーオフ圏内に入った。 <h3>◆明治安田J3リーグ第12節</h3> ▽5/6(火) 福島ユナイテッドFC 2-4 ザスパ群馬 【福島】 中村翼(後10) 清水一雅(後51) 【群馬】 青木翔大(前39) 小西宏登(前43) 高橋勇利也(後14) 米原秀亮(後27) ヴァンラーレ八戸 0-0 栃木シティ 栃木SC 1-0 AC長野パルセイロ 【栃木SC】 矢野貴章(後46) SC相模原 1-0 ガイナーレ鳥取 【相模原】 加藤大育(後43) ツエーゲン金沢 0-1 ギラヴァンツ北九州 【北九州】 河辺駿太郎(前24) 奈良クラブ 0-1 テゲバジャーロ宮崎 【宮崎】 井上怜(後43) 高知ユナイテッドSC 0-2 カマタマーレ讃岐 【讃岐】 附木雄也(後34) 大野耀平(後40) FC琉球 1-2 鹿児島ユナイテッドFC 【琉球】 高木大輔(前29) 【鹿児島】 近藤慶一(前11) 岡崎慎(後47) FC岐阜 3-2 アスルクラロ沼津 【岐阜】 ドゥドゥ(前3) 横山智也(前7) 西谷亮(前11) 【沼津】 鈴木拳士郎(前38) 菅井拓也(後24) ▽5/7(水) FC大阪 1-0 松本山雅FC 【FC大阪】 島田拓海(前40) 2025.05.07 21:02 Wed
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相模原が沼津を退団していたGK大畑拓也を獲得「全力でプレーします」

▽SC相模原は16日、アスルクラロ沼津を退団していたGK大畑拓也(26)の加入を発表した。 ▽大畑はジュビロ磐田ユース出身で、2009年にトップチームへ昇格。しかし、出場機会がないと2011年に順天堂大学へと進学した。2015年に沼津へと加入していた。 ▽沼津ではJFLの2シーズンで29試合に出場。しかし、昨シーズン限りで退団していた。大畑はクラブを通じてコメントしている。 「この移籍に関わってくださった全ての人に感謝します。相模原に加入できたことを嬉しく思います。全力でプレーします」 2017.02.16 18:08 Thu
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相模原がブラジル2部のMFファブリシオ・バイアーノと3部のFWブルーノ・サントスを獲得!

SC相模原は19日、ブラジル人MFファブリシオ・バイアーノ(31)とブラジル人FWブルーノ・サントス(27)の加入を発表した。 ファブリシオ・バイアーノはこれまで母国国内の複数クラブを渡り歩き、ポルトガルやトルコでもプレー。2023シーズンは前半戦をカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBのアヴァイで過ごすと、後半戦は同リーグ内のロンドリーナで戦い、リーグ戦10試合に出場した。 ブルーノ・サントスもこれまでブラジル中心のキャリアを送り、今回が初来日。2023シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエCのサンベルナルドでプレーし、18試合5得点を記録した。 両選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆MFファブリシオ・バイアーノ 「初めまして。ファブリシオ・バイアーノです。自分の夢でもあった、SC相模原のような日本の素晴らしいチームのユニフォームを着てプレイ出来ることをとてもうれしく思います。このすばらしい機会を与えてもらえた事に感謝し、責任と献身性を持ってチームの勝利、目標のために長いシーズンを戦いたいと思います。そしてサポーターのみなさんと共に目標を達成したいと思います」 ◆FWブルーノ・サントス 「初めまして。ブルーノ・サントスです。日本の相模原の街に初めて来ましたが、すごく居心地の良い所でみなさん親切にしてくれてすぐに好きになりました。この街にあるSC相模原でたくさん試合に勝利しチームの目標であるJ2昇格を達成できるように努力したいです。そしてサポーターのみなさんと共に良いシーズンを送りたいです」 2024.01.19 12:42 Fri
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相模原がMF半田優希、MF金竜滉の契約満了を発表

▽SC相模原は9日、MF半田優希(19)、MF金竜滉(22)の契約が満了を迎え、来シーズンの契約を結ばないことを発表した。 ▽昨年に相模原に加入した半田だったが、今シーズンの出場はなかった。今シーズンから加入した金竜滉も出場機会はなかった。両選手はクラブ公式サイトを通じて次のように語っている。 ◆MF半田優希 「一年半ありがとうございました。この一年半は自分にとって一番の貴重な時間だったと思ってます。選手、スタッフの皆さんに感謝します。サポーターの皆さんにはチームを去ることになってしまったことを心から申し訳ないと思ってます。ここで学んだことを次のステージで生かしていきたいと思います」 ◆MF金竜滉 「1年間という短い期間でしたが様々な経験をする事が出来ました。それを自分の財産として今後とも邁進していく所存でございます。1年間本当にありがとうございました」 2016.12.09 15:39 Fri

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